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2015年05月06日(水)
倒産したってよ。

薄々勘づいててきちんと預金をしとこうかとか資格をとっておこうかとか次の仕事先をなんとなくだけど物色しておこうとか思ってた所だったんだけど。

【会社の倒産】というのは実際に、自分の身にも起こりうるものなんすね。

半年近く前から給与が一括で支払えないというんで2度に分けて支払う事が続いてました。
しかも、それがだんだん本来の給料日(半分いただける筈の1回め)からどんどん遅れてきたりして、最早給料日の概念はどこへいったのかという状態でした。
今でも未払いの給料が約2ヶ月分程あります。

他にも備品用の予算をいただけなくなったり、月の中盤にはもう商品の仕入れが出来なくなったり。
本当に無駄な投資が多いのが素人目にも分かったので、この会社馬鹿なんじゃないかと思いながら日々出勤してたのが本音です。

良くてこのままギリギリ首の皮一枚の状態での現状維持か時間をかけてゆっくり回復を目指す所か、それが無理だったらさっさと潰れちまえと思ったんですが、まさか現実になるとは。

にしても酷すぎる。

我々が倒産と解雇通告を知ったのが会社の最後の日の昼過ぎ。
色々理由があったんだろうとはいえ、この詳細を知っていたのは主任クラス以上の一握りの役職の人たちだけという。
(主任、係長、課長、専務、社長で10人弱)
それを当日に直属の主任から聞いて明日から来なくていいよ、という状態なんですよ。
事情は分かるし、以前からこれはヤバいんだろうなと察してたんで『ああ、やっぱりそうか』というのが正直な感想ですが、こんなギリギリでは困る訳で。
捨てられた感覚しかありませんよ。

当日までなんとか売上げを作っていかなきゃと頑張ってたのに、あれは一体、、、

自分が帰ってから、本社の課長から電話があったそうです。
私はもう帰ってしまったので話は出来なかったんですが、私のいた店にオープンからこの日まで、一番長くいたのは私だったんで、『こんな事になってしまって申し訳ない』と話したかったとお話してたとのこと。

この課長だけの責任じゃないし、我々の力不足もあるし今日から建て直せるなんて事も当然出来ないからね。
お世話になった課長だから最後に声を聞いておきたかったけど、どんだけ遅い時間に電話してきたんだか。

小さな会社ですが、社長からは何も直接なしです。
解雇通告の紙切れのみ。

直接社長が足を運んで説明などしたかったんだけど、と聞いてますが、色々残務処理で上記の課長同様に忙しいんでしょうね。

でも、当日急にこっちは事情を聞いて『は!?』という状態なんですから、全員がいる時間に短い時間で勿論いいんで一言欲しかったな。

今日突然事情説明されて、今日でみなさんハイ、さようなら、後日離職票などの書類は郵送しますという感じなんですよ。

面接の時のことを結構よく覚えてます。
社長が会社を苦労してここまで大きくしてきた話をドヤ顔でされた事とか、合格になって待遇が結構悪いけどこの年齢で特にいい所もない私を拾ってくれたのもきっと縁だから頑張ろう…と思った事とか。

縁とはこんなもんかね??

4年半くらい勤めてたけど、得たものは一体何があったのか…


予測はついてた分多少他の人より冷静にいられるのではと思うけど、暫しの間ぼーっと引きこもってもいいかな?