2021年度春期の東京6大学野球は、早慶戦を前にして、慶應義塾大学の優勝が決定しました。昨年11月の日記にも書いたけど、春と秋のコレの配信を見るのが楽しみでね。贔屓のチームは、今季もまた勝てませんでしたが、簡単に勝ってほしくない、というのも本心。また来季への期待が膨れ上がるワケである。今秋がまた楽しみなのである。
配信に一喜一憂する我輩に対し、「何がそんなにおもしろいの」とあきれたカオで問いかける配偶者に、「東京6大学って、全部言える?」と試しに聞いてみたら、辛うじて全部言えたんだけど、でも興味ないヒトにとってはその程度なんだろうなあと思って。だからこの日記の読者には一応伝えとこうと。貴様に伝えたい、と。おれのこのKIMOCHIを、と。
「東京6大学」は野球用語なのよね。はるか昔、日本で大学野球リーグを創設するにあたって、早稲田大学・慶應義塾大学が中心となって進められていったようなんだけど、それ以外に参加を表明したのが、東京大学・明治大学・法政大学・立教大学の4校。この6校が日本大学野球の創生期の主役を担ったということで、ざっくり間違いないはず。
だから「東京6大学」という大学群がもともとあって、そのなかで野球の交流を始めたワケではなくて、野球をするために「東京6大学」が組織されたのですね。コレ、受験生なんかでも意外に知らないかもしれない。
各大学をあまりよく知らないヒトのために、簡単に学校紹介するよ。おれなりに。おれのやり方で。(2021年4月時点での通算勝率順に)
◆早稲田大学 旧制東京稲刈専門学校。稲作を全国に広めた功績は大きい。校歌に「都の西北」という一節が登場するが、最近の小学生からですら「え、北西でしょ?」との厳しい指摘を受けると聞く。バカボンのパパの出身大学である「バカダ大学」と創設者は同一であるが、こちらは惜しまれつつ廃校となった。
◆明治大学 (多分)明治時代に創設された大学。大学関係者が「やっぱり明治がナンバーワン」などという標語を掲げていると聞くが、ほとんど意味は不明である。無論、チョコレートに関する評価ということであれば、まったく異論はない。
◆慶應義塾大学 「大学」と呼ばれてはいるものの、その実態は「塾」である。個別指導No1の明光義塾と双璧をなす。女子の塾生の評価は決して悪くないが、男子については塾の行き帰りのオイタが過ぎるようで、このところ逮捕者が急増しているとも聞く。
◆法政大学 市ヶ谷体育大学として創設。平成に入り、法政大学と改称する。最近では、体育には力を入れていないらしい。
◆立教大学 キリスト教布教を使命として創設されていながら、戦時中は軍の圧力を受け、神聖なチャペルを漬物倉庫として提供したという、ミッションスクールの風上にも置けないヘタレ大学。漬物くさいからか、「らっきょう」大学とも呼ばれる。
◆東京大学 何もいうことはない。おそらく日本で一番有名な大学。略称はトウダイ。関東でいうと、犬吠埼などが有名である。
以上、なんとも個性豊かな6校の大学が春と秋に火花を散らす。甲子園のスターも見れる。楽しい。楽しみ。もうすでに秋が待ち遠しい。コロナが収束したら、のんびり外野席から観戦したいなあ。十数年ぶりに。
GW(我慢ウィーク)も過ぎ去りまして。
昨年までのウイルスに対しての常識はもう通用しないんだよね。いろんな報道とかからすると、それはもう明らかなんだろうけど。
でも昨年と比較するとおれ自身、警戒を解いてるカンジがする。そんなことではいけない、と思いながら、それでもなお。甘く見てるわけではないのだが、それでも気持ち的に緩んでる気がする。
試されてるカンジがして、めちゃめちゃイヤだわ。みんながみんな、きっちり行動すれば抑え込める程度の疫病…とも思えるので、それが抑え込めてないことに対して、これまでの行動にダメ出しされてるような気がしてしまって。こんなに我慢してるのになんなんだよ…って、泣き言を言いたくなる…でもみんな一緒だよね。
昨秋に日記に書いた大学野球が今まさに佳境。慄は開幕から好調で、この週末に塾に連勝すれば優勝でしたが、塾に2連敗で相当厳しい状況に。ここぞというときにいつも立ちはだかるのが塾。記憶の範囲では、塾に勝ち越した年は大抵優勝してたような。今回惜しかったけど、塾に2タテ喰らうようでは優勝する資格がないでしょうし、実際その力がなかったかと。いつかまた、塾に勝ち切って、優勝するのを見たい。生きてるうちに。
|