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2006年11月04日(土)
旦那さん

友達のうちに行く。

生駒の古い大きなおうちで、棟違いに旦那のお母さんが
住んでいるんだけど、めちゃめちゃ広いし、庭に池とか灯篭とかあるし
なんだかうらやましい。
「古い」っていまや「かっこいい」だもんね!
ほんとうにおうちでカフェ屋さんできそうなイイかんじなんす。

皆で、作ってもらったおでん食べて
赤ちゃんと思う存分遊んで、3匹いる犬の散歩をしに
山へ行った。
そのおうち、駅から5分、ハイキング客のいる裏山へも5分という
信じられないステキな立地条件なんだよな。
奈良って昔は馬鹿にされがちだったけど
いまや、これからの関西は奈良か?と思ったりする。

友達の赤ちゃん見に行くことってしょっちゅあるのだけど
途中でいつもだるくなりがち。
子供の扱いはわからんし、抱くと泣くし
友達とじっくり話せる雰囲気なんか無くて
帰りたいな(笑)状態になるんだけど
今回はたのしかった。

旦那さんは同じ学校で、顔見知り程度だったんだけど
悪がき風人気者で、話したことは無い目立つ存在だった。
でも友達と結婚してから、すごく上機嫌で
わたしたちの相手をしてくれるんだよな。

彼のとこにも夫婦友達が何組が来ていて、ずっと一緒では
無かったけど、犬の散歩したり、デザートのときは
付き合ってくれて、大きな声で笑い、わたしたちひとりひとりの
職業や名前を覚えてくれようとして
うさんくさいくらいにその場は盛り上がった。

旦那さんって色々だねえー。
挨拶して、ちょっと間やり取りして消えるパターンと
え?ずっと一緒におんの?って人といるけど
私の友達は断然後者が多く、多少戸惑う。

一緒にお迎えしてくれるのが礼儀なのかな、既婚者の常識は。

わたしたちお邪魔する方からすれば、
旦那との楽しい生活ぶりを目の当たりにするより
こっそり旦那の悪口を話される方が
正直楽しいんだよな。
もちろん、幸せでいてほしいのよ。
でも、わたしたち結婚してないものと、話をあわせてほしいかな。
これって、女独特の考えなのだろうな。

今、文庫化された《負け犬の遠吠え》読んでるから
負け犬(30代未婚子無し)と勝ち犬(普通に結婚して子アリ)について
考え込んでしまう。
とにかく納得できるから負け犬の皆さんは読んでみよう。



2006年11月01日(水)
“おばあちゃんの家”

もう、このビデオ観て良かった!
いつも「泣けるよ」と言われても一向に泣かない私ですが
こういうほのぼのものにはめっきり弱いの〜。

韓国映画なんだけど
舞台はとても田舎の村で、都会から7歳の男の子が
2ヶ月だけという約束でおばあちゃんちに預けられる。

おばあちゃんは話せくて、腰が45度に曲がっていて
はじめ男の子に「馬鹿」とか「汚い」とか言われるんだけど
そのうち…
という「あるある」みたいな話なんだけど
大きな何かが起こるわけでもなく、音楽もほとんどないし
まるでドキュメント?みたいな静けさが漂ってるんだけど
笑うし泣くよ。

もう絶対お勧め。
わたしの日記を読んだ人がひとりでもこの映画を観てくれると
嬉しいなあ。
DVD買おうかなあ。

特筆すべきは
少年以外、全て村の住人らしく、役者でもなんでもないの。
声を出す演技は必要ないけど
おばあちゃん素晴らしい。
ただ歩いてるだけで、涙とまりません。