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しもさんの「気になる一言」
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2018年12月26日(水)
当事者の「本気度」が試されている「改革」

いま、教員の世界を中心に「働き方改革」が叫ばれている。
巷にも「行政改革」「公務員制度改革」「年金制度改革」・・
「改革」という言葉が、新聞紙上を賑わせていますが、
本来の「改革」という言葉の意味は、
従来の制度などを改めて、より良いものにすること。
それに対して「改善」は、悪いところを改めてよくすること。
今までの事務の流れを変えただけでは「改善」の域を超えず、
悪い状態に陥った「仕組み」を変えなければ「改革」とは言えない。
いわゆる「パラダイム・シフト」(構造の枠組みを変える)
もう1つ付け加えるとすれば「改革には痛みが伴う」ということ。
誰も傷つかない「改革」なんてあり得ないのだから。
そんなことを感じた、昨今の「改革ブーム」である。
「当事者の『本気度』が試されている『改革』とも言えるかな。



2018年12月25日(火)
質が収益を高める

映画「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
(スティーブン・スピルバーグ監督)から。
題材は「ベトナム戦争」だけど、テーマは「報道の自由」だ。
そして、報道の使命とは何か?を強く考えさせられた。
「権力を見張らなくてはならない、
我々がその任を負わなければ誰がやる?
報道の自由を守るのは報道しかない」と言い切るシーン。
また「趣意書にはこうもある」と前置きして
「新聞の使命はすなわち『優れた取材と記事』と。
「それに」とさらに付け加えるように
「新聞は国民の繁栄と報道の自由のために尽くすべきである」と。
ではどうするか?と考えた時、冒頭シーンにヒントがあった。
「10万の兵力を追加して改善せず、それは悪化と同じだ。
うちの読者はエリート層で教養があり要求も高い。
だから腕のいい記者に投資する。質が収益を高める」
そう、読者の要求に応えられるような記事を書ける記者こそ、
大切にしなければならない、と言っている。
最後に、裁判所の判事が、ダメ押しのように意見を述べた。
「建国の父たちは報道の自由に保護を与えた。
民主主義における基本的役割を果たすためだ。
報道が伝えるべきは、国民だ、統治者ではない」
質の良い記者の記事は誰もが読みたがるから、新聞が売れる。
そういうことなんだろうなぁ。



2018年12月24日(月)
「いつもの曲で、いつものようにフィナーレ」に感謝

毎年恒例の「クリスマス・イベント」と言えば、
地元、沼津商業高校吹奏楽部の定期演奏会。(今年は第58回)。
沼津文化センター大ホールを2日間埋めつくす彼らの演奏会は、
私だけでなく、多くの観客の心を温かくしてくれているようだ。
懐かしんだり、元気づけられたり、ワクワクさせられたり、
毎年、感謝感謝の演奏会である。
定番ソングの「情熱大陸」「あの鐘を鳴らすのはあなた」で
なぜか涙腺が緩むのは、毎年のことだし、
会場が真っ暗の中、ボキッと折って発光するあの棒で
演奏する高校生と観客の私たちでつくるイルミネーションも、
もう照れなくなった。
いつもの曲で、いつものようにフィナーレを迎えた時、
あぁ、また一年、無事に過ごせてよかったなぁ、と
心から思ったので、今年は記憶として残したい。
「スピード」と「変化」か求められるこの時代、
「恒例」「定番」で、こんなに癒されるんだ、と実感したから。
「ベストセラーよりロングセラーが好き」。
私の嗜好にピッタリの「クリスマス・イベント」だからこそ、
来年の演奏会を楽しみに、毎日を大切に生きていきたいな。



