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しもさんの「気になる一言」
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2019年02月05日(火)
いい一日を送らずに・・・意味のある一日を送って。

映画「あなたの旅立ち、綴ります」(マーク・ペリントン監督)から。
人生の終わりを見据えた嫌われ者の老婦人ハリエット・ローラーが、
「最高の訃報記事」ができるように自分を変えることを決意し、
それを実行に移す行動力は見事なものだった。
特に、81歳でDJになった彼女のラジオ視聴者へ向けたメッセージは
とても説得力のある素敵な投げかけであった。
「ハリエット・ローラーです。新しい朝がきました。
いい一日を送らずに、本物の一日を送って。自分に正直な一日を送るのよ
いい一日なんて、みじめなだけ。それが私の意見よ、忘れないで
家事や宿題をする時も、運転や遊びや仕事をする時も、
意味のある一日を送って。
ではお届けします、意味のある一日になりますように」
私たちは、ついつい「いい一日」を送ろうとする。
でもその「いい一日」を振り返ると、何も残っていなく、
日記を書こうと思っても、ネタがない・・なんてこともしばしば。
だからこそ彼女は「意味のある一日」を過ごして欲しい、と訴える。
それは「本物の一日」とか「自分に正直な一日」と言い換えているけど
「いい一日」でなくてもいい、いや「いい一日」を過ごそうと思うこと、
それ自体が「寂しく、惨めなこと」と言っている。
私もこれからは「いい一日」ではなく「意味のある一日」を意識したい、
そしてその積み重ねが「意味のある人生」に繋がると信じて。



2019年02月04日(月)
「立春とは名ばかりで・・」はありませんでした

昨晩、ちょっぴり照れながら、小声になってしまった
「節分」の豆まきを終え、翌日は「立春」。
自分の記憶の中で、こんな暖かい「立春」は珍しく、
この頃投函する手紙やメールには、必ずと言っていいほど
「立春とは名ばかりで、まだまだ寒い日が続きますが、
いかがお過ごしですか?」と冒頭に綴ることが習慣になっていたが、
今年の「立春」は、名ばかりではなかったので、メモをした。
「立春」の今日から「立夏」の前日までが「春」ということになり、
俳句の世界では、明るい「季語」が目白押しで、ウキウキ気分となる。
しかし、この暖かさもほんの一瞬で、また寒さが戻るに違いない。
俳句の世界では、夏の暑さも「立秋」を過ぎると、
「残暑」「秋暑」と呼ばれるのと同じように、「立春」後の寒さは
「余寒」「春寒」と呼び名が変わることを覚えておくと、楽しい。
私の場合「春」と言ったら、ヴィヴァルディ作曲の「四季」のうち、
一番明るい雰囲気の「春・第1楽章」かなぁ。



2019年02月03日(日)
空気が乾燥しているから川霧が発生しない?

12月下旬、アユの産卵が終わりを告げた頃、
柿田川の景色の主役は、川霧(毛嵐)に変わっていた。
ちょうどその頃、空気(気温)が急に冷たくなり、
川の温度(15度)との差が、水蒸気となって川面に立ちこめる。
これまた、柿田川の風物詩と言っても過言でない、
幻想的な光景が、川全体を包むのだが、
今年に入ってから、ちょっと異変が起きていた。(気がする)
例年なら、一番寒い時期に入る今頃が、その白さを際だたせ、
毎日のように、シャッターを切るのだが、今年は少ない。
「なぜだろう?」
好奇心で、その理由が知りたくなってしまった。
地球の温暖化?・暖冬?・黒潮の蛇行?、いろいろ考えたが、
自分を納得させる理由が見つからずにいた。
毎日歩いて感じているので、手の冷たさから空気は冷たい、
気温と水温の差は大きいはず、それなのに川霧が発生しない。
辿り着いた結論は「雨が降らず、空気の異常乾燥」だった。
(私の憶測だから、はっきりしたことはわかりませんが・・)
先日、久し振りの雨と思ったら、案の定、川霧が発生した。
今日も、夕方から雨が降り出したし、明日の朝が楽しみだ。
私の仮説だけど、記しておこうっと。
「空気が乾燥しているから川霧が発生しない」



