あたしと彼のこと
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2002年03月31日(日) お弁当のコメント

お花見が嬉しくて、浮かれて帰ったのは、すでに数日前のこと。

そう、もう3日も経っているというのにわたしったら「作ったお弁当で
どのオカズがいちばん美味しかった?」なんて聞いてみた。

そしたら彼は「そらが作ったのは何でも美味しいよ」なんて言う筈もな
く、というか、もし本気でそんな事言おうモノなら、逆にガックリきて
しまうこと間違い無しであるわたしの気持ちを、彼は知ってか知らずな
のか「あの肉がうまかった」と、鶏肉のキジ焼きを指して言ってくれた。
そして「しょうゆで煮込んだような味付けとか、大好きなんだ〜♪」
というコメントまで追加。

おおぅ〜〜〜すごい!すごい!
「あの肉」なんて言っているあたり料理に対する無頓着さがアリアリと
垣間見れるというのに、味に対してこれだけのコメントを言って貰える
のは、すごいこと!うれしい!

感動したので調子にのって「春巻きはどうだった?」と聞いてみたら
「パリパリして美味しかったよ」と触感を交えた感想を言ってくれた!
おおぅ〜〜〜これまた、すごい!すごい!うれしい〜〜!

2年前の「美味しい美味しい」に比べたら、すごい変化。

もしかして3年も4年もおつきあいしていたら、もっともっと変化して
いくのかしら?・・・楽しみです。でも再来年あたり「そらが作ったの
は何でも美味しいよ」なんて言われないことを密かに祈る(笑)

だってさ、なんでも美味しいっていうのは、どれでも一緒だよ、という
見解でもあると思っているんです。なんせノロケて言ってくれる時期は
とっくに過ぎているからねぇ(^^;


2002年03月28日(木) お花見にいってきました♪

説明会がサクッと終わったので、その後、彼とふたりで桜の咲く公園に
行って来ました。

そう、念願のお花見です(^o^)!

なにしろ去年は彼の仕事が忙しくて行けなかったので、実に二年越しの
期待を込めたお花見でした!しかもふたりきりでのお出かけなんて滅多
にしない私達なので、ホント嬉しい…(感動)

さて、行った先はけっこう広い公園で、桜並木もあってイイ感じ。

車で出掛けて、着いた早々ベンチを見付け座り込みまずお弁当を広げて
しまいました(笑)やはりココにきても花より団子の私達。
というか、夜遅く着いたので二人共とってもお腹が空いていて花見どこ
ろじゃない始末。二人してウマイともマズイとも言わず黙々と食べてし
まいました(^^;

で、やっと落ち着いたのは全て食べおわったあとのこと、水筒のあった
かいお茶を二人してすすって「ふぅ〜」なんて、お揃いの溜息を漏らし
た時でした。なんだかそれが嬉しくて、それだけで花もじっくり見ずに
ひたすら満足してしまいました(笑)

そんなふうにちょっと笑いあって、ふと思い出した2年前のこと。
つきあい始めたばかりの私達のあの頃は、傍に居てもドキドキして会話
もぎごちなかったなぁ。そんななか手作り弁当なんてけっこう喜んでく
れて美味しい美味しいって食べてもらったなぁ。で、そのあと散歩して
そっと桜の木の影で寄り添ってキスなんてしてたっけなぁ・・・。

う〜ん、あの頃の二人の面影なんて今あるのかしら?って感じです(^^;
そういえば何だかんだで、つきあいだして2年半…早いなぁ。
ドキドキは少なくなったけど、二人でてきとうに過ごせるような間柄は
二人の歴史あってこそで、年月のたったカップルにしか無いしあわせ。

桜並木で手をつないで歩いたとき、きっと来年も彼と来れるんだろうな
…なんて思えてしまった。ちょっと進歩したかも、わたし。

来年は、どんな二人になっているのかなぁ・・・。


2002年03月27日(水) 手ごたえアリ

今日いったとこは、体験講座だとばっかり思っていたけど、実は単なる
説明会でした。いやぁ、たくさん行ってワケわかんなくなってきた。
だって講座巡りはココで5つ目なんです(^^;

我ながら凄いなぁ5つも行ったのか。しかし結構あるんだなぁ。
でもひとつひとつ講座の特徴は違っていて、資格の為のカウンセラー養
成講座から、自己発見や癒しを極める講座までさまざまでした。
受講する雰囲気も、大学の講議のような堅い感じから、少人数制のアッ
トホームなものまで・・・でもなぜか講師の方は女性が圧倒的に多かっ
たな。なんでだろ、女性にとっての適職なのかしら?

さて、今日行ったところは、アットホームでいて自己発見や交流分析の
要素が強い講座をしてくれそうです。しかも安い(ポイント高し!)
安いと言っても結構な値段はします。こういう講座の平均的価格を少し
だけ言ってしまうと、講座全20回で10〜15万くらいするんですが
ここは全30回で特別割引価格14万でした。
しかも安さだけでなく内容も良さげです。講師の方は本業であるカウン
セラーの仕事を日々こなしてみえる方なので、もしかするとより実践的
であるかもしれません(期待を込めて)

ということで、いま候補にあがっている学校は、かつての仕事の先輩が
講師をしている処と、今日行った処です。
どちらも現役カウンセラー関係の方で、講座の内容と値段はほぼ同等。
同じなら・・・やはり教わる立場としては、知り合いじゃない方が良い
かなというのが本音。なにより心理面を勉強する事で「知人」というの
が邪魔になるかもしれないと懸念してます。

ということで、気持ちはだいぶ今日のトコに固まってきました。
明日の説明会に行ったあと(まだあるんかい)決定しようと思います。


さて、彼にひととおりの報告がてら電話しました。
講座巡りのこと、どこにするかまだ迷っていること、部署移動のこと等
毎日いそがしいけど、とっても充実しているのよ♪ とつらつらと話し
たらば「充実を感じられるのは良いことだよ、頑張ってるんだね」って
言って貰えました。うれし(^-^)

