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しもさんの「気になる一言」
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2013年05月29日(水)
恐竜センターに行ってきたよ

先月から今月の初め、私たちの職場、地域交流センターで、
絵本作家・宮西達也さんの原画展が開催されていた。
地元の幼稚園児たちも、散歩しながら大勢訪れてくれ、
展示会場が、元気な声と賑やかな雰囲気に包まれた。
宮西さんの作品と言えば「おまえうまそうだな」に代表される
テラノザウルスなどの恐竜が登場するが、わが課の職員が、
機転を利かせて、テラノザウルスの着ぐるみに入り、
子供たちの前に登場したから、もう大喜び・大騒ぎ。
全国の「ゆるキャラ」をはじめとした、着ぐるみの威力は、
こういったところで実感することが出来た。
しばらくしてから、幼稚園の先生に聞いた感想は、
「おかげさまで、楽しい時間が過ごせました」。
「それはよかったね、子ども達の反応はどうだった?」
と訊いたところ「実は・・」とちょっと笑いながら、
「子どもたちに今日はどこへ行ってきましたか?と質問したら、
恐竜センターに行ってきたよ、でした」。(汗)
子ども達は、私たちの予想を面白いように裏切ってくれるから、
私の日記のネタになる。これからも楽しみしよっと。
それにしても・・恐竜センターねぇ、
さっそく、宮西さんに報告しよ〜っと。(笑)



2013年05月28日(火)
私も、本の背表紙を揃えていいですか?

世の中には、面白い人がいる。(笑)
そんなことを言ったら申し訳ないが、とにかく嬉しい。
昼休み時間、館長を務める図書館内を見渡していたら、
本の並びがずれていることに気付き、整頓をはじめた。
ところが、そんな私を見て声を掛けてくれた人がいる。
「すみませ〜ん、図書館の方ですか?」「はい」
「私もその作業、手伝わせていただいてもいいですか?」
「えっ・・」と訊き直して、合点がいった。
「私も、本の背表紙を揃えていいですか?」ということのようだ。
「実は、家の本棚もそうですが、本がきっちり並んでいると
とっても気持ちがいいんです」と話始めたと思ったら、
「本屋さんや図書館でも、揃えたくなるのですが、
さすがに失礼かな、と思って・・」と続けた。
私が、スタッフエプロンもせず、本の整理整頓をしていたので、
思い切って声を掛けてくれたらしい。(汗)
「いえいえ、私も同じですよ。大好きな本が、
きれいにピシッと並んでいると、気持ちがいいですよね」。
そんな話をして、しばらく一緒に作業を続けた。
「ボランティア」って、そんな気持ちから始まるんだな、
図書館を気持ちよく使ってもらうお手伝いって、嬉しいなぁ。



2013年05月27日(月)
人とはこんなものなのか

映画「のぼうの城」(犬童一心・樋口真嗣監督)から。

数年前に原作・同名の小説を読み、映画化を楽しみにしていた。

当時は「のぼう様(成田長親)」に関心が向いていたが、

今回は、なぜか、攻め落とせなかった敵将、石田三成に

私の好奇心が興味を示した。

こちらの兵の数を聞いただけで、
相手方は開城するとの噂を
耳にした石田三成が、大谷吉継に嘆く。

「大谷吉継よ、人とはこんなものなのか。

銭と武力で圧倒すれば、これほど簡単に性根を失うものなのか」

「性根」とは「根本的な心の持ち方・根性」とか

「1つのことを長くやり続ける気力」のこと。

もっと人間としての誇りみたいなものはないのか?と、

石田三成は、自分の戦のことより、人間に興味を示した。

大谷は「勝利者のみが抱ける甘美な感傷だなぁ」と答える。

その後、20,000対500(小説では20,000対2,000だった?)でも、

戦うと決めた相手方の動きに、また嬉しそうに反応する。

「わしは、人と言うものに高を括ってしまうところだったぞ」

「高を括る」とは「せいぜいそんな程度だろうときめてかかる」

「みくびる・あなどる」などの意味だから、

「人間、まだまだ捨てたものじゃないな」という、

石田三成の心の叫びが聞こえてくるようだ。



P.S.

