
|
 |
| 2014年06月23日(月) ■ |
 |
| 昭和初期(昭和一ケタ)の写真に心が和む |
 |
写真展「昭和」(写真家が捉えた時代の一瞬)(佐野美術館)から。 土門拳さんを始め、各地で活躍を続けた写真家たちが、 「昭和」という時代をどう表現したのか、楽しみに足を運んだ。 たしかに、どれもが衝撃的だったが、私が一番印象に残ったのは、 「大正モダニズム」といわれた、ちょっと気取った男と女たちが、 「モボ・モガ」と呼ばれ「銀ブラ」をした「大正時代」の後の数年、 大正12年の「関東大震災」で自然災害は受けたものの、少しずつであるが、 平和な生活が戻ってきた昭和初期(昭和一ケタ)の時代の写真であった。 その後、しばらくして、日本は戦争へ突き進むのであるが、 私の父親・母親が生まれた、昭和5年〜9年の写真は、 インパクトの強い、戦争・高度成長期の影に隠れがちだが、 その時代に生きる人たちの様子が妙に温かく、 昭和の中でも、のんびり、ホッとさせられた時期だった気がする。 一言に「昭和」といっても、その人の想い描く年代によって、 その表現は違うだろうが、「昭和」という時代には、 「激動の昭和」という手垢のついたフレーズでは括れない、 いろいろな顔があったことを、改めて認識させられた。 敗戦から10年ほど過ぎた、昭和30年代の生活が、懐かしさとともに、 映画化されたりするが、それも「昭和の一部」に過ぎない。 大きな事件がないと、歴史には残らないって何か変だね。(笑) だから「昭和初期(昭和一ケタ)の写真に心が和む」を残そうと思う。
|
| 2014年06月22日(日) ■ |
 |
| 新しい世を作るのに、村重の力は欠かせん |
 |
NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」から。 荒木村重が、織田信長を裏切り謀反を起こす頃のメモ、 (第18話(裏切る理由)だったと思うが・・・) メモを整理していて、面白いことに気が付いた。 なんと信長が、同じような台詞を3回も使っている。 「新しい世を作るのに、村重の力は欠かせん」 「村重は、謀反を起こすような愚かな男ではない」 「わしの新しい世に、村重は欠かせん」 信長が、荒木村重に絶大な信用していたことがわかる。 その相手に、土壇場で裏切られたのだから、 信長の気持ちは、怒りを通り越して失望だったと思う。 他の誰かが裏切っても、こいつだけは俺を裏切らない、 そんな思いが、3回の台詞に繋がっている気がした。 こんなシーンをみると、本能寺の変で亡くなった彼が、 もし生きていて、悲願の天下統一を果たしたとしても、 本当に、その後、全国の大名たちの心を掌握できたのかな、 という疑問が、へそ曲がりの私には残る。 なんでも力で抑えつけようとした、信長の力は、 戦国の世には輝くけれど、泰平の世では無に等しい。 歴史に「たられば」は、御法度だろうけれど、 家臣に裏切らることがわからなかった、信長の洞察力、 どう評価すればいいのか、私にはわからなくなってきた。
P.S. 意外と「大河ドラマ」ネタの反応がいいので、もう少し続けます。 観ている人、多いんだなぁ。
|
| 2014年06月21日(土) ■ |
 |
| 「91歳、健康の秘訣は?」「暴飲暴食・・」 |
 |
運転中に、思わず吹き出してしまった、ラジオからの話題。 (聞き流していたので、放送局も番組名も不明ですが・・) たぶん、どこかのまちの名物?(スーパー)おばあちゃんだろう。 91歳にしては、周りが驚くようなことをするので、 ラジオとしても、面白可笑しく取り上げる企画だったのかも。 そして最後に、パーソナリティの女性が訊ねた。 「おばあちゃん、最後に質問していいですか?」と前置きをして、 「91歳、健康の秘訣はなんですか?」と、 たぶん「打合せどおり」の問答で、終わる予定だったと思う。 彼女も、たぶん「予定どおり」の答え「暴飲暴食をしない」で、 締めるつもりだった、と予想される。 それが「暴飲暴食」と言った後、その後の「はしない」が続かないから、 放送事故ともとれる長さのあと、思い出したように「はしない」。(笑) 聴いていた私は、このハプニングが面白くてメモをした。 「91歳、健康の秘訣は?」の問いに「暴飲暴食です」で終わったら、 それこそ、スーパーおばあちゃんだ、と拍手喝采だったのに。 企画した放送局の人、慌てただろうなぁ。(汗) でも、その答えもありだったなぁ・・と、私は喜んだ。 あの沈黙の時間、今思い出しても笑える。 高齢者のインタビュー、是非、これからも「生放送」で・・。
