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しもさんの「気になる一言」
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2016年05月03日(火)
深い執着は嫉妬を生み、欲望の影が忍び寄る

映画「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」
(ジョージ・ルーカス監督)から。
力をつけた若者と、それを見守ってきた指導者の会話が面白い。
「僕は以前より2倍の力をつけた」と自慢げに言う若者に
「その分、挫折も大きくなる」と、さらっと言い返した。
「(これから)僕はどうすれば?」と、迷っている若者に、
「自らの心を鍛えて、失うことへの恐れを捨てるのだ」と助言。
「力を得たものは、それを失うことを恐れる。ジェダイさえもだ。
シスとジェダイは、あらゆる点で、ほとんど変わりはない。
強い力に惹かれる点でもな」と、警鐘を鳴らしながら。
師匠より弟子の方が力を付けた時、ふたりの関係が試される。
いつまでも、自分を育ててくれた師匠に敬意を評すのか、
師匠の座を狙って、自分がその座に座ろうとするのか、
いつの世も、同じようなことが繰り返されている。(汗)
「深い執着は嫉妬を生み、欲望の影が忍び寄る」も、
普通の人間が、暗黒面(ダークサイト)に落ちていく過程を、
短いフレーズで、上手く表現しているな、と思う。
自分より技量の低い人たちが、トップの座にいる時、
自分の人間性を省みず「嫉妬」という感情が支配し、
あいつを引きずりおろそう、という心の動きが生まれる。
物語の舞台は、壮大な銀河系という宇宙であるが、
根底に流れるのは「自分の中の葛藤」なのかもしれないなぁ。



2016年05月02日(月)
「屋外イベント」こそ、シミュレーションの勉強

この季節「屋外イベント」の楽しさは、青空の下、
爽やかな空気に包まれて、来場者の喜ぶ顔が見られること。
逆に、難しさは、刻々と変わる天候に左右され、
中止・続行・延期などの判断を、瞬時に迫られること。
今までも、多くのイベントを体験してきたが、
もっと早く決断すれば・・というイベントもあったし、
もう少し判断を遅らせれば・・というイベントもあった。
しかし私は、その最終判断の難しさを知っているから、
結果はどうあれ「最善の選択」だと理解し、
選任者の指示に従うことにしている。
しかし、責任者でない人たちは、その判断の甘さを指摘し、
私だったら・・俺だったら・・と陰口を叩く。
その声が、イベントの企画・運営をする若者たちを潰している、
私は、そう思う。私たちのように歳を重ねた人たちが、
「こんなことは、よくあることだよ」と声を掛け、
「『屋外イベント』こそ、シミュレーションの勉強」と、
励ますことこそ、イベントプランナー育成に繋がると思う。
今の時代、集り過ぎる「天候」の情報や、関係者の意見を、
自分なりにどう分析し、最善の判断につなげていくか、
それが「イベント責任者の醍醐味」と思えば、楽になる。
誰にでも与えられた権限ではない、だからこそ経験して欲しい。
不平不満を言うなら「お前がやってみろ」という気概を持って。



