◇日記◇
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2008年11月29日(土)




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寒い。

昨夜は、2時近くになって外で酔っ払いが騒ぎ出した。

警察が来た。




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行く場所が、ひとつ減るような
あるいは、変わるような
そんな気がする。


2008年11月28日(金)




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ここのところ(といっても、ここ2年くらいという意味だが)

非常によくなっていた不安発作であったが、

今年の秋は、不安と恐怖にまみれて過ごした。


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最近、心が折れる、という表現をよく聞く。

可塑性のなさを強調した表現かと思っていたが

そうでもない、と気がついた。


折れた木も、芽吹くし
折れた骨は、くっつくし。


2008年11月27日(木)




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最近、幸田文、青木玉、を集中的に読んでいる。

露伴は、まだ。


2008年11月26日(水)




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年をとると、物忘れをするようになるのは、ま、いいとして

絶対に、忘れているという事実を認めないのはなぜなんだろう…。




昨日は、ある靴店で「10年以上前にここで買って…」と話したら

「そんなタイプのもの、ウチでは扱ったことありません」と。

がんとして認めない。


忘れていたとしても、もう少し柔らかなものいいはできないものか

と思いつつ、とぼとぼと帰宅。


2008年11月25日(火)




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日髪日化粧、という言葉がある。

本来的には、経済的豊かさを現した言葉かもしれないが、

いまの私は、そのことのできる精神的安定を想像してしまう。


2008年11月24日(月)




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私が自分の非を認めることができないのは、なぜ。

自分に非はないと思っているのは、なぜ。


誤解された、と感じても

誤解されたままでいいと思ってしまうのは

なぜ。


2008年11月23日(日)




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私に必要なものはすべて与えられている、と思えたらどんなにいいか。


孤独には慣れている。

でも、さげすまれるのには、慣れていない。


2008年11月22日(土)




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結婚してすぐのこと。

ねこぞーが、ベーチェット病であると判明し

すでに片目は視力を失い、もう一方の目の視力も失いかねないという状態

だったときがあった。


私は、その頃知り合った年上の女性に、こうなんです、と言ってみた。

母親に甘えるようなつもりで言ってみた。


彼女の答えは凄まじかった。


自分の夫なんて、いつ心臓が止まるかわからないから
カードを持ち歩いている、いつ死ぬかわからない
それに比べたら、失明なんてどうってことないでしょ




今でも、彼女のことを考えると、なぜか胸が痛む。


2008年11月21日(金)




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1ヶ月ほど前である。

私が、友達の異性関係についてキビシイことを言ったら、友達は怒った。

すぐに、ごめん、と謝った。

でも、許してはくれなかった。




一昨日、事務手続きについて、これでいいか、と問い合わせてきたから

許してくれたのか、と喜んで、少し訂正案を出した。


そしたら、また、怒った。



私の意見を求めていないなら、聞くなよ、と思ったけれど

いまは、ただひたすら、悲しい。



友達のなかの、決して触れてはいけないものに

私が触れてしまったのだろうね。


それは友達にとって、許せないことだったのだろうね。


2008年11月20日(木)




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いろんなことが起きて

それに慣れたり、考えたりするのに

とても時間がかかってしまった。



そして、そうこうしているうちに

もう、次のことが起きてきている。


sai |MAILBBSDiaryINDEXpastwill

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