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しもさんの「気になる一言」
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2014年08月29日(金)
皆さんは金を持って風と共に去るんです。

映画「風と共に去りぬ!?」(キム・ジュホキャスト監督)から。
原題「The Grand Heist」が、どうして「風と共に去りぬ!?」なのか、
その意味を知りたくて、鑑賞してしまった。
単純に、いろいろな技術を持ち合わせた人(玄人)が集まり、
氷庫に眠るお宝を奪うというストーリーであるから、
ビビアン・リー主演の「風と共に去りぬ」とは、まったく逆の
コメディタッチで、なかなか理解できなかった。(笑)
そんな気持ちで観ていたら、なぜか突然、
作品中、一カ所だけこれか?と思う台詞があり慌ててメモをした。
たしか、このお宝を奪う作戦の概要を説明したあと、
「皆さんは金を持って風と共に去るんです」というフレーズがある。
えっ、もしかしたら、これがタイトルの由来?と思ったら、
「タイトルに騙された」自分に、笑うしかなかった。
今までも、何度か「邦題」に騙されて、観たことはあったけれど、
少しは、なるほどなぁ、と思うことがある。
今回は、もしこの台詞が理由だとしたら、ちょっと酷い。
だから「!?」って付けたでしょ、と言われそうだけど、
この「!?」の意味さえ、わからない。
これでは「オーケー」(万事順調)とは言えないなぁ。



2014年08月28日(木)
「糞やオシッコ」と思うと汚く感じますが「尿酸」だと思えば

先日「貧乏だと思えば暗くなりますが、工夫だと思えば」を
気になる一言に選んだら、読者から反響があったので、
勝手に「○○だと思うと・・ですが××だと思えば」シリーズ。
(勝手にシリーズ化にしてますが・・)
柿田川公園を通勤路にしている私にとって、
ほとんど毎日、目にしている「鳥の白い排出物」について、
ある方は「糞ではなくて、オシッコ」と言い、
ある方は「オシッコではなく、糞」というけれど、
それは人間が勝手に判断しているだけで、
本当は、人間が痛風になるので有名な「尿酸」らしい。
人間は、窒素を水で溶かし、尿素という化合物にして、
オシッコとして出すけれど、この方法は大量の水分を必要とする。
常に飛べるようにしておきたい鳥には不向きだから、
尿酸という化合物にして、濃縮して出すようだ。
だから、白いのは「尿酸」、そう覚えておきたい。
もし、不運にも上から落ちてくる「白いもの」に当たったら、
「糞やオシッコ」と思うと汚く感じますが「尿酸」だと思えば・・。
でも・・・やっぱり「汚い」って感じるよね、排出物だから。(汗)

P.S.
私は「尿」って言うくらいだから「オシッコ」だと思う。(笑)



2014年08月27日(水)
動きまで思い出せる故人の葬儀は、もっと辛い

1カ月ほど前、前職場で大変お世話になった本人が亡くなり、
親や配偶者などとは違う、声を掛ける相手のいない、
葬式参列の辛さを、しみじみ体験した。
そしてまた、先日突然飛び込んできた、訃報。
同じ地域の住み、同じ職場で働き、時には一緒に遊び、
御家族とも仲良くさせていただいていた女性が亡くなった。
退職してまだ数年、姿を見かければ、必ず声を掛けてくれた女性は、
先月までは、元気そうだったから、未だ信じ難い。
若い頃から退職まで、長い期間を一緒に働いていたからか、
思い出は多く、プリントされた写真の中で、笑顔を見せている。
今でも「しもちゃん」と呼んでくれそうな遺影が、辛かった。
先月の葬儀で、文中に書き留めたフレーズ
「声が耳に残っている故人の葬儀は、辛すぎる」を思い出した。
明るい人だったから、明るく楽しく送り出してやりたい、
そう思っていても、脳がそう判断していないのか涙が出てしまう。
顔・声だけでなく、動きまで思い出せる故人の葬儀は、もっと辛い。
ボウリングでストライクをとった時のリアクション、
バレーボールでレシーブをしている時の動きや声・・
「スポーツ・ウーマン」だったから、動きが鮮明に残っている。
「写真」より「声」、そして「声」より「動き」。
動画は写真より、鮮明にイメージが残る気がする。
なにはともあれ、彼女のご冥福をお祈りします。合掌。



