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| 2018年12月16日(日) ■ |
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| 写真は「記録・投稿・個展・商品」 |
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同じ「写真」に関しても、その扱い方により大きな差がある。 そんなことを実感したので、記録として残しておきたい。 まずは、柿田川の定点観測ではないが、日課として「記録」する。 次に、記録写真を「投稿」作品のレベルにまで引き上げる。 ただ何も考えず、撮影してSNSに投稿するだけではなく、 誰からも「作品」として認められるまで、試行錯誤する。 実は、このレベルが、けっこうハードルが高いことを知った。 これほ乗り越えると、あとは数を集めて、いや、数を絞って、 他人に見せても恥ずかしくない、と自分で納得したら 数年に一度「個展」を企画してみることも、楽しいかもしれない。 しかし、単に見てもらうことを意識した写真と、 「商品」として、販売を意識した写真とは、格が違うようだ。 何を撮影したのかわからないような、芸術作品ではなく、 誰が見てもわかりやすいものだったり、 キャッチコピーをいれられるスペースを確保した構図だったり。 でも、調べれば調べるほど、奥が深い写真。 それを「スマホ写真」で挑戦しようとしている私がいる。 私らしいと言えば私らしいけれど。(汗)
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| 2018年12月15日(土) ■ |
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| あなたの愛は昨日の新聞みたい |
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映画「ナチュラルウーマン」(セバスティアン・レリオ監督)から。 自分らしさを守るために行動した、トランスジェンダーの女性、 その主人公マリーナ役を自身もトランスジェンダーの歌手が演じた。 話題性としては面白いが、物語としては今ひとつだった。 それでも気になる一言は、その彼女が冒頭に歌った歌詞から。 「あなたの愛は昨日の新聞みたい。 誰ひとりもう読みたくない。朝刊を見た時は衝撃的だった。 お昼にはみんなに知れ渡り、午後にはもう忘れ去られた。 あなたの愛は昨日の新聞みたい。 一面には見出しがいっぱい、あなたはどこでも人気者。 私はあなたの名前を切り抜いて、忘却のあるばむに貼り付ける。 あなたの愛は昨日の新聞みたい。 昨日の新聞を読んでどうする?、ニュースはみんな知っている。 もう読みたくない。 あなたは役立たずよ、ベイビー。ゴミ箱にポイ。 あなたを愛して支えてきた、だけどもう愛してない」 この例えは、なかなか新鮮で、私のメモは溢れた。 「あなたの愛と掛けて、昨日の新聞と説く。 その心は「あなたは役立たず、ゴミ箱にポイ」ってことなんだろうな。
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| 2018年12月14日(金) ■ |
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| きっとあなたの「楽しい」が見つかる! |
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ウォーキングで街を徘徊していると、いろいろ看板に書かれた キャッチコピーが私を立ち止らせてくれる。(汗) 今回は「スポーツジム」の前に書かれていたフレーズ。 「きっとあなたの『好き』が見つかる!」 何かを始める前に、躊躇するのは「続くかな?」という不安と、 どんなスポーツなんだろう?という知識不足からくる不安。 そんな心配を吹っ飛ばしてくれ、後ろから背中を押してくれる、 キャッチコピーを見つけると、なんだか嬉しくなる。 そのうえで、私なら・・というフレーズを創るのも好きだ。 今回の場合なら、上達のレベルに照らし合わせると 「詳しい」より「好き」、「好き」より「楽しい」と思える方が モノゴトは上達するって耳にしたことがあるから、 「きっとあなたの『楽しい』が見つかる!」かな。 これ「柿田川大学」のポスターに使おうかなぁ。
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| 2018年12月13日(木) ■ |
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| 獲らないってば・・撮るけど。(録るけど) |
