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しもさんの「気になる一言」
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2018年12月17日(月)
トルコ政府は今日までこの罪を認めていない

映画「THE PROMISE 君への誓い」(テリー・ジョージ監督)から。
監督が手掛けた映画「ホテル・ルワンダ」も衝撃的だったけれど、
今回も、ドキュメント作品と間違えるほど緊迫した様子が描かれている。
作品概要では「150万人が犠牲となったオスマン帝国による
アルメニア人大量虐殺事件を題材に、
事件に翻弄された3人の男女を描いたヒューマンドラマ」とあったが、
映画のラストに、こんなメッセージが表示されて驚いた。
「1915年9月12日
フランス海軍は4000人以上のアルメニア人をモーセ山から救出した。
20世紀初の大虐殺で150万人のアルメニア人が命を落とした。
トルコ政府は今日までこの罪を認めていない」
製作国が「スペイン・アメリカ合作」とあり、何か意図的なモノを感じた。
日本といえば「トルコ」とは、親交が深いはず。
第二次世界大戦でも、日本に対して軍事行動を一切行わなかったし、
戦後も、日本に対して賠償金その他の請求を一切行わなかった、
さらに、1985年イラン・イラク戦争でのイラン在留邦人の救出に
トルコ航空機が出動、200名以上が救出されたことも記憶に新しい。
だからこそ、このメッセージが気にかかったのかもしれない。



2018年12月16日(日)
写真は「記録・投稿・個展・商品」

同じ「写真」に関しても、その扱い方により大きな差がある。
そんなことを実感したので、記録として残しておきたい。
まずは、柿田川の定点観測ではないが、日課として「記録」する。
次に、記録写真を「投稿」作品のレベルにまで引き上げる。
ただ何も考えず、撮影してSNSに投稿するだけではなく、
誰からも「作品」として認められるまで、試行錯誤する。
実は、このレベルが、けっこうハードルが高いことを知った。
これほ乗り越えると、あとは数を集めて、いや、数を絞って、
他人に見せても恥ずかしくない、と自分で納得したら
数年に一度「個展」を企画してみることも、楽しいかもしれない。
しかし、単に見てもらうことを意識した写真と、
「商品」として、販売を意識した写真とは、格が違うようだ。
何を撮影したのかわからないような、芸術作品ではなく、
誰が見てもわかりやすいものだったり、
キャッチコピーをいれられるスペースを確保した構図だったり。
でも、調べれば調べるほど、奥が深い写真。
それを「スマホ写真」で挑戦しようとしている私がいる。
私らしいと言えば私らしいけれど。(汗)



2018年12月15日(土)
あなたの愛は昨日の新聞みたい

映画「ナチュラルウーマン」(セバスティアン・レリオ監督)から。
自分らしさを守るために行動した、トランスジェンダーの女性、
その主人公マリーナ役を自身もトランスジェンダーの歌手が演じた。
話題性としては面白いが、物語としては今ひとつだった。
それでも気になる一言は、その彼女が冒頭に歌った歌詞から。
「あなたの愛は昨日の新聞みたい。
誰ひとりもう読みたくない。朝刊を見た時は衝撃的だった。
お昼にはみんなに知れ渡り、午後にはもう忘れ去られた。
あなたの愛は昨日の新聞みたい。
一面には見出しがいっぱい、あなたはどこでも人気者。
私はあなたの名前を切り抜いて、忘却のあるばむに貼り付ける。
あなたの愛は昨日の新聞みたい。
昨日の新聞を読んでどうする?、ニュースはみんな知っている。
もう読みたくない。
あなたは役立たずよ、ベイビー。ゴミ箱にポイ。
あなたを愛して支えてきた、だけどもう愛してない」
この例えは、なかなか新鮮で、私のメモは溢れた。
「あなたの愛と掛けて、昨日の新聞と説く。
その心は「あなたは役立たず、ゴミ箱にポイ」ってことなんだろうな。



2018年12月14日(金)
きっとあなたの「楽しい」が見つかる!

