壁紙:しろくろねこの家さん

もうひとつの浪漫

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2002年02月28日(木) 突然の結末




「ありがとう」
「さようなら」

書かれた文字を瞳で追う

突然の結末

終わるんだね

その口から 放たれた 甘い吐息
この耳に 聴いた 言の葉

言いたいことは すべて 放った?

あなたが 納得したのなら
わたしも それを 受け入れよう

ありがとう 今まで

開けるたびの新鮮な言の葉
楽しみだったよ

またいつか 何処かで 
会えるだろうか
あなたの言の葉に



2002年02月26日(火) 秘密




風が頬を撫でていく
暮れた空 
ぼやけた月

秘密は何処かに埋めてこよう
何も知らなくていいよ
何も 知らなくて

正解はあるようでない
捕らえた眼差し
引っ込めた手

そこから 逃げられない
語れない唇
聞こえない耳

違う

語らない唇
聞かない耳 





2002年02月25日(月) 回想






過去に
こだわっているのは
わたしのほう







2002年02月24日(日)





君の髪
手で梳いてみる

やわらかなシャンプーの香り
ふっと鼻腔をくすぐって

夜の帳がなおさらに
愛しさを募らせるから

ほのかな灯りのその下の
栗色の髪

抱きしめる 抱きしめる

指と指 
絡めれば
鼓動をひとつにし
空間に響く 
ふたりの呼吸

打ち寄せる波
退いていく潮

白い夜明け
小鳥の囀り

眠る 眠る

君とふたりで






2002年02月23日(土) 喧嘩



果てしなくスキでも
すれ違うこともある
アナタが言うように 
本当はそんなこと
どうだっていい

ただ
きっと
たぶん

スキ ナノハ オマエ ダケダト
イッテホシカッタ ウラガエシ

外は春の宵
微かに沈丁花の匂い
春がきている

甘い香りに勇気をもらって訊ねてみよう

電話してもいい?




2002年02月22日(金) Confession




愛しい人だぁれ?



















君・・・





2002年02月21日(木) Blood









The blood of the whole body flowed backwards.









2002年02月20日(水) 呪縛





闇の世界からこの幕を開け
外に飛び出そうと もがく君

もがくと 益々絡まってゆく
見えない糸が
君のからだをぐるぐる巻きにし

その光景は
僕の背中に快感を走らせ
恍惚へと変わる

もっともがくがいい
もっと苦しむがいい

苦しみは快感を伴って
次第に闇を深くする

掌中で踊るがいい
幕を開ける為にもがくがいい

決して逃れられない呪縛を君にあげるよ
そう・・・
永遠に逃れられない僕の愛の呪縛





2002年02月18日(月) 風船





大好きだよ
木霊する言の葉
あなたの残り香に酔う

空を仰げば思い出すように
月を愛でれば心通ずるように
いつだって
そこに在るのは“つながり”

近くにもいかない代わりに
遠くへもいかない

ずっと ここで 
繋いだままの
手と手














2002年02月16日(土) ひとつ




少しだけ期待して
大いに落胆した

感情が複雑に動いて
湿った風を送りこむ

そうだったのかと
今更ながら気がついて
己の道化ぶりに嘲笑った

誰を好きなのか
誰を愛したいのか
誰から好かれたいのか
誰から愛されたいのか


誰を好きになればいいのか
誰を愛すればいいのか
誰かが好きになってくれるのか
誰かが愛してくれるのか

僕にとって
すべてが大事で
すべてがいらない事

たったひとつ
君に振り向いてほしいだけなんだ




2002年02月15日(金)








リュートの調べに
心揺らして
少しだけ「今」を忘れたい








※お友達のサイトの小説を拝読して。
special thanks to sae_san


2002年02月14日(木) St. .Valentine's Day





どんなに甘えても許される 
今日は 
St.Valentine's Day





あなたに寄りかかり 
そっとKISSをねだろう






素材:星空の猫たちさん


2002年02月13日(水) fade in









頑なな心を溶かす
三十一文字









2002年02月10日(日)






空から・・・
白い小人たちが
舞い降りてきた

梅の妖精も
寒さに震えてご挨拶・・

春は・・遠く感じる今日・・午后3時






2002年02月08日(金) 温度





瞳を閉じて
想い巡らす まだ見ぬあなた

「逢えなくてもずっと繋がってるからね」

その文字が わたしの心を揺さぶる

バレンタインが近づいてきて
そっと心の中でチョコレートを選び
ONラインで あなたに渡そう


味は・・・・Sweet・・・
とろける温度で








素材:星空の猫たちさん


2002年02月06日(水) ケイゾク






大きな海に漂う流木
または
川に流される一枚の葉

あなたが紡ぐ歌に少しだけ妬き
もう僕を詠ってはくれないと知る

それでも
僕は 詩い続けるんだろう

大きな海に投げだされた流木
または
川に浮かぶ笹の小舟のように

届かない気持ちを
届けたい一心で





2002年02月03日(日) お取り置き





抱き合って
手を繋いで
KISSをして


アナタの為だけに
この甘い吐息
とっておいたの


今宵
耳元にそっと吹きかける
甘い吐息・・・・








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2002年02月02日(土) unknown





未知に向かって走り出した


ちょっと
    怖くて

ちょっと・・・
    ドキドキ・・・


世界・・・

   もっと広がれ







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2002年02月01日(金) 如月





下弦に向かう少しだけ欠けた月
それでも天空で明るく笑っている

梅の香に誘われて口走る

「いっしょにお風呂 入ろうか・・?」

・・・春だね・・・









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あーにゃ |

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