◇日記◇
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2005年07月30日(土) 暑い



◇◆◇◆


暑い。とうとう夏がやってきた。

なので、待ちこがれていたスイカを買ってきた。

ねこぞーは食べないので、私が一玉食べる。


◇◆◇◆

「白痴」ものすごく遅いスピードながら、着々と読んでいる。

上下巻に分かれた文庫本の、上巻の半分まで進んだのに、

まだ、小説のなかでの時間の経過が一日も経っていない。


ある意味、すごい。


2005年07月29日(金) スイカ待ち。



◇◆◇◆


もう七月も末で、一年で一番暑い時期のはずなのに、今年はさほど暑くない。

というより、ここのところはずっと涼しい。


そんななか、ねこぞーの勤務先に、本社からの事務連絡が回ってきた。


◇◆

議長
「えー、そして最後になりますが……今年は……冷房の温度を28℃に設定するように…」


A 「おい、オレらんとこ、冷房なんかあったっけ?」
B 「ない…でしょう」
C 「ないですねぇ」

一同「ははは」
  「ははは」


C「大体、外気温も、なかなか28℃まで上がりませんしねぇ」
B「そうだよね。 雨の夜なんか暖房欲しいですよねぇ」
A「本当だよねぇ、この間の夜なんか、寒かったよなぁ」

B「むしろ、7、8月は暖房つけるな、っていう方が地球に優しかったりして…ははは」
A 「それは、無理、無理!」

一同「ははは」
  「ははは」


◇◆

七月は、もう暑くならないとみた。週末、雨だし。

スイカは、八月か? せめてもう一度だけ、気温がぐーんと上がって欲しいけど。


2005年07月28日(木) くれぐれもよろしく



◇◆◇◆


今読んでいるのは、ドストエフスキー。

「白痴」

三度目の挑戦。

今までは、長ったらしい人名の壁に阻まれて、挫折してきた。

果たして、今回は読了なるか。




こういうものを読もうと思うなんて、夏だなぁ。寒いけど。


◇◆

鼻風邪は、ようやく治る気配がしてきた。


◇◆


昨夜、私はねこぞーより先に眠ったのだが、

ふと気がついたら、自分が布団に真横になって寝ていることを知った。

びっくりして起きだして、わざわざ居間まで来てねこぞーにそのことを告げると

「ここんとこ毎晩だよ オレ毎晩、見るたびに笑っちゃうの」




ひぇ〜。毎晩だったのか。

「私が真横になって寝ていたら、ねこぞーどうするの?」


「はじっこにもぐり込むから大丈夫 もう慣れてるし」





ああ、そうだったのか。

眠っている間のこととはいえ、申し訳ない。迷惑かけます、ありがとう。

今後ともそうして下さい。くれぐれもよろしく。


2005年07月27日(水) ついいましがた!

◇◆◇◆

去年の秋、私のところに一度だけちらっと姿を見せた「ウェブ日記小僧」が
またやってきた。

◇◆

つい先ほどのことだった。

ぼんやりとパソコンの日記画面を見ながら、熱いコーヒーを飲んでいたら、
画面のすきまから、ぺらぺらぺら、と何かが現れた。

二度目だったので、ああ日記小僧だ、と思ってみているうちに
ぺらぺらの小僧は、前回と同じように首と肩をぐるりと回して、あっというまに
体の厚みを取り戻し、正真正銘のウェブ日記小僧になった。


