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| 2018年05月03日(木) ■ |
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| 「富士山」は「への字の山」 |
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子どもたちの話していると、面白い表現が飛び出す。 何気なく「富士山ってどんな山?」って訊いたら、 返ってきた答えが「『富士山』は『への字の山』」。 言われてすぐは、その意味がわからなかったけれど、 子どもたちに説明を聞いて、なるほど・・とメモをした。 「だって山のカタチが「へのへのもへじの『へ』でしょ」 たぶん最後の「へ」だと思うけれど、 「他の山だって『へ』じゃないの?」と聞き返すと、 「他の山は、幾つもの山がくっついているでしょ、 富士山は、1つの山だから」 うん、富士山が単体の山だって理解しているのか・・と、 ちょっぴり驚いた。 そう言えば、以前、この「気になる一言」で 「へのへのも『し』じ」にすると、笑い顔になるよ」と 書いたことがあるが、 そういう意味では「逆さ富士」は「し」の形になるし、 これからは「『逆さ富士山』は「笑顔のカタチ」って 教えてあげようかな。
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| 2018年05月02日(水) ■ |
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| 3まわり違う世代と、カラオケでデュエット |
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先日、職場の仲間たちと、久しぶりにカラオケに行った。 最近、二次会はカラオケ、というパターンがなくなり、 二次会も三次会も居酒屋、というのも普通になってきた。(汗) さて、そこでのメモは、私が年齢を重ねてきたことを 実感することになった。 たしか「硝子の少年」(KinKi Kids)を、デュエットした時、 仕方なく(笑)お相手してくれた職員に、年齢を尋ねたら、 「僕ですか? 今年24歳です」「えっ、もしかしたら、戌年?」 「はい」「と言うことは、3まわり違うのかぁ」と、愕然となった。 「戌年」と言われて「1まわり違い」(48歳)が普通だったのに、 いつしか「2まわり違い」(36歳)とも飲むようになった。 それが、今では「3まわり違い」(24歳)と席を同じすることに。 なんだか「むなしい」と言うよりも、そんな世代の人達と 一緒の時間を過ごせるだけで「楽しかった」。 午後10時くらいに。そろそろ眠たくなったら、 若者の1人が「SHAKE」(SMAP)を歌いながら、 「課長、このフレーズが好きなんですよ」と叫び、 「夜はこれから・・」と歌った。参った。(笑)
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| 2018年05月01日(火) ■ |
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| 記録とは、全て情熱の産物だ |
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先日、鉄人・衣笠祥雄さんが他界した。 死球にも泣き言ひとつ言わずに、 「死球は野球をする上で、当然ありうること。 死球に腹を立てるのは野球に怒るのと同じ。 死球を避ける技術を磨くのがプロの務め」と言う。 また、2215試合連続出場の世界記録(当時)を樹立したとき、 「私の世界記録にファンが何かを感じてくれるとしたら、 2215試合という数字てはなく、私の情熱だと思う。 記録とは、全て情熱の産物だ」と言い切った。 そんな新聞記事を読み、胸が熱くなった。 私が目指している「気になる一言」の連続記録も、 単なる地方公務員でも、平々凡々な生活の中で見つけた言葉を 私という人間が、この世に生を受けた限り、 自分の生きた証として何かを残していきたい、という情熱が源泉、 そう考えたら、腑に落ちた。 記録は、その情熱が続く限り重ねていけることも、知った。 いつまでも、情熱を持ち続けたいなぁ。
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| 2018年04月30日(月) ■ |
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| 共にプロック責任者だ |
