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■ エログロが好きなんでございますです
7月は、会社の送別会シーズンだ。 ボーナスを貰って、その当月の給料を貰って辞める というパターンが多いためである。
さて、そんな送別会の1つで、Sさんが言った。
「私は、エログロが好きなんでございますです!」
ちょうど、 ポテト餅って美味しいよねという話題をしていた時のことで 誰もエロもグロも語ってはいやしなかった(当たり前) なので、みんなびっくりして聞き返す。 「エログロ?!」 「はい!」 彼女の宇宙人ぶりには慣れている後輩が 「エログロって、どんなのをいうんですか?」 と聞き返した。 大抵、Sさんの物の定義は、通常の人と大きく違うからである。 「えっ…w」 なぜか顔を赤らめている。 どうせかなりの誤解をしていそうなので、みんなで問い詰める。 「えっと… 女の人が…裸で…ナイフで切られる…」 やっぱりね…という周囲の視線。 「裸ですよ?!(エロ) 切られるんですよ!?(グロ)」 「なるなるー」 聞けば、そういうサスペンス系の古い映画が好きらしい。 「で、出演は、香港人に限ります!」 香港人… どんどん彼女のワールドが広がって行く。 みんなは恐れて(?)引いていくが、 私は、熱心に話す彼女に最後までつきあってあげた。
その送別会の帰り。 Sさんが、雑誌の入った袋を私に手渡した。 「プレゼントです! お家に帰ったら読んで下さい」 送別会の主役は私じゃないのになぁと思いつつ、受け取る。 何の雑誌だろうと、帰りの電車で袋から出すと 女性向けらしいかなりソフトなエロ雑誌(?)だった。 「…」 明日会社でみんなに見せてあげようと思う。 しかし…どうやら、"エログロ"仲間に思われたらしい?
2003年07月30日(水)
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