よぉーし頑張ろう!(単純)

仕事のほうも1日はやかったけど部署引越しアッサリ終わっちゃったし
明日で学校も決まりそうだし、4月は良いスタートをきれそうです。
そうだ、あとは父にカウンセラーを勧める手立てを考えなくては・・・
一大イベントが残ってたんだわ・・・うーむ、どうしよう(-_-;


2002年03月26日(火) 思い出した怪しいセミナー

部署の引っ越し、それに関する技術の取得、体験講習の勉強。
新しい人間関係、親の問題、彼との関係、日常がとてもあわただしくて
忙がしいけど、けっこうココロは充実してます♪
そう・・・充実。こう思えるジブンというのは良いものですね。うん(^^)

なぁんて爽やかに感じているのに、何故か嫌なことを思い出してしまい
ました。コンチクショウ、でも思い出してしまったので、書く。

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そう、あれは9年前。そんなに仲が良いとは言えない友達が久しぶりに
電話してきたと思ったら「おごるから、飲みにいこうよ」と軽く誘われ
タダ飯だ!と喜んでついていったわたし。

夕方に待ち合わせ、連れて行かれた先はなんと「自己啓発セミナー」と
いう札のかかったビルの一室。「あれ?」と躊躇しながらはいった部屋
には既に十数人がいて、初対面のわたしに気持ち悪いほど友好的な挨拶
をかけてくる。状況がつかめず狼狽しているその隙にすかさず司会らし
き人は「では二人ひと組になって」と言う。
悲しいかな、成すが侭になるわたし。そして偶然にも隣に居た初対面の
おぢさんとペアに…(T-T)

なんなのよ、どうすんのよ、とか思いながらも司会が言うままに「おぢ
さんを見つめ目を反らさない訓練」とか「おぢさんの外見の印象を見つ
めながら述べる訓練」とかさせられる始末。

半泣きになった頃ようやく我に返ったわたしは、その友達を探し「帰る」
と言い捨てその場を去ったのですが、それを追い掛けてきた友達は「悪
かった」とだけ言って、なにが悪いのかなんて全く知りもせず、また、
知ろうともせずに只ひたすら謝ってくる。わたしはそれにまた腹がたち
…でも説明して和解する気力もなく、せめてタダ飯はしっかりおごられ
て帰ってやるぜ、という根性でもって意地をみせ速攻で中華をおごられ
帰宅したのでした。

一体全体、誘ったあの友達は、わたしのどこを見てあんなトコに連れて
いったと言うのだろう。なんだか「そのつもりでしょ」と勘違いされて
いいようにヤられてしまった感じ。

でね、当時の事件からくる教訓とその決意は、けっこう堅くってね
季節の今頃になると、時計の短針が8を指し鳴り響く目覚ましのごとく
あの時のおぢさんがわたしの心に刻まれていて、必ず思い出しちゃうん
ですよね。まったくもう。

これはある意味、立派なトラウマ。いまならわかるぞコンチクショウ。
ふんだ、ちなみにそのお友達はあれから二度と連絡は来ませんでした。

さて、もうすぐ社会人になる方がたくさん見えると思いますが・・・
さして仲良くない友人の誘いと、こういうセミナーには気をつけてね。
全部が全部そうじゃないけどね。春は多いからねホント。


2002年03月25日(月) 部署引越し

出勤したら引越しの日が決まってました。

以前日記にも書いた、部署消失にちなむ、わたしが吸収される部署への
引越しですが、どうやら木曜日とのこと。2日前に知らされるなんて…
渦中の人間であるはずなのに蚊帳のそと?ってカンジ。
まぁ、もーどうでもいいけど。(なげやり)

ということで、木曜日前後は身の回りの物とマイPCの移動とかがある
ので、あたふたする予定です。次の部署にもネット環境はあるのですが
仕事環境がかわるので日記の更新がどうなることやら。
いやでも体験講習のことは書きたいので…がんばりますね。

ああ、そうえいば仕事の引き継ぎ、じっくりやってないんだけど大丈夫
なのかしら。一応ファイルやデータは判り易いようにまとめてあるから
迷うような事はないと思うけど、でもその引き継ぎを受ける某氏ったら
忙しいせいか必須であるソフトの習得すらしてない御様子。
後で困っても知らないぞぉ(^^;

さてとよそ事は放っておいて、身の回りの物を片付けなければ。
なんとなく会社辞めるようなキブンになったりして、なにげに再出発の
雰囲気漂ってしまい、少しウキウキします。

ウキウキついでに、近所の桜が五分咲きになっています(^o^)
彼とのお花見計画も密やかに計画中です。
そう、密やかに計画中なのに、ここへきて彼の仕事が忙しくなりそうな
気配があります。しかも今年の彼はなんだかノリ気じゃない様子なんで
すよう。まったく、アッチもコッチも、どうなる事やら、です。


2002年03月24日(日) 体験講座ひとだんらく?

いちおう今日で、連日の体験講習は一段落。

本日参加した講座テーマは「癒し」。

教室ではヒーリングCDが流れて、お勉強というより癒し体験のような
雰囲気でした。リラックスする為の呼吸法とかイメージトレーニングや
催眠法の体験もありました。実はそんなトコまでやるとは思いもよらな
かったのでビックリ(^^;

なんとなく面喰らって、癒された気がしませんでした。というか、毎日
続けてこそ効いてくるのでしょうね、きっと。

しかし、ヒーリングCDをかけた部屋で、約20名一斉に目をつぶり腹
に手を当て息をすったりはいたりしている姿って、極めて日常から遠い
ので違和感たっぷりでした。体験とはいえ、ちょっとどうも、あれはイ
タダケけないかなぁ…(^^;;;

そうそう、昨日と同じ性格分析心理テストを違う問題形式でまたやりま
した。そしたら昨日の結果とちがって今回は少し片寄りがみえました!
それによるとどうやら今の職業は性格にあっているらしいのです。
この職を続けて今年で9年目のわたしですが、職が性格を形成したのか
はたまたその逆なのかは、今になっては分かりません。

