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しもさんの「気になる一言」
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2010年06月07日(月)
昭和33年夏 被爆から13年

映画「夕凪の街 桜の国」(佐々部清監督)から。
もちろん、原爆をテーマにした作品であるが、
作品冒頭、このテロップが映し出される。
「昭和33年夏 被爆から13年」
この文字に、私の手は止まった。
そう、なにを隠そう、私の生まれた年であるが、
6月生まれの私には「生まれてすぐの生活」と言ってもいい。
広島、長崎の原爆に関することは、多くの人によって語り継がれ、
今後も、忘れられることではないだろうが、
私が驚いたことは、それが「たった13年前」の出来事だったから。
ナレーションは続く。
「復興の進んだ街は、活気を取り戻していた」と。
本当に、たった13年でこんなにも復興が出来るのか、と目を疑った。
ハートは傷ついたままだったけれど、ハードは復興している。
年を重ねると、時の経つのが非常に速く感じるというが、
確かに、今の時代、13年なんて、あっという間に過ぎてしまう。
そう考えると、太平洋戦争は、遠い昔の話ではなく、
まだ、生き証人が多く存在し、この事実を伝えるために生きている。
「特攻隊」も含め、私たちは、もっと「戦争」について理解を深め、
身近な事件として、取り扱っていかなければならないと思う。
冒頭のテロップだったからこそ、インパクトが強かった。
「昭和33年夏 被爆から13年」・・参りました。



2010年06月06日(日)
「絵本はアニメーションに出来ない」なんて嘘?

いつだったか「絵本はアニメーションに出来ない。」
という話を聴いて、妙に納得したことがある。
「アニメーションと絵本は、根本的に違う」ということ。
特に「スタジオジブリの作品は、日本の絵巻(絵で物語を語る)の仕法を
採り入れて作っているので、絵本には出来ない。」との説明は、
絵本で観たジプリ作品に感激しなかったためか、確信を得た。
反対に「絵本はアニメーションに出来ない。面白くなくなってしまう。」
の意見も、自分で絵本の読み聞かせを体験しているだけに、
ページをめくる時のワクワク感などは表現出来ないだろう、と感じた。
事実、私もこの「気になる一言」で、
「2003年10月06日(月)  絵本って、ページをめくる瞬間が楽しい」と書き、
その後「読み聞かせ」の体験に裏付けられ、確信に変わったばかり。
しかししかし、今秋、わが町の出身で、絵本作家・宮西達也さんの絵本作品、
「おまえうまそうだな」が、映画化されることになった。
もう、公式ホームページも出来上がっているし、
「絵本はアニメーションに出来ない。」というその定義が、嘘か真か、
この目で確かめてから、結論を出したいと思う。
原作の絵本は、もう何回も読んでいるし、封切りが楽しみである。



2010年06月05日(土)
真面目に生きることが一番楽しい

先日、紹介した「奈良少年刑務所教育専門官・小西好彦さん」は
受刑者の彼らと、とことん付き合う覚悟で接しているから、
ひとつひとつの言葉が、とても重く、私の心に響いた。
3回に及ぶ講演会を聴講して感じたことは、
彼は(たぶん)、受刑者だけでなく出所した彼らに
「友達に、家族に、そして社会に抵抗し続けて
非行を重ねることは、楽しくも面白くない。
真面目に生きることが一番楽しい」
そんなことを伝えたかったのではないかと思う。
それを説教するのではなく、自分たちで気付かせる。
そうしなければ、彼らの意識・価値観は変わらない。
だからこそ、彼らに接する我々に「覚悟」がいる、と言う。
絶対立ち直らせる、という覚悟。
出来る限りのことをしてやる、という覚悟。
諦めないで、とことん支えてやる覚悟。
その覚悟を持って、「真面目に生きることが一番楽しい」と気付かせる。
その姿勢に、頭が下がるばかりであった。
講演後、名刺交換をし、ゆっくり話を伺ったら、
なんと同じ年齢であり、これまた驚いた。
久しぶりに、自分も負けてられないな、と感じ、
52歳の誕生日を、新たな気持ちで迎えることができた。



