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オトナの恋愛考
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2013年02月06日(水) 3年目の春


ひろと出会ってからちょうど3年経った。

3年前の3月の最初の週末にたった2時間のデート。
それから急速に親しくなって色々あったけど、
まさかそれから3年も続くとは思わなかった。

あまり会いたがるものだから
実際に会って自分の想いが幻想だったと思ってくれて
それで終われば良かったけれど
私も会ったとたんに恋に落ちてしまったのだと思う。

それでも若い頃とは違って現実の厳しさも
少しはわかっていたつもりだったから
1年後の自分の誕生日頃に別れを告げるつもりだったのに
人生とはわからないもの。

途中色々とあったけど今でも続いているのは
縁があったのかもしれないなあ。

ここ1年、メールも週に一度か二度で落ち着いていたけれど
ひろの少し辛い仕事上の職場移動があって
今月になってから毎日何回もメールを交わしている。
内容はお天気のことやランチのことや些細な内容だけど
きっと新しい環境の変化で癒しが欲しいんだと思うから
私も出来るだけ明るく楽しい内容でメッセージを送ってる。

私たちの恋が盛り上がっていた時と同じ頻度で
ちょっと嬉しい。

自分の気持ちは割り切っているはずだけど
日々の生活の中で心の距離が近づきすぎないように
気をつけなくちゃいけないのも事実。

会えない日々の時間の中で
ひろのがっしりした肩や胸や背中が恋しいと思うのは
本当に久しぶりなのがちょっと嬉しい。


2013年02月03日(日) 風の夜







先週末、私が予約した伊豆の宿で
ひろと一泊旅行をしてきた。
最寄りの駅まで彼を迎えに行った。

本当は移動の辞令がでたとかで忙しかっただろうに
午前中会社に寄ってから私の住む町に来てくれた。

「大丈夫だった?1週間前ならキャンセルでも良かったのに。」
「ううん、大丈夫だよ。挨拶はしてきたから。」
「そうなら良いけど。」
「だってキャンセルしたくないでしょ。」とニコっと微笑んだ。

その宿は露天風呂からの眺めが良い事で評判の宿で
予約したのはバリ風の造りで賞をとったことのある離れの部屋。
山小屋ログハウス風で内装はバリ風リゾートの広々としたスィート。
しかしあの日は日本海側に大雪をもたらした気圧の影響で
太平洋側は晴れ渡ったものの台風並みの風が強くふきつけた。

二人でひとつのベッドで抱き合って
一晩中風の音を聞いていた。





あれから1週間しか経っていないのに
昨夜は珍しく電話があった。

「どうしたの?」
「声を聞きたかった。」
「まだ一週間しか経っていないよ。」
「もう一週間も経ったんだ。」
「そうだよ、まだ一週間(笑)」

私は彼が新しい職場が落ち着くまでは
とうぶん逢う余裕はないと思っていたから
寧ろしばらく距離を置いても良いとさえ思っていた。

「逢いたい。」
「うん私も。」
そう答えたけど本当は私はそうでもなかった。

だって彼との時間で私は1ヶ月は生きられる。
最近多少の自責の念もあった。
でもオトコはそうでもないらしい(笑)

「今月東京に来る予定ある?」
「最終の週末行くよ。」
「前乗りできる?」「うん大丈夫」
「じゃあ汐留あたりのホテルを予約しとく。」





こんな今の彼との関係。
私はけっこう気に入っている。




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以下は2012年1月から過去未来の覚え書き。
あの満月の夜から始まった私の大切な出来事。

2012年
  2月 3日(金)湯河原  温泉旅館
  3月16日(金)三島   自宅
 ☆5月 2日(水)小田原  ラブホテル
  6月23日(土)両国   シティホテル
 ☆8月 3日(金)伊豆高原 曽我
 ☆9月 7日(金)河口湖  フィットリゾート
  11月     箱根   箱根ホテル
 ☆12月     東京スカイツリー ディナークルーズ

2013年
  1月25日(金)伊豆 伊東市川奈 ジェイズ


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