2016年05月01日(日)
ブックフェスは「Simpleなイベント運営の実験」

G.W(5/4〜5/5)に、柿田川公園で初めて開催される
メインイベント「かわせみマルシェ」の脇役(サブ)イベントとして
「柿田川公園ブックフェス」を、企画・運営することにした。
全てのスタッフは、手弁当でのボランティア、予算はゼロ。
当然、周知のための「チラシ」も印刷せず、ポスターもなし。
企画内容も、開催当日まで修正しながら変化し続けている。(汗)
これは「Facebookのみで、企画から告知までできるか」の実験。
第一段階は、友人・知人に声を掛け、秘密グループでアイデア募集。
全国の本好きが寄せてくれた多くの意見を参考に、
スタッフに負担がかからないイベントを取捨選択した。(つもり)
今回、私が考えているのは「Simpleなイベント運営の実験」。
何時から何をするというような「タイムスケジュール」に追われた
常に来場者を意識した、きっちりしたイベントではなく、
スタッフが楽しめる、ゆるく、のんびり、まったりしたイベント。
「ブックフェス」は「場所の提供だけイベント」として位置づけ、
来場者にどれだけ「ゆったりとした空間」を与えられるかがテーマ。
だから「マルシェ」系イベントとの同時開催がピッタリはまった。
あとは、本好きの人・グループが三々五々、柿田川公園に集い、
会場の様子をみながら、臨機応変に、本の楽しみ方を伝えて欲しい。
言い出しっぺの私は、当日、過ぎていく時間を気にせず、
会場に集ってくれた友人知人とともに、本の話で盛り上がっていたい。
今まで多くのイベントを経験してきて気付いたことは、
スタッフが大変だと、よし次回も・・・となかなか重い腰が上がらない。
だから「来場者の満足」より「スタッフの満足」を重視、これも実験。
そして、こんなにイベントの企画・運営が簡単なら、私も(僕も)・・と
感じてくれる若者が増えることを願っている、実はそれが最大の目的。
とにかく、今までの「イベント」と比べると、違い過ぎているが、
「マンネリ化したイベント脱出」の手掛かりをつかみたいな。



2016年04月30日(土)
「シェア」は「一字一句、同意見」ということだよね。

Facebookを続けていて、最近、気になっているのは、
誰かが書いた記事に対して「シェア」をするだけの人が
増えていないだろうか、ということ。
自分の意見ではなく、他人の記事を読み、うんうんと頷き、
「いいね」ではなく「シェア」を押す。
また、その「シェア」された記事に「いいね」が押され、
私のタイムラインには、あまり親しくない「友達」が押した
私の知らない人の「シェア」された記事で溢れる。
私が読みたいのは、友達になった人、その本人の意見であり、
その記事に対して「私の友達」がどう考えているかを知りたい。
確かに、いい話だから皆に伝えたい、というパターンもあるが、
それは、プライベートのメッセージで伝えればいいと思う。
老若男女、全ての層に伝えたい記事は、そうあるものではないし、
イベント周知のための「シェア」とは、ちょっと違う気がする。
熊本地震の現状を伝える記事も、地震直後から
「シェア希望」「拡散希望」の文字が溢れたが、
その「シェア」「拡散」がネット上に与えた影響は、
「本当の情報がどれかわからなくなったこと」ではなかったか。
今回は「シェア大好き」の人に、ちょっと厳しい一言。
「『シェア』は『一字一句、同意見』ということだよね」
「私の友達」の意見なら、私は真剣に読むつもりだから、
「シェア」するにしても、一言、本人のコメントが欲しいな、
どうして、この記事を「シェア」しようと思ったのか・・。



2016年04月29日(金)
チャットの予約できますか?

久しぶりに、面白いメールが届いた。
「(しもさんの)チャットの予約できますか?」
このフレーズを読んだ時、実は意味がわからなかった。
「たまには飲みに行きましょうよ、○日は空いてますか?」
こんなメールは時々あるけれど、アフターファイブの予定で
PCの前に座っている私の予定を訊かれたのは始めてだったから。
と言いつつも、昨年の1月から、6人を相手に、
「月に1度の『近況報告会』(月末最後の土曜日)」と題して、
夜10時〜11時までの約1時間、チャットを楽しんでいる。
筑波大学の学生さんから依頼され、万歩計を付けて歩き、
毎日、Facebookのページに報告するだけの実験で知り合った、
メンバーであるが、全国各地に散らばっているためか、
毎回、いろいろな話題で盛り上がっている。
もちろん、お互い飲み会があったり、仕事があったり、と
全員揃うことは少ないけれど、楽しい時間が持てている。
だから今回の提案は、あながち無理な話ではない気がする。
私にとって、夜10時〜11時までの約1時間なら
PCに向かっているか、読書、映画鑑賞の時間だけに、
飲みながらチャットができるかも・・と思えるから。
私との雑談をご希望の方、ご予約、お待ちしています。(笑)



