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しもさんの「気になる一言」
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2017年01月30日(月)
「PR」と「マーケティング」の違い

書籍「観光立国の正体」
(藻谷浩介・山田桂一郎共著・新潮新書刊・265頁)から。
ある観光の会議で「この本は、目から鱗でした」と紹介され、
さっそく読んでみたら、確かに「目から鱗」だった。(汗)
時間をかけて書き記したメモを、丁寧に読み直す限り、
今後も何度か、この「気になる一言」に登場するだろう。
まず最初にメモしたのは「PR」と「マーケティング」の違い。
「『PR』とは、自分たちのやり方を変えないままで、
どれだけ多くの人に、自分たちを知ってもらうかという活動。
一方『マーケティング』とは、
自分の商品の中身を作り変えるということです」
今まで、自分たちの中身(やり方)を作り変えることをせずに、
人が集まらない理由を、やれ「マンネリだ」、
やれ「予算がつかなかった」と騒いでいるに過ぎなかった。
ターゲット層に合わせて、自分たちのやり方を変えることを
受け入れることができれば、一歩進むことになる。
主催者の都合ではなく、来場者(観光客)に合わせる、
こんな簡単なことなのに、時々、自分たちの都合に合わせていた。
わかっているつもりだったけど、わかってなかったなぁ。(汗)



2017年01月29日(日)
若い子を育てるのは面白いですよ

以前、経済産業省「はばたく中小企業300社」に選ばれた
(株)エステック社長(清水町)、鈴木誠一氏が、
表敬訪問で役場を訪れた時のメモが残っていた。
「たまたまです」と照れ笑いながらも、とても嬉しそうだった。
「うちは、たまたまが多いんです」と何度も繰り返しているが、
社長の座右の銘が「努力は嘘をつかない」という言葉であることを
私は何度かお会いして知っている。
その後、受賞した会社の概要などに話すのかと思っていたら、
人材育成について、その想いを熱く熱く語ってくれた。
私たちに向かって「若い子を育てるのは面白いですよ」と、
本当に嬉しそうに話したのが印象的だった。
「そういえば・・」と呟いた後「久しぶりに社員を怒った」と言い、
何かを頼んだら「考えさせてください」という答えが返ってきたので、
「やる前に考えるなんて、うちの会社ではありえない」と言い、
まずは試してみる、行動してみることの大切さを伝えたようだ。
こんなに「人材育成」を楽しんでいるトップは、なかなかいない。
これが会社の気風(社風)に繋がっているんだな、きっと。
私も定年まであと2年、若い中間管理職の人たちに向かって
「若い子を育てるのは面白いですよ」って自信をもって言いたいな。



2017年01月28日(土)
ディレクターが終了と言うまで、カメラは回す

映画「マネーモンスター」(ジョディ・フォスター監督)から。
原題と同じ「マネーモンスター」は、テレビ番組名。
財テク・株情報を提供し、視聴者に稼いでもらう番組なのか、
それを信じて株を購入し、大損した若者が番組をジャックする。
その原因を探りながら、隠れた秘密を暴いていく。
ストーリー的には、そんなに目新しいものでもないが、
いつ爆発するかわからない爆弾がそばにある恐怖の中、
その事件の一部始終を撮影し続けたカメラマンが、
事件解決後に、インタビューに答えた台詞がカッコよかった。
「失礼、逃げられたのに、なぜ残ったんです?」
「ディレクターが終了と言うまで、カメラは回す」
映画だから、こんな台詞がサラッと言えるんだ、とも言えるが、゜
カメラマンのプロ意識を感じた台詞だった。
ディレクターとカメラマンの信頼関係こそ、良い番組を作るには
欠かせない要素であろう。
このインタビューシーンを作品のラストに加えたのは、
監督自らの意図だろうか、やはり気になるなぁ。



2017年01月27日(金)
「眺め」とは、若い人がみるべきなのだろう。

映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」
(リチャード・ロンクレイン監督)から。
ニューヨークのアパート最上階に住む主人公の老夫婦。
エレベータがないため、辛くなってきたのを妻が気遣い、
売りに出すことにしたのだが、どうしても名残惜しい。
そんな自分を納得させるために、
夫役のモーガン・フリーマンが呟くシーンがある。
「どんなにバカらしくみえても、我が家以上の眺めはない。
だがおそらく、必要な眺めは見尽くした。
『眺め』とは、若い人がみるべきなのだろう」と。
画家の役らしい台詞だな、とメモをした。
自分たち夫婦は、結婚当初から40年この景色を眺めてきた。
2人の想い出がつまった風景は、何事にも変えがたい。
しかしこの素晴らしい眺めを、自分たちだけで楽しむには
もう充分、歳を重ねてきた。
ここらで、この「眺め」を若い人たちに譲ろう・・
そして、何かに気付き、前に進んで欲しい、
そんな気持ちが伝わってくる台詞であった気がする。
いつまでも「特等席」を独り占めするのではなく、
この素晴らしい環境を、次の世代に繋げたいと感じる、
その懐の広さが気に入った。
久しぶりに、ホッとさせられる作品であったなぁ。