2010年06月04日(金)
またひとまわり大きな人間になっていて欲しい

一昨日、1年前に書いた自分宛の手紙を投函し、今日、届いた。
たしか、当時、お気に入りだった、アンジェラ・アキさんの
「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」を真似て、本当に書いている。
書き出しは
「拝啓 この手紙読んでいるあなたは どこで何をしているのだろう」
そして、終わりは
「拝啓 この手紙、読んでいるあなたが、幸せなことを祈ります」
内容は、マル秘だけれど、なかなか味のある内容である。
1年前、私はこんなことを考えていたのか、と可笑しくなった。
こんなことを心配し、こんなことに悩み、
こんなことに突っ張って、こんなことを考えていたのか、と。
手紙は、最後に、こうまとめている。
「52歳は、またひとまわり大きな人間になっていて欲しい、と思う」
自分が1年後の自分に期待していたことに驚きながらも、
少しは成長していた自分を見つけ、ほんの少しだけど、自信がついた。
試してみた私がお勧めする「1年後の自分に宛てた手紙」。
今日ばかりは、この手紙を何度も読み直してみたい。
そしてまた「52歳の今の私から、1年後の53歳の私へ」、
自分だけの楽しみだけど、今年も書いてみたい。



2010年06月03日(木)
女にとっては、一人になる必要がある

書籍「海からの贈り物」
(アン・モロウ・リンドバーグ著・新潮文庫刊・131頁)から。
娘が妻に、面白いから読んでみて・・と渡した本らしい。
妻が読み終えたと言うので、私も拝借して読んでみた。
女性に関する表現が多く、私のメモは増え続けた。
特に「女にとっては、自分というものの本質を再び見出すために、
一人になる必要がある」
「女が家の中に閉じ込められているということ自体が、
女が一人でいられる時間を作った」
「少しでも、自分の内部に注意を向ける時間があることが
大切なのである」
など、今や少数派となった「専業主婦」も肯定されている様子。
仕方なく、家の中に閉じこもったのではなく、
女性として必要性があるから、家の中に閉じこもった。
そう考えたら「専業主婦」の必要性も理解できる。
家事仕事って、ほとんど一人からなぁ。
もしかしたら、これも先人たちの知恵なのかもしれない。
男性よりも女性の方が、ひとりになる時間が必要だってこと。
私も同感・・とメモをしたが、これ読んだ女性陣に、
また男女差別だなんて言われるのだろうか。(汗)



2010年06月02日(水)
綸言(りんげん)汗の如し

鳩山首相退陣を知り、浮かんだ言葉が
「綸言(りんげん)汗の如し」。
直訳すると「リーダーの発言は、
かいてしまった汗のように、体に戻すことが出来ない」
言い換えれば「皇帝が一旦発した言葉(綸言)は、
取り消したり、訂正することはできない」という
中国歴史上の格言である。 
王のちょっとした言葉(細い糸)が
重い意味(綸・太い糸・組みひも)(影響力が強い)を持つ
との教訓で、リーダーの軽率な発言やその訂正を戒めた。
「言葉の軽さが命取り」という新聞の見出しに、
誰か、この格言を鳩山首相に教える人はいなかったのか、
損得ではなく、道を説くブレーンはいなかったのか、
そんなことを考えながら、新聞に目を通した。
ただ、私の感想は、
またまた日本人は「リーダー育成」に失敗した、である。
何度繰り返せば、気がつくのだろうか。
もう「リーダー育成」など考えず、
「リーダー発掘」に力を注ぐべきではないだろうか。



2010年06月01日(火)
言いたいことを言える子どもに育てる

講演「非行をした青少年の更生への道程」
(奈良少年刑務所教育専門官・小西好彦氏)から。
冒頭、こんな話をし始めた。
「寂しい」「辛い」の言葉を、
素直に、口に出来る子どもに育てることが大事であり、
「寂しい」は、弱々しい言葉じゃない、と。
しかし、これは犯罪者に限ったことではなく、
私たちですら、言いたいことをうまく言えない。
先生は、こんな例え話をした。
自分の子どもが夜遅く帰ってきた。
言いたいことは「こんな遅いから、私は心配したのよ」
しかし、なぜか口から出る言葉は
「何時だと思ってるの?」とか「何してたの?」。 
旦那さんが、毎晩飲んで帰ってくる。
言いたいことは「あなたの体が心配なの」
しかし、口から出るのは
「飲み過ぎじゃないの」「いい加減にしたらどう?」
心に思っていることを、何も飾らず、表現を変えず
「言いたいことを言える」人たちを増やしたい。
先生の、そんなメッセージが伝わってきた。
そうだよなぁ、相手に言いたいことを言わず、
皮肉や愚痴などで、誤魔化していた気がする。
寂しいなら寂しい、心配なら心配、辛いなら辛い。
そう口にすることが大事なんだよなぁ。