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映画「手紙は憶えている」(アトム・エゴヤン監督)から。 偶然にも、映画「ヒットラーの忘れ物」を鑑賞した後なので、 ナチスへの復讐をテーマにした作品が重なり、驚いた。 ヨーロッパでは、第二次世界大戦に絡んだ作品は、 必ずと言っていいほど「ナチス」の非道さと、 それをいつまでも忘れず、復讐に燃える人々が描かれる。 それも、ドイツ国が合作として関わることが多いから不思議だ。 さて、今回の作品を思い出すためには、2つのフレーズを用意した。 作品最後のシーンに登場する、 「いつか君が訪ねてくると思った」と「共にプロック責任者だ」。 そして「君は自分を『狼』(ゼヴ)と名付けた」で真実が明かされる。 愛する人、大切な家族を殺された記憶が、今もなお残っているし、 ナチスへの復讐とは、こうも根強く残っているのか、 その為には、驚くほど綿密に計画されているものなのか、 トリックが分かってから観直すと、また新しい発見があるのも本作。 どの時点で、見破れるか、これまた映画の楽しみである。 サスペンス作品の醍醐味はここにある、と言っても過言では無い。
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| 2018年04月29日(日) ■ |
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| 年間300万人 日本一の図書館のまち 大和市 |
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東名高速道路を東京へ向かって走っていると、 目に飛び込んできた看板が 「年間300万人 日本一の図書館のまち 大和市」 私が気になっている「日本一の図書館」とは、 来館者なのか、利用者なのか、はたまた何を指して 「日本一」と定義しているのか、それが知りたくなった。 公立図書館は、どうしても比較できる指標を決め、 その数字を競っている気がしてならない。 「ゆるキャラコンテスト」の投票数を競っていた時、 県や政令市を挙げて応援している「ゆるキャラ」と、 人口3万人ちょっとの町では、その絶対数が違うのに、 なんのハンデもなく、投票数だけで競うシステムに、 立ち向かっていた時、規模の違う市町村で、 同じ指標を競うことに疑問を感じた時と似ている。 それは「1万人当たり」という数字に置き換えても同じ。 住んでいる住民が、他の町と比べるのではなく、 5年前、10年前、そう、以前の町と比べてどう変化したか、 それが大事な指標なんだと思う。 とは言いつつ、年間300万人の真相を探りにいきたいなぁ。
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| 2018年04月28日(土) ■ |
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| そして人は今日も海を傷つけている |
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映画「ディープ・ブルー(2003)」(アラステア・フォザーギル監督)から。 「90分間、人であることを忘れる。 制作7年 撮影ロケ200箇所 撮影フィルム7,000時間」 こんな予告編に惹かれて鑑賞したが、ドキュメンタリー作品でも 映画「日本列島いきものたちの物語」のように、ストーリーが欲しかった。 どうやって撮影したのだろうか、驚異の映像は、勿論、私を魅了したが、 監督は何を伝えたかったのだろう、と考えた時、浮かんだのがこの説明文。 「これまで人は海の中よりも、星や月に目を向けてきた。 だが、私たちを絶えず、驚かせるのは海だ。 いまだ多くの謎に包まれている海、そこには地球最大の生物も住んでいる。 かって30万頭いた、シロナガスクジラ。 今はわずか1パーセントしか残っていない。 そして人は今日も海を傷つけている」 生物がどんどん絶滅しているのは「陸」に限らず「海」も同じこと。 海には宇宙と同じくらい、いや宇宙以上に可能性を秘めているのだから、 人間の都合だけで「海」を汚すのをやめようではないか、 そんなメッセージが聞こえてきそうな作品だった。 「嵐と雨と風と雲が、様々な力で海をかき混ぜる。 激しい攪拌は、新たな命を生み、太陽が表層にエネルギーを与える。 見渡す限り広がる青い水の砂漠だ」 こうして、生物は生まれ、進化してきたに違いないのだから。
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| 2018年04月27日(金) ■ |
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| タブレットで施設予約システム |
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「インターネットで予約」ではなく「タブレットで予約」。 公共施設のオンライン予約ができるといいのになぁ、という 一町民の意見を耳にしてきたが、決まって 「高齢者がインターネットはできないから・・」と答えてきた。 その答えには、落とし穴がいくつもある、と指摘を受けた。 まず今の高齢者は、インターネットも簡単に使いこなすし、 仮に、もっと高齢の方でも、電車の切符は自分で買いますよね、 それと同じで、簡単なタッチパネルの操作する画面を表示すれば、 公共施設の予約システムも、難しくないと思いますよ」 言い換えれば「タブレット操作は、誰でもできるはずだから」 年齢、性別、日本人・外人の区別なく、公平かもなぁ、と感じた。 町内各地に、タブレットさえあれば、24時間どこからでも、 施設予約ができるってことかのかな。 まだまだクリアしなければならない課題は残っているけれど、 ちょっと、施設予約システムの視点が広がった気がする。
