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| 2017年09月12日(火) ■ |
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| この街では、何十年も前から朝ブームです。 |
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信州安曇野の、観光情報誌だったかな。 表紙のキャッチコピーが、このフレーズだった。 「この街では、何十年も前から朝ブームです。」 その下には「朝が好きになる街 信州安曇野」の文字。 私にとっての通勤時の「柿田川散策」は、 まさしく「朝ブーム」に等しいから、メモをした。 この夏、毎朝、柿田川には「毛嵐」(けあらし)と呼ばれる 川霧が頻繁に発生した。 川の水温と空気の温度に、著しく差が生じると、 この現象が起こるらしい。 辞書によると「毛嵐」とは「海面から立ち上る水蒸気が、 陸上からの冷たい空気に触れて発生する霧。 川や湖の場合にも言う。厳冬期の北日本に多い」とある。 これは寒い冬に起こる現象だとわかった。 柿田川の場合、冬だけでなく、夏も見ることができる。 気温と水温の温度差が15℃以上、風は穏やか、 暑い日の朝なら、ほぼ毎日のように発生した気がいる。 さらにネットで調べると、 「海水温が冷たい時に湿った暑い空気が流れ込んで発生する霧を 海霧」と呼ぶらしい。 では「柿田川の場合」は「川霧」と言えばいいのかな? この幻想的な「川霧」を、街のど真ん中で見ることができるなんて、 私は、贅沢な徒歩通勤をしているんだなぁ。
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| 2017年09月11日(月) ■ |
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| ふたりの女性のもとで、自然と出来た、閨閥(けいばつ)の争い |
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書籍「関ヶ原(上)」(司馬遼太郎著・新潮文庫刊・539頁)から。 読み始めてすぐ、なるほど・・と頷く表現を見つけたので、 読み切る前であるが、紹介したい。 私たちが「関ヶ原の戦い」と言われ思い出すのは、 「東軍VS西軍」「石田三成VS徳川家康」という図式であるが、 「関ヶ原という史上空前の大事件は、事のおこり割ってみれば、 ふたりの女性のもとで、自然と出来た、 閨閥(けいばつ)の争いであったといえる。」という図式が新鮮だ。 「閨閥(けいばつ)」とは、政略結婚による家族関係である。 狭義には妻の一族の勢力を中心に結ばれた人のつながりを指す」 簡単に言えば「秀吉の正室・ねね(北政所)VS秀吉の側室・茶々(淀殿)」 秀吉のふたりの妻を慕い集まる、若武者たちの争い。(汗) 「尾張衆VS近江衆」という図式もできる。 そんな視点で読むと、また違った「関ヶ原」が浮かび上がるし、 現代でいうと、誰と誰の争いに似ているな、なんて考えれば、 もっともっと、楽しく読むことができる。 まずは、作品冒頭にあった作品の背景を紹介しておきたい。 読み切る前に、映画も観たくなったなぁ。
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| 2017年09月10日(日) ■ |
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| 普段着の芸から、時には余所行きの芸へ |
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二つ目の頃から応援している、沼津市出身の噺家(落語家)、 三遊亭橘也改め「三遊亭朝橘真打昇進披露興行」が 沼津文化センター(大ホール)1500人超満員で開催された。 三遊亭圓橘、三遊亭鳳楽、三遊亭好楽、三遊亭円楽など、 お馴染みの師匠たちが顔を揃え、華やいだ興行となった。 特に楽しかったのは、仲入り後の「真打昇進披露口上」、 兄弟子や師匠たちの口上は、彼を励ます言葉に溢れていた。 中でも、直属の上司(笑)、三遊亭圓橘師匠の口上は、 真打としての心構えを、短いフレーズで表現してくれた。 (間違ってたら、ごめんなさい・・(汗)) 真打になったからには、二つ目とは違い、 「普段着の芸から、時には余所行きの芸へ」と。 もちろん観客の私たちにはわかりにくい芸の世界だけど、 私たちの会社員にも通じる考え方ではないか、とメモをした。 真打といえば、会社の管理職に相当するのだから、 出席する会議も、紹介される人も、今までとは違ってくる。 時には、慣れない挨拶や、判断・行動もしなくてはならない、 その自覚こそが、管理職として成長するコツですよ、 そう言われたような気がして、一言に採用した。 あっという間の3時間、1500人の笑いの渦に包まれたが、 「大切なのは、真打になってからのこれから」 「真打はゴールではなく、スタート」という言葉を、 支える私たちの心構えとして、応援を続けていこうと思う。
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| 2017年09月09日(土) ■ |
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| それ何か?タイムスリップってやつか? |
