It offers a cup of wine at common days!
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 渡された本

あちこち飛び回って移動時間が勤務の大半を占める(?)家族が
一冊の本を渡した。
「暇だから買って読んだ〜 読めばぁ?」
活字中毒患者は何でも読むので、
タイトルも見ずにありがたく受け取る。
そして積読専用電車の友棚(笑)へとポイ。

しばらくして、その本を読む順番が回ってきて、
電車で初めてタイトルを見た。
『週末婚』
・・・。
厭味?
まぁいいや とにかく読もう(笑)

これ、テレビでドラマ化されてたよなぁと思いつつ読む。
こんな内容テレビでやったんだろうかと、首を捻る。
かなり、えっちな内容のところがある。
まぁ、原作とドラマが違う内容というのは、よくある話だから、
ドラマは、もっとソフトだったのだろう。

そのえっちな部分を除くと、粗筋はこうだ。

姉は、妹の結婚を壊してまでして、自分の結婚を手に入れるが、
主婦という立場に自己を見出す場を無くし、欝となる。
妹は、壊された結婚に思いを残しながらも、仕事で活躍の場を得る。
どんどん輝いていく妹。
やがて新しい男もでき、姉のようにはなりたくないと、週末婚を選択する。
しばらくして、姉は鬱積を爆発させ、逆に夫婦円満に。
妹は、週末婚を止め、家庭に入って子供を作ろうとするが、
結局、
仕事の魅力に取り憑かれ、週末婚の都合の良さを捨てきれない夫に、
態良く離婚される。

作者は、何を言いたかったんだろう?
週末婚を選択した意味ないじゃーん!

つまらない本にお金かけて、もったいない!
面白くもない中途半端な本を読まされた怒りは、
当然の如く、購入者に向けられたのであった。

2002年10月31日(木)



 痩せてきた♪

最近、食欲がない。

横浜系ラーメン大好き人間だったのに、
(横浜系:コテコテとんこつ醤油、麺太目。ヘビー系)
最近は、買ってきたそういう系のインスタントラーメンも
食べる気力がなく、
胚芽米ご飯と白身魚のお刺身〜
などというあっさりしたものをチョイスする傾向になっている。

焼肉なんか、ふいにガッついて食べたくなって、
お腹がぽんぽこりんになるほど食べたものだが、
今や、
「あれ? この前、焼肉屋行ったのいつだっけ・・・?」
という有様。

会社の廊下に、なぜか小汚い体重計があって、
前を通り過ぎると、無性にそれに乗りたくなって
よく、サンダルごと乗るのだが(笑)
それでは、サンダル分を概算で減らすと体重に変化はなかった。
かなりの食欲減退気分なのに、固定体重なのだろうか?
それって、かなり悔しいぞ!
まぁ、会社のは古いし、怪しいもんだ!
そんな風に思っていたところ、
昨日、帰り際に、後ろから会社の女の子に呼び止められ
「××さん、なんか痩せませんか?」
と言われた。
早速、帰宅すると、久々に体重計に乗って量ってみることにした。
すると、
長らく減らなかった体重が 2.5kg も落ちており、
体脂肪も、31%→27% に減っていた!!
(≧ ≦)Ω ヨッシャァァッ!

この調子で、食欲が落ちつづければ、
希望体重になれる日も近いかもしれない!
頑張れ! 私の満腹中枢!

・・・って、
この食欲と食傾向の変化、"トシ"ってことですか?(笑)
あぁぁ・・・とうとうそんなトシになったのかぁ(寂)

2002年10月30日(水)



 今彼が気になる

ややこしいので、人物を記号化して先に紹介(笑)
 A ・・・ 女の子
 B ・・・ 一番目の彼氏
 C ・・・ 二番目の彼氏(主人公(笑))
 D ・・・ 三番目の彼氏
 E ・・・ 今彼

CはAが好きだったが
出会った当時、AはBと付き合っていた。
が、Cはそれを承知でAを落とし、
いわゆる何とかフレンドという間柄になった。
Cに言わせると、
Aは全てを承知で、しばらくの間「始終乗り換え」を楽しんでいた。
(男の論理っスなぁ)
Cは、その後どんどんAにのめり込み、
ただの何とかフレンド→本物の恋人へと気持ちを移していった。
結局、AはBと別れ、
Cは、晴れて彼女を正式に恋人にできたと思った。
・・・そんなある日、
友人のDが言った。
「すまん」
そう、AはDとそういう関係になっていたのである(爆)
ところが、AはDにすぐ飽き、振ってしまった。
Dは、ショックで失踪。
Aは、Cの前やその他で大っぴらに彼氏募集を始めた。
Cは、そんなAの態度に激怒し、ある日とうとう本人に注意した。
それに対するAの返事はこうだった。
「今つきあってるEが、今後Cと会っちゃダメっていうから
もう会わない」
Eという新しい彼がいながら、相変わらず彼氏募集に余念がなかった
という事実もさることながら、
Eは、そういうAの態度を知っていてもそれを止めず、
Cと会うのだけを禁じた
というのが、なかなか趣き深い気がする(笑)