さて、今日で4つ巡った体験講習ですが、どこもイマイチ。
しかしそろそろ定員を締め切る処もあったりで、急がなくてはならない
のに、どうしても決めかねてます。一番行きたい学校は、かつて仕事の
先輩が講師をしている処。しかし、知人が講師である事に抵抗を感じて
います・・・善かれ悪かれ。

実は日をおいた週中くらいに、あと2つ行きます。
うーん、どうなることやら。


2002年03月23日(土) しんどいぞ〜

今日も心理学体験講座、行ってきました。はふぅ。

連日だとさすがにしんどいですね、仮にも勉強とはいえ自分自身の内面
と対面しながらなので、連日だともぅいっぱいいっぱいって感じ。

さて、今日のテーマは「自己分析」・・・収穫はそれなりにあり。

でも、わかったような、わかんないような感じです(^^;
何というか教科書通りというか、通り一遍のことを平たく教えて貰った
ので身に成ったような成らないような、って感じです。

そうそう、心理テストみたいなものをやったんですが、突起したものが
ない平均的という結果をもらってしまったのでつまんなかったです。
今日のわたしは勉強疲れが出てたんで模範的解答になったかも(笑)
きっと、こういう結果って気分によってかなり違うんだろうなぁ。

でもこのテスト、面白いので彼にもやってもらおうと思って、セミナー
の帰りしな彼の家に寄ってみました。

それで「これやったんだー雑誌とかにのっているのより信憑性あるかも
ねぇやってみない?」と聞いてみましたら「質問が答えにくい」とか言
って速攻で放棄されました(^^;;;成る程・・・モノや何かの基準で図っ
たり枠決めされたりするのが嫌いな、実に彼らしい反応。
ちょっと微笑ましくなってしまいました。

とは言うものの、こういうのをきっかけにして、お互いのこと理解でき
ていくと嬉しいんだけどなぁ、なんて思うので、少し残念。
でも残念に思ったことは今は言わない。なにしろ寝起きだった彼です。
そんな時に言っても面倒臭がられてそこで終わってしまうだけ。
だから、また機会をあらためてチャレンジします。そのうちそのうち。

さて明日も、またまた体験講座です・・・たぶん「癒し系」の講座だか
ら今日よりはラクかも。アートセラピー云々とか書いてあったし。

しかし、まだ3つしか行ってないけど、学校によって主旨指向バラバラ
ですねぇ。担当する講師や、学校や機関の目標とする資格の質によるの
だと思います。
あ、すっかり書き忘れていましたが、春から通いたい学校の選定の為の
体験講座巡りです。でも資格を目指さない自分にとって、どこが良いん
だか悪いんだかワケわからなくなってきました。
とりあえず、明日も頑張ってきます。


2002年03月22日(金) 問題解決思考

心理学のセミナーに行って来ました!
びっくりです。なにがって講師として現れたひとが知人だったんです。
知人というか、わたしが昔勤めていた会社の女の先輩でした。実に7年
振りの再会。うーん世の中って思ったよりずっと狭いんだなぁ。

知人だったお陰で、ちょっとやりづらい中でのお勉強でしたが
しかしその内容はとってもお役立ち情報でした。

今日のテーマは「問題解決思考について」でした。

「なんでアナタはそうなのよっ!」とか「私が我慢すれば」という不満
や悩みを解決するためにとる行動について、もしくは相手との意思疎通
の健やかな方法(コツ)というものを伝授されてきました・・・伝授?

具体的な行動面で、軽くその項目をあげてみると…

1事実現状を客観的に述べる(誰、環境、行動…etc)
2感情を知る(寂しい空しい怒り緊張心配混乱孤独疲れ恨み後悔…etc)
3どうして欲しいかどうなりたいか提案する
4提案が受け入れられた場合、その結果なにが得られるのか
 効果があるのかを話しあう

というふうに具体的に整理した上で、問題となるところに的をしぼって
話しあうと良いそうです。わざわざ文章にしなくたって日常では簡単に
出来そうな事なんですが、でもこれ親とか彼に対して感情が絡んでくる
と途端に難しくなってしまうんですよねぇ(^^; それだけ相手に対する
執着や強い要求があるからなのだと思います。こういう時は、少しずつ
くり返して習慣付けていく日常の心掛けが大切だそうです。

さてコレ、我が家族に照らしあわせてみると、1〜4のいずれの行動も
とった試しありませんでした。いつも父から攻撃されて母子は大人しく
耐えてきたので「対等に話し合う」という機能がまったく欠けてます。
そういう健康的な考えが及ぶ隙がないくらい、閉鎖的な家族なんです。
今もそう、そして更にいまなお、父はおかしくなっていってます。

このことを、セミナーが終わった後、講師である旧仕事の先輩とお茶し
ながら聞いてみましたらば、解決に導くためには第三者が介入した方が
良いだろうと言われました。親子のような永年を得た癒着の強い者同士
の問題解決がいちばん難しいそうです。凝り固まった感情の癖や行動を
客観視しずらく、率直かつ対等になりにくいそうです。
成る程それは薄々感じていました。そうか、やっぱりその辺の機関を頼
ることになるのかもしれないなぁ。うん・・・。

しかし偶然の再会とはいえ具体的に聞けて良かった。
これでさらに一歩、問題解決に近付きました。

さて明日は、またしても違う学校の心理学体験講座です。明日を含めて
あと3箇所あります、探せば結構あるんですねぇ。
出来る限り日記で報告するつもりです。恋愛日記にはちょっと遠いけど
しばらくおつき合い下さいませ。


2002年03月21日(木) いざ心理学セミナー

実は先々週の日曜日、妊娠騒動のなかセミナーに行ってました。

なんのセミナーかというと医療心理学系のセミナーです。
癒されに行ったのではなく勉強しにいってきました(^^)