先日他界した「夏八木勲さん」が、お坊さんの役で出演していた。

ナレーションは「TBSアナウンサー・安住紳一郎さん」



2013年05月26日(日)
観光による地域振興か・地域振興による観光か

音楽会と並んで、わが町自慢の「第158回泉のまちカレッジ」
講師「三島市観光協会専務理事・小松繁生さん」

演題「「定年後の生甲斐を求めて」
(長年、想い描いていた夢を実現する時が来た)」から。
前半、伊豆半島の観光にスポットを当てたお話があり、
近隣市町の開発(企画も含め)が、自分の住む町、働く町に、
どのような影響を及ぼすかを改めて知り、大変参考になった。
その小松氏が、最後にまとめたのは、定年後の過ごし方。
私は、この地域で、こんなことをしたい、あんなことをしたい、
という、ちっちゃな提案。
退職後に、自分の住んでいる地域振興に役に立ちたい、と
大上段に構えずとも、実は昔からこんなこと考えていたんだ、と
話す彼の顔は、子どものようにウキウキしていた。
「住民として、与えられたエサを食べるのではなく、
自分でエサを探し、(活動)生きていくことが大切」
これこそ、定年後の生き方だな、と拍手をしたくなった。
その地域に住む人たちが、イキイキと生活し過ごす姿は、
他地域の方々にとって、とても魅力的に感じられるからこそ、
知りたい、見たい、体験したい、と集まってくると言う。
それこそが、現代風の観光誘客なんだな、と理解できた。
「観光による地域振興か・地域振興による観光か」
わが町は「地域振興による観光」なんだろうなぁ、きっと。



2013年05月25日(土)
いつも、ああやって言葉集めしてるの?

映画「舟を編む」(石井裕也監督)から。
「三浦しをん」さん原作の小説と今回の映画、
共通している部分とオリジナル部分の比較は、
書籍と映画、両方を楽しむ私のライフスタイルには
ピッタリの題材であった気がする。
読書後のメモと、鑑賞後のメモを比べると、映画の方が、
宮崎あおいさん演じる「林香具矢」さんが輝いていた。
松田龍平さん演じる主人公・馬締光也さんが、下宿で
可愛がっている猫に「迎えにきたよ」と声を掛けたら、
香具矢さんが「迎えにきてくれたんだ」と登場するシーン、
昔話「かぐや姫」で月からのお迎えがくる場面とダブった。
また2人が出会った頃、料理人として修行をしていた
「梅の実」から彼女が独立したお店の名前が「月の裏」。(笑)
彼女が「みっちゃん」と呼ぶ「光也」という名前も、
「月の光」に関係しているのかな、なんて想像してみたり。
(「満月」をもじって「満也」も面白かったけれど・・)
こんなことをメモして楽しんでいるなんて私くらいかな。
ところで、どんな場面でも「用例採集カード」を欠かさない
馬締に、香具矢さんが笑いながら問いかける。
「みっちゃんて、いつも、ああやって言葉集めしてるの?」
私も宮崎あおいさんに言われてみたいな。
「しもさんって、いつも、ああやって言葉集めしてるの?」



2013年05月24日(金)
天下のNHKではなく、みなさんのNHKです

ある方が誉めたつもりで口にした「天下のNHK」というフレーズは、
御法度なのか、訂正を入れることになっているのか、
「ちょっと訂正させてください、みなさんのNHKです」と、
フォローされた光景が可笑しくて、メモをした。
帰宅後、ネットで検索したら、こういうケースは
Twitter等でも書き込まれているし、珍しいことではないらしい。
辞書によると「天下」とは、多くの使い方があるが、中でも
「かかあ天下」に代表される、
「権力をにぎって思うままに振る舞うこと」という意味や
「天下の大泥棒」「天下の横綱」などに使われる、
「比類ないこと。この上ないこと」という意味を含んだ
「上から目線」的な表現を避けているところが、面白い。
NHKファンの私としては、唯一の国営放送であるし、
「天下のNHK」という表現に、あまり違和感がなかったが、
そこまで意識して対策しているんだな、とそのことに感心した。
たぶん、どんな立場の方の挨拶でも
「天下のNHK」というフレーズに対して、間髪入れずに
「みなさんのNHKです」と言い直すよう徹底されているのかも。
「天下に名を知られる」という使い方の、
「世の中。世間」という意味に解釈すれば、いいのに・・・。
私は「天下のNHK」というフレーズ、好きなんだけどなぁ。



2013年05月23日(木)
彼氏がいるってことは、ライバルはたった一人なんだ

映画「モテキ」(大根仁監督)から。
コミックも、TVドラマも見ていないけれど・・(汗)
人生において、何度も訪れるのかな、この「モテキ」。
選んだ気になる一言は「モテキ」というよりも、
恋人のいる異性を好きになった時に考える、
ポジティブ・シンキング。
このフレーズの前に、当然、前置きがある。
「彼氏がいないってことは、世界中がライバルなんだよ」
そして、「でもな」と口にした後、おもむろに呟く。
「彼氏がいるってことは、ライバルはたった一人なんだ」。
なるほど、そういう考え方もあるなぁ、と妙に納得し、
メモをしたのは言うまでもない。
「弱っている時に聴くアイドルソングは麻薬です」とか
「どこまで目をみて話せるか、勝負しようよ」、
「ごめん、私、幸世君じゃ、成長できない」など、
ちょっとしたメモが増えた作品でもあったが、
先輩女性が、部下の主人公に対して怒鳴る場面
「もっと自由にとか、もっと自分の思いのままにとかな。
そういうのは、限られた人間だけに許されんの。
おまえは違うの!、だから黙って働け。バカ」は、
インパクトが強すぎたなぁ。(汗)



