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しもさんの「気になる一言」
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2008年06月24日(火)
手品師が客の前で一瞬だけ種をみせるかのように

書籍「「死神の精度」(伊坂幸太郎著・文藝春秋刊・345頁)から。
映画を観たからかもしれないが、原作が読みたくなった。
もちろん、大好きな「伊坂幸太郎」さんだったから。
「陽気なギャングが地球を救う」もそうだったが、
映画も原作も面白かった。
どうして、この人が直木賞を取れないのか、不思議である。
さて、気になる一言は、溢れるメモから選んだひとつ。
正確には「手品師が客の前で一瞬だけ種をみせるかのように、
ワイパーがざっと動いた」であるが・・。
ワイパーが動いた様子を、こんな例えが出来るなんて羨ましい。
そうそう、そんな感じ・・と思ってしまう。
「吹雪後の雪景色のような端正さもあった」もその類だ。
また「グッチのバッグ、ドッグのグッチ」
「無我夢中なのか、五里霧中なのかもわからなくなる。」
そんな言葉遊びも、抜群なのである。
さらに「俺の会う年寄り女の全員『昔は美人だった』と言うんだ」
「人間は何を見ても、人生と結びつけるのだ」など皮肉も忘れない。
彼の作品を読んだ後、困るのは、メモが溢れること。
東北大学法学部の彼は、いったいどんな経験をしてきたのだろう。
とっても、気になる。



2008年06月23日(月)
これ以上、こんな姿を見せたくない、撤収

映画「僕の彼女はサイボーグ」(クァク・ジェヨン監督)から。
ちょっと、ホロリとさせられてしまった作品だった。
観始めは、場面設定に無理があるなぁ、なんて感じたが、
「サイボーグのロボットダンス」に、笑わせられた。
しかし、主人公の彼を守るために、
サイボーグの彼女が、身を呈して守るシーンがある。
彼女の身体は破壊され、機械部品が丸出しになり、
人間でないことが露(あらわ)になる。
感情が芽生えてきたサイボーグの彼女が、
人間の彼に向かって呟く。
「これ以上、こんな姿を見せたくない、撤収」
最後の「撤収」が妙に、機械的であるが、
かえって、グッときてしまうフレーズとなった気がする。
恥じらい・・そんな言葉が、浮かんできたフレーズだった。

PS.おまけの感想
主演の綾瀬はるかさん、ボブカット、似合っていたなぁ。
日本人監督でなかったことも、私の驚き。



2008年06月22日(日)
皮が落ちないのが笹、落ちるのが竹

隣町の長泉町に、全国で一つしかないと思われる「竹林植物園」があり、
見学ついでに、その関係者に今までの疑問を、こっそり尋ねてみた。
「すみません、笹と竹の見分け方を教えて下さい」と。
「それが、はっきりとした区別はないんですよ」と前置きして
「我々は、皮が落ちないのが笹、落ちるのが竹、と説明しています」
そんな答えが返ってきた。
そういえば・・七夕の短冊を吊り下げる時に使う植物は、
皮がついているきがしたな、歌も「笹の葉」だったし。
私はてっきり「パンダが食べるのは笹、食べないのは竹」とか
「かぐや姫がいるかもしれないのが竹、いないのは笹」など
ギャグでかわしてくるかと思ったのに(笑)。
でもおかげで、ひとつ雑学が増えました・・ペコリ。
伊豆・富士・箱根って、美術館ばかりだと思っていたら、
意外と博物館なども豊富で、週末の一人遊びには事欠かない。
そろそろ、保育所や子育て総合支援センターのために、
笹を用意しなくちゃ、竹で我慢してもらおうかなぁ。
やばっ、昨日の保育士講演会で「しもさん」で検索して・・って
説明したばかりなんだよなぁ。



