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しもさんの「気になる一言」
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2012年10月11日(木)
絵本は、表紙が1ページ目ですから

ここ数日、わが町の図書館の「蔵書点検」を手伝っている。
初日に比べて「バーコード読み取り」も慣れてきて、
同じ方向、同じ位置に貼られていると、一連の動作で一気に片付き、
誰も見ていないのに「ドヤ顔」になっている自分がいる。
ところが、絵本のコーナーになったら、この要領が使えない。(汗)
バーコード貼付の位置が、背表紙の右側だったり、左側だったり、
本によって、バラバラで扱いにくい。(作業効率が悪すぎる)
こんないい加減な、バーコードの貼り方をするなんて、
蔵書点検をしたことがない人が貼ったに違いない、と考えていたら、
どうやら違ったらしい。
その答えが「絵本は裏表紙に貼るって決まってるんです」。
その他の本なら、蔵書点検の作業効率を優先に考えて
「右側の背表紙寄りの上部分」と統一ルールを決めて、
「バーコード」の貼付位置を一定の場所に決めることは出来ると思うが、
絵本の場合、右開き、左開きに関係なく、裏表紙に貼るらしい。
どうして絵本だけはルールが決まっているの?という私の問いに、
「絵本は、表紙が1ページ目ですから」というスタッフの説明があり、
これまた、今日もなるほどなぁ、とメモをした。
読み聞かせの場合も、表紙を子どもたちに見せてからスタートするし、
そんな表紙に「バーコード」が貼ってあったら、幻滅だもの。
たかが「蔵書点検」、されど「蔵書点検」・・奥が深い作業である。(笑)



2012年10月10日(水)
こういう資料で国民を騙しちゃいけない!!

私にとって、6月・10月の歳時記となっている
日大国際関係学部の市民公開講座。(三島駅北口校舎にて)
下期のテーマは「日本はどこへ行くのか」
(上期のテーマは「伊豆再発見」だったけれど・・)
エネルギー問題あり、税制改革あり、環境政策あり、と
話題も豊富で、楽しみにしている公開講座であるが、
会場に入った途端、いつもと違う年代層と性別に違和感を覚えた。
妙に、何か一言言いたげな高齢の男性が多い気がしたからだ。
案の定、講師の丁寧な説明の後、質疑応答で噛みついた。
質問なら許せるけど、講師が用意した資料を題材に、
「こういう資料で国民を騙しちゃいけない!!」
「年寄りの金をあてにするような政治はやめてもらいたい」
「こんなことを説明する必要はない」・・と自己主張を始めた。
その発言に、会場からは賛同するような拍手まで。(笑)
今までにこんなことはなかったので驚いたが、約1時間半、
詳細に説明してくれた講師に対して失礼だと私は憤慨した。
場をわきまえない発言は、若者ではなく高齢者ではないか、とさえ。
ここはあなたの不平不満をぶつける場所ではありませんよ、
聞き捨てならないなら、そっと会場をあとにすればいいのに、
これ見よがしに質問と称して、講師を困らせる発言に呆れてしまった。
近くにいた人が、制止してあげればいいのになぁ「失礼だよ」と。



2012年10月09日(火)
事前に1〜2冊、抜いておくんですよ

わが町の図書館で、定期的に行なわれる「蔵書点検」の手伝いをした。
現場主義の私が、主管課長でありながら作業を知らないでは、と考え、
足手まといにならぬよう気をつけながらの「バーコード読み取り」である。
本に貼られたバーコードを読むだけの単純作業と思ったら、
意外や意外、本を引き出して読むので、指とか腕に力が入った。
特に、書架にぎゅっと詰め込まれた列を処理するのは、時間がかかる。
読み終えてから、同じように窮屈に戻すのだから骨が折れる。
そんな効率の悪い作業を書架のせいにして嘆いていたら、
スタッフの一人が、こうアドバイスをしてくれた。
「(課長)、事前に1〜2冊、抜いておくんですよ」と。
やや緩い間隔になったところで作業すれば、指も腕も疲れず、
作業もスムーズに進みますよ、そんな意味のアドバイスと理解した。
確かに、その後は読み取り作業は順調に進み、ペースも上がった。
迷惑がかからないようにと、与えられた条件で指示どおりに動いた私、
そこには、なんの工夫もなかった。
それに比べ、スタッフの機転の利いた発想には驚いたが、なぜか嬉しい。
仕事に不便さを感じたら、不平不満を言う前に、工夫しなくちゃなぁ。