Cは、Dに告白されてAと別れてから
毎日のように、
Aへの思慕、未練、恨みなどを語っていた。
が、今は、最早憎しみに転じていると言う。
私は、フォローする。
「まぁ、新しい彼女ができれば、そのうち忘れられますよ!
出会いはどこにでもありますしネ!」
「いえ、彼女はいるんです」
「・・・はぁ?」
「今らぶらぶです〜w
付き合って4ヶ月目なんですが、
ぶっちゃけ
こないだ、とうとう体の関係になりました♪」
逆算すると、
Aと別れて1ヶ月しか経っていない頃に付き合いだしたことになる。
体から入ったAと違って、
今度の新しい彼女は、4ヶ月も後というのもまた面白い。
ってゆーか、
「ほら、こないだの土曜いなかったでしょ?w」
って日時まではっきりさせるの止めてください。
え? 論点ズレてるって?(笑)

しかぁし!だ。
付き合いだしてからという4ヶ月間、
私は新しい彼女の存在すら聞かされていなかった。
毎度聞かされるのは、
Aが何した、Aが何言った、Aへの想い・・・
Cは、Aが忘れられずに、毎日嘆き暮らしているのかと
そんな話を暖かく聞いてあげていた私は、バカだった。
新しい彼女が気の毒でならない。
「(今の彼女)大切にしてますって!」
そう何度も言う彼が、
昨日、血相抱えて、人を奥へ引っ張っていった。
「い・・・今、××さん(私)のそばにいたの、E!Eなんです!!」
かなり興奮している。
ちょうど、私たちは、
恋愛とは関係ない仕事の話をしているところだったし、
今彼がいたって、別に元彼がコソコソ逃げ隠れする必要もないはずだ。
「何も逃げなくても・・・。
だって、Cさんは、もうAさんとは会ってないんでしょう?」
「えぇ、会ってません!
でも、あの場ではマズイ会話だったので!」
私たちは、
『転職すると、前の会社の良さが最初に見えてくる』
という話を聞いていただけだった。
「前の彼女がいいとか言ってるとか思われたら・・・」
思わないって・・・!(笑)
「そんなにEさんが気になります?」
「そりゃ、なりますよー!!!」
今の彼女とらぶらぶなのに?
前の彼女の今彼が、そんなに気になるもの?

新しい彼女への同乗票だけが、堆く積まれていく私・・・

2002年10月29日(火)



 居留守

よくある話。

「課長、××社の××様からお電話入ってます〜」
「あーっ!
今いないって!会議中だからって言って!」
勿論、電話を受けた彼女は、
保留ボタンなんか押しておらず、
会話口を手で塞ぐようなこともせずにいた。
丸聞こえ!

全く、よくある話です(笑)

2002年10月28日(月)



 loveletterA

恋文の話ではありません。
ウイルスの話です (T^T)

昨日は、散々だったが、
実は、ノートPCの方でも、問題が発生していた。
昨日は、PC構築に夢中で、関わりあっている暇がなかったが
今日は、この難題に取り組まねばならない。

またもや Norton絡みの話。

「Norton Internet Security 2002」
を「2003」にバージョンアップするに当たって、
完全ウイルススキャンを再度行うことになっている。
完全スキャンは時間がかかるので、
どうもウイルスが除去しきれていない感が拭えていなかったこともあり、
完全スキャンしている間に、サイトで公開している
「シマンテックセキュリティチェック」
にも、かけてみた。
すると、
「ウイルスに汚染されているファイルが2件ある」と出た。
同じ頃、
PCの方のNortonの完全フルスキャンでは、
「異常なし」の所見が出た。
つまり、製品版の方では、関知できなかったのだった!