2016年04月28日(木)
人はあまり知るまいが、俺は部類の映画好きだった。

書籍「天才」(石原慎太郎著・幻冬舎刊・226頁)から。
石原さん独特の一人称で語られる「田中角栄」は、
あまり輝いていなかった気がする。
どうしても、田中代議士の自慢話に聞こえてしまい、
それが妙に鼻につき、素直に読み切れなかった。(汗)
ただ意外な情報を目にしたのは、
「人はあまり知るまいが、俺は部類の映画好きだった」
何度となく、映画好きの話があり、作品名も出てきた。
自分の人生と重ね合わせた感じで紹介されていたのは、
映画「心の旅路」・映画「裏街」の2本。
映画好きの田中角栄氏が、選んだ作品だからこそ、
一度じっくり観てみたいと思う。
その中で、どうしてこの作品が好きなのか、
他にはどんな作品が好きなのか、気になっている。
自分史に「部類の映画好き」って書くのは、
なかなか度胸がいるから、相当好きなんだろうなぁ。



2016年04月27日(水)
イニシエーション、通過儀礼ってこと。

映画「イニシエーション・ラブ」(堤幸彦監督)から。
予告があまりにも「大どんでん返し」を強調したためか、
鑑賞側が、トリックを見破ることに意識がいってしまい、
作品の本質に触れる機会を奪った気がする。
だから敢えて、タイトルに関する会話を取り上げた。
「木村文乃さん」が演ずる美弥子が、元彼に言われた台詞を、
「松田翔太さん」が演ずる鈴木に、教えるシーン。
「おまえにとって俺は、イニシエーションだったんだって。
イニシエーション、通過儀礼ってこと。
子どもから大人になるための儀式なんだって。
はじめての恋愛なんて、そんなもんなんだって
その時はこの人しかいない、絶対、と思っても、
絶対なんてないってことがわかる時が来る。
それがわかって、初めて大人になるってのかな。
それをわからせてくれる恋愛、イニシエーションラブってとこね」
「イニシエーション」(intiation)とは、辞書によると
「開始、創始、創業、加入、入会、入門、入会式、手ほどき、
手引き、秘伝を伝えること」のことだから、
まさしく「大人になるための手ほどき、処世術」ってところ。
恋愛に限らず、どんなジャンルにも「絶対」はない、
それを知ってはじめて、大人(社会人)の仲間入り、が出来る。
「イニシエーション」って、意味の深い単語だなぁ。

P.S.
映画を思い出すだけなら一言、「たっくん?」だろうな。
ちなみに、私は「2回」観ました。(汗)



2016年04月26日(火)
本は主役でなくてもいい

先週末の「子ども読書の日」に楽寿園で開催された、
「幅允孝」さん(有限会社バッハ代表)と
「河田亮一」さん(加和太建設(株)代表取締役)の
青空トークセッション。
2000年にネットのAmazonがスタートした頃から
店を構えて販売する「本屋」が大きく変わった、と言う。
そこで感じたのは、逆転の発想で
「人のいる場所に本を持っていくしかないなぁ」だった。
そんな話を聴きながら「本の本質について」語り始めた。
「読んじゃ駄目と言われると読みたくなる」のが「本」であり、
「本は1冊しか読めない」からこそ「目の前の本を大切にする」、
さらに「本は、覚えるために読むものじゃないから」と呟き、
内容はあんまり覚えていない、と照れていた。
私の関心があった「本の選び方」については、
「本って、勝ち負けじゃない。良い本、悪い本とも違う。
今の自分に合ってるか、合ってないか」とスッキリ答えてくれた。
「本は待ってくれる」「本は、みんなで読めない、孤独を楽しむ」
「本は生活の道具」と、私のメモを溢れさせたあと、
「本は主役でなくてもいい」と纏めてくれた。
本がメインのイベントは、どうしても真面目になりがち、
もっとのんびり、ゆったりできる、サブイベントが似合っている。
生活でも、ちょっとした時間に使えるのが、本なんだよなぁ。
だから「本は主役でなくてもいい」が心に残った。