「ええと…」とまたあの可愛らしい声で小僧が言った。

胸がきゅんとなる。
なつかしい小僧の声だ。
相変わらずの、ちょっとぼさぼさの坊ちゃん刈りと黒い輝く瞳。

私がじっとみつめていたからか、小僧は少しはにかんだ。

「ええと……(ここで小僧は大きく息を吸った)お知らせ致しまする」

「はい」と私。

「ご存知かな?」と小僧。


「なにがなにやらのことでしょう?」

「そうでございまする。なにがなにやら、いやもうそうは呼べませぬ。変わりました。

新しいタイトルは…」

それまで私を見ていた小僧は、ここで少し視線を上にあげ、声を張り上げた。


「まくらぁーーもとにぃーーー、くつぅぅぅぅぅぅぅぅーーー」

「まくらぁーーもとにぃーーー、くつぅぅぅぅぅぅぅぅーーー」

「まくらぁーーもとにぃーーー、くつぅぅぅぅぅぅぅぅーーー」



小僧は、かわいい声を張り上げて、三回、その名を呼んだ。

くつうぅぅー、と伸ばした語尾が反響して消えてから、小僧は視線を私に戻し、にっこり微笑んだ。


「今日の我が輩の仕事は、内密ではござりませぬ(ここで小僧は胸を張った)。

内密ではこざりませぬ。よって我が輩は、何度でもその名を呼ぶことができまする。

まくらぁーーもとにぃーーー、くつぅぅぅぅぅぅぅぅーー。


楽しかったことは永遠に心のなかに残りまする。
これが、まことのまことでありまする。
友達と酒を飲んだり、ぼうぜんとしたり、遠い目をしたり、涙ぐんだり、笑ったり、
すべて楽しかったことは、ここに(と小僧は自分の胸を指した)ありまする。

そして、ここにもありまする
(ここで小僧はなんと、ズボンの後ろのポケットから小さな本を取り出し、
そのちいさな両手で、本を頭上高くに掲げてみせた!
そこには、はっきりとは読めなかったが、枕もとに靴と書いてあったように見えた!)。

これがまことのまことでございまする。」

思わず、小僧からその本を取り上げたい衝動にかられる私(かろうじて押さえた)。



「我が輩は、今から皆さまにお知らせに回りまする。では、これを…」

そういって小僧は、またポケットから何かを取り出し、差し出した私の指先にそっと

乗せてくれた。きらり、と輝くそれは小さな『へ』だった。


「『へ』ですね?」


「はい。『へ』ですな。我が輩は確かに届けました。では、行きまする。行きまする。」



そういうと、日記小僧は、ぺこり、とお辞儀をして、あっという間にまたぺらぺらと
画面のなかに消えてしまった。

私の指先には光る小さな『へ』。

小僧は今日はいつになく張り切っていた。これからみんなのところを回るのだろう。


ウェブ日記小僧のチェックのシャツの裾が、
相変わらずズボンからはみ出していたことを思い出し、
くすりと笑うと、やわらかな楽しさが体中にひろがった。


窓の外には、台風一過の晴れた青空が広がっている。


2005年07月25日(月) 一寸の虫にも。



◇◆◇◆


先日バーベキューをしたときに、三歳の姪がやたらとありをいじめるので

(踏みつぶしたり、溺れさせたり)

ありさんにそういうことしちゃ駄目よ、ありさんはいい虫さんなのよ、

と(猫なで声で 笑)教えていたら


「アリがいっぱいいて困るから、毎朝○(姪の名)に踏みつぶさせてるんだ」

と義父が笑いながら言い、私は思わず絶句した。



「ほら、ここにアリがいる、踏みつぶしなさい」と義父。

意味もわからず、面白がって踏みつぶす姪。


「毎朝、50匹ずつ踏みつぶさせているんだ、アリなんかいくら殺してもいいんだ」

あまりのことに、なにも言えずに、ただただ絶句する私。


◇◆


私も子どもの頃、ありを踏みつぶして遊んだし、トンボの羽をちぎって遊んだが

わけもわからずしていたこと。

私のそういう行為を見た大人は、一様に顔をしかめて、やめなさい、と注意して

くれたような気がする。


◇◆


確かに、大人は虫を殺す。

でも、それはあくまでも大人の理屈からの害虫駆除であって

子どもはありとも毛虫ともたわむれるもの、遊びのなかで虫を殺すことはあっても、

殺すために殺すものではないと思っていた私のやわらかな部分を

ぐっさりと突き刺されたので、

こんなに風邪が長引いているのかしらん。

世間(義父)と折り合いつけるってムズカシイ。



それとも、これはすべて子どもを生み育てたことのない私のキレイゴトなのかしらん。



◇◆


熊野じゅん、こと上機嫌。のかわいい画像をアップしようと思っているのに

思うようにできなくて、うにゃん。


2005年07月24日(日) 遊びたい。



◇◆◇◆

昨日、夕方から来客。

嬉しくて、おもてなしを忘れて自分が楽しんだ。


少し、ストレスが解消された。

もっとたくさん遊びたいよぉぉぉ。



◇◆◇◆

今日からの読書は『日本のいちばん長い日』

半藤一利さんという人が、本当の著者だった。


◇◆

胸がぜろぜろいって、夜中に何度も目が覚める。

コドモからうつった風邪は、強い。早く治したい。


早く治して、遊びたい。


今日は暑くなるのだろうか?