ウォーキングで街を徘徊していると、いろいろ看板に書かれた
キャッチコピーが私を立ち止らせてくれる。(汗)
今回は「スポーツジム」の前に書かれていたフレーズ。
「きっとあなたの『好き』が見つかる!」
何かを始める前に、躊躇するのは「続くかな?」という不安と、
どんなスポーツなんだろう?という知識不足からくる不安。
そんな心配を吹っ飛ばしてくれ、後ろから背中を押してくれる、
キャッチコピーを見つけると、なんだか嬉しくなる。
そのうえで、私なら・・というフレーズを創るのも好きだ。
今回の場合なら、上達のレベルに照らし合わせると
「詳しい」より「好き」、「好き」より「楽しい」と思える方が
モノゴトは上達するって耳にしたことがあるから、
「きっとあなたの『楽しい』が見つかる!」かな。
これ「柿田川大学」のポスターに使おうかなぁ。



2018年12月13日(木)
獲らないってば・・撮るけど。(録るけど)

先日まで、アユの大群を狙って、ダイサギ・アオサギ・カワウなどが
食べ放題・入れ食い状態で、岸近くまで押し寄せていた。
私は、その様子を撮ろうと、そ〜っと近づくのだが、バタバタと逃げられる。
さすがに、鳥は音とか人の気配に敏感だな、と気付かされる。
(アオサギは鈍感なのか、近付いても反応が遅いけれど・・(汗))
こんな市街地で、鉄砲で撃つことはないけれど、
やはり、人の気配などにも敏感で、警戒心が強いことには違いない。
私のカメラが、望遠レンズ付きの一眼カメラなら、
遠くから撮影出来るのかもしれないが、変なこだわりがあり、
スマホ撮影(私の場合「iPhone-SE)に挑戦している。
だから、どうしても泥棒のように「抜き足、差し足、忍び足」、
あと少しのところで、大群に逃げられると、
「獲らないってば・・撮るけど。(録るけど)」と叫びたくなる。
鳥たちには、漢字変換機能が備わってないから、わからないな。
いやいや、その前に、日本語通じないから・・(酔)



2018年12月12日(水)
飲み放題「焼酎割・ワイン」、どれがワイン?

最近、宴会と言っても、飲み放題付きが多く、
飲み物は「飲み放題メニュー」から選ぶことが多い。
忘年会の回数が多いと、ついつい比較してしまう私。
その中でも一番笑ったのが、今回の「気になる一言」。
「サワー」「生ビール」「ハイボール」「果実酒」
「紹興酒」「梅酒」「日本酒」「焼酎割・ワイン」
「ソフトドリンク」「ノンアルコールビール」・・
おぉ〜、凄い種類が豊富だな、と驚いていたのもつかの間、
気になる項目を見つけた。
それが「焼酎割・ワイン」のメニュー。
「黒霧島」「いいちこ」「あしたか割り(緑茶ハイ)」
「ウーロンハイ」(各グラス450)、「魔王」(800)。
あれっワインがないぞ、と他を探したけれど、やはりない。
でも「ワイン」と書いてあるけどなぁ、と頭をひねった。
普通なら「グラスワイン(赤・白)」なんて書いてあるんだけど。
もしかしたら「黒霧島」の他に「赤霧島」「白霧島」?
たしかに「赤・白」だからなぁ。



2018年12月11日(火)
自殺対策の基本は「日記」(業務報告)