たった3時間程度のものでしたがなかなか興味深いお話を伺えました。
なかでも、家庭とは入れ物であり、家族とは繋がりを差すという見解を
聞いたとき「これは!」と思いました。
だってこれ、まさしく彼の思考にも似ていたし、最近の私のテーマでも
あります。他にも私自身もっと深く考えを掘り下げて考えていけそうな
題材を発見できました。

さて、初夏には子供が生まれるはずの妹がメールで「父がへん」と言っ
てきたのは数週間前ですが、あれから連絡はありません。
きっと父と母は相変わらずなのでしょう。

こういうの、本当は放っておきたいんですが、でも問題がわかっている
のに、そこから避け続けるのは嫌なので…というか、避けている自分と
いうのが少し辛いので、重い腰をあげ動き出しました。

そもそもセミナーに参加した目的は、カウンセラーになりたいとかでは
無く(そんな器ありませ〜ん)現状の父の状態を悪化させないため。
強いては彼との関係を良きものにするためです。あと、私自身が父から
受けたトラウマの仕組みを知りたいなと…まぁそんな感じ。

実は明日から週末にかけて、3〜4つのセミナーに参加する予定です。
もしかして春からこのトシ(29)にして学校に通うかもしれません。
いろいろと楽しみの多い、スタートの春になりそうです(^^)


2002年03月18日(月) とくべつ扱い

彼は、モーターサイクルだいすき人間です。

カートに始まり二輪・四輪だけでなく最近はイキオイ余って船にも興味
を持ちだすほどの酔興ぶり。で、今いちばんハマっているのは四輪。
四輪…といってもその楽しみ方はイロイロですが、彼の好みは、やはり
その外見ではなくクルマそのものの機能を楽しんでいるようです。

改造はしません。メーカーの出した状態をベストと捕らえた機能重視派
とても言いましょうか、うまく言えませんがとりあえずマフラーは必ず
ノーマルで御近所に優しい車を愛用しております。
お金もそんなにかけない主義のようです(笑)で、暇さえあればメンテ
ナンスをして、殆どの休日は車とその友人に費やしてます。

そう、こういうトコやっぱりとっても彼らしい(^^)

そんな事もあって彼は、車関係の友人のなかでもクルマに詳しい方らし
く、いろんなトラブル時に「ヘルプ!」がかかり対応しているのですが
例に違わず、わたしもその一人で、オイル交換やら何やら様々なメンテ
をお願いしていたのです。

ですが、ここ最近どうもへん。

ちょっと前に「教えてあげるから自分でね」と言われて、その時は割と
簡単な整備だったので教えてもらいました。でも先日車のブレーキパッ
ドが寿命かもしれないからチェックして貰えない?って聞いたら自分で
出来なければショップへ持っていけということを言われてしまいました。
なんというか、自分を頼るなと言う雰囲気です。
・・・この急変ぶり、なんなのだろう。

ん〜〜〜なんかチョット寂しいぞ。

彼につきっきりで整備して貰えるのは、私の特権のような気がしていた
んですよね…でもそれが叶わなくなって何だか突き放された気分です。
でも確かに、良いように彼を頼ってばかりもいられない。彼も忙しいし
自分で出来るのならそれはそれで良いことだし・・・。

彼にしてみれば「自分の事は自分で」という、当然のことを言っていて
そして今たまたま忙しいだけで、他意はないんだと思います。

そう、たぶん客観的に冷静になって自分に意見を述べるならば「ここで
ダダをこねたり甘えるよりも、彼の真意を知るべく言われた通りに行動
してみたら?」と言ってあげたいです。
頭で考えてわかんなければ、やってみること。そうすれば何らかのアク
ションが舞い込むかもしれないし、もしかして意外な彼の真意が分かる
きっかけを得られるかもしれない(^^;でもやらなければ何も分らない。

とまぁ必死でいま、前向きに戦っております(^^;
自分をいさめるのが上手になってきたかも・・・
それもこれも、きっとこの日記のお陰かもしれません。


2002年03月17日(日) 春の陽気とキスマーク

彼はいまクルマに夢中です。
のめり込んで、その仕組や仕掛け・機能を追及するタイプの彼です。
彼の所有してきた歴代の二輪・四輪のクルマ達は、必ず彼の手によって
一度は解体もしくは一部分解されています。きっと小学生のときにラジ
オやビデオデッキを解体して組み立て直すタイプのひとですね(笑)

で、日頃のメンテナンスも1日かかりで行うくらいの熱中ぶり。
いつも端で見ていて、その集中っぷりに感心します。かーなーりー細か
く見て触って分けて組んでおります。その部品がどういう仕組みになっ
ているのか、それを一番ベストの状態にするためにはどうしたら良いの
かを探っているのだと思います。作業するその指は、けっこう太いのに
とても器用で、わたしの指でさえ持つのがつらい小さいネジなんかでも
彼は難無く、するするとねじ込んでゆきます。

ハナシは突然かわって今日、日曜の午後。
車のメンテナンスを午後に予定していた彼ですが、突然にも、買いすぎ
た完熟みかんのお裾分けにお邪魔した私。

すぐ帰るつもりが、昼間っからなんかアヤシイ気配
アヤシイ、というか、爽やかにヤラシイというか(^^)
割と暇だったこともあって、車のメンテナンスを忘れて、かなりのめり
込んでいちゃいちゃしてしまいました。春の陽気のお陰ですねハイ。

なんだかその集中っぷりが、メンテナンスされている車の気分になった
わたしでした。なんというか2年以上もつきあっているというのにまた
カラダを開発されてしまったようです。
そんなイキオイもあって普段はぜったいつけないキスマークを、首筋に
つけられてしまいました。でも調子にのって私もつけ返したりして。
でもキスマークなんて今まで絶対嫌がってしなかったのに、まして見え
る場所なんかには絶対つけなかった彼なのに、何か変わったのかなぁ?