2018年12月23日(日)
マイナス100からカウントアップ

昨日、「カウントダウン」の話を書いた。
それも残り少ない「公務員生活」を惜しむような表現で・・。(汗)
そうしたら、職場の先輩から、アドバイスのコメントをいただいた。
そんなに焦るのなら、という意味の「じゃあ」と前置きをして、
「例えばマイナス100からカウントアップしてはどうでしょうか?」と。
私にはその発想がなかったので、素敵だなと思ってメモをした。
よく考えてみると、私だけでなく、そしてイベトン屋さんだけでなく
世の中全体が「カウントダウン」好きである。
ロケットの打ち上げなどは、当然のように「カウントダウン」。
私達の生活、一番近いところでは「新年までのカウントダウン」
「東京オリンピック、パラリンビック」までのカウントダウン。
街中を見渡すと「○○まで、あと〜日」のカウンドタウンボードは、
いたるところで見かける。
だから、何も気にせず「カウンドダウン」という単語を使うが、
プラス思考、マイナス思考の観点から言えば、
「カウントアップ」の方が、何か理にかなっている気がする。
目標に向かって、少しずつ努力てして「0」目指してを浮上する、
さらに「0」を通過して、どんどん上に向かっているイメージができる。
「カウントアップ」・・これからは、この単語、流行らせたいな。



2018年12月22日(土)
新しい門出(4/1)まで、あと「100」日

以前、カウントダウン好きの私が、
「あと・・日」の表をエクセルで作った話を書いた。
そしてその表で、昨晩(12/21時点)、あと100日だと知った。
4/1の時は、まだまだ・・(あと365日)と思っていたが、
さすがに、この数字を目にするとちょっぴり焦ってきた。(汗)
今日(12/22)の時点で、もう2桁の「99日」となる。
土日・祝日、年末年始の休暇なども引くと、わずか「61日」ほど。
私にとっての難関は、31年度の新年度予算を審議する3月議会よりも、
この期間に、溜めに溜めた名刺の整理や、書類の断捨離をすること、
さらに、新しい課長への「引継書」も時間が掛かりそうだ。
書類やパンフレット、さらには、下手くそな字で書き殴ったメモ帳も、
もう必要がなくなるかと思うと、気持ちが落ち着かない。
しかし、いつか使うかも知れない・・なんて考える必要はなく、
一度、思いきって「公務員生活の断捨離」をしなくては・・と思う。
暖かくなったら・・なんて言っていられないな。
今年の年末年始は、忙しくなりそうだ。



2018年12月21日(金)
裏山C

Facebookの投稿記事を眺めていると、
元の投稿よりも、その記事に対するコメントの方が面白い。
今回見つけたのは「裏山C」
正直、どう読むのかわからなかったけれど、
前後のコメントを読んだら「うらやまし〜い」と判明。
確か「ポケモンGO!」の記事だったかなぁ。
元の投稿は「こんな珍しいポケモンをゲットしました」
「レベル40に達しました」など、ほぼ自慢ネタだけど、
不思議なことに、炎上することなく、
「おめでとう」とか「素晴らしい」など歓喜の渦。
ネットに慣れている人たちだからだろうか、
どんな投稿・コメントをすると、バッシングを浴びるか、
承知しているかのような感じさえする。
それでも「裏山C」は、私の笑いのツボにはまった。
このレベルになると「誤字・脱字」ではなく、
笑いのセンスがある人だなぁ、と思う。
今度、使ってみようかな、「裏山C」



2018年12月20日(木)
ねぇ、10億円当たったらどうする?

通勤経路になっている宝くじ売り場、
一日に何度も通る場所だけに、いろいろな声が耳に入る。
今は「年末ジャンボ」の売り出し期間だから、
休日ともなると、ラーメンの人気店のように列が出来る。
その横をすり抜けようとしたら、当然のように
「ねぇ、10億円当たったらどうする?」の会話が交わされている。
男性の多くは「当たってから考えるさ」と言うらしいが、
それもつまらないフレーズだな、と思う。
たしかに手垢のついた諺「捕らぬ狸の皮算用」だけれど、
それを考えることが楽しい、というものだ。
ちなみに意味は、
「(まだ捕えないうちから狸の皮の売買を考えることから)
不確実な事柄に期待をかけて、それをもとにした計画を
あれこれ考えること」
「まだ手に入れていないうちから当てにして、
儲けを計算したり、あれこれ計画を立てたりすること」
それがなければ、宝くじなんて買わないと思うのだが(笑)。



2018年12月19日(水)
丸いケーキを5等分するには?