2005年07月23日(土) まだ、風邪。



◇◆◇◆

引き続き、風邪。

読書は『信長の棺』。ねこぞーの本。なかなか面白い。


◇◆◇◆


先日、義父が亡くなった義母の写真をベッドに置いて寝ているのを見て

(ベッドサイドではなく、枕のすぐ横に置いている)

寂しいのだろう、と思うと同時に、亡くなってからそんなことをするくらいなら

生前もっと大事にしてあげればよかったのに、ととても強く思ってしまった。


◇◆

生前の二人の関係には、意地の張り合いがしばしば見られた(と思えた)。



例えば、

そんなに風邪が長引くなら、違う病院に行けよ、と義父が言う。

行きたくない。面倒だ。また検査検査で疲れる。私の身体のことは私が一番わかる。

なら、勝手にしろ、と義父。


そんな感じだったように思う。

お互いの優しさをあまり感じられなかったのは、私が部外者だったからか。

本当は、大事にしあっていたのか。

それとも、された方は過干渉、と受け取っていたのか。


わからない。私がわかる必要もないのだけれども。


2005年07月22日(金) また風邪。



◇◆◇◆


先週の日曜日、姪になつかれたはいいが、

彼女が咳をするたびに、彼女から放出される大量の風邪菌を浴びて

(咳のときに手で口を押さえるということを、まだしない、できない)

ワタクシ、また風邪をひきました………


昨日の夜から、また風邪!

暑いしっ!だるいしっ!

鼻水だしっ。喉いがいがするしっ。



なのに、ねこぞーったら、明け方私を揺さぶり起こして

「足の上にカバを乗せてる夢をみて、足が非常に痛いのである」

というどうでもいいことを切々と訴えるし。




ものごっつう、厭世気分(笑)


2005年07月17日(日) いろんな、今日。



◇◆◇◆


今朝の明け方、5時くらいだっただろうか、私は不意に目を覚ました。

それは、ねこぞーが、隣に寝ているねこぞーが、

以下のような問いを発したからであった。












「ねぇ、ボク埋まってる?」





見ると、確かにねこぞー、てんぴゅーるとてんぴゅーるの間の溝に

うつぶせに、それは見事に綺麗に、ぴったりとはまりこんでいた。

なので、答えた。

「うん。埋まってるよ。」


「ありがとう…」





19年一緒に暮らしても、ねこぞーの考えることはよくわからない。


◇◆◇◆


今日は、浮世の義理、というヤツを果たしてきた。

ねこぞー父とねこぞー弟一家との、バーベキュー。

以前は、すぐにばてて、疲れて具合が悪くなり、でも帰りたいとは言えずに

じっと奥歯を噛みしめて我慢しているだけだったが、このところは、体力がついたからか

以前とは比較にならないくらい、楽しく過ごせるようになった。



去年、一昨年、その前の年、一緒に遊んでくれたみんな、ありがとう。


風邪、腹痛、頭痛、真夏日、バーベキューという悪条件を、今日私が克服できたのは

あれらがあったからこそ。あれらの積み重ねの上に今日の私がある。


2005年07月16日(土) さとうにしき。

◇◆◇◆


まだ鼻風邪が治りきらなくて、鬱陶しい。

昨日から、また、夏らしくなった。

でもまだ、スイカには早い。

なので、さとうにしきを調達。



読み始めたのは、『戦国自衛隊』

半村さんのとは、全く別物?


2005年07月14日(木) 驚愕。



◇◆◇◆


昨夜、寝ようと思ってチャンネルを変えたら、例のスター…、という映画を

やっていて、ついつい最後まで見てしまった。

エピソード3。  ああ違う。わからーん。とにかく昨夜放送してたもの。

なんだろ?ろく?