なんだか嬉しい。でもちょっと不思議。

このまえの妊娠騒動以来、彼がやさしい・・・というか開放的。
思い当たるのは、その騒動のときに伝えたこと(2002.3.10日記参照
なにかが分りあえたのかなぁ。信頼が深まったのかなぁ。
わかんないけど、なにかが変わったような気がしてます。

なにげに、春が来たキブンかも(^^*)


2002年03月16日(土) その関係を示すもの

なんでもないフツーの土曜日のはずが、予定がかわって忙しく・・
いつもの車のメンバー&彼といっしょにお出かけしました(^^)
そしてその夜、焼肉で盛り上がり、打ち上がり、カラオケ♪

楽しい一日でした。いろんな事を忘れました。
ええ、ホワイトデーの事も数日前の大騒動のことも、たったいま日記を
書いているこの瞬間まで、すっかり忘れていました(^^;

でもいちおう報告いたします。ホワイトデーですが、やはり今年なにも
ありませんでしたよう〜。ええ、いつも通りの事です。
話題にすら触れる事はありませんでしたよ、あっぱれ。

まぁそれは良しとして、実は今日はあることを確認してしまい、密かに
喜んだわたしです(^^)

それはね、彼の持ち物のなかに私が居ました。
約2年前に持ってもらったものなんですが、今も在りました。
ずっと持ち続けていたことを知りました!

何かと言うと、免許証と一緒にはいっている緊急連絡先の紙きれ。

その紙には、彼の実家の電話番号と並んで私の名前と電話番号が記され
ているんです。これは、もし彼の身になにかあったときや万が一の時に
まっ先に連絡を貰う為のもの。これは、私達の関係が公認の仲ではない
ので、こういった方法をとらないと連絡が途絶えてしまうのが考えられ
るから。そう言っていて「お互いの事を気づかえる為に」ということで
二人して持ち始めたものでした。
あれから2年たって、最近そんなことさえ忘れていたのに、まだ持って
いてくれたんですよう! ああ嬉しいっ(^^)・・・じーん

これは、いまの私達を示している唯一の紙きれです。
誰の目にもとまる事なく、ひっそりと納めらているその真心が嬉しい。
あぁ、彼のこういうトコ大好きだなぁ。なんて喜んでしまいました。

今日は、ちょっとだけノロケ日記です♪


2002年03月14日(木) それは彼のポリシー

実は彼、プレゼントしないひとなんです
というか、全般的にイベント無視派です
ええ、たとえ貰っても返さないひとです

ふんだ、わかってますよう。

わかってるんですが、なんというか、どうも今年はちょっと寂しいかも。
他のエンピツ日記を読んでいると、少し羨ましくなってしまいます(^^;
・・・隣の芝生かしら?いやいや純粋に「プレゼントしたい気持ちを抱
きあう二人」というのが羨ましい。

でもま、仕方ない。
わたしの好きになった人は、私達の間柄を彼女や恋人と呼ばずにお互い
関係しあって大切に思っていこうとしている人なんです。
そういう人なんです。

だからこそ、気はこころだけなんです。
モノでもって感謝の気持ちを示さない人なんです。
そのこだわりを、私に対して行ってくれるというのは、つまり彼の素の
ままを見せてくれているという事で、彼を無理させていないという事で
それはそれで嬉しい事です。

まぁ…わたしも比較的イベントを重用視していないので、本来そんなに
気にならないと言えばそうなんだけど。でも、でもでもでも今年だけは
ちょっと寂しいかも(^^;

今年もきっと何もないんだろうなぁ。
うーん何もないのかなぁ、きっとないなぁ、どうなのかなぁ。

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ところで・・・私はプレゼントあげるの好きなんです
そして彼は、もらうのはまぁけっこう好きみたいです
そのニーズだけは、いちおう一致している私達です(^^)


2002年03月12日(火) 騒ぎの終末

無事生理がきたこと、単に遅れてただけだったみたいだと彼に電話で報告
しました。そしたら…

きっとストレスとか重なってたんだよ、でもまぁそんな事だろうと思って
いたけどねぇ、だってそういう日はちゃんと避けてたから妊娠は考えにく
いもん。

という、クールなコメントを頂きました。

まぁそうなんだけどね、なんて思いながら、いやホントにお騒がせしまし
た・・・なんて反省してみると、ほんっとひとりで慌ててたよね〜なんて
呆られてしまった。

でもね、こういう時はオンナは慌ててしまうものなのよ。
なにしろ我が身の一大事なわけなのよ、しょうがないのよ。
と、笑って済ませる私。

まぁそうだよねー、と笑ってくれる彼。

そんなふうな会話をして最後に、じゃあおやすみーと言って電話を切った。
けっこう短い電話だった。

切ったあと「これからもよろしくね」そんな気持ちになっていた。



こんな騒ぎがあって(というか、自分だけ慌ててたんだけど)相変わらず
進展も後退もない二人の関係がすこし嬉しい、今この距離は私達にとって
心地の良いものなんだ、なんて、ちょっと更めて感じてしまった。

こんなふうでも穏やかでいられるのだから、これはこれで、ひとつのしあ
わせの形なのだ。うん、きっとそうだ。

これからの暮らし、このしあわせがどんなふうに変わっていくのか楽しみ
に感じられるくらい、こころを強くもっていたいと思う。


2002年03月11日(月) やっと来た!ホッとしました

あいかわらず基礎体温は高いまま。でも今朝どうにか生理きました。

イキナリの大出血でびっくり…いつもは少しずつ量も増えていくのに少し
変かも…でもお腹はぜんぜん痛くないので、すこし様子みることにします。

さて、いちばん悩んだ昨日と一昨日は土日で病院にも行けなかった為ネッ
トで相談したり情報をかき集めていました。凄いですねネットって…そう
いう情報もサイトも沢山ありました。ありすぎてどれを読めばいいのか困
ったくらいです。

いちばん頼りになった情報は、基礎体温はカゼや花粉症や、些細な体調不
良等から高温になることもあるようです。なのでいま通常範囲内の出血が
あれば、普通の生理扱いしても良いらしいです。なのでたぶん病気ではな
いとのこと。(気になるのなら病院に行くことを勧められました)