2010年05月31日(月)
余計なことを考えている暇はないんじゃないか?

前回のNHK大河ドラマ「竜馬伝」から。
自分の生まれ故郷の乱れが気になって
「土佐に戻りたい」と騒ぐ坂本竜馬に対して
勝海舟が、一喝したシーンがある。
もう、日本のある地域で起こっていることよりも、
「世界の中の日本」を考え、行動し始めた矢先に
まだ、小さいことに気をとられている彼を、叱った。
「今、お前がやんなきゃならないことはなんだい?」
と大きな声で諭した後、
「余計なことを考えている暇はないんじゃないか?」。
この台詞は、テレビを観ている私にも響いた。
まだまだ、この境地に到らず、飲み会に誘われれば、
誰彼と無く、のこのこと参加する私に対して、
勝海舟が叱ってくれたようにも感じた。
そんなことでは、時間がいくらあっても足りない。
もう50歳を過ぎたのだから、楽しいばかりではなく、
社会に対して、少しでも貢献できることを考えなさい。
そんなメッセージにも感じたフレーズである。
そうだよなぁ、もう一度、じっくり考えてみよう。

PS.今回の放送だけど、
「新撰組の近藤勇と坂本龍馬」の対決シーンは見たくなかったな。
史実に有るかどうかは、関係なく・・。



2010年05月30日(日)
お前の判断 イコール 俺の判断だ、自信を持って

映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」(中村義洋監督)から。
「チーム・バチスタの栄光」に続く
海堂尊原作の同名小説を映画化した作品とあって、
楽しみに観賞した。
気になる一言がメモされたのは、
大きな火災で次々と病院へ運ばれ、大騒ぎになっている場面。
災害などで傷病者が多数出た場合、その緊急度、重症度に応じて、
救急措置、治療の優先順位を決める「トリアージ」という仕事。
(原語はフランス語の「選別する」から。患者選別。)
この大切な役を、救命救急センター部長の速水が、
副部長に任せる台詞、が私の心を強く打った。
日頃は、副部長の仕事ぶりを批判しながらも、
本当は、その仕事ぶりを評価していたことも、これで判る。
「佐藤副所長、いいか迷うなよ」とアドバイスを送り、
「お前の判断 イコール 俺の判断だ 自信を持って」と続けた。
こう言われた「副部長」が力を発揮するのは言うまでもない。
こうやって、部下の力を引き出していくんだなぁ。
テレビ番組では、この台詞が出てくるのだろうか?
う〜ん、気になる、気になる。



2010年05月29日(土)
全曲(22曲)暗譜は、表彰ものでしたね

「今を輝くハーモニー!」と題する
女声合唱「かがやき」の25周年記念コンサート。
平均年齢は?と訊くには申し訳ないシルバー合唱団。
(関係者によると、たぶん70代後半だろうって(驚))
会場は、立ち見が出るほど盛況で、
子どもから孫・ひ孫たちなど、多くの人たちに見守られ、
気持ちよさそうに、22曲を歌いきった。
観客として感想を述べるとしたら
「全曲(22曲)暗譜は、表彰ものでしたね」
私たち合唱団なんて、2曲も暗譜で歌えないのに、
彼女たちは、全て暗譜。
歌の上手い下手に関係なく、頭が下がる。
誰もが聴きなれた「童謡」が中心とはいえ、
それでも、私たちに出来るか?と訊ねられれば、
答えは「NO」なのである。
生きがいを持っている女性のパワーと、
いくつになっても忘れることがない童謡・唱歌の素晴らしさ、
そんなものをいただいた、記念コンサートであった。
5年後の30周年記念コンサートが、楽しみである。