2012年10月08日(月)
お前の国づくりは、盗賊が盗みをするのと同じや

NHK大河ドラマ「平清盛」も、そろそろ佳境に入ってきた。
清盛の家来(私は親友と位置づけているが・・)「兎丸」は、
以前は、現場の声に耳を傾けていたはずの清盛に苦言を呈す。
お前のやっていることは、自らの利を追求しているだけだ、と。
その想いが「お前の国づくりは、盗賊が盗みをするのと同じや」の
台詞となって爆発した感じがしたのは、私だけではないだろう。
兎丸が、かつて父を平氏に殺された盗賊の息子だからこそ、
この台詞の意味は重たかった。
しかし、そんな忠告にも耳を貸さず、最後にはその大事な友を失う。
命懸けで朝鮮出兵に反対した「千利休」を、自分の短気で自害させた
あの「豊臣秀吉」と同じではないか。(歴史的には後だけど・・)
そして、あとになって自分の愚かさに気付き、嘆き悲しむのも
世の常のようだ。しかし、忠告を聞き入れなかったその後は、
どちらも滅亡の道をたどったことを記しておきたい。
この視点は今の世も同じはず。国レベルから小さな市町村レベルまで、
現場の声にどれだけ耳を傾けられるかが、トップの器と言えそうだ。
道に外れた場合、忠告してくれるブレーンがいるかどうか、
それで、人物評価するのも、案外面白いかもしれないな。



2012年10月07日(日)
たった2日の旅だったが、町が小さく違って見えた

北海道旅行、たった2泊3日でしたが・・同じことを感じたので。
映画「スタンド・バイ・ミー」(ロブ・ライナー監督)から。
それぞれ心に傷を持った12歳の4人の少年たちが好奇心から、
30キロほど離れた場所へ線路づたいに「死体探し」の旅に出る、
そんなひと夏の冒険を描いているのだが、その友情が眩しかった。
大人になって思い出すと、本当にくだらないことなのだが、
12歳という若さが、家族・兄弟・両親の接し方に悩んだかと思えば、
線路の鉄橋では、機関車に惹かれそうになったり大騒ぎ。
(なぜか、停まる気配がない機関車にも驚いたが(笑))
野営では、コヨーテの鳴き声を「女の叫び声みたいだ」と感じ、
川では「タマをヒルに吸われたんだぞ」とふざけ合う。
全てが無邪気でありながら、そんな他愛ない経験を積み重ねることが、
彼らの成長に繋がっていったことを、のちに作家になった1人が
振り返りながら、こう記す。
「たった2日の旅だったが、町が小さく違って見えた」
自分たちの住む町を飛び出し、旅と呼ぶには短い1泊2日の冒険だが、
彼らにとっては、大切な友情を育むひと夏の出来事だったに違いない。
それを確かめるように、作家は最後にこう記した。
「あの12歳の時のような友達はもう出来ない、もう二度と」
そういえば、私も12歳の夏は、他の年齢の夏より記憶が鮮明である。
なぜだろう、今となっては不思議なことなのだが。

P.S.
原題の「Stand By Me」、今の自分を支えてくれた、あの頃の親友たち。
そんな意味に訳せばいいのだろうか?
「そばにいて」の直訳では、あまり意味が通じないからなぁ。