また、今回の私のばあい高温期が17日続いたのですが、それも普通の範
疇だとか。私にすればいつもより3〜4日多いんですがストレスや体調に
よって生理の周期ってカンタンに変わるらしいです。
そういえば今周期は部署消失とか激務とか散々だったので、ストレスだと
言われるとだいぶ納得してしまいます。

なかには科学的流産(着床したかどうかの極初期におこる流産で、月経の
ように血液と一緒に体外に排出される普通の生理と思うくらいの流産)の
可能性もあるとか書いてあったのですが、検査薬ためしてないので今とな
っては分かりません。というかそのセンでは考えたくありません。
流産だとしたら、あまりにもそれは切なすぎるから。

なんだか随分勉強しました。そして安心できました。

という事で、生理がただ遅れていただけのようです。
スミマセンでした。ホントお騒がせしました。

いつも読んで頂いている皆様、メールや掲示板で励ましを送ってくれた方
ご心配いただきまして、どうもありがとうございました。
この場でお礼申し上げますm(_ _)m

さぁ彼にも報告しなきゃ。きっと心配しているだろうから・・・。


2002年03月10日(日) 話したこと

土曜日の午後から、彼に会ってきました。

彼の車のメンテナンスを手伝いながら、友達の恋愛バナシのついでに、今
まで聞きたくて聞けなかったこと、聞きました。

「一般的に、好きあう者同士が関係をもちあっているのを恋人とか彼女と
いうふうに呼ぶと思ってるんだけど、私達はそういうのとは違う気がして
るの、貴方はどう思ってる?」

違う、とか、そうだね、という様に応えてくると思って聞いたのだけれど
彼の応えはまったく違って面倒臭そうに「そういう話しをするのがうっと
おしいんだ、そんなこと言うならその関係というのをやめよう」と言われ
てしまった。

びっくりした。
そんなに簡単に「関係をやめられる」と思っての事なのか、意地悪で言っ
たのか、関係をやめて二人の付き合い方を変えたかったのか、本心が全く
見えなくて、その言葉の真意が分からなかった。

翻弄してしまった私は、それ以上聞くのが怖くて何も言えなくなったまま
咄嗟に話を変えて、自分でふった話題から逃げてしまった。
自分の体調の話しをするまえに、勇気付けるために聞いたつもりが、逆に
自信を失ってしまった。




時間が経って、夜・・・・本来話したかった事をおもむろに切り出した。

今までになく生理が遅れていて、妊娠だとしたら生みたいこと、でもまだ
解らなくて病気かもしれないこと、とりとめもなく不安な気持ちだという
事を吐き出すように伝えて、混乱して少し泣いてしまった。
彼は静かに聞いて、ひととおり私が話し言い終わったあともなお黙る。

なにか言って・・・と私が言うと
「突然だし、何を言えというのだ、話に趣旨も見えないし聞いてて困る」
と応えてきた。冷たい態度。

でもここで泣くわけにはいかない。もう一度ゆっくりと落ち着いて、なぜ
冷静でいられないかを考えて、そして、それをひとつづつ彼に伝えた。

まず、いま病気か妊娠か、ただ遅れているのかが分らないから即行動した
り決めたりできる状態ではなくて、どうする事もできないでいるのが不安
であること。もし私の体調が妊娠によるものなら彼にも関係あるので一緒
に考えてほしいと思っていること。しかし、一緒に考えたいのに今日の昼
の出来事から(昼間の件を説明して)安心して打ち明けられなくて、一層
不安になっていること。

そして、昼の出来事の補足として、私を恋人にして欲しいとか友達では嫌
だとか要求して話している訳ではなくて、そういう呼び方云々ではない処
で好きな気持ちを育てていきたい。と言いたかったことを伝えた。
あんな事言われると寂しいからやめて、と付け加えて。

ぜんぶ伝えた後、彼は「子供は二人で育てていきたいと思うよ」
とひとことだけ言ってくれた。素直にその言葉は嬉しかった。

嬉しかったのだけど、私は感じている事を更に続けて言った。

基本的にはそうしていきたいと私も思う。でももし子供が出来ても一緒に
住む事は出来ないと思っている。何より今までも独りで暮らしたいと言い
続けてきた人とうまくやっていく自信がない。
子を選んで、私がおまけに選ばれるような同居は嫌だ。

でも一番心配なのは、同居というものが貴方に窮屈を与え無理をさせる事
だと思えてならないこと。誰かが犠牲になっては家族というものはあり得
ないと思っている。

そして最後に。これは私の心の問題なのだけれど、もう二度と離婚したく
ないから、例え子供ができたとしても今は結婚も同居も決意できない。
例えば、別々に暮らしながら一緒に暮らしたい気持ちが芽生えて、そこで
私を選んでくれたその時になら、初めて受け入れられると思う。


気の早い話しだけれど、そういう心持ちであることを伝えた。
彼はやっぱり黙って聞いていたけれど、最後にすべての結論を今だす必要
はないからという事で、その日の話しは納った。

納まったあと、彼は私を抱いた。
妊娠しているかもしれない私を抱くのはどんな感じなのだろうか。そんな
事を考えながら、もしかして父になるかもしれない彼の、自分の体を労る
様な優しさを、少しだけ感じた。

お腹の奥が痛くなって、最後まではしなかった。
少し彼の家で寝てから、家に帰った。


2002年03月09日(土) いっぱいいっぱい

ああ、日記の更新ひさしぶりだわ。

やっと書けるようになりました。実は、身辺上で心配事があって、その出
来事に対応するのに精一杯だったので書けませんでした。

と言っても、まだ精一杯をしている、ど真ん中です。



心配事というのは、女性特有のものです。

生理が来ません。というか基礎体温が上がったまんまで下がりません。
いつもよりたった2日だけ遅れています。きっと、基礎体温をつけていな
ければ遅れているなんて気付かない程度の日数ですが、ここ約2年分の体
温表にはないグラフの数値なので、それがとても気になっています。