数年前から始めた、課員全員が全員に宛てた「業務報告」。
以前配属された課で実施して、その成果を実感したので、
新しい課(生涯学習課)でも続けている。
狙いは「誰がどんなことをしたか」という情報共有ばかりではなく、
個人の心の内を、課員全員に吐き出すことで、
溜めがちなストレスなどを軽くする効果も期待している。
それを「単なる業務報告」と勘違いして、そこまでしなくても、と
勝手に決めつけてしまっては、もったいない。(汗)
先日開催された「自殺防止対策」(認知行動療法)を紹介する
「こころの健康づくり講演会」でも、
表現は違えど、同じことを訴えていた気がする。
演題は「こころの不安・モヤモヤを解消する方法」
(〜重たいこころが軽くなるコツ〜)
そのコツは「思考記録表」と呼ばれる「振り返り」にあり、
自分の行動や思考を文字にすることで、いろいろな効果が得られる。
それを講師は「こころを元気にする4つのステップ」として
「(1) 変化に気付く (2) ひと息入れる (3) 考えを整理する
(4) 期待する現実に近づく」と、その効果を解説してくれた。
それは「職場」でも同じことが言えて「業務報告」というよりも
「個人の日記」に近い「書き方自由」が功を奏していると思える。
スタッフの「今日は失敗してしまった」という報告を読みながらも、
最後に「明日は頑張ります」なんて文字を見つけると、
「その調子、その調子。頑張れよ」と頷いてしまう私がいる。
公務員最後の年に、職員管理のコツを掴んだのかもしれないな。



2018年12月10日(月)
髪の毛を洗うのではなく、毛穴を洗うのです

何気なく眺めていたテレビに、天皇陛下の髪を洗う方が出演していた。
あれっ、そんなゆっくり?と思うほど、丁寧に指を動かし、
地肌マッサージをしている様子だった。
少しずつ、泡立ち始め、柔らかなクリーミーな泡が髪に溢れた。
彼の説明は端的で説得力があった。
「髪の毛を洗うのではなく、毛穴を洗うのです」
何度も耳にしたテクニックだけど、なかなか実行しなかったのも事実。
そこで今晩、お風呂に入った時に、試してみた。
なるほど・・おしゃる通り。(汗)
ということは、髪の毛に限らず、
体を洗うということは、体毛の毛穴を洗うってこと、と気付いた。
そうか・・耳も、鼻も、もしかしたらお尻も(汗)、
体臭や汗が出るのも、脂や埃が溜まるのも、全て「穴」ってこと。
今更ながら、面白い発見が出来たなぁ。



2018年12月09日(日)
私の気持ちが書かれているから読んで

書籍「脳が壊れた」(鈴木大介著・新潮新書刊・233頁)から。
若くして脳梗塞になったライターが、自分の文章力を活かして、
本当に切実な想いを文字にした、言わばドキュメンタリー。
この本を渡されたのは、私の妻。
伝えたいことが上手く伝えられない、頭の中のモヤッとした感覚、
そんな「コミュニケーション能力」が、チョッピリだけ壊され、
見た目だけでは、脳梗塞になったことすらわからないことが、
どれほど、多くの方の誤解を招いているか、など、
彼女がいつも抱えている不安を、見事に表現しているようだ。
「私の気持ちが書かれているから読んで」
読後の感想は、もう少し早く読むことが出来れば、
もっと妻の気持ちを理解してやれたのになぁ、という後悔と、
それでも、この時点で読むことができたので、
少しだけでも、その辛さに寄り添えることが出来ると安堵した。
今回は、メモした内容ではなく、それを渡してくれた妻の一言。
夫婦である2人にとって、大切な本だったかもしれないな。



2018年12月08日(土)
「義理を欠く、礼を欠く、恥をかく」のは高齢者の特権

以前紹介した書籍「定年前後の『やってはいけない』
(郡山史郎著・青春出版社刊・189頁)から。
多くの「やってはいけない」ことを列記してくれて、
定年前後の私にとって、ピッタリの内容であったが、
その中で、逆に「やってみましょう」とまでは言わないが、
お薦めの行動が書かれていた。(汗)
現役時代より収入が少なくなる分、支出も減らす、
その当たり前のことが意外と出来ないことを挙げながら、
こう考えてみたらどうだろうか?と提案されていたのが、
「義理を欠く、礼を欠く、恥をかく」こと。
言い換えると、たぶんこういうことだろう。
仕事上のお付き合いだった「冠婚葬祭」や「年賀状」、
「お中元・お歳暮」などは、断捨離しましょう、ということ。
なるほど、うまいこと言うなぁ、とメモをした。
「義理を欠く、礼を欠く、恥をかく」のは高齢者の特権。
覚えておこうっと。(笑)