|
| 2014年06月20日(金) ■ |
 |
| その男、試してみてもよろしいですか? |
 |
溜まっている「軍師 官兵衛」ネタを読みたい、という 私にとっては、とても嬉しいリクエスト・メールが届いたので、 昨日に続けて、NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」から。 今は亡き、谷原章介さん演じる「竹中半兵衛」が、 官兵衛をベタほめしている秀吉に訊ねた台詞。 「(官兵衛とは、そんなに)使える男ですか? その男、試してみてもよろしいですか?」 主君・秀吉を信用していないというわけではなく、 たぶんあの頃から、自分の後を継ぐ軍師として、 秀吉を支え、大きな視点で難題解決にあたれる男か、を 試していたのかもしれない。 実際の解決には、官兵衛のわからないところで根回しをし、 物事がうまく運べるように段取りしているのだから、 結果を求めていたのではない、と思う。 その考え方、大所高所から眺める視点を持ち合わせているか、 度胸のある男がどうか、そんなことを試してみたのだろう。 話の展開では「えっ、これで合格?」という内容であったが、 こうして、自分の後継者を作っていくんだ、という部分は、 非常に参考になった。 もちろん、半兵衛のように全て完璧に出来るわけではない、 ただ、その「軍師」としての資質を試していたに過ぎないが、 56歳を重ねた私にとっても、次世代の管理職候補を試す、 そんな必要性を痛感した。 その話を耳にした、織田信長。「もし・・」と前置きをして、 「しくじるようなことがあれば、それまでの男ということよ」と 言い切った、なるほどなぁ。(汗)
|
| 2014年06月19日(木) ■ |
 |
| This is the point we need to think about. |
 |
NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」(前半)で、 耳について離れないセリフといえば、 片岡鶴太郎さん演じる、小寺政職(まさもと)の 「ここは思案のしどころじゃのう」に違いない。(笑) 自分では決断できないから、 「ここは思案のしどころじゃのう」と言い放って、 誰かの意見を待つばかりと思っていたら、そんな場面だけでなく、 T.P.Oによって使い方、声のトーンなども違うようだ。 そういえば、私も毎回のメモを整理していたら、 このセリフが必ず、どこかに散りばめられていて思わず笑った。 では、これに相当する英語は?と考えてしまう私であるが、 インターネットで調べたら、こんな4つの英文にぶつかった。 (1)This is the point we need to think about. (2)This is where we [I] have to stop and think. (3)I must hesitate at the step. (4)I have come to a parting of the ways. 私のイメージに合ったのは、(1)。 「大きな決断するのに一番大切なポイント(時期)」というのが、 本来の使い方なんだろうけど、決断をしないことを前提にした、 小寺政職の使い方は?・・う〜ん、難しい。(笑)
|
| 2014年06月18日(水) ■ |
 |
| 道で札束の詰まったカバンを見つけた、君はどうするかね? |
 |