これがもし妊娠なら、大手を振って喜びたいのですが。彼のことが気にか
かってしまって、心配事がむやみに頭に浮かんでしまいます。
喜びよりも、いま不安の方が大きいです。

あともうひとつ。
まだ妊娠の「疑い」の状態で、確定ではありません。
グラフを見て個人判断してみるに、どう考えてもそういう時期の行為は行
っていないハズなので、病気が考えられます。正直な話し、いま私は妊娠
より病気のほうを疑っています。

生理がおくれていること、彼に話しました。病気の可能性のある事も。
でもまだうまく書けません。ごめんなさい。もう少し時間がかかりそう。
大丈夫、彼は見放してはきませんでした。いま力になってくれています。

頑張ります。
日記も、頑張ります。


2002年03月06日(水) 母からの電話

母から電話があった。

父がおかしいと妹から聞いた、と言うと「もう知っているの?」と驚いて
そして「昔から、ああいう人だから」と、簡単に言った。

そんなふうに簡単に済ませていいの?と問うと「じゃもう少し強く言って
みるから」と母は言いなおす。最近始まったことじゃないのに強く言った
からと言ってどうにかなるの?今までそうしてきて何が変わった?
そう聞くと、母は口籠ってしまった。

子供を叱る親みたいな態度の自分。
頼りない母は妹のようだ。変わらないこの関係。子供の頃からずっとそう。

父と母は、共に依存しあってバランスを保っている。なので父をあの状態
にしておくのは、母の生きる意味でもあるようだ。
その問題に母は気付こうとしない。いや、気付かないフリかもしれない。
家族の機能不全はこの夫婦から生まれたものだ。私が母の姉になったのも
こういう由縁からのこと。

いろいろと妹の状態を話したあと、私は最後に言った。
お父さんは、自分で怒ったり苛立ったりする本当の理由がわかってなくて
もう何年も苦しんでいるよ、お母さんはそれを「ああいう人だから」って
放っておくの?きっとあの人は、これからもずっと苦しみ続けるよ?

うん分かってるんだけどね、という母。いままで何度も聞いたその言葉が
またくり返された。なにが分かっているの?分かっているからなんなの?
と聞こうとしたけれど、もう話す気力はなくなってしまった。

じゃぁまた連絡するわ、身重の妹をあまり困らせないようにね。
そう言って私は電話を切った。

切ったあと、さっき言った自分の言葉が、沈み込むように頭に響いた。
「自分で怒ったり苛立ったりする本当の理由」「ずっと苦しみ続ける」
まるで自分のことを言っているよう。

本当は、父も母も放っておきたい。知らないフリをして暮らしていけたら
どんなに楽なことか。穏やかに生きていけるか。でもそれは出来ない。
そうしてしまうと母も妹さえも見放してしまうようで。出来ない。



コトの現状を彼に伝えた。

こういう事を、家族の事を、彼にたまに話す。
自分がどう思っているのか、どうしたいのか、そういうことを話す。
彼はじっと聞いてくれる、聞き続けてたまにアドバイスしてくれる。
今回は「あんな父に呆れている、妹が気の毒で仕方無い」といったことに
対して「なんだそれは?ほんとに呆れる」と感想のみをいってくれた。

彼に父はいない。いま生きているか死んでいるかもわからない。
子供の頃に離婚したらしい。

こんなふうに、多少づつ父を恨む気持ちがあったもの同士、いまこの場で
一緒になって父というものを呆れているのは、何だか兄妹で頷いている様
な感じだった。

でも、彼のこういうところにも、わたしは魅かれているのかもなぁ
そう思ってしまった。


2002年03月05日(火) 桜、開花予想

気象庁が桜開花予想を発表したようだ。今年は3月末には桜が咲くらしい。

はやっ

さっそく彼に「今年はお花見に行けるといいねぇ」なんて言ってみたけれ
ど「ふーん花見ねぇ」と、まったく気乗りのしない返事を貰ってしまった。

去年は乗り気だったのにぃ・・・(2002.1.21日記参照
べつに良いさ、ふんだ、現状はこんなもんだ。

でも誘うぞ。桜が咲いたら必ず誘うぞ。おーともさ、懲りずに誘うともさ。
そして花見して、桜の下で手をつなぐのさ〜! 策略めぐらせ今度は花見
弁当で釣ってみようとか思っている。彼の好きな照焼チキンと大根の煮物
とおにぎりを作ると言ってみようか。デザートに苺もつけてみようか。

次に誘うきっかけは、あくまでさりげなく、偶然かつ必然的に
そしてタイムリーに!

ちょっとムキになってます(^^)
ええ、なんたって去年行けなかったんで、今年はぜひ行きたい。
かなり執着してます・・・行けないからといって彼との仲や、二人の大切
ななにかが変わるわけじゃないんですけどね。

でも行きたいのよ。遊びたいのよ。二人で楽しみたいのよ。
それだけなのよ・・・


2002年03月03日(日) マンネリズム

昨日のよる、焼き肉から帰った途端すっごい眠気に襲われ、こたつで寝て
しまったあたし。気付いたらもう5時、朝の5時。
こんなとき朝になる前に起こしてくれる人が居ないから、ひたすらこたつ
でさえも眠り続けるのよね。ある意味自由満喫気分だけど、なんか寂しい。
ああ、ふしぶしが痛い。

いたいわ、ああいたい〜〜、うう、とか寝ぼけながら、服だけは脱いだら
しく、次に起きたときはちゃんとパジャマだった(曖昧に記憶なし)
でも次に起きたときは、もう昼だった(がっくし)

急いで起きてF1を見て。シャワーあびてそのままうだうだして掃除して
買い物して、夕飯たべて、本格的にお風呂にはいった、夜になっていた。

煮物が美味しく出来たので、彼にあげようと思い連絡してみたら訪問OK
との返事。風呂あがりの色気のない格好だけどまぁいいわ。

家に着いたとき、彼はF1のビデオを観ていた。
彼は「ねむいねむい、なんでこんなに眠いんだー」とか言うので、それは
春だからでしょう。と言っておいた。なんかふたりともテンション低い。