これはたぶん、映画館でも観たし、テレビでも観たはずなのに

ごっそり全部忘れていた。



だーすべいだーが燃えていることに、驚愕。


お地蔵さんが閻魔大王と同一人物、というとりびあと同じくらい、驚愕。



燃えるもんでできていると思ってなかった……




◇◆


こんな私だから、これは「盗人にも三分の理」という話しかと思っていたのだが、

トモダチに言わせると「はりうっどは金持ちだぞぉ」という話しでもあるそうで(笑)


「えええー?単純な息子と父の愛憎物語でしょ?子鹿物語みたいなもんでしょ?」

「いやいや、ホントはあめりか帝国主義の話しだよ」というひそひそ声も聞こえてきて。


なんなんだか(笑)


2005年07月13日(水) ケンカ。つうか私が不機嫌。




◇◆◇◆


先週の土曜日から、鼻水が止まらなくなった。

ただの鼻炎かと思って放置しておいたら、

月曜になって、立派な鼻風邪へと成長。


ただいま、鼻風邪まっさかり。

鼻声・鼻水・耳が遠い・アタマがぼーっとする・眠い・しゃべるのが億劫、などの

諸症状が出ている。


ついでに、めずらしく、お腹の調子もいまひとつ良くなくて、食欲もない。


◇◆


なのに、昨夜帰宅したねこぞーが、超ゴキゲンで

私の体調なぞいっこも気にかけず、しゃべるしゃべる、食う食う。

「おいいしいね、このタコ」

「オレ、タコ刺し好き」

「マリネもんまい!」

「タコもマリネにして食べてみっかな?」

「んまい〜〜〜、なかなかいける、タコ!」




ああ鬱陶しいねこぞーのヤロー、あーうるせー、アタシはメシ食ってねえんだよ、

メシ食える状態じゃないんだよ、でもオマエのためにだけ、メシ作ったんだよ、

いいからとっとと食え、黙って食え、でもって寝ろ、と

胸の内で呪文を唱えていたら


ふとねこぞー、私を振り返って、にっこり笑って

「上機嫌♪ じょうきっげん♪ じょうきげんっ♪」

と小声で節をつけて歌ったものだから、


とうとう、怒り爆発(笑)



いくらな、「上機嫌。」を今年のテーマにするっつったってな、こう体調悪くちゃ

できねーんだよっ!と言いたかったが、口を開くのも面倒。

おめーがウルサイから、疲れが倍増するんだよっ、もうつきあってらんねーよ、とも

言いたかったが、もう声を出すのもイヤ。なので、



「寝る」と静かに宣言する私。

「え?じゃボクも。一緒に布団に入って、本読む」まだ私の怒りに気がつかないねこぞー。


「寝るの。本読まないの。」あくまで静かな私(怒りを表出させる体力も惜しい 笑)

「え?本読まないの?」


「読まないの。寝るの。」

「………(-_-;)……」ようやく、私の逆鱗に触れたことを察したねこぞー(笑)



でもって、私は10時前から眠り、ねこぞーは、私が怖くて寝室に来られずに(笑)

リビングのソファーで朝を迎えましたとさ。

(にゃんたろさんの眠りを邪魔しちゃいけないと思って…… 本人談)


ああ気の毒なねこぞーくん。   あはは〜(≧▽≦)