2012年10月06日(土)
自分を消すことで自分を表現する

三島市の「さんしんギャラリー 善」(三島信用金庫本店4F)で、
「美術家 ナガクボケンジ展」が開催されている。
2009年11月に沼津で開催された個展と同じ内容で
「台座に For One Minute」と題するテーマがあるものの、
彼の主張ではなく、観る私たちが何かを感じればいい作品展。
作者が中学時代の同級生なので、顔見に来たよ・・と挨拶し、
床に座り込んでしばらく彼の作品「台座1000個」との対話を楽しんだ。
数は前回と違うけれど、自分の内面と向き合う時間が持てた。
そのあと、全体を眺めていたら、ふとある光景が脳裏に浮かんでしまった。
東日本大震災で被害にあい、住まいをなくした人たちが住む仮設住宅、
整然と並んだ真っ白な仮設住宅1000軒。
どれも同じように見えるが、屋根に伸びたアンテナから、
各家庭の個性が垣間見え、それぞれの想いで懸命に生きている様子。
吸音効果のある床だから仕方ないが、コツコツと時を刻む時計の音が、
もっともっと会場一杯に響き渡れば、針が動いたり停まったりする中で、
悲しい中にも逞しく生きている被災者の叫びとして受け止めていただろう。
絵画や彫刻をはじめ、芸術は自分の主張が色濃く表現されるが、
彼は私の横に座りながら「自分を消すことで自分を表現する、
これが数年前から取り組んでいることなんだ・・」とサラッと答えた。
さすが、私の同級生。(笑)

P.S.
画像で紹介すれば簡単なことだが、敢えてしないのが私流。
興味のある方、2012/10/1(月)〜2012/10/24(水)
10:00〜18:00 (木曜休館) 入場無料、是非、作品と対話して。



2012年10月05日(金)
北海道旅行での気付きエトセトラ

たった2泊3日の旅行であったが、メモをみながら総括したい。(順不同)
・羽田空港は大きく変わっているので、事前に下調べを。
・航空機のチケットはないに等しく、予約さえ出来れば、
 パソコンから出力したバーコードを読ませるだけ。(不安だったけど)
・現地でレンタカーを借りる場合、自分のETCカードを持参する。
・メル友には事前に「電波の届かないところへ行くから」と告げる。
・食事は、宿泊施設周辺を基本に、自分の足で歩いて探す。
・どの予約も早ければ早いほど、好条件が確保できる。
・お土産は、着いたその日に自宅へ配送する。(要冷凍と要冷蔵は別々の扱い)
・どこでも読める、文庫本をカバンにしのばせる。
・メモ帳を用意し、感じたことをその場で書ける体制を整える。
・旅行だから・・と欲張らず、いつもの行動をいつもの時間に。
・個人旅行は、同行者に内緒のサプライズ企画を。
・自分の強運を信じる。(笑)
どれもこれも、失敗・成功の体験から学んだことだが、楽しかった。
旅行は、自分を見つめ直す機会だし「充電」ではなく「放電」のチャンス。
数日間、インターネットから離れたことも、貴重な体験として記しておきたい。



2012年10月04日(木)
完全に粘り勝ちですね

北海道旅行2日目の仕掛けは、早起きをしてトマムの雲海を。
「トマムの大いなる自然が生み出す幻想的な世界『雲海』。
雲海は地形条件とある気象条件が重なったときにしか見られない
壮大な大自然絵巻。 私達に様々な表情を見せてくれます。」
こんなフレーズに惹かれ、 妻の体調を訊ねたらOKの合図。
そこで(仮称)「トマム雲海・運試し計画」の全容を伝え、
「観れるかどうかは日頃の行ない次第だから」と早寝した。
しかし、計画は朝から崩れた。
5:00出発のつもりが、準備不足で5:30に延び、
6:30トマム到着の予定が、私が道を間違えて7:30着。
雲海は、早朝が発生しやすい・・と事前に勉強していたし、
ゴンドラの入り口では「現在、頂上は雲の中です。
それを承知で良ければ乗ってください」みたいな注意書き、
まぁ、急ぐ旅でもないし、雲の中でスープでも飲んで、
雰囲気だけでも味わおうか、と計画を実行に移した。
頂上の「雲海テラス」には、人はまばら。
本格的なカメラと三脚を持った「雲海写真家」たちも、
今日は諦め・・と少しずつ撤退していく様子に不安がよぎった。
そんな重たい雰囲気だった午前8時頃、太陽がぼやけていると思った途端、
突然、半ば諦めかけていた「雲海」が目の前に現れた。
その光景に大喜びする私たち夫婦に、スタッフが声を掛けてくれた。
「完全に粘り勝ちですね」
当初の予定どおりに到着していたら、その時間まで待てたかどうか。(笑)
アクシデントがハプニングを生んだ、いや、日頃の行いが・・(汗)。
私はその時「粘り強く待つ」ということの大切さを、体験から学んだ。
周りがどう判断しようとも、可能性が残されている限り、私は「待つ」。
自然が教えてくれた「教訓」として、しっかり胸に刻もうと思う。
これもまた、今回の旅行で得た収穫である。