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先日まで、アユの大群を狙って、ダイサギ・アオサギ・カワウなどが 食べ放題・入れ食い状態で、岸近くまで押し寄せていた。 私は、その様子を撮ろうと、そ〜っと近づくのだが、バタバタと逃げられる。 さすがに、鳥は音とか人の気配に敏感だな、と気付かされる。 (アオサギは鈍感なのか、近付いても反応が遅いけれど・・(汗)) こんな市街地で、鉄砲で撃つことはないけれど、 やはり、人の気配などにも敏感で、警戒心が強いことには違いない。 私のカメラが、望遠レンズ付きの一眼カメラなら、 遠くから撮影出来るのかもしれないが、変なこだわりがあり、 スマホ撮影(私の場合「iPhone-SE)に挑戦している。 だから、どうしても泥棒のように「抜き足、差し足、忍び足」、 あと少しのところで、大群に逃げられると、 「獲らないってば・・撮るけど。(録るけど)」と叫びたくなる。 鳥たちには、漢字変換機能が備わってないから、わからないな。 いやいや、その前に、日本語通じないから・・(酔)
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| 2018年12月12日(水) ■ |
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| 飲み放題「焼酎割・ワイン」、どれがワイン? |
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最近、宴会と言っても、飲み放題付きが多く、 飲み物は「飲み放題メニュー」から選ぶことが多い。 忘年会の回数が多いと、ついつい比較してしまう私。 その中でも一番笑ったのが、今回の「気になる一言」。 「サワー」「生ビール」「ハイボール」「果実酒」 「紹興酒」「梅酒」「日本酒」「焼酎割・ワイン」 「ソフトドリンク」「ノンアルコールビール」・・ おぉ〜、凄い種類が豊富だな、と驚いていたのもつかの間、 気になる項目を見つけた。 それが「焼酎割・ワイン」のメニュー。 「黒霧島」「いいちこ」「あしたか割り(緑茶ハイ)」 「ウーロンハイ」(各グラス450)、「魔王」(800)。 あれっワインがないぞ、と他を探したけれど、やはりない。 でも「ワイン」と書いてあるけどなぁ、と頭をひねった。 普通なら「グラスワイン(赤・白)」なんて書いてあるんだけど。 もしかしたら「黒霧島」の他に「赤霧島」「白霧島」? たしかに「赤・白」だからなぁ。
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| 2018年12月11日(火) ■ |
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| 自殺対策の基本は「日記」(業務報告) |
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数年前から始めた、課員全員が全員に宛てた「業務報告」。 以前配属された課で実施して、その成果を実感したので、 新しい課(生涯学習課)でも続けている。 狙いは「誰がどんなことをしたか」という情報共有ばかりではなく、 個人の心の内を、課員全員に吐き出すことで、 溜めがちなストレスなどを軽くする効果も期待している。 それを「単なる業務報告」と勘違いして、そこまでしなくても、と 勝手に決めつけてしまっては、もったいない。(汗) 先日開催された「自殺防止対策」(認知行動療法)を紹介する 「こころの健康づくり講演会」でも、 表現は違えど、同じことを訴えていた気がする。 演題は「こころの不安・モヤモヤを解消する方法」 (〜重たいこころが軽くなるコツ〜) そのコツは「思考記録表」と呼ばれる「振り返り」にあり、 自分の行動や思考を文字にすることで、いろいろな効果が得られる。 それを講師は「こころを元気にする4つのステップ」として 「(1) 変化に気付く (2) ひと息入れる (3) 考えを整理する (4) 期待する現実に近づく」と、その効果を解説してくれた。 それは「職場」でも同じことが言えて「業務報告」というよりも 「個人の日記」に近い「書き方自由」が功を奏していると思える。 スタッフの「今日は失敗してしまった」という報告を読みながらも、 最後に「明日は頑張ります」なんて文字を見つけると、 「その調子、その調子。頑張れよ」と頷いてしまう私がいる。 公務員最後の年に、職員管理のコツを掴んだのかもしれないな。
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| 2018年12月10日(月) ■ |
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| 髪の毛を洗うのではなく、毛穴を洗うのです |
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何気なく眺めていたテレビに、天皇陛下の髪を洗う方が出演していた。 あれっ、そんなゆっくり?と思うほど、丁寧に指を動かし、 地肌マッサージをしている様子だった。 少しずつ、泡立ち始め、柔らかなクリーミーな泡が髪に溢れた。 彼の説明は端的で説得力があった。 「髪の毛を洗うのではなく、毛穴を洗うのです」 何度も耳にしたテクニックだけど、なかなか実行しなかったのも事実。 そこで今晩、お風呂に入った時に、試してみた。 なるほど・・おしゃる通り。(汗) ということは、髪の毛に限らず、 体を洗うということは、体毛の毛穴を洗うってこと、と気付いた。 そうか・・耳も、鼻も、もしかしたらお尻も(汗)、 体臭や汗が出るのも、脂や埃が溜まるのも、全て「穴」ってこと。 今更ながら、面白い発見が出来たなぁ。