映画「シザーハンズ」(ティム・バートン 監督)から。 この映画って、こんなに切ないストーリーだったんだ、と 鑑賞後、涙腺が緩み、しばらく胸がジーンとするのを感じた。 楽しいとか、幸せいっぱいの気持ちは、人に伝えられるけれど、 切ない気持ちは、なかなか上手に伝えられないなぁ、と思う。 自分自身で、今回の気持ちを思い出すために、ハサミの手をもった 人造人間「エドワード」に、ケジメを教えるシーンを選んだ。 質問はいたって簡単、人間社会でのルールを試す設問。 「道で札束の詰まったカバンを見つけた、君はどうするかね?」 答えは一つ、次の(A)〜(D)の中から選ぶ。 (A) 君が頂く (B) 友達や愛する者にプレゼントを買う (C) 貧乏な人にあげる (D) 警察に届ける エドワードは「愛する者に、プレゼントを」と答え、間違いとされる。 もちろん、善悪だけを考えたら「(D) 警察に届ける」が正解だけど、 「友達や愛する者にプレゼントを買う」「貧乏な人にあげる」を 選んだからといって、あなたの生き方は間違っていると断定するのは、 私が望む生き方と、ちょっと違う。 この「愛する人のためなら」という考えが、物語全体を包み込み、 エドワードを演じる「ジョニー・デップ」の 台詞が少ない分、 観ている私が、じっくり考えさせられるシーンが多かった気がする。 人間の心は移ろいやすく、味方になったり敵になったり、慌ただしい。 彼の傍にチョコンと座る犬が、一番の理解者なのかもしれない。
P.S. 「君のことが心配だ。十分に注意して暮らせよ」という助言や、 エドワードに「逃げ道」を与え、追っかけてくる町の人たちに、 「もう終わった、皆、帰ってくれ」と言い切った警官、カッコよかったなぁ。
|
| 2014年06月17日(火) ■ |
 |
| 「すみません」と言ってすぐ抜ける「オオカワヂシャ」 |
 |
柿田川には現在、特定外来生物の「オオカワヂシャ」が繁茂している。 オオカワヂシャは非常に繁殖力が強く、 水中花である「ミシマバイカモ」等の貴重な植物の生息を阻害している。 これは紛れもない事実であるが、毎回、この駆除作業をしていると、 面白いことに気付く。それが「オオカワヂシャ」の気持ち。(笑) もちろん、そんなことは私の勝手な想像に過ぎないけれど、 この外来種、ほとんど根を張らず、覆い被さっているイメージ。 だから、私たちがちょっと引くように触るだけで、すぐ抜ける。 道端に生えている雑草のように、力強く引っぱる必要もなければ、 根こそぎ・・という表現も相応しくない。 人が川に入るだけで抜けてしまうような、そんなか弱い外来種であり、 繁殖力が強いということで、なかなか絶滅は難しいが、 あの抜ける瞬間の抵抗力の弱さといったら、なんとも表現し難い。 もし「オオカワヂシャ」が私たちに向かって話せるとしたら、 「柿田川のシンボルのような『ミシマバイカモ』に被さってしまい、 誠にすみません、どんどん抜いてください、本当にすみません」、 こう何度も何度も謝るのではないかと思うくらいだ。(汗) 「オオカワヂシャ」の気持ちになるなんて、不思議な体験である。
|
| 2014年06月16日(月) ■ |
 |
| 「柿田川」を題材に、どんな分野でも話が出来る(かも) |
 |
自分がこの世に生まれてきたミッション(使命)が、 大好きだった「生涯学習」から離れてみて、 うまく言えないけれど、おぼろげながら見えてきた気がする。 実は、わが町の「シルバー人材センター総会」のあとに、 「出前講座」を依頼されたのは数週間前だった。 テーマは「柿田川について」。 本来なら「公園みどり係」の職員が「柿田川」に関する情報を、 依頼された団体・会員に対して、淡々と説明する形で進められる。 しかししかし、今回は「是非、都市計画課長にお願いしたい」と、 指名料は貰えないけれど(笑)、直接依頼があったため、 久しぶりに「パワーポイント」を駆使しながら、資料を作成し、 高齢者対象に「柿田川」のプレゼンテーションを終えた。 私より詳しく「柿田川」を知っている人たちの前でのミニ講演会(笑)は、 いつ「異議あり!!」と言われるか、ビクビクの内容であったが、 撮り貯めた「写真や動画」を駆使することで、無事終えた。 この数日間を振り返り、資料作りの段階で気付いたことは、 団体の活動、人数、性別などに加え、依頼された内容により、 使用する「写真や動画」を入れ替えることで「柿田川」を題材に、 (たぶん)どんな分野でも話が出来る気がしてきた。 何十年も貯めてきた「メモ・情報」が、点から線へ、そして面へと、 確実に繋がってきている実感があったから・・。 あとは、講演の経験を重ね、もう少し話術を学ぶこと。(汗) 久しぶりに、落語でも聴こうかなぁ。