2012年10月03日(水)
植樹は、普通の人ではできないはずだけど・・

今回の北海道旅行には、いくつかの仕掛けを作ってみた。
本来ならプライベート旅行なので、訪問の必要はないのだが、
以前、行政レベルで姉妹町交流を長年続けていた
「北海道清水町」の「十勝千年の森」で開催している
「北海道ガーデンショー」を楽しむのが目的で計画した旅行なので、
妻は「え〜」と驚いていたが、役場にご挨拶に寄った。
町長を始め、姉妹町交流でお世話になった多くの人に迎えられ、
いろいろな話題で懐かしさを噛みしめていたのだが、
実は「29年前に新婚旅行で、ここ北海道の清水町に今回のように立ち寄り、
清水公園に植樹させていただいた桜の木を探したい!!」と話し、
「手がかりは、当時撮影していただいた数枚の写真のみ」と告げると、
興味津々で写真を覗き込んだが、なぜか不思議な顔をした。
「植樹は、普通の人ではできないはずだけど・・」が驚きの原因だった。
今考えれば、新婚旅行で訪れたぐらいで植樹なんて・・とわかるのだが、
当時は、北海道ってもの凄く広大だから、そんな土地があるのかな、と
あまり疑問も持たず、楽しませていただいた気がする。(汗)
実は29年前、当時の(北海道清水町・静岡県清水町)姉妹町担当者同士で、
わざわざ新婚旅行先に姉妹町の北海道を選んだ私たちに、
彼らが特別の計らいをしてくれたことを、今回の旅行で知ることとなり、
今は、29年分の感謝の言葉しか浮かばない。
そんな場所が国内にあるなんて、私たち夫婦は幸せだ、と胸を張って言える。
公の施設に植樹させていただいた、(何も知らなかった)普通の夫婦だけど、
これからも、この人間関係を大切にしていきたいと心から思う。
これが、私の生きた証の残し方なんだ、と嬉しくなった旅行である。



2012年10月02日(火)
旅は、自分で計画するに限るなぁ

妻と2人きりで出かけた、北海道2泊3日の旅。
行き先は、29年前に新婚旅行に出かけた場所を思い出しながら。
ここ数年、義母の看病やら、老衰に近い愛犬の看病、
さらに彼女自身の軽い脳梗塞で旅行らしい旅行は控えていたのだが、
ぼちぼち、と出かけてみるか、と数ヶ月前に企画した。
当初は、知人の北海道ツアーに混ぜてもらおうと思ったが、
やはり、病み上がりの妻には、日程がハード過ぎるだろうと断念、
飛行機から宿泊先の手配まで、全て自分ですることに・・。
体に負担のかからない旅を念頭に、いろいろ考えた日々。
もちろん、道中は笑っちゃうようなハプニングや、
結果オーライのこともあったけれど、全体としては100点満点。
いや、それ以上の気付きをいただいた気がする。
それは歳を重ねるにつれ、計画そのものが業者任せになったりし、
旅行中の楽しみ方はいろいろ覚えたけれど、しばらく忘れていた
「企画する楽しみ」を思い出したからに違いない。
自分なりに、同行者に喜んでもらえるようなサプライズを用意したり、
数々の思い出づくりを演出していた、若い頃の楽しみ方が蘇った。
旅は、事前にあれこれ考える時間が、一番楽しいのかもしれない。
そんな気持ちを一言にすると「旅は、自分で計画するに限るなぁ」
明日から紹介する「北海道十勝を巡る夫婦の旅」の気になる一言。
自分で言うのも変ですが・・乞うご期待。(笑)

P.S.
この日記、帰宅後の10/4にほろ酔い気分で書いてます。(汗)