2013年05月22日(水)
30年経っても、夫婦の基本は「会話」

結婚30年目の記念日に、夫婦+娘の家族3人でフランス料理。
本来なら、昨年の松本・北海道旅行に続いて、
今年は20年ぶりの式年遷宮の年なので「伊勢神宮参り」とも考えたが、
仕事上、まとまった休暇が取れそうもないので、今回は計画変更。
午後6時半から9時半までの3時間、思い出を振り返りながら・・
いやいや、最近、お互いの忙しさですれ違っていた気持ちを
美味しい料理とワインを飲みながら、確認し合ったという表現が、
正しいのかもしれない。
私にとっても妻にとっても、貴重な3時間であった気がする。
携帯電話の電源も切り、話し続けた会話は、楽しい旅行とは違うが、
ある意味では、忘れかけていた「夫婦の会話」の重要性を、
思い出させてくれた時間となった。
30年前の結婚当時の様子や、それからの山あり谷ありの話もいいけれど、
お互い歳を重ねた今を、そしてこれからをどう一緒に過ごしていくか、
という話題は、意外と楽しかったと思う。
こうして、ほろ酔い気分で書いている、気になる一言は私の気付き。
「30年経っても、夫婦の基本は『会話』」を残しておきたい。
一番大切にしなければならない相手を、一番我侭がいえる相手として、
無理難題を押し付けていたことも、じっくり会話をしてわかった。
夫婦だから言わなくてもわかっていると思った、は勘違いだと知りつつ、
また少し時間が経つと、同じことの繰り返しをしてしまっていた。
ふたりで過ごす人生は無限ではないのだから、もっともっと会話をして、
これからも刺激し合って「成長」できる関係でいたいな。



2013年05月21日(火)
生きること、働くこと、そして家族を養うことの喜び

書籍「永遠のゼロ」(百田尚樹著・講談社文庫刊・589頁)から。
この作品を読み終えて感じたことは、
自分が太平洋戦争について、実は何も知らなかったのに、
いかにも、経験したかのような一方的な知識に惑わされ、
偏った見方しか出来なかったことへの後悔と、
やはり、自分が日本人だったことへの誇りが込上げてきた。
戦争に対しては、角度によって視点が違うから、
なかなか自分の意見として語ることが出来ないが、
どうして日本が敗戦後、奇跡的な復興を遂げたのか、は、
フィクションとはいえ、私なりに理解できた気がする。
「日本は戦後、素晴らしい復興を遂げました。でもね、佐伯さん。
それは生きること、働くこと、そして家族を養うことの喜びに
あふれた男たちが、いたからこそや、と思います」
「死ぬ気で働いたから」という表現は簡単だけれど、
「生きることの喜び」が原動力になった、という表現の方がいい。
誰だって、死にたくないし、家族と一緒に過ごしたい、
自分の頑張りで、家族の喜ぶ顔が浮かぶ・・そんな理由が、
奇跡的な復活を支えたって考えたら、嬉しくなった。
さすが「百田尚樹さん」、読み応えがありました。(涙)



2013年05月20日(月)
つい最近、夫が教えてくれました。

映画「アンカーウーマン」(ジョン・アヴネット監督)から。
作品冒頭に「報道の人間が忘れてならないのは、
事実をありのままに語ることです」というテロップが流れる。
これは、キーワードとなるフレーズだな、とメモしたところ、
案の定、ラストシーンでも使われた。
だが、ハッピィエンドでなかったので私としては辛かった。(涙)
小さなローカル局から、アメリカ全国ネットのテレビ局の
アンカーウーマンまで上りつめた主人公の彼女を支え続けた考え方、
それは「事実を語ること」。
政治の世界から犯罪現場まで、どんな突撃レポートであっても、
それは変わらない姿勢であった。
しかし、その考え方は、最初に採用された時のプロデューサー、
(のちに「夫」になる)の考え方でもあり、知らず知らずに教え込まれた
「報道の基本」であった気がする。
そしてラストシーン、事実を語るために訪れた取材先で死亡した夫を
彼女が思い出しながら、関係者の前で力強くスピーチする。
「私の役目は一つだけ。事実を語ることです」と前置きして、
「つい最近、夫が教えてくれました」と。
夫の死を悲しんでいるばかりではいけない、愛した彼が教えてくれた
「事実を語ること」をこれからも仕事の姿勢として貫いていきます、
そんな決意にも感じられた。
悲しいはずなのに、なぜか涙より拍手をしたくなった作品である。