2008年06月21日(土)
「忠実」(まめ)やかに

地元の保育所、保育園の保育士さんらが集まる総会に、
来賓として、また研修会の講師として、お招きを受けた。
久しぶりに人前で1時間も話したので、ちょっと緊張したが、
なんとか伝えたいことは話せたかな?が感想である。
さて今回の一言は、総会の始めに、会員全員で歌った
「静岡県保母会の歌」の一節。
「忠実」に「まめやか」のルビがふられ、私はその場でメモをした。
もちろん、読めなかったからである。(笑)
帰宅後、辞書で調べたところ、
まじめなさま、心がこもっているさま、誠実なさま、
また、注意が行きとどいているさま、本格的なさま、
いいかげんでないさま、かりそめでないさま、などの意味があり、
「まめやかなもてなし」「まめやかに働く」のように使うようだ。
ただ、調べてみて、ますます気になったのは「送り仮名」。
歌詞は「忠実に」、辞書では「忠実やかに」。
どっちでいいことなんだろうけれど・・う〜ん、気になる。
全体に、ちょっと古めかしい歌詞で、若い保育士には意味不明だろう。
伝統も大切だけれど、意味がわからなくちゃ本末転倒。
「保母」から「保育士」に変わったことだし、変革の時期だな、この歌。
意味がわからず歌っていても「言葉の力」は伝わらないと思うから・・。
(ちょっと過激発言かな? もう50歳だから許して(汗))



2008年06月20日(金)
日本人がHUG(ハグ)しないのは、梅雨のせい?

国際化の時代なのに、日本人は会釈やお辞儀をする。
昔からの作法だから・・がその理由だと思っていた。
しかし、書籍「日本の歳時記」を読みこむと、
その原因は「梅雨」にある気がしてきた。
梅雨を終えた、蒸し暑い夏をどう過ごすか?
さまざまな工夫こそが、日本の文化の一つである、
「間」を大事にする文化へと繋がっていった、と書いてある。
物を物、人と人がベタベタ、くっつかないようにする工夫、
それが、着物の仕立て、さらりとした料理の味付け、
風通しの良い家造り、絵画の余白、音楽や芝居の沈黙の部分など、
自然と「間」をとる文化が育った、というわけだ。
だから、どんなに親しくても、抱き合うようなHUG(ハグ)を
受け入れないのではないだろうか。
日本に梅雨がなく、サラッとした気候であったなら、
抵抗なく「HUG(ハグ)」が出来たんだろう。
梅雨がないといわれる北海道の人たちは、
HUG(ハグ)に、抵抗がないのではないだろうか。
それにしても、今日は蒸し暑かったなぁ、もうベトベト。



2008年06月19日(木)
携帯メールで始まる恋を「ゆび恋」という(らしい)

メモの情報源はたしか「さんまのからくりテレビ」である。
女子高校生が、メールの添削をしてくれるコーナー。
携帯メールで好きな気持ちを告白する若者に対して、
「あっ、そういうの『ゆび恋』って言うんだよ」と
サラって言ってのけた。可笑しかった。
それにしても、上手い表現である。
「ゆび恋」というタイトルの本が出そうな予感さえする。
それくらい、短いけれどインパクトのある単語だった。
私の大好きな映画「ユー・ガッタ・メール」は、
トム・ハンクスとメグ・ライアンが主人公で、
「PCメールから始まる恋」だったが、
もっとオシャレなラブストーリーが生まれるかもしれない。
「KY」なんて、訳のわからない言葉は歓迎しないけれど、
「ゆび恋」のような単語は、どんどん生み出して欲しい。
女子高校生の言葉感覚は、するどいなぁ。