2019年02月02日(土)
放送予定は、新しい元号の5月5日です

テレビ静岡制作の「テレビ寺子屋」公開録画を、
町制施行55周年記念事業として、開催した。
講師は「歌手・教育学博士」の「アグネス・チャン」さん。
2回分の話を、平成31年2月2日(土)に録画したが、
放送予定は1回目が「平成31年4月21日」2回目は「5月5日」、
ディレクターの女性がそう説明された後、
「あっ・・」と小さな声で呟いたかと思うと、こう続けた。
「2回目の放送予定は、新しい元号の5月5日です」
そうか、あと数ヶ月で新しい元号になるんだな、と感じ、
私たちも、元号を気をつけなくては・・と思った。
講話内容は、メモも取らなかったし、放送日のお楽しみ。
ただ「アグネス・チャン」を一目見ようとする人たちが
多く集まり、とても楽しい「テレビ寺子屋」だった気がする。
お金を掛けずとも、こんなに多くの人に喜んでもらえる企画、
これこそ、行政の腕の見せ所って感じなんだろうなぁ。

P.S.(とりあえず、2回分のタイトルだけ)
(1) 「東ウクライナ〜忘れられた前線の子供達」
  (その戦争の意味意義はどこにあるのか)
(2)「未来に生きる子供達の教育の基本は家庭にある」
  (多種多様に変化する社会に対応する力は家庭で育てる)



2019年02月01日(金)
「名前は?」「ハン」「ハンなんだ?、家族は?」・・「ハン・ソロ」

映画「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」
(ロン・ハワード監督)から。
解説どおり「ハン・ソロの若き日の姿を描いている」
しかし初めは「ハン」という名前だけだったことを知った。
ある場所で、主人公が名前を訊かれるシーンがある。
「名前は?」「ハン」「ハンなんだ?、家族は?」と、短い会話が続き
「家族はいない、俺独りだ」と答えたら「ハン・ソロ」と名付けられ、
組織への入隊が承認された。
「独り」イコール「ひとり」・・だから「ソロ」というわけだ。
ちょっとしたネタになるかな・・と思ってメモをした。
全体的には「生き延びる」というフレーズがよく使われている。
あるシーンで「なぜ俺が生き延びてきたと思う?、誰も信じないからだ。
「『皆が裏切る』そう思っていれば傷つかない」
「寂しい生き方だな」「生き延びるためだ」
またあるシーンでは「俺たちが勝つ」と言えば
「勝ち負けじゃない。とにかく生き延びること。それが目的」と言う。
この頃は「生き延びる」ことで精一杯だったことが推測された。
こんな若き日を過ごした彼が、その後、大きな舞台へと飛び出して行く。
だから、スターウォーズって面白いんだろうなぁ。

P.S
「ハン・ソロ」は相棒の「チューバッカ」とは、
ルークやレイアと出会う前に、こうやって出会ってたんだな。



2019年01月31日(木)
えっ、これも1959年(60年前)?

ネットで「1959年(昭和34年)に起きたことを調べていたら
驚くようなことが溢れていたので、私の呟きを一言にした。
「えっ、これも1959年(60年前)?」
実は、この驚きには2つの意味がある。
「もう60年も経ったのか」と「まだ60年前のことなのか」
特に、世界の出来事では、後者「まだ60年」の驚きが強い。
「キューバ革命」
「シャルル・ド・ゴールがフランス初代大統領となる」
「シンガポールが独立」
「アラスカがアメリカ49番目の州となる」
「ハワイがアメリカ50番目の州となる」
国内の出来事では、前者「もう60年」の驚きがあった。
「NHK教育テレビの放送が始まる」
「昭和基地に置き去りにしたタロとジロの生存確認」
「皇太子明仁親王(今上天皇)と正田美智子が結婚」
「IOC総会で、1964年の夏季オリンピック開催地が東京に決まる」
さらに60年前に誕生し、もう既に姿を消した
少年漫画雑誌「週刊少年サンデー」(小学館)や
「週刊少年マガジン」(講談社)など、時代の流れの速さを感じた。
時にはこうして、歴史を振り返るのも悪くないな。
新しい発見と気付きがあるから・・。



2019年01月30日(水)
定価「800円」の本が「823円」(汗)

