らぶ・れたー DiaryINDEX|past|will
「ごめんね」と 秘めごとひとつ 明かせしは 吾の心を試しているか
手を振れば 白いマフラーなびかせて 駆け寄る君を待つ歩道橋
真夜中の 間違い電話応えれば 見知らぬ人の声も優しき
はじめての キスを交わした あの時の 夕日に映えし助手席の君
もう少し 君を嫌いになるからね そしたら僕は 落ち着けるはず
耳もとに 寝息ほのかに吹きかかる いつもの朝に 初めての君
ねえ、君が サヨナラ告げるその時に 次の約束 交わしてくれる?
薄氷 つま先で踏む 水溜り 割れる割れない ちっぽけな勇気
解けてゆく ホテルの窓に降る雪を 眺めておれば 別れの予感
なつかしき 友から届く年賀状 見慣れた文字と いつもの口調
ひろ
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