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| 2018年04月26日(木) ■ |
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| 夫婦関係は「バラ」と「庭師」さ |
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映画「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」 (レベッカ・ミラー監督)から。 「ニューヨークで暮らす男女の奇妙な三角関係を、 軽やかに描いたハートフルコメディ」との説明に惹かれた。(汗) 男女の三角関係に「軽やか」という単語が妙に違和感を感じたし、 一度、不倫で壊れた夫婦関係が元にもどる設定が気になった。 では、夫婦関係ってなんなんだ?と疑問に思っていたら、 作品中に、面白い例えをみつけた。 「夫婦関係は『バラ』と『庭師』さ。妻はバラだ」 「あなたは庭師?、へっぽこの。あなたがバラかも」 バラは華やかだし、自由自在に延びるけれど、 庭師がうまく剪定をしないと、トゲがある分、手入れが大変だ。 お互いが好き勝手にしていては、バラの良さはひきだせない。 だから、夫婦を「バラ」と「庭師」に例えて、どちらが欠けても その魅力は半減してしまうことをつたえたかったのだろうか。 逆に言うと、この組み合わせが上手くいくと、 どちらも社会で評価されることになる、とも言える。 「夫婦関係って、楽しいけれど難しい」ではなく、 「難しいけれど楽しい」関係であって欲しいなぁ。
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| 2018年04月25日(水) ■ |
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| いやいや、こんな日だからこそ歩きでしょ |
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昨晩から降り続いた雨、朝も引き続き降っていた。 家族は「こんな日は車でしょ?」と問いかけてきたが、 「いやいや、こんな日だからこそ歩きでしょ」と返した。 理由は、柿田川の面白いショットが撮れるから。 青空の広がる快晴や、曇天の天気では、 今頃、どんな景色が撮影できるか、がわかってきたから、 今まで、誰も撮らなかった景色が撮りたくなる。 今日のような雨の日は、インスタ映えはしないけれど、 とても面白いショットが撮れて、私は大満足となった。 いつだったか、富士山を撮らせたらこの人と言われる 写真家・大山行男さんと話していたら、 悪天候の時は、富士山が「俺を撮ってくれ」と言うらしい。 私の場合、まだまだその域には達しないけれど、 なんとなく、変わった様子が撮れそうな予感がしたので、 「革靴」を「長靴」に履き替えて、家を出た。 案の定、誰も撮らないような景色や、 雨傘に雨粒が激しく打ち付ける音が録音された動画、 そのうち、役に立つ、と信じて。(汗)
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| 2018年04月24日(火) ■ |
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| 己の欲望のみに生き、他人の心など歯牙にもかけぬ |
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映画「忍びの国」(中村義洋監督)から。 原作は「のぼうの城」「村上海賊の娘」の著者・和田竜さん。 彼が伝えたかったことは、作品ラストに凝縮されていた。 「最強VS弱小」の戦いが終わり、2年後の会話。 「滅びたな、忍びの国も・・」勝った織田信長軍が呟く。 「いや違う。斯様(かよう)なことで、この者どもの息の根は止められぬ。 虎狼の族(ころうのやから)は、天下に散ったのだ」 「天下に散った?」「虎狼の族の血は、いずれ天下を覆い尽くす。 我らが子、そして孫、さらにその孫のどこかで、 その血は必ず忍び入ってくる。 己の欲望のみに生き、他人の心など歯牙にもかけぬ、 その人でなしの血はいずれこの天下の・・・隅々にまで行きわたる」 それが現代の日本人だと、現代の映像とダブらせて警鐘を鳴らしている。 他人の気持ちなど考えず、自分中心の行き方をする人たちが増え、 日本人の大切な、思いやりや和の心がなくなる時、 日本という国は滅びてしまう、と言いたげだった。 それを防ぐのは、私達大人の役割かもしれないなぁ。
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