あるお店で、ちょっと面白そうな特集を組んでいた本を見つけ、
「定価800円」(本体762円)を確認してレジで会計したら、
なにも説明なしに「823円です」と言われて
「えっ、定価800円って書いてありましたよ」と確認したら、
「本体価格が762円なので・・」とサラッと返された。
あっ、この本ちょっと古そうだな、と思っていたので、
慌てて発行日を確認したら「2014年3月1日発行」。
なるほど「消費税5%」の時の定価だったのか、と納得し、
「3%の差額分ってことですね」と店員に、再度確認した。
「はい、そうです」とは言ったものの、どうもしっくりこない。
古い本を大切にしていて、販売しているのは理解できるが、
レジを打つときに、定価のところを示して、
「お客様、この本は消費税5%の時の価格なので、
差額分を頂戴することになりますがよろしいですか?」くらいの
接待トークは必要なんじゃないかな、と思うからだ。
消費税を3%、5%、8%に上げた年月日を覚えておかないと、
こういったトラブルが、あと9か月後には必ず起こると思うから。
特に、古本など、定価が印刷されているものには、要注意だな。



2019年01月29日(火)
友情は瞬間が咲かせる花であり、時間が実らせる果実である

1月13日、無事に終えた「成人式」の感想を、我が課のスタッフが、
業務報告で、こう記していた。
「友情は瞬間が咲かせる花であり、時間が実らせる果実である」
ドイツの劇作家、アウグスト・ファン・コッツェーブーの言葉らしい。
友情は、最初の出会いの瞬間に何かひらめくものが必要だが、
本当の友情に至るには、時間を掛けた醸成が必要だということ。
そんな意味なのだと思う。
中学校を卒業して約5年の若者たちが、当時の友だちを見つけ
「懐かし〜い」と駆け寄る姿を目の前にして、同じことを思った。
まだまだ社会に出ていない彼ら彼女らが、これから長い期間を経て、
2回目(40歳)、3回目(60歳)の年齢になっても、
その関係を持続できたら、その時こそ「友人」(竹馬の友)と呼べる
人生の「果実」が手に入っているのかもしれない。
それは、いつも一緒にいる、という学生時代の「友人」ではなく、
年間に数度しか会わなくてもお互いを心配し合う
大人の「友人・親友・悪友」という関係になっているということ。
「果実」の数はそんなに多くなくてもいい気がしている。



2019年01月28日(月)
無名の時から娘を支援し続けた日本の恩義を尊重した

全豪オープン女子テニス優勝の「大坂なおみ」選手の記事、
いろいろ読み漁ったけれど、コーチがイケメンとか、
家族構成とか、そんな記事は興味がなかった。
しかし、私の心を打ったのは「二重国籍」の彼女が、
3歳で米国に移住したにも関わらず、日本を選んだ理由。
ハイチ出身の父、フランソワさんの判断らしいのだが、
彼女が頭角を表してから、多額の支援を約束したと
伝えられている米国よりも、
無名の時から娘を支援し続けてくれた日本の恩義を尊重した、
そんなコメントにハッとさせられた。
日本全国の自治体で同じようなことが起きているからだ。
無名の時は、大した支援もせずに、一躍有名になると、
「わが街の出身だ」「わが街で育った」・・等の理由で
「親善大使」「観光大使」「ふるさと大使」などを依頼し、
機会あるごとに、自治体PRをお願いする光景を何度も見てきた。
さらに、また新しい著名人が見つかると、すぐに乗り換える、
そんな「自治体の広報戦略」が浮かんだからか、
彼女が「日本人で登録」を選んでくれた理由を目にして嬉しかった。
地道な支援こそ、花開いた時の感激は格別なのだと思う。



2019年01月27日(日)
私の来年の目標は、もっと日本語を喋ること

昔「O・N」と言えば・・「王・長嶋」と決まっていた。
しかし、今は「大坂・なおみ」選手。(Osaka Naomi)
こうした言葉遊びがしたくなるほど、感動的な試合だった。
(全豪オープンテニス 女子決勝戦)
怒られちゃうかもしれないけれど、第2セットを取られた時点で
正直、負けるかな・・と思った。(しばらくテレビを消してしまった)
それほど、メンタル的なダメージが大きかったセットだったはず。
それなのに「トイレタイム?」(笑)から戻ってきた彼女は、
また元の冷静さを取り戻していた・・そこが私の関心ごと。
どうやって、あの状態から立ち直れたのか、あの短い時間で。
スポーツ紙もテレビも、彼女の特集番組を組むのであれば、
是非、私たちのためにも、あのメンタルコントロールに焦点を当て
そのノウハウの一部を紹介して欲しい。
彼女の明るさと謙虚さが、全世界の人々を虜にしているけれど、
それが「日本人」ということで、私たちの誇りともなっている。
誰よりも「日本人」ということを意識しているな、と感じた、
昨年インタビューに答えた彼女の目標を記しておきたい。
「私の来年の目標は、もっと日本語を喋ること」