１年間ずっと５月でいいよ。

昨日、地下鉄が一時運休になってすぐに再開したという速報があったので、自殺かなーと思っていたら、今日聞いたところによると、犯人は「死にたかった」とのこと。

死にたくて飛び込んだ犯人からなんでそんな後日談が聞けるんだ、ガンツかよ、と思いながら（本当は思ってない）、その先をようく聞いたら、事の真相は次の通りらしい。

男は、ホームから飛び降りて、向かってくる地下鉄に向かって走り出した。

しかし、地下鉄の運転手はかなり手前で気付き、ブレーキ。

地下鉄は、男の前で停車。

男は走り続け、その停車した車体に体当たり。

どうやらそんな感じだったらしい。

だとしたら、軽症中の軽症、むしろ、相撲のぶつかり稽古ぐらいになったんじゃないか。

僕は人と話しているときによく「聞いてる？」とか「そんなに興味ない？」などと問い質されたりして、僕の「話を聞く姿勢」が話し手には物足りないみたいです。「ふーん」とか「へー」とか言っても「つまんなそー」って言われるから、たぶん力ない感じがいけないんだろうと思って「ふーんっ！」とか「へーっ！」とか言ったら今度は「むかつく」って言われて、皮肉に聞こえるみたいです。いつでもリッスントゥーユーですぞ！と言いたい。どうしろっていうんですかね。しらんよ。とにかくリアクションが薄いから会話が発展しないらしい。

で、こないだ友人Ｋと話していて、「あれってどうなの？」的なことを聞かれたから、「あれはね、ベラベラベラらしいけど実際はベラベラでいてベラベラやね。まあよくてベラベラやろうね。」って、力説したのに、返事もなーんもない。しばらく沈黙が続いたので、「あれ？なんかおかしいな、たしか、こいつが聞いてきたはずだよな」と思って、「なんで何も言わんと？」って聞いたときのそいつの回答。

「え？ふーんって思ったよ。」

「お前、毎回毎回リアクションとってもらえると思うなよ？」

「毎回会話が成立すると思ったら大間違いたい」

って。

正直、びっくりしました。
聞き手に回っても話し手に回っても、僕が間違っているみたいです。

最近、「何も考えない」ってことを覚えた。

何をするにもとにかくうだうだ考えて行動する僕は、飯を食うにも風呂に入るにも布団から起き上がるにも時間がかかる。
「目覚めは寝てから９０分周期で起きるのがベストだから、まだだな。」などと考えているうちに熟睡して寝過ごしたり、「昼飯はなんかビビッとくるやつがイイナ、はたしてそれは何やろう。」とか考えているうちに夕食の時間になったり、とにかく日常生活でこなすべき仕事が遅い。ものぐさ太郎の生まれ変わりかもしれん。

そんなヌルい僕に共感した人にお勧めなのが、「思考停止」というスキル。ウダウダが脳内に進出してきたことを認識したら、即思考を止め、機械人間になると良いです。飯は胃を埋めればいい、頭は黙って洗えばいい、朝はとりあえず起き上がればいい、肴はあぶったやつでいい、ちんこはこすった方がいい、女は優しい方がいい、タラタラタンタタタラタタいい、タラタラタンタタタラタタター、そういう風に、生活することしか知らないマシーンになりきればよいのです。これを身に付けた暁には、あんなに面倒だった人間生活がまるで無味乾燥なものになって、何でもこいのヘッチャラ貴族になれますよ。

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