2017年01月26日(木)
この「ちょっとした」と言う言葉を捨てた

書籍「まにまに」(西加奈子著・KADOKAWA刊・268頁)から。
昨日紹介した、彼女のエッセイ集だが、もう1つ残したい。
季節の変わり目、なぜか、部屋の片付けをしたくなる。
また、PCの中に残された文書などの雑文も削除したい。
そう思うのだが、なかなか「断捨離」が出来ない私に、
彼女のエッセイは、なるほど・・と気付かせてくれた。
「捨てようとする際、ある言葉が頭をよぎるのである。
『ちょっとした』だ。
『これ、ちょっした小物を入れるのに使えるかも』
『ちょっとした旅行に使えそうだわ』
ないよ。ちょっとしたシチュエーションなんてないよ。
私はまず、この『ちょっとした』と言う言葉を捨てた。
そうすると、とても気持ちがよかったのである。」
この感覚が、とても好きだし、実際に試してみたら、
意外とスムーズに捨てられることがわかった。
片付けのテクニックや、整理整頓のハウツー本ではなく、
西加奈子さんのエッセイを読んで、片付くなんて面白い。
文字好きには、どんなアドバイスよりもわかりやすかった。



2017年01月25日(水)
成功の美酒に酔う、という言葉を知っているのにだ

書籍「まにまに」(西加奈子著・KADOKAWA刊・268頁)から。
さすが、と言うべきが、当然、と言うべきか迷ったが、
彼女の作品は小説でハマり、読み続けているうちに、
エッセイにまで辿り着いた。(笑)
もちろん表現技術は雲泥の差があるが、気になる視点は、
私の感覚と似ているなぁ、と身近に感じて一気に読み終えた。
ある文筆家にこう言われた・・と綴っている。
「"濡れた"という言葉を頭につけると、
なんでもいやらしくなるのだ。やってみろ』と言った。
濡れた短歌、と言ってみた。本当だ、すごくいやらしかった。
濡れた体は、普通にいやらしいだけだ」
たぶん、私もいろいろ試してみて、本当だ、と大喜びをする。
また「いつか肴に」というフレーズにも反応している。
「『失敗しても、いつかそれを肴に酒を飲もう』という言葉に
助けられてきたのだった。
成功の美酒に酔う、という言葉を知っているのにだ」
これまた、私も「酒の肴に・・」と頻繁に口にする。
そして最後に、ちょっとひねりを加えて、にやっとさせるから、
もう楽しくて仕方がない。
彼女のエッセイをもっともっと、出来ることなら毎日読みたい。
もしかしたらだけど「川柳」も得意かもな。



2017年01月24日(火)
子どもや孫が、何十年後に発見したらどう思うかな

S.N.S花盛りの現代、各々が記者となり、毎日もの凄い量の記事が
インターネット上にアップされ続けている。
このインターネットという、情報検索・発信システムが、
これから先、どれほど続くのかは予想できないが、
私が怖いのは、自分は削除したつもりでも、どこかに記録が残り、
何十年も放置されるということ。
例えば、個人の公開範囲が「友達限定」であったとしても、
その友達にシェアされたりすれば、全国に向けて、
いや全世界に向けて、プライベート情報を発信していることに
変わりない、といつも思っているのだが・・。
一番、気になっているのは、子どもや孫の記事や写真を、
可愛いでしょ?とばかり、全国に向けて投稿していること。
撮影場所や撮影時間など、いろいろな情報が記録されている
写真投稿は、犯罪者にとっては、とてもありがたい情報となるし、
もっと気になっているのは、投稿されている子どもや孫が、
何十年後に(その投稿を)発見したらどう思うかな、
ということである。
彼らの知らないところで、自分の赤ちゃん時代の写真などが、
世界に向けて発信されていることに、違和感を覚えてしまった。
自分の写真なら、まだ諦めがつくけれど・・
子どもや孫たちの肖像権は、どうなるんだろうって。
考え過ぎかもしれないが、ネットは便利だけど怖いものでもある。