サイトでは、2件の場所も示されていたので、
すぐに飛ぼうとしたが、
隠しファイルも含めても、それを見つけることが出来なかった。
以前、同じウイルスに侵されていると思った時に、
サイトの説明通りハンドで処理したのが、
うまく行かずに、一部ヘンな形で残ってしまったのか?
しかし「今も"ある"」と表示されているのだから、
見つからなければおかしい。
それに、とあるサイトから
投稿した覚えのないウイルスメールについて投稿確認が来ている
という、現実、侵されているという証拠もある。
絶対ウイルスは、どこかに"ある"はずなのだ!
しかし、目で見てもないし、Nortonでも見つけることが出来ないなんて!
製品版で除去できない場合の説明があり、
セーフモードでAdomin権限でNortonを立ち上げて
完全スキャンを実行すれば良いとあった。
すぐにやってみたものの、
またもや「ウイルスなし」という結果に終わってしまった。

その場合についても、サイトにフォローがあって、
「loveletterAは、
以前からあるウイルスで、過去のものは製品版で全て除去できるが、
10/25にまた亜種が発見され、その除去は日本版ではできない。
本国サイトの内容を見て対処しろ」
となっていた。
しかし、そんな最近に感染したとも思えないし、
日本サイトでウイルス名が判明するくらいなのだから、
そんなものではないはずだ。
てか、
英語、読めないし〜(笑)
Freeの翻訳ソフト、バカだし〜(笑)
(英語への拒否反応と言います)

このノートは、サイトの管理もやっていたノートなので、
これでは更新もままならない。
いったいどうしたらいいのかわからず、困惑している。
誰か助けて〜
(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)

2002年10月27日(日)



 新しいマシン構築!

何度直しても、しばらくすると、また黒い画面しか出なくなる・・・
という、牛くんのあまりの不安定さに業を煮やして、
ついにマシンを再構築することにした。

新構築したPCのスペックは、以下の通り。

CPU: Athron/1.2GHz → P4/2.80GHz(478pin L2:512KB FSB:533Hz)
M/B: 牛(KT-133) → GIGABYTE GA-8IHXP(Intel850)
MEM: SDRAM 512MB(256×2) → RDRAM 1024MB(256×4)PC800
VGA: GeForce MX(32MB) → GeForce Ti4200(128MB)
SOUND: SoundBlaster Value
HDD: Western Digital WD Caviar WD1000JB
   (100GB UltraATA100 7200rpm Buffer:8MB)
DVD: RICHO MP5125A(2.4/2.4/8/12/10/32)
CD: Plextor W1210TA(12/10/32)
OS: WinMe → WinXP HomeEdition
CASE: 牛00 → Acky-quiet400(Seasonic SS-400FS)

矢印のないものは、既存のものをそのまま使用した。
一発で、XPの初期画面が出た時は、涙が出るほど嬉しかった。
昨日の20時にパーツ達がやってきて、終わったのは2時・・・

なぜ、そんなに時間がかかったか?

目新しくて取り替えてみたアクリルのケースが問題だったのだ!

アクリルケースは、普通のものと違って、むちゃくちゃ分厚い。
そのため、釘も全部長いものに変更しなければならず、
既存の釘が役に立たなかった。
あちこちから調達したものの、
結果、パーツを支える釘は、間引き設置となってしまった・・・
おまけに、分厚いその壁が邪魔で、ねじ回しが釘穴に到達できない。
角度的に無理が出来てしまって、釘が曲がって入ってしまうのである。
牛製のケースは、釘を一切必要としない最新ケースで
縁なども手が切れないような処置が施してあって
とても使い勝手が良かった。
それに比べて、
今度のアクリルちゃんの扱いにくさと言ったら ・・・(涙)
アクリルちゃんをどうにか懐柔しようと、
重いミドルタワーをヘンな角度に抱えていたら、
肩・腰・腕ともに、かなりの筋肉痛になってしまった・・・
深夜にPCケース抱えて、へたれつつ中身をいじる年寄り。
想像してください、哀れですね・・・!
が、
とにもかくにも、物理的なことは、無事終わったのだった。

次は、アプリのインストールである。

正月用 「筆まめ ver.13」
ネットの嗜み 「Norton Internet Security 2003」
毎日の友 「ディプスファンタジア」
サイト運営に不可欠「FTTTP」「HomepageBuilder2001」
(ビルダーの新しいの誰か下さい・・・)
とりあえず、これだけは至急入れておきたい。

さて、
最初に入れたのは、勿論「ディプス」(爆)
他に何も入っていない状態での快適さは、素晴らしいの一言だった。
今までは、
鯖内のみんなが集中している場所では、
ゲームのグラフィックレベルを最低にしないと
歩くこともままならなかったのに、
今では、フルグラフィックで、走ることが出来る。
「なんて、素晴らしいんだ!」(朝2時)

「FTTTP」も快適で、
50MBものダウンロードが1回のエラーのみで、すんなり終わった。
「なんて、素晴らしいんだ!」(朝3時)