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| 2018年12月09日(日) ■ |
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| 私の気持ちが書かれているから読んで |
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書籍「脳が壊れた」(鈴木大介著・新潮新書刊・233頁)から。 若くして脳梗塞になったライターが、自分の文章力を活かして、 本当に切実な想いを文字にした、言わばドキュメンタリー。 この本を渡されたのは、私の妻。 伝えたいことが上手く伝えられない、頭の中のモヤッとした感覚、 そんな「コミュニケーション能力」が、チョッピリだけ壊され、 見た目だけでは、脳梗塞になったことすらわからないことが、 どれほど、多くの方の誤解を招いているか、など、 彼女がいつも抱えている不安を、見事に表現しているようだ。 「私の気持ちが書かれているから読んで」 読後の感想は、もう少し早く読むことが出来れば、 もっと妻の気持ちを理解してやれたのになぁ、という後悔と、 それでも、この時点で読むことができたので、 少しだけでも、その辛さに寄り添えることが出来ると安堵した。 今回は、メモした内容ではなく、それを渡してくれた妻の一言。 夫婦である2人にとって、大切な本だったかもしれないな。
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| 2018年12月08日(土) ■ |
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| 「義理を欠く、礼を欠く、恥をかく」のは高齢者の特権 |
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以前紹介した書籍「定年前後の『やってはいけない』 (郡山史郎著・青春出版社刊・189頁)から。 多くの「やってはいけない」ことを列記してくれて、 定年前後の私にとって、ピッタリの内容であったが、 その中で、逆に「やってみましょう」とまでは言わないが、 お薦めの行動が書かれていた。(汗) 現役時代より収入が少なくなる分、支出も減らす、 その当たり前のことが意外と出来ないことを挙げながら、 こう考えてみたらどうだろうか?と提案されていたのが、 「義理を欠く、礼を欠く、恥をかく」こと。 言い換えると、たぶんこういうことだろう。 仕事上のお付き合いだった「冠婚葬祭」や「年賀状」、 「お中元・お歳暮」などは、断捨離しましょう、ということ。 なるほど、うまいこと言うなぁ、とメモをした。 「義理を欠く、礼を欠く、恥をかく」のは高齢者の特権。 覚えておこうっと。(笑)
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| 2018年12月07日(金) ■ |
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| 値段を見極めるために人は苦労するんだ |
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映画「ゲティ家の身代金」(リドリー・スコット監督)から。 冒頭「実話に基づく物語」と表示されて、ドキュメントに近いのかと 思っていたら、けっこう脚色されている気がした。 (まぁ、それは映画だから、それはそれで良しとして・・) まだ事件が起きるだいぶ前、アメリカの大富豪ジャン・ポール・ゲティと、 その孫が、初めて出会うシーン。 さりげなく、そしていて事件のキーワードどもいえる、 「モノの価値」について、語る台詞があった。 「どんな物にも値がある。値段を見極めるために人は苦労するんだ」 このフレーズは、孫の命の価値ともいえる、誘拐犯の身代金でも同じ。 それが「高いのか、安いのか」の判断は、その人の考え方次第だ。 特に「人の命」(それも孫)となると、その見極めは難しい。 だからこそ、この2人のはじめての会話が、のちに輝いてくる。 冒頭のナレーションで、誘拐された本人(孫)がこう呟く。 「ゲティ家の者は一般人とは違う、祖父が僕にそう言ってた」と。 だから僕が誘拐され身代金を要求しても、祖父は応じないかも知れない、 そんな思いがあったのかもしれない。 人の命だけでなく、絵画などの美術品、彫刻等の芸術作品でも同じこと。 「本当にそれ相当の価値があるのか」は、常に念頭に置いているはずだ。 言い換えれば「値段を見極めなければ、人は苦労しない」とも言える。 さて、どんな生き方がいいものやら・・。
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