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映画「メトロ(地下鉄)に乗って」(篠原哲雄監督)から。 「この物語は私にとっての原点です」と 原作の浅田次郎氏が語るだけあって、大満足で観終えた。 タイムスリップを題材にした作品は数あれど、 最後まで軸がぶれずに、ワクワクさせてもらいながら ストーリーが展開された作品は珍しいかもしれない。 「やっぱり親子だな、似てるよ。おやじに」と弟に言われ、 どこが似ているのか探していたら、奥さんに対する口癖、 「わかったような口を聞くな」が共通のメモとして残った。 さて、今回の気になる一言は、主人公が不可思議な体験を 笹野高史さん扮する会社の社長にしたら、返ってきた台詞。 「それ何か?タイムスリップってやつか?」 何が面白いかと言うと、主人公が勤めている会社が、 女性の下着販売会社で、キャスター付きの黒のバックに 「女性下着」を詰め込み、毎日、営業に歩いていたから。 もちろん、この台詞が発せられた時も、映像のバックには 女性の下着である真っ赤な「スリップ」が映し出されていた。 これは絶対、意識的だと確信して取り上げてみたが、 作品と全然関係ない視点で、誠に申し訳ない。 ただ、原作・脚本がしっかりしていると出来上がりもいいな、 安心して観ることが出来た、これ、私の本音である。
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| 2017年09月08日(金) ■ |
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| 楽しんでもらいながら、自然を知ってもらう |
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「環境省・田貫湖ふれあい自然塾」(富士宮市) チーフインタープリター・小野塾長の話から。 行政が、環境として自然を知ってもらおうとすると、 どうしても教育的な観点を入れた固いものになってしまう。 しかし、彼を貫いている考え方は、 「楽しんでもらいながら、自然を知ってもらう」 自然を勉強した後、さぁ、自然の中へ・・ではなく、 自然の中で思いっきり遊んだあとに、興味を持ったら 自然について学習する、そんな感じがした。 とにかく、体験なんだから、楽しい方がいい。 その楽しい体験こそ、新しい発見があり、思い出に残る。 まず、体験があってこそ、興味が湧く。 その興味があれば、どんどん知識も吸収する、 ということだろう。 ソフト事業の作り方、とても参考になったなぁ。 さぁ、今週も「楽しい外来種駆除活動」に参加しようっと。
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| 2017年09月07日(木) ■ |
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| 不思議、体の痛いところ、全部なくなっちゃった |
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映画「劇場版 ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇」 (湯山邦彦監督)から。 伝説ポケモンや、レアなポケモンを捕まえて、高く売る悪人に対して、 「ポケモンは売り買いするもんじゃない」と叫ぶところから始まる。 ポケモンは、商品ではなく相棒、仲間という意識であり、 彼らと力を合わせて生きていく、そんな存在なのだから、 「人身売買」のようなマネはするな、と叫ぶ気持ちは理解できた。 気になったフレーズは、 「スイクンは、水をきれいにする力があるんでしょ?」 「(スイクン)、水をきれいにしてくれ」 この会話を耳にしたあとネットで調べたところ、 スイクンの特徴は「汚れた水を一瞬で清める力を持つ」ようだ。 スイクンがきれいにした湖に入ったところ 「不思議、体の痛いところ、全部なくなっちゃった」という台詞あり。 水をきれいにすることで、体調がよくなることを、 ポケモンの映画で再認識した。 体内の水分(血液も含め)が、汚れているか、きれいか、は、 7割くらい水分の人間にとって、とても大切なことなんだなぁ。
P.S. ゲストは「佐野史郎さん」「藤井隆さん」「鈴木杏さん」 先日、伝説ポケモン「スイクン」をゲットしました。(笑)
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| 2017年09月06日(水) ■ |
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| マイブームは、書籍「関ヶ原」(上・中・下) |
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8月下旬から劇場公開が始まった、映画「関ヶ原」(原田眞人監督)。 もちろん原作は、司馬遼太郎著・「関ヶ原」。 実は、原作を若い頃に読み、大変感激したので、映画を観る前に、 もう一度、読み直そうと思い立ち、時間を見つけてはページをめくっている。 しかしながら、文庫本3冊(新潮社文庫刊)に及ぶ、長編。 (上巻(539頁)・中巻(538頁)・下巻(500頁)= 1,577頁)) 表紙の絵は違ったけれど、まさしく私が読んだ書籍も、文庫本だった。 今でもはっきり覚えている、ある感激したシーンが、 いつ頃、登場するのか、今か今かと待ち遠しくもあり、可笑しくもある。 (上巻)初版は、昭和49年6月20日で、既に115刷を重ねている、 ロングセラーというべきこの作品は、 40年以上経った今でも、ドキドキわくわく感は、変わらないが、 「社会」というものを何も知らなかった頃に読んだ感想と、 あと数年で、定年退職を迎える今の私の感想は、もちろん違うのだろう。 そんなことも含めて、今の私が、どのシーンで感激するのか、 それを見届けながら、読み進めてみたいと思っている。 当時は、考えもしなかった「メモを取りながらの読書」も、 今は、私のスタンダードな読書方法だから、 これまた、どんな台詞、表現がメモされるのか、楽しみである。 だからこそ今回は「マイブームは、書籍『関ヶ原』(上・中・下)」を、 「気になる一言」に残そうと思う。 しばらくしたら、映画・書籍「関ヶ原」からの一言が増えるんだろうなぁ。