|
| 2014年06月15日(日) ■ |
 |
| 「和製英語:mood maker」(「英語:icebreaker」)の役割は誰? |
 |
「2014FIFAワールドカップ ブラジル」の初戦「コートジボワール」。 「1-0」とリードして迎えた後半17分、相手の11番「ドログバ」がIN。 その後あっという間に、後半19分・21分と立て続けにゴールされ、 残念ながら、逆転負けを喫してしまった。 テレビの前で一歩も動かず応援していた私でさえ、 「ドログバ」がピッチに立った時、ゲームに大切な流れが変化したと感じた。 私は、サッカー素人なので、結果についてコメントはできないが、 ただ「リーダー」「キャプテン」「軍師」とは違う「ムードメーカー」に、 興味関心のアンテナが引っ掛かった。 ネットで調べると「ムードメーカー」とは「その場にいるだけで その場の空気・雰囲気を好転させることができる力を持っている人のこと」 「スポーツにおいては選手としての実力とは別に持ちえる能力であり、 たとえ技術で貢献する能力が無くとも戦力的なプラスを与えてくれる存在」、 「ただし、圧倒的な存在感でチームを牽引する能力を持つ選手も、 その姿勢から、結果としてその機能を果たしている場合も多い」とあり、 彼が、サッカーW杯初戦の緊張感、堅苦しさをほぐす役割を果たしたことは、 誰もが認めるところであろう。 これに相当する「英語:icebreaker」は、直訳すれば「砕氷器」。 堅い氷を、シャカシャカと音を立てて砕いていく「かき氷マシーン」。 砕いた氷が柔ければ柔らかいほど、美味しい「かき氷」が出来上がる。(笑) 4年に1度とはいえ、短期決戦の「サッカーW杯」だからこそ、各チーム、 ムードメーカーの存在が大きな鍵となる大会かもしれない、と思った。 今の「サッカー日本チーム」について詳しくないけれど、 「和製英語:mood maker」(「英語:icebreaker」)の役割は誰?
|
| 2014年06月14日(土) ■ |
 |
| なんだか、なんでも取り返しがつくみたいな |
 |
書籍「私の男」(桜庭一樹著・文藝春秋刊・379頁)から。 以前、直木賞作品として読み、最近、映画化されたと聞いて、 鑑賞前に原作を・・ともう一度、読み切った。 キーワードとなるのは「サムシング・フォー」。 (Something Four) は、結婚式における欧米の慣習。 結婚式で花嫁が4つのものを身につけると、 幸せになれるというものである。 由来は「マザーグース」の歌らしい。 幸せになれたかどうかは、その人の考え方次第だが、 人生は取り返しができるのか、どうか・・ そんな視点に頷き、この言葉を選んでみた。 「東京の花火大会って、年に一回じゃないのね。 あっちこっちで、何度も何度もするんだって。 なんだか、なんでも取り返しがつくみたいな」 人生において、これだけはどうしても譲れない、と 思っていたことが、意外と大したことでなかったりする。 どうしても、これじゃなくては・・と欲していたものが、 意外と、そうでもなかったり、人間の欲は限りないが、 物語の中で、こんな言葉に反応し慌ててメモをした。 「意欲なんてものは、ありすぎてもなさすぎても、 生きるのに不便なだけだと思う」 なさ過ぎると、生き甲斐とか、やる気が起こらないが、 あり過ぎても、自分だけで空回りし、周りに迷惑をかける。 それは、私も経験としてわかる気がした。 愛する人の全部を自分のものにしたい、という欲は、 生きていくのに不便な環境を作ることなんだろうなぁ。 映画は、どんな部分にスポットを当てているんだろうか、 その違いをじっくり眺めてみたい。
P.S. 「サムシング・フォー」とは、 家に伝わる古いもの(Something Old) 門出にふさわしい新しいもの (Something New) 幸せな人から借りたもの(Something Borrowed) 青いもの(Something Blue)
|
|