2014年08月26日(火)
「眉毛剃るぞ」眞鍋家の伝統的な仕置きだ。

書籍「村上海賊の娘」(和田竜著・新潮社刊・
(上474頁・下499頁・計973頁)より。
作品全体からは外れるが、主人公のひとり(笑)、
「眞鍋七五三兵衛 」の「眞鍋家の教育方針」。
それが「眉毛剃るぞ」。(それも片方らしい)
作品中に、こんな説明があり、納得してメモをした。
「『眉毛剃るぞ』、眞鍋家の伝統的な仕置きだ。
子を育てるに当たって、決して懲罰を与えず言葉を以て戒め、
六、七歳の小児に対しても、七十歳の人に対するように、
真面目に話して、譴責する。」
譴責(けんせき)とは、過失などを厳しくとがめ責めること。
子どもに対しても、高齢者を敬うように接する。
子どもを子ども扱いしない、という教育方針こそ、
今の私たちが学ばなければいけないことだと思う。
ついつい「子どものくせに」「子どもなんだから」と口にし、
上から目線で叱るけれど、何歳でも1人の人間として接する、
この考え方で子育てをしてきたからこそ、存在感があり、
気は優しくて力持ちの「眞鍋七五三兵衛 」という人間が育った。
そんな気持ちで、この作品を読み終えた。
本当に「眉毛を剃られたら、恥ずかしいものなぁ」(汗)



2014年08月25日(月)
心に化粧するのは、あなた自身。

映画「化粧師 KEWAISHI」(田中光敏監督)から。
本来なら「お化粧って不思議な力があるんですね」を
気になる一言にするのだが、今回は逆の視点でのメモ。
柴咲コウさん演じる、中津小夜さんが、女優として活躍できるよう、
椎名桔平さん演じる主人公・小三馬に、大金を支払い、
なんとか自分に運が向くような化粧を求める。
彼が施した「化粧」は(たぶん)、塗りたくった化粧を、
拭き取り、落としただけ。そして、彼女を諭すように呟く。
「お客さん、化粧は世渡りのためにあるんじゃありません。
世渡り上手は、一時はよくなっても、いずれは、しっぺ返しがきます。
化粧は、所詮、外面を整えるもの。
化粧で繕っても、やがて自分が出ます。
心に化粧するのは、あなた自身」だと。
そして、その言葉を噛みしめるように
「心に化粧するのは、私自身」と言い直す彼女が、
ふっと何かに気付くシーンが、印象に残った。
主人公の男性が「お化粧」という技術を施しながら、
彼女たちの人生を変えていく物語と勘違いしたまま、
この会話をメモしたため、後になってとても輝いてきた。
本当は、お化粧なんて必要ないんだ、という意味を込め、
化粧を落としていく。
それは、化粧をしない男性にも、同じことが言える。
自分の心を磨くこと、何かで自分をよく見せようとしない、
そんなメッセージを作品からいただいた。

P.S.
「化粧」って、本当に「けわい」って読むんだなぁ。



2014年08月24日(日)
みんなが寄ってたかって複雑にしてるんだな

映画「秋日和」(小津安二郎監督)から。
登場人物は、ほとんど同じで台詞の言い回しも同じ。
役柄を意識しないと、作品を間違ってしまいそうなのに、
なんだろう、鑑賞後のスッキリ感が残るのは・・。(笑)
「セクハラ」「パワハラ」に値する台詞や行動が溢れ、
今、こんな作品を作ったら、大変なことになっていたな、と
メモしながらも、よき時代・・で済ませてはいけない、
知恵みたいなものが感じられる作品となっている。
夫は帰宅後、服を所かまわず脱ぎっぱなしにする。
それを、奥さんがハンガーにかけていくシーン。
もちろん、今ではこんな家庭は少ないだろうが、
夫と妻、着替えながら、夫婦でけっこう会話している。
今日は会社で・・とか、向かいの何とかさんが・・
こんな他愛ない会話だけど、よくしゃべっているのだ。
現代の夫婦に足りないのは「会話」だとも言われるが、
これなんかも、ヒントじゃないかな・・とメモをした。
気になる一言は、作品のラストの会話。
「世の中なんて、みんなが寄ってたかって複雑にしてるんだな。
案外、簡単なものなのにさ」
「シンプル・イズ・ベスト」なのに、私たちが複雑にしている。
なるほどなぁ、今でも通じることだなぁ。



2014年08月23日(土)
鳥の目・虫の目・魚の目・宇宙飛行士の目

ある先輩から、人が生きていくうえで大切にしたい
「4つの目」を教えていただいた。(3つまでは知っていたが・・)
それが「鳥の目・虫の目・魚の目・宇宙飛行士の目」。
「鳥の目」は、大所高所から物事を眺める視点であるから、
全体像をイメージすることが、判断の基準となる。
「虫の目」は、地面から眺めた、低い位置からの視点。
それは、忘れがちな住民の目線であったり、弱い立場の人の目線。
「魚の目」は「潮の流れ(全体の流れ)」を意味し、
今、時代は、どの方向へ流れているのか、それを敏感に読み取り、
的確に対応していくことを教えられた。
そして現代は「宇宙飛行士の目線」を意識する必要性を知った。
地球規模、世界を意識したグローバルな視点、だと思っていたら、
そればかりではなく、自分って、こんなちっぽけなんだと感じながらも、
だからこそ「自分の悩みもちっぽけなんだ」と思えるほど、
絶対的な自然や宇宙に癒される視点らしい。
スマホで、アプリを起動すると、宇宙に浮かんでいる「地球」から、
私の自宅まで、一気にズームアップしていく、お馴染みのソフトがあるが、
まさしく、この「宇宙飛行士の目」を体験できる。
自分は「宇宙」に生かされていると感じること、大切ではないだろうか。

P.S.
東京に「地球を見おろす宇宙ミュージアムが完成」の報を耳にした。
地球を見おろす宇宙ミュージアム『TeNQ』7月8日オープン!