2008年06月18日(水)
室長、下さい

2年に一度の自己満足誌
「しもさんの『今日の気になる一言』(縮刷版)」が刷り上がってきた。
「もうかれこれ数えて」12年。「なんだかんだいっても」6冊目。
こんな言い回しを調べては書き続けて、ここまできた。
私の発注が遅くて、誕生日には間に合わなかったけれど、
印刷屋さんが「お待たせしました」と運んできてくれたので、
「はい、待ってました」と切り返した。
私が、さっそく出来上がり具合を確かめていたら、
それを見ていた部下のひとりが間髪入れずに「室長、下さい」。
その短いリズムが面白かったのと、
今回も楽しみにしていたんですよ、の気持ちが伝わってきて嬉しかった。
まさか自分の何気ない台詞が、今日の一言とは驚くだろうが・・。(笑)
私の「気になる一言」は、まさに、そんな会話に支えられてきた。
だから、今日を思い出すには、この一言で決まり。
そんなわけで、今日から、注文受け付けます。
「住所、氏名、年齢、職業、携帯番号、体重、スリーサイズ」を明記の上、
「1冊、下さい」とメールして。情報は悪用しませんから。(汗)
(これじゃ、女性からの注文は一冊もないなぁ・・きっと)



2008年06月17日(火)
「マジックアワー」は「一日のうちの最高の瞬間」

映画「ザ・マジックアワー」(監督:三谷幸喜)から、もうひとつ。
太陽が沈んでから、本当に暗くなるまでの時間、
それを映画では「マジックアワー」って定義している。
マジックは「神秘的な、魅力的な」という意味があるから、
「陽が沈んだのに暗くならない、神秘的な時間」
そんな意味の使い方なんだと思う。
まさか「手品、奇術の時間」ではないと思うが、
「魔法によるかのような時間」という意味ともとれる。
映画「ALWAYS 3丁目の夕日」で眺める夕日も、
もしかしたら「マジックアワー」だったかもしれない。
もちろん、日が昇る前に明るくなっていく時間も、
同じような光景を目にするが、
これから闇に包まれていく直前の夕景の方が、絵になる。
仕事が終わって飲みに行くとき、目にする景色だからかな?(汗)
「一日のうちの最高の瞬間」という訳・・わかる気がする。



2008年06月16日(月)
見逃したらどうするか? 明日を待つんだよ

映画「ザ・マジックアワー」(監督:三谷幸喜)を観た。
テレビなどの前宣伝が強いのか、
笑いっぱなし映画、喜劇のイメージが強いが、
実は、一度きりの人生にテーマを絞った、
なかなか考えさせられる作品だった気がする。
映画タイトルの「ザ・マジックアワー」は、
「陽が沈んだのに暗くならない、神秘的な時間」
「一日のうちの最高の瞬間」として、
誰でも見ることができる。本人が見る気でいれば・・。
しかし、いろいろな用事で見逃してしまう場合がある。
人生に何度か訪れるチャンスと同じかもしれない。
そんなチャンスを逃してしまったら、どうするか?
その不安を解決してくれたのが、この一言。
「明日を待つんだよ」
焦らなくても、マジックアワーは、また訪れる。
(人生のチャンスだって、また何度も訪れる)
それを信じて、また夕方を待とう。
そんな監督のメッセージを、受け止めた気がする。
喜劇だと思って観たら物足りないけれど、
「最高の人生の見つけ方」に近い感覚で観るといい。



2008年06月15日(日)
「映画」と「テレビ番組」(ボクらの時代)の関係

日曜日の朝、楽しみにしているテレビ番組「ボクらの時代」、
出演者が最新の邦画出演者と重なることが多いことに気づいた。
最近、映画ばかり観ているからこそ、気になったのかも・・。
「ザ・マジックアワー」の三谷幸喜さん・佐藤浩市さんは、
映画の宣伝だな、とはっきりわかったけれど、
女優・江口のりこさん、俳優・伊原剛志さんなどは、
別々の回に出演し、映画とは全然関係ない話をしていたのに、
なぜか「築地魚河岸三代目」では、2人とも出演している。
(伊原剛志さんなんて、今朝観たばかりだった・・)
俳優・温水洋さんなども、まだ記憶に新しい番組回だったと思う。
まったく関係ないところで企画されているのかもしれないが、
私なりの法則を見つけたから、ますます楽しみが増えてきた。
たぶん、旬な俳優さんってことなんだろうから・・
今まで、バラバラで楽しんでいたものが、繋がってくる楽しみは、
続けることでしか気がつかないことかもしれない。
今度はどんな俳優さんが、映画とテレビで結びついてくるんだろう。