年末に向けて忘年会が続くと、いろいろな企画が登場する。
誕生日に近い人がいれば、ケーキなのだけれど、
先日も5人で1個のケーキを分けることにした時のこと。
どうやって分けるのかな?と楽しみにしていたら、
まぁ、きっちりのような、おおまかな5等分が出来た。
分度器持ってきて、72度ずつに分けたら?とか、
文系、理系の分け方があって面白かった。
そんな様子を、ビールとワインを抱えて眺めていたら、
「しもさんならどう分ける?」と聴かれたので、こう答えた。
「まずは、ケーキいらない人?、ケーキ嫌いな人?って訊く。
1人いれば、4等分だから簡単だし、誰も文句が出ない。
それとも、ジャンケンして、勝った人から、
好きな分だけ食べれる、というルールを決める」と答えた。
要は、丸いケーキを正確に分けることが目的ではなく、
誰からも文句が出ないように分配すればいいのだから、
そんなもんじゃないのかな?(汗)



2018年12月18日(火)
12月12日は「十二国記の日」

私の2013年を代表する熟語に選んだ「十二国記」、
作家・小野不由美さんが執筆する、一応「ファンタジー」。
私にとっては「まちづくりのお手本」だったり、
「リーダー学」だったり、多角的に参考になるケースが多い。 
私たちでは発想できない、壮大なスケールに感動しながら、
シリーズ次回作を楽しみにしていたが、なかなか情報がない。
もしかしたら、このまま終わってしまうのかな?と
「十二国記」オタクの仲間たちと話していたら、
とても嬉しい情報が、12月12日のfacebookにアップされた。
「新作の第一稿が出版社に届いた」というお知らせ。
ファンにとっては、待ちに待った作品と言っても過言ではない。
これで「2019年刊行」の期待が深まった。
今回の気になる一言は、その吉報をお知らせする情報の冒頭、
「「十二国記の日」に、嬉しいお知らせがあります。」と。
あっ、それは知らなかった・・とさっそくメモをした。
「12月12日は『十二国記の日』」
ということは、もしかしたら刊行は、来年の12月12日?
「十二国記の日」、新しい手帳にメモしたのは言うまでもない。



2018年12月17日(月)
トルコ政府は今日までこの罪を認めていない

映画「THE PROMISE 君への誓い」(テリー・ジョージ監督)から。
監督が手掛けた映画「ホテル・ルワンダ」も衝撃的だったけれど、
今回も、ドキュメント作品と間違えるほど緊迫した様子が描かれている。
作品概要では「150万人が犠牲となったオスマン帝国による
アルメニア人大量虐殺事件を題材に、
事件に翻弄された3人の男女を描いたヒューマンドラマ」とあったが、
映画のラストに、こんなメッセージが表示されて驚いた。
「1915年9月12日
フランス海軍は4000人以上のアルメニア人をモーセ山から救出した。
20世紀初の大虐殺で150万人のアルメニア人が命を落とした。
トルコ政府は今日までこの罪を認めていない」
製作国が「スペイン・アメリカ合作」とあり、何か意図的なモノを感じた。
日本といえば「トルコ」とは、親交が深いはず。
第二次世界大戦でも、日本に対して軍事行動を一切行わなかったし、
戦後も、日本に対して賠償金その他の請求を一切行わなかった、
さらに、1985年イラン・イラク戦争でのイラン在留邦人の救出に
トルコ航空機が出動、200名以上が救出されたことも記憶に新しい。
だからこそ、このメッセージが気にかかったのかもしれない。