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| 2017年09月05日(火) ■ |
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| 人類の寿命かもしれない |
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映画「オートマタ」(ガベ・イバニェス監督)から。 ストーリー的には、人工知能をもったロボットが、 絶対破れないはずの「第1プロトコル 生物への危害を禁ず」 「第2プロトコル 自他の改造を禁ず」を破り、 人類が滅亡の危機に陥る、といったよくある設定であるが、 人類とロボットが戦い殺し合うのとはちょっと違う。 「人類が核活動を実行した」結果、環境が破壊され住めなくなり、 「そこでは何百年も、有機体の生存不可能だ。 行けるのは、私たちだけ」と、ロボットが言う。 そして「人間にとって、死は自然なサイクルだ」 「人生は、時の一部でしかない。」「人類の寿命かもしれない」 「どの生命体も永遠ではない」「私たちが人類を受け継ぐ」 「私たちを通して、人類は存在する」など、 これから地球を支配するのは「人間」ではなく「ロボット」だと。 それは、人類が核活動を実行し、招いた結果でしょう?、 と言わんばかりに、ロボットが人類を諭すシーンが印象的だった。 観賞後、製作国が「スペイン・ブルガリア合作」と知って、 核保有国に対する批判なのかなぁ、なんて考えてしまった。
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| 2017年09月04日(月) ■ |
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| 人間は、救う価値があるものなのか。 |
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映画「ノア 約束の舟」 (ダーレン・アロノフスキー監督)から。 根底に流れている、地球を創造した神が怒って大雨を降らせ、 一度、地球上の生物を絶滅させたうえで、 新たに楽園を作り上げるストーリーは、ほぼ変わっていない。 神から選ばれたノアは、地球全体を考えて、こう結論付ける。 「初めに戻る。楽園に戻る。しかし、人間は不在だ。 人間が楽園に戻ると、また全てをぶち壊すから。 神の裁きを受けて、人類は消滅する」と。 言い換えれば、当時から「人間のズルさ・弱さ」が、 地球を傷めつけてきたことになる。だからこそ主人公、ノアは もう一度、チャンスを与える必要はないと、心に決めていた。 しかし、物語のラストに、こんな台詞が続く。 「神はあなたを選んだ。あなたは人間の悪から目を背けないから。 あなたは、善も見ていて、どっちをとるかを神はあなたに委ねた。 人間は、救う価値があるものなのか。 あなたは選んだ、慈悲を、そして愛を」 「人間に、慈悲と愛がある限り、救う価値はある」と考えを変えた。 さて、この話には続きがある。それが、今の私たちの生活であり、 現代のように、バランスが取れていた地球環境を破壊している人間に、 チャンスを与えたのは、本当に間違いではなかったのか、 こう問われている気がしてならない。さて、その判断は?
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| 2017年09月03日(日) ■ |
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| 日本人は、水の音が「雑音」にならない |
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コンサート会場で、一番気になるのは「人の声」。 特に「会話」は、どんなにヒソヒソと話しても耳につく。 そう「雑音」としか言いようがない。 もちろん、高齢者にありがちな「財布の鈴」とか スーパーなどのビニール袋のガサガサ音なども、 意外と会場内に響くことを、私たちは体験として知っている。 それに比べて「滝」とか「せせらぎ」の水の音は、 どんなに大きくても、気になることがなく、 ましてや耳を塞ぎたくなるような音にならない。 私たちの耳には、心地よく聴こえる音の周波数があるのだろう。 そう言えば、母国語の周波数、日本は世界のどの国よりも 相当低いらしい。 それが、英語がマスターしにくい理由とも言われている。 季節ごとに耳にする鳥や虫の鳴き声にも、敏感に反応する力、 これって、太古の昔から、自然と共生してきた証しだし、 日本人であることを「誇り」に感じた知識として、 多くの人に伝えたいことである。
P.S. 意識すると、とてもうるさいんだけど・・ 蝉の鳴き声を聴きながら、読書は出来るんですよ、 不思議なことに。今年の夏、試してみました。
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