2016年04月25日(月)
牧水が選んでくれた「沼津」

「働く女性の会(ATG)」の4月例会だった。
講師は「林茂樹」氏、演題は「「牧水と沼津」から。
林氏は、立派な肩書が数多く、どれを紹介しよう迷ったが、
今回は「公益社団法人 沼津牧水会理事長」としたい。
「沼津市は誇れる都市であると思っている」と話し始め、
本当に沼津のことが好きなんだな、と感じさせてくれた。
「牧水は、めちゃくちゃに『千本松原』を愛していました」
「牧水は、メチャクチャに『香貫山』が気に入ってました」
「牧水は、滅茶苦茶に『愛鷹山のある富士山』が好きでした」
牧水は、と言いながら、実は林さんのことだな、とメモをした。
特に「牧水が、なぜ沼津を選んだのか?」と題し、
人は「誕生の地」は選べないけれど「終の棲家」は選べる、
全国を旅して歩き、多くの景勝地も観てきた牧水が、
この「沼津」を選んだという事実は、誇れるに違いない。
1時間半、熱く語り続けた彼の話から選んだ一言は、
「牧水が選んでくれた『沼津』」。
これって、沼津のキャッチコピーに使えそうだな。(汗)

P.S.
意味は通じたけれど「度を越して」「もの凄く」の意なら、
「滅茶苦茶」ではなく「無茶苦茶」じゃないかな・・。



2016年04月24日(日)
声は聴こえなくても、気持ちが届けばいい。

映画「想いのこし」(平川雄一朗監督)から。
ある交通事故で、突然、前触れもなく他界したばすなのに、
この世に残した強い「思い」が、なかなか成仏させてくれない。
その思い(願い)が叶ったら、自然と体が消え、あの世へ・・・。
(書籍・映画)「椿山課長の七日間」を彷彿させるような設定に、
「見たくないものも見えちゃう」のか、変な好奇心で観続けたが、
私の予想に反し、人間の汚い、嫌な面は少なかった気がした。
亡くなった4人、それぞれがこの世に残した「想い」は、
すでに幽霊だから、声として伝えることができない。
それを、話すこと以外で、なんとか伝えようとする、
その方法は、4人とも違うけれど、私の涙腺を緩めてくれた。
中でも、高校野球部の女子マネージャーが、3年生最後の試合を
「頑張れ〜」と精一杯応援するけど、当然、聴こえない。
「聴こえないよ」というのは簡単だけど、彼女の想いは、違った。
「声は聴こえなくても、気持ちが届けばいい」
この一言に、なるほどなぁ・・感じ、胸が締め付けられたし、
物語も期待どおりに、選手に彼女の想いが届く。
なぜ、彼女は彼らを応援するということに想いを残したか、
それは、たぶん、この台詞が説明してくれる。
「野球って、一人じゃ出来ないんです。
周りの人たちがいて、自分が存在できるんです」
短い人生だったけど、自分がこの世に存在していたのは、
3年間一緒に汗と涙を流してきた、野球部の部員がいたから、
そう思ったに違いない。
彼らも、目には見えない、彼女の姿を想像して、こう礼を言う。
「犬塚、三年間、一緒に野球が出来てよかった。
3年間支えてくれて、本当にありがどうございました。
これから、3年のみんなはバラバラになるけど、
俺たちずっと仲間だから。俺たちずっとお前の味方だし・・
お前は、1人じゃないから」・・この台詞で、涙が溢れた。