2014年08月22日(金)
その色によって、何がよく見えるようになるのか

先日、一度紹介した、講師「色彩計画家・加藤幸枝」氏、
演題「色が変わると景色が変わる」から。
「目立つ・目立たない」「馴染む・引き立つ」の関係性を
「見せたい景色は何ですか?」と私たちに投げかけてくれた。
「その色によって、何がよく見えるようになるのか」という
「色」についての基本中の基本を教えていただいた。
その中で「自然の色が美しく見える理由」と題して
「自然の中の鮮やかな色は、大地(地表)の近くで、小さな面積」で
景色の中に存在し、「落ち葉など自然がもつかたちや色のむら」も、
生きているからこそのバランスが存在しているのだろう。
それを「インター・ロッキングなどで表現しようとしても、
『似て非なるもの』」と言い切った彼女の力強さを感じた。
「日本中から集めた土の色を試験管に入れ、毎日、眺めている」と
嬉しそうに話した姿は、なぜか輝いて見えた。
自然を相手に仕事をする人って、目立たないのに、
なぜか癒される雰囲気を持っている、そんなことを感じた。
「自分の仕事で、何がよく見えるようになるのか」
そんなことを、常に意識しているんだろうなぁ、きっと。
自分の存在が、誰か頑張っている人を輝かすことが出来たら・・
最近、そんなことを思うことがある、ちょっぴり似てるかな。



2014年08月21日(木)
人一人の性根をあまりみくびらぬことじゃ

書籍「村上海賊の娘」(和田竜著・新潮社刊・
(上474頁・下499頁・計973頁)より。
読書後の第一声は「主人公は誰?」。(笑)
タイトルを見れば「村上海賊の娘・景」と思うが、
1,000頁近い物語にしては、出番が少ない気がするし、
「眞鍋七五三兵衛 (しめべえ)」のインパクトが強すぎる。
なぜか、主人公・景の行動には心が動かなかった。
私がこの作品を思い出すフレーズは、
「人一人の性根をあまりみくびらぬことじゃ」。
「性根」とは「根本的な心の持ち方。根性」のこと。
作品に登場する男たち(景だけ女)の戦いざまに感動し、
「火事場の馬鹿力」に近い「根性」と、
軸がぶれない「戦に対する信念」みたいなものを感じた。
戦の指揮を執る大将だけでなく、名前も出てこない兵から、
大阪本願寺を拠点とした、本願寺門徒まで、同じだった。
死ぬことを恐れず、自分の決めた生き方を忠実に守る戦い、
これが、この作品の根底に流れる魅力であろう。

P.S.
2冊を読み終え、読みにくいから外してあった本の帯を
つけ直そうとしたら、下巻裏面で見つけたキャッチコピー、
「人ひとりの性根を見くびるなよ。」・・やっぱりなぁ。



2014年08月20日(水)
両手で渡すと、両手で受け取ってくれる。

職員研修「接遇・クレーム対応」
講師「(株)インソース 石川あさ子氏」から。
何度受講しても、クレーム対応は難しい。(汗)
ケース・バイ・ケースで、これといった対応パターンがなく、
同じような内容のクレームで、同じように対応しても、
納得してくれる人と、余計に怒り出してしまう人もいる。
ただ「接遇」は、今でも知らなかったことがあったり、
何度受けても、違った気付きがある。
「笑顔には人が集まります」という基本的なことも、
言い方を変えるだけで、なるほどなぁ・・と再認識できる。
以前、相手の目を見て話す、と教わった接遇も、
「ずっと見ているのは、不自然です。違和感というか。
目を見ると言うより、顔全体を見る」という説明に納得した。
その中で、今回私が選んだのは「モノの授受(書類等)の仕方」。
「両手で渡すと、両手で受け取ってくれる」という視点、
隣に座った職員と試してみたが、片手で渡されるのと、
両手で渡されるのでは、受けての気持ちが違うことを実感。
それも「直線的に渡すより、ふわっと(曲線で)渡す」。
ほんの些細な気遣いが、どんな気持ちにさせるかを知った。
だからこそ、どうしても片手で渡す場面になっても、
「片手で失礼します」という言葉が自然に出るという。
今までも、何度か失礼をしたような気がする。(汗)
「接遇研修」は、いくつになっても受講したいなぁ。