2006年07月11日(火) |
花組新公 『ファントム』 |
「紫峰七海ちゃんがキャリエール〜!?」これで私は見に行くことに決めた。 どこかかつての星組の匂いを漂わせる彼女。 私の花組イチオシの中のヒトリ。
でもね、さすがにチケットはなかった。 探しても探してもなくて…出しちゃいました…ハイ。
さてさて…思いつくままに(全て悪意はないのでお許しを〜)
朝夏まなとさん(シャンドン伯爵/真飛聖さん) 世の中の苦労なんてカケラも知らなさそうな完全なボンボンに見えた。 歌がちょっと弱かったけど、気になるようなふうではなかった。 苦労知らずのボンボンが初めて目の当たりにする困難…といった感じ。 さわやかな笑顔が印象的。
初姫さあやさん(カルロッタ/出雲綾さん) さあやちゃんがココまでやるとは…。 タキちゃんがかなり強烈なキャラなので難しいと思ったのだけれども なんのなんの笑いをとり、歌いきり…きっちりカルロッタになっていた。
日向燦さん(ショレ/夏美ようさん) さあやちゃんのカルロッタとの迷コンビ。 この妻にしてこの夫あり…というぴったりさ。 イヤミなく笑いをとり、でも崩しきらず…で 彼女の“根性”を垣間見たような気がした。
祐澄しゅんさん(ルドゥ警部/大伴れいかさん) 存在感があった。部下に指示をしながらも自分も機敏に動いているところが 本役さんとは違っていた。 オペラ座に現れたエリックを追うシーンで舞台にヒトリ残されて 慌てながらも悔しがるところが「ウマイっ!!!」と思った。
夕霧らいさん(ジャン・クロード/高翔みず希さん) さお太も人情あふれる優しいクロードだったけど らいらいのクロードも目が優しく、またイデタチもどことなく艶やかで 目を奪われてしまった。
紫峰七海さん(ジェラルド・キャリエール/彩吹真央さん) ゆみこのキャリエールも大好きなのだが、紫峰さんのキャリエールは 見た目も「おとうさん」で今までのキャリエール4人(樹里ちゃん・和さん・ゆみこ・紫峰さん)の中でいちばんしっくりきた。
セリフが優しくていい。落ち着いていて…いい味を出していた。 歌が心配だったけれども「うまい」というワケじゃないけれども 丁寧に丁寧に…歌っていた。心がこもっている…そう感じた。 銀橋の歌も本公演とは違った感動があった。
華城季帆さん(クリスティーヌ/桜乃彩音さん) とても期待していたのだけれども声がかたくて少し残念だった。 もっとうまく歌えると思うのに…。 クリスティーヌから感じられるやわらかな空気をもう少し出せたら…と思った。 ラスト…エリックを抱えて…のところはじんわりとしてヨカッタ。
望月理世さん(ファントム/春野寿美礼さん) 顔だけを見ているとなんともいえない美しさ。 だけれでも全身を見るとカツラが大きすぎるのかバランスがよくなかった。 セリフが走りがちだったのが残念。 でも歌はとても丁寧に歌っていた。
全体的にとてもよくまとまった新公だと思った。 ずば抜けて…というワケじゃないけれども一人ひとりがそれぞれ丁寧に それぞれの役を大切にしているのがとてもよく伝わってきた。
「もう一度見たい。」そう思わせる新公だった。
2006年07月09日(日) |
ヒーリングコンサート |
ねったんのヒーリングコンサートに出かけた。 ねったん・・・としてではなく、ボイスヒーラーとして本名でのコンサート。
会場はシンプルなセットでグランドピアノと花が飾られていた。
さてねったん。白い衣装で登場。まるで大天使ミカエルのよう。 歌声はあの安定した声から高い声まで幅広く。
客席を見渡すように・・・染みとおる声だった。 宝塚の歌ではなく、ヒーリングとしてメッセージ性のある歌を選曲。
情景が広がっていくような・・・そんな感じがした。
手を広げて歌う姿は本当に天使のようだった。
最後に『明日へのエナジー』を歌った。 なんだか宙組結成の時を思い出し、 また奇しくも宙組トップコンビ退団のすぐあとだったから、 本当にいろいろ思い出してしまった。
10曲ちょっとのコンサートだったけど、行ってヨカッタ・・・ 心からそう思えるコンサートだった。
そうそう、司会は嶺恵斗氏だった。 あいかわらずのスタイルの良さ・・・でした。 客席になるみんがいました。
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