治ったら、また遊んであげるからね♪


2005年07月12日(火) 読了。



◇◆◇◆


がるしあ・まるけす 『百年の孤独』を読み終えた。

面白かった。とにかく面白かった。


でも、何が面白かったのか、よくわからない。


◇◆

簡単に言ってしまえば、ある一族がある町を築き、栄えそして滅亡する、

という100年にわたる孤独なその一族の長い物語を、淡々と語っていく

という小説である。

あまりに淡々としているので、なにがこの小説の中核をなすのか

どの人物なのか、どの出来事なのか、わからなくなるくらいである。


でも、惹きつけられる。


◇◆


たぶん、ひとつの町が始まって終わることに、

そしてある一族が始まって終わりを迎えることに、

なにかもっと大きなものの誕生と死、

例えば、ひとつの惑星の誕生から死や、種としての人間の誕生から死、

を重ね合わせて読んでいるからのような気がする。



テーマは、物事の繰り返しのなかに、現れる。

なにかの織物を織り上げては、糸をほどき、また織り上げてはほどく、

そんな印象で、テーマが語られる。


◇◆


あまりに多くの隠喩があるので、すべてを理解することは不可能に思えるが、

同時に、それらの多くの隠喩のなかに、読者の誰もが自分自身を発見するのではないか

と思われる。


◇◆◇◆


稚拙な感想。


すべての動物のなかで、人間だけが、愛、という概念によって行動を規定することが

できる。それは、動物として人間を見た場合、異形のものであることを意味する。

つまり、愛のために、人は苦しみ、あるいは喜び、そして死ぬことすらできる。

それは、奇異なことである。


愛が、終わりと死を内包する所以か。



例えば、ぶっしゅが、いらく戦争を始めるにあたって、愛はいらなかった。

しかし、戦争を続けているのは、愛所以であり、…そこに内包されるのは…

ということか。


ブンガクというのは所詮おもちゃだ、という作者の言葉が痛い。


2005年07月11日(月) 待ち遠しい。



◇◆◇◆


寒い。冷たい雨がしとしとと降っている。

もちろん、ストーブはあれ以来 焚きっぱなし。


今日はこの後、めずらしく気温が20度を超えるらしいが、

こうして暖かな部屋から今にもみぞれが降りそうな陰鬱な曇り空を眺めていると、

どうしても






そろそろ秋ねぇ







って気分になるのは否めない。




気が早い?いやいや、あと一ヶ月後には、確実に秋に突入しているわけだし。

今年は夏がなくてもいいや。半袖も着なくていいや。

スイカだけ食べられればいいや。


この次、25度になったら、即、スイカを買いに走ろう。

いつだろう、スイカ日和。


2005年07月09日(土) 唯一の解決方法。




◇◆◇◆


今日は、前から気になっていたことを実行した。





近々私は、ある場所に行かねばならないのだが、

以前はタクシーを使っていたところを、自転車で行ってみたくて

たまらなくなっていて、でも行かれるかどうか、それをじっと考え続けていた。



道は知っている。道中が不安。考えているとどんどん不安が増す、

しかし、いったん思いついた自転車で行く、という考えは捨てられず、

強迫的に、行きたい、から行かねば、へと変貌を遂げつつある、

これは、まずい。非常にまずい。




なので、この状況を打開しようと、実際に行ってみた。

実に具体的かつ現実的、そして簡単な、解決方法である。


◇◆


準備万端整え、出発。ねこぞーには家で待機してもらった(寝てた 笑)。


あれだけ、脳内でルートをイメージしていたためか、道を間違えることもなく

実にスムーズに、わずか、20分で目的地に到着。

途中で不安になることもなかった。




ここ一ヶ月くらい、楽しく何の不安も感じずに自転車に乗って

あの道を辿り、左折し、信号で右折し、そして目的地に到着する私、を

イメージし続けたその効果も幾分かはあるだろう、と

イメージトレーニングの凄さを実感する。


◇◆


帰宅してから、おだつ私(笑)

ひとしきりおだって、この15年は、今から思うとひどかった

どこにも行かず何もせず蟄居していた、失われた15年だ、と

ねこぞーに言ったら

「年とってから、外に出られなくなるのも辛いから、これでよかったんだよ」

ねこぞー、いつのまにか、オトナ(笑)


二人でカレーを食べ、午後は、私は爆睡。

気疲れ?なのか、3時間も昼寝をしてしまった。マズイかも。


2005年07月07日(木) 闘いの記録



◇◆◇◆


昨日は、寒かった。一昨日も今日も寒いけれども、昨日は、特に寒かった。

朝から、ストーブをつけようかどうしようか、迷って迷って迷うくらい、寒かった。


でも、今は7月。夏である。

昨日は、断固、ストーブはつけない方向で闘ってみた。以下、その記録である。


◇◆


まず、下着。真冬、とまではいかないが(つまり毛糸のぱんつははかないが)かなりの

重装備でのぞんだ。パッチをはき、靴下を装着し、そしてふりーすをはいた。

上は、Tシャツの上に長袖Tシャツを重ね着し、その上に

ウールのベストを着て、更にふりーすを着た。


◇◆

ここまで厚着をすると、さすがに、ほかほかしてくる。

しかし、今は夏。額に汗のひとつもかいてみたい。

よって、この格好のまま掃除機をかけ、拭き掃除をした。


そうしたら、あーら不思議、汗が滴ってくるではないか。


夏だもの、暑いよね、と家中の窓を開けてまわる。

ちりん、ちりりん、と 寒々しい 涼しげな風鈴の音。



ああ、夏はやっぱりこれよねぇ、と、お昼はあつあつのかけそば(笑)


ねこぞーと二人(ねこぞーも当然、きっちりと、ふりーすの上下できめている(笑))

鼻に汗をかいて、暑い暑い、を連呼する。さすがに、夏。

シメは、熱いほうじ茶。ああ暑い(笑)