2017年01月23日(月)
予測不能な人間でいたいのだ。

書籍「ドナルド・トランプ全語録」
(手嶋龍一監修・セプン&アイ出版刊・189頁)から。
第45代アメリカ合衆国大統領となった彼が、
どんな人間なのか、誰もが気になるところだが、
私は、彼の発した言葉を少しずつメモしていたら、なんと
コンビニで、この本を見つけて、衝動買いをしてしまった。
そして、一気に読み終えた感想は、私を驚かせている。
なんと「やばい、何度も頷いてしまった」だったから。
暴言王なのか、戦略家なのか、まだまだ分からないけれど、
大統領選の予備選、本戦と勝ち抜いた事実だけは残っている。
本当に「ウツケ」なのか、これも「演技」なのか、
私たち日本人が大好きな戦国武将「織田信長」の匂いがする。
彼の残虐性を嫌う人もいるが、秀吉、家康よりも人間味があり、
好きだと言う人もいる。(汗)
私たちは、「大統領という枠」に入り切らない型破りな人物に、
行動が読めないから「危険」とレッテルを貼っている気もするし、
本当に、まだまだ判断を下すには情報が少なすぎる。
もし、このトランプ語録から、1つピックアップするとしたら
「私は自分がしていること、考えていることを、
人々に把握されることを好まない。予測不能な人間でいたいのだ。」
今の彼の発言、行動の元は、この考え方だな、きっと。



2017年01月22日(日)
「おまえ達」ではなく「おまえ」が大切なんだ

映画「日本一幸せな従業員をつくる! 
ホテルアソシア名古屋ターミナルの挑戦」(岩崎靖子監督)から。
1時間半に渡り、総支配人(GM)柴田秋雄氏の講演を拝聴した、
そんな感じで、メモが溢れた。
会社(リーダー)が従業員(スタッフ)を守り、
会社に大切にされていると感じた従業員が会社を守る。
その関係があるからこそ、お客も温かいおもてなしを感じ、
ホテルの応援団が、どんどん増えていったに違いない。
多くのメモから、私が選んだのは、総支配人の一言。
「『おまえ達』ではなく『おまえ』が大切なんだ」
スタッフは、きっとこう感じているに違いない。
「(彼は)ひとりひとりを、ちゃんと見ていてくれる」と。
これって、とても大切なことだな、とつくづく思う。
中間管理職の私にとって、上司からはこう言われたいし、
部下にはこう伝えたい、と感じるからだ。
「みんな」とか「あなたたち」といった、複数の単語ではなく、
「あなた」「おまえ」「(名前)」が大切なんだ、必要なんだ、
そう言われたら、やっぱり頑張ってしまいそうだから。
作品冒頭、こんなフレーズから始まる。
「なぜか何度も来たくなる場所」とナレーターが呟いたあと、
「どうも従業員に秘密があるらしい」・・なるほどなぁ。



2017年01月21日(土)
「読書感想文、好きな人?」「は〜い」(汗)

地元の本屋さんと、子育てサークルの女性たちが、
コラボレーションで始めた「ビブリオバトル」イベント、
「本が好きな子、この指と〜まれ!」の第1回。
簡単に言えば「本の紹介コミュニケーションゲーム」。
私は3年ほど前、図書館長の時にこのゲームを知り、
何人かに声を掛けたが、お薦めの本を持ち寄ることは出来ても、
なかなか「ゲーム」としては実現に至らなかった記憶がある。
今回はそんな経験も活かし、何かお手伝いすることがあれば、と、
仲間に入れてもらった。
冒頭主催者から「読書感想文、好きな人?」と言われ、
思わず「は〜い」と手を挙げてしまった私であるが、
周りをみると、手を挙げてる子が誰もいない。(汗)
本は好きだけど、読書感想文は、ちょっと・・というのも分かる。
けれど、この「ビブリオバトル」を何回か経験すれば、
その本を読んだきっかけや、その本の好きな部分、好きな言葉、
さらには、その本で自分がどんな気持ちになったかなどを
みんなに紹介することになるから、簡単に読書感想文が出来上がる。
それを前提に「だから、みんなに読んで欲しい」と纏めれば、
「書評」「読書レビュー」の完成となる。
著者の想い・企画とは違っても、それはそれでいいんじゃないかな。

P.S.
キャッチコピーは「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」
3年前の私の日記(参考になりませんが・・)
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=40832&pg=20131106