低いまま、ひさしぶりだから、とコトに至ってしまった。

べつに「ひさしぶりだから」と言った訳ではないけれど、肌にふれる手や
その感触が久しぶりだと感じていたような気がする。でも久しぶりだから
といって、低いテンションが高くなることもなく、そのままただ平らな処
を二人でてくてく歩くように、カラダを納めていった。

曇り空の海辺で、水平線を探す様な寂しい感じがした。
ないものを在ると決めて、見えないのに存在を確かめるような。



新鮮さが欲しい訳じゃない。
熱意を要求している訳でもない。

わたしが、彼の友達でいることに飽きてきたのかもしれない。
いや、彼のほうが、わたしに飽きてきたのかもしれない。

次のステップが望んでいるわたしが居る。
でも・・・彼はどう思っているのだろう。

こういう時に聞けないのは歯がゆい、彼自身が自分を「恋人」だと認めて
いる関係なら安心して聞けるのに、前向きに関係を築きあげていく努力を
惜しまないのに、友達と恋人に挟まれているわたしは、今の位置さえも必
死に守ってなにもできないでいる。このまま彼が、毒にも薬にもならない
私の存在を愛してくれるとは思えない。でもやっぱり何も出来ないでいる。

いま、もしかして変化のときかもしれないのに。
来たる変化を、良きものにしたいのに。気が焦っていけない。


2002年03月02日(土) 車でさいごに送るひと

彼を夕食に誘った。友達も誘って皆で焼肉にいって来た。

彼の車も、友達の車も、なんでか皆が2シーター。ったくヒトの乗れない
クルマなんかにのってサ(^^; とまぁ、そういう理由もあって唯一4人乗
れる私の車で移動することになりました。やっぱり車は人が乗れなきゃぁ。

焼き肉は、昨今希にみるほど混んでましたよ。土曜だからかな。
しかしそろそろ牛も復帰してきたのかと思いながら、カルビと共に新商品
豚トロカルビというものを頼んで食べました。油身が多いのに思ったより
さっぱりして塩味が良いカンジ、歯ごたえはコリコリしてなかなか美味し
かったです。うーん癖になるかも。こういう味けっこう好きだ。

そんな豚トロとかレバ刺とかタンを食べ続けて、延々しゃべり飲み続けて
2時間かけてすっかり宴が打ちあがった私達。もうそのまま勢いでカラオ
ケでも行ってしまいそうな感じだったのだけれど、なぜかそのまま終宴。
まぁ、日付をまたごうとする時間だったしなぁ。

でも運転手の私は、これから一仕事。
ほろ酔いの友人達を一人一人送っていかなければ、こんなとき、お酒飲ま
ないからこそ運転手なのねぇ。しみじみ。

でもせっかくだからその特権を使わせてもらおう♪
好きな彼は一番最後! 送りがてら二人ドライブ気分を楽しむぞっ!

これって逆に言うと私が送ってもらう立場でも同じ気持ちになるんだけど
皆さんはどうなんでしょう? 順路的によっぽど都合が悪くない限り最後
に二人きりになるのは彼と私がいいなぁ、なんて思ったりします(^^;
べつに最後になる二人を疑うわけじゃないんだけどね。ただ楽しい時間を
持ちたいだけ。


という事で帰り路。二人で楽しくおしゃべりタイム。

昨日電話で言えなかったジンチョウゲの話をして、春到来の喜びを分かち
合い、ついでに日曜の予定など聞きましたら、どうやら友人とお買い物ら
しいです。しかもその後また違う友人と会う約束をしているらしい。
嗚呼まったく忙しいひとだこと。人気者なんだねぇ、男に。

明日あえないのはちょっと寂しいけど、部屋の掃除もしないといけないし
なによりF1があるから照準をそこにあわす私(^^)

彼の家のまえで別れ際に、車ごしにキスをおねだりしたら、ちょっと周囲
を気にしながら軽くチュッてしてくれました(^^*)

こんなこと滅多にないのよお〜〜〜〜わーい!
いやぁ、されるのって嬉しいです〜でれー(^^*)

何だか、他所様のラブラブ日記に近づけて嬉しいかも。
嗚呼、春の陽気、バンザイ!


2002年03月01日(金) ジンチョウゲが咲いていた

仕事の帰り路、暗い夜道をてくてく歩いていると、あま〜い花のかおりが
した。よそのお宅の庭やら街路樹やら見回してもそれらしき形は発見でき
なかったけれど、あれはまちがいなくジンチョウゲのかおり。

うん、やっぱり春はもう来てた。

お家に帰って、そのことを彼に教えてあげたくて久しぶりに電話してみた。
こーいう事はメールより電話のがいいのだよウンウン、と笑いながら独り
頷ずいて受話器をとってみた。ところが5コールしても出ない、留守?

あきめて受話器をおいた。

もう11時なのに仕事かなぁ?
そう思って受話器から手を話すとベルが鳴った。

「トゥルルルルル・・・」うわっ(@o@)ビックリ

もしもし・・・と応えると「あ?いま電話してきた?」という彼の声。

うんうん、したした。でも何で分かったの?ナンバーディスプレイなん
て洒落たもん付けてないっしょ?

「うん、そらのような気がしたんだ」

おっ、なにさ、なにさ、それはなんだかテレるねぇ(^^*; 

「っていうか、そらで4人目で、消去法でそらしか居ないと思った」

なるほどそうか。
どうやら今晩の数時間で3人から電話がかかってきていたらしい。
忙しいひとだこと・・・でも嬉しい(^-^) このまえの玄関の出来事と
いい、今日の電話といい何だかうまいことタイミングが合ってるなぁ。

こんなことでウキウキしてしまうから、春はいいねぇ。

日曜日は遊びに行ってみようかな。
ジンチョウゲが咲いている場所をみつけて、彼に教えてあげよう。


桑田そら |MAILHomePageBBS

読んでくれてありがとう。

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