◆◇ お気楽観劇日記◇◆
公演やビデオなどを・・・見たまま、聞いたままを
つらつらと書き綴ったまたまた気楽なコーナーです。

2002年10月24日(木) エリザベート・・・丸1日

この日は自力で獲得したエリザの日だった。
前売の日に・・・ようやく取れたチケット・・・B席。
丸々1日・・・B席。

午前の公演は2階の一番後ろの一番角・・・だった。
客席の灯りも届かない・・・一番すみっこ。
午後はB席の最前列のセンターブロック。
スペシャルじゃない?

この日は2度目の花エリザだったから少しゆとりをもって臨んだ。

前回同様、オサトートが切ない。なんとも切ない。
いいのか、悪いのか、等身大のトートだ。
等身大ゆえにトートの感情が直球でやってくる。
ホントにストレートだ。

シシィと出会う瞬間のドキドキが伝わってきそうだ。

一番せつなさがストレートにやってくるのがシシィの寝室で
タンスから登場したあと「出てって」と言われ、
部屋を出てドアを閉めた瞬間だ。
星組の時も切なかったけど、オサトートはもっともっと切ない。
平気なフリをしてうやうやしく会釈をして出たけど
もうたまらない・・・っていった感じ。

1幕ラストもやるせなさが伝わる・・・・・・。
こんなに切なさ満載のトートでいいのか――っ!!!って
思わないでもないけど、これはこれでいい。

オサトート・・・そして何よりも歌が気持ちがいい。
ワタシ的には4作目にしてやっと大満足だ。

少し動きが多いという気がしないでもないが、いい。
最後に昇天するときにうれしそうな顔をするのもいい。

シシィ・・・みどりちゃん。
いやー、10代の娘には見えんなーってそりゃ思ったけど
今までのシシィとはまた違ったキャラでいいんじゃないか?
歌が文句なしにうまいから病院のシーンなんて涙を誘う。
まあ、見ていて「いや、死なないやろ。」とか
最初の綱渡りも「渡り終えてしまうやろ。」とか
どうしても健康的なシシィを想像してしまうんだけど
最近とみに憂いを帯びた瞳がとてもはかなげにみえていい。

じゅりちゃんフランツ。
「あたしはルキーニが見たかったのよ〜。」と
往生際の悪いことを未だに言っているが、
明るいキャラのじゅりのフランツ・・・どうもしっくりこなくて。
じゅりが悪いとかいうのではなくて、なんか・・・
「明るいフランツ。元気なフランツ。」って思ってしまう。
あっけらかーんと役をこなし、歌をこなしてきたじゅり。
だから、フランツみたいな暗闇で歌うようなトーンの歌が
どうしてもツラそうで・・・・・・。
フィナーレのじゅりは最高によかった。

あさこちゃんルキーニ。
こわいね。今までのルキーニと比べてどうとかはわかんないけど
レマン湖での最後のシーンは怖い。狂気じみていてコワイ。
ここまであさこちゃんがやりこなすとは思っていなかった(失礼)
だからこそ、「すごーい。」って思ってしまった。

黒天使はなんだかな〜よくわかんない。
個人的にさお太が好きなのでさお太中心で見てしまったけど。
無機質な妖しさがない・・・全体的に。
見ていてきれいなんだけど、漂う何かがない・・・。
その中でしなやかに妖しく踊っていたのがさお太だった。

あ、舞城のどか嬢のマデレーネは好きだな。
あのシーンに花純風香ちゃんが入っていたのがうれしかった。
ホントは黒天使・・・やってほしかったからさ。

あととーってもとーってもツボだったのが
日向燦ちゃんとルネルネ。
あっちこっち・・・ありとあらゆるシーンで登場するのだが、
芝居が細かくて、見ていて楽しい。
まだ研2なのに〜って思わせる。
特にマダムヴォルフのシーンなんてもう・・・おっさんそのものっていうか
娼婦たちにメロメロになりかけて・・・いや、任務が・・・っていう感じで
目が離せなかった・・・・・・。
午後の公演の2幕はほとんどこの2人を見ていた・・・まじで。

日向燦ちゃんはまゆぶーに似てるのよ〜★
これからが楽しみ。

あ、そうそう。今回ロケットがまたおかしいね。
いきなりセンターにみわっちがいて「どひゃ〜〜〜〜っ!!!」だもん。
そしてよくよく見たら、園加ちゃんいて、未涼さんもいて・・・梨矢もいて・・・。
いや、下級生だからいいんだけど、どうも・・・・・・。
男役としてイメージが出来上がりつつある人がロケットっていうのは・・・ねぇ。
いや、楽しめた・・・怖いもの見たさでずーっと見てた。

まだあと1回見るんだけど、そのあとちゃんとレポ書きます。
今回、何も書いてない人は別に・・・っていうワケじゃなくて
まだ書けるほど・・・わかっていない・・・っていうことでーす。


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春吉

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