◇◆


午後。

先週まで絨毯の上に敷いていたござは、片づけ(ヒヤヒヤするので)、

てんぴゅーるに、タオルケット+夏がけ+毛布、で昼寝。

さすがに、暑くて目覚める(笑) ああ、夏だ。


◇◆


夕食は、夏らしく(笑)、おでん。なのに、ここまでがんばったのに


「ああ、腹減った〜、おでん?嬉しいな。豚汁とかおでんとか、そういうもん

食いたいと思ってたんだよ、さみーもんなぁ」


という、帰宅したねこぞーの さみーもんなぁ 発言で、

今までの暑い暑い夏だもの、暑い暑い夏だもの、が妄想であったことが

白日のもとに晒される。


◇◆


そして夜。一番やっかいな夜。

鼻のあたまや耳が、ちゅべたくなってきた。

ねこぞーと顔を見合わせる。どちらからともなく、もういいよね、と呟く。

そして、遂に、ストーブのスイッチを入れたのであった。

こうして私たちの闘いは、終わった………。




◇◆◇◆


今日は、もう闘わない。すでに、ストーブ焚いてる(笑)


2005年07月06日(水) 面白い。

◇◆◇◆


『百年の孤独』

私が、あまりにも熱心に読んでいるものだから、ねこぞーに

「面白いの?どんな感じなの?」と聞かれた。


どうして面白いのか、なにに惹かれているのかよくわからないが、引き込まれる。

例えれば、旧約聖書みたいな感じ?

誰が主人公なのか(ひとりふたり、それらしい人はいるけれども)、それさえ曖昧にして

あるところが、ミソなのか。時間、が主人公であるようでもあり。



時は流れ、人々は生まれ、生きて、年をとっていく。


ウルスラは太母のごとくまだ健在。いま、1/3くらいまで読んでいる。


2005年07月02日(土) ユメ



◇◆◇◆


明日は大晦日だ、それ買い出しだ、それ大掃除だ、と非常に忙しい夢を見て

疲れ切って目覚める。


大晦日はまだまだ先。ほっとする(笑)


◇◆

一方ねこぞーは、起きるなり

上機嫌(本名 熊野じゅん) に、生きわかれの弟がいるって知ってたぁ?」

「え? し、知らないよ、なにそれ? いきわかれーー?」

「うん。名前は 大満足 っていうの」

って、満足げな顔(笑)

ちっちゃいアタマで一生懸命考えて、エライ、ねこぞー(笑)














                 ねこぞーの手にもたれて上機嫌な、熊野じゅん。


2005年07月01日(金)


◇◆◇◆


他者のことは、本当には理解できないし、手助けもできない。

あくまでも表面的な、私なりの理解と手助けしかできない。

でも、私もそうだ、他者からの真の理解は、得られることはないとはいわないが、

かなり難しいと思っている。


だからといって、私は、他者との交わりを意味のないものと考えているわけではなく

お互いに個であり、孤であることを踏まえた上で、楽しくつきあっていきたい。



更に、私がよく人生はペルシャ絨毯(人生に意味はない、あるのは織られた模様だけ)

というモームの言葉を口にするのは、

人生を諦めていたり、放棄していたりするわけではないし、価値を認めていないわけでも

ない、ただ過剰に意味を求めると苦しくなるから、そこから逃れるために

そう思っているのだ、そうすると、なんのために生きているの?と考えずに済む。

生きるために生きている、そう思うことが私にとっては精神的に安らぐのだ。




という私の、ケチな人生観を、まだ私が二十代だった頃に披露したら

すんごい勢いで反駁してきた人がいた。

考えを改めよ、と言わんばかりに「まだ若いあなたがそんな考えでいるとは、辛いです」

とまで言われた。



その人とは、それ以来、そういう話しは避けているのだが、向こうはしたいらしく

人生は明るいとか楽しい、とかそんなことばかりを私に書いて送ってくる。

もちろん、私は反応しない。



だーかーらー、本当に人と人が理解し合うっていうのは、難しいんだってば。

あなたは私のことを理解しようとはせずに、自分の考えを押しつけるだけでしょ。


って言いたいけど、言ったら大変そうだから、言わずに放ってある。


◇◆◇◆


ヘアアイロンを買ったので、練習しているのだが、なかなか綺麗なカールが

できない。屏風畳みになるんだよなぁ。


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