最後に「Norton」を入れた。
本来なら、最初に入れなくてはならないものなのだが、
100MBもの完全スキャンをフルスペック使って
ダラダラやられるのがわかっていたので、
後回しにしてしまったのだった(笑)
ダラダラをせず、導入だけして、「ディプス」起動。
一番密集する地帯に突入した途端、走り→歩きになり、
そして、いきなり落ちた!
ムッとして再立ち上げし、
今度は、グラフィックレベルを「最低」にして
密集地帯に突入。
また、途端に落ちた。
「なんて、最低なんだ!」(朝4時)

それでも、夕方、みんなと合流して冒険に出ると・・・
「なんか、重くない?」
「うん・・・重いね」
重いどころか、コマ送り状態だった。
「私のマシンのせいです・・・」
「本人に似ちゃったのか!」
いつもの誰かさんのからかいにも受け答えする気力もなく、
どうしたものか、考えあぐねてしまった。
とにかく、フルスキャンしてからなら、まともに動いてくれるのだろうか?
ゲーム中は、Nortonを切るべきなのだろうか?

そう言えば、
今までのPCも、
GeForce MXもNortonを入れていて、ディプスを動かしていた。
よく画面がおかしくなって、挙句ゲームやPCがフリーズした。
もしかしたら、
ディプス-GeForce-Norton
この組み合わせは、相性激悪なのかも?
ノートPCの方は、
VGAカードは別挿ししておらず、Nortonだけだが、特に問題はない。
ゲーム中に、
ネットの他、ビルダーやExcelを立ち上げると、落ちるくらいだ(笑)
VGAの数値から言えば、
今までのデスクトップは32MB、今度のは128MB。
それに対して、ノートは16MBと最低。
CPUもメモリもそうである。
それなのに、ノートが一番快適だなんてー!(涙)

誰か、軽くていいセキュリティソフト、紹介してください。
これでは、宝の持ち腐れです・・・

ということで、悩ましげな一日が過ぎていった。
明日になれば、全て好転していますように(T人T)

2002年10月26日(土)



 眼は疲れない?

毎日、朝から晩までパソコンとお見合いしている。
こういう生活が、もう5年も続いている。
最初の頃は、自宅のパソとの性能の違いに疲れ、
次に来た液晶のモニターは、やたら目が疲れ、
そして・・・いつの間にか慣れてしまった。

新しい部署は、事務処理部隊なので
パソコンというものに馴染みのある人が少ない。
時が止まっているようだ(笑)
なので、こんな質問が出る。
「眼・・・疲れませんか?」
「朝から晩までパソコンでたいへんだね」
私は、そんな質問に、ニッコリ微笑む。
「いいえー
半分は、日記書いたりBBSにレスしてるだけなんでw」
とか
「家に帰ってからも、
食事とお風呂終わったら、毎日2時まで使ってますw」
なんては言わず、
「大丈夫です。
ちょっと疲れますけど、前の部でやってましたからw」
と、答えるのだ。

あぁ、OLの鏡だね!

2002年10月25日(金)



 毎日残業の原因

総務付になったオバチャン用の仕事が欲しいということで、
私のいる課から、
対役所系の単純作業を、委託していた。
それが開始されたのが、6月。

そして、事件は起きた。
役所から1本の電話が、かかってきたのである。
「3ヶ月以上待っているんですが、書類が帰ってきません」
びっくりした課長が、彼女に問い合わせると、
総務が残業させてくれないので、終わらないのだという。
「いつからの分が溜まっているんですか?」
「7月です」
「今後も残業しないと終わりませんか?」
「絶対終わりません」
課長は、電車を乗り継いで、わざわざ総務に現状を見に行った。
そして、
未処理の書類が入ったダンボールが何箱も積み重ねられている
のを発見した。
委託してから5ヶ月、
僅か1か月分程度の仕事しか終わっていないとは
よほどたいへんな作業なのか!
課長は、過去この仕事をやっていた人たちに聞き込みした。
そして、
「溜めなければ、たいしたことはないはず」
という回答と結論を得てきたのである。

課長は、総務課長にくってかかる。
「ダメです。残業はさせられません」
総務は、にべもなかった。
「仕事が溜まってしまって、役所から苦情がきているんです」
「うちとしては、対処しかねますので。
そちらで役所との交渉はして下さい」
「そちらに委託した仕事じゃないですか!」
課長は言ったが、総務はどこ吹く風だった。
腹立ち紛れに、言い放つ。
「今後、この仕事はバイトをうちの課で雇ってやらせます。
至急広告手配して下さい」
そうして、課に大量のダンボールを持ち帰ってきた。

それから、毎日。
17時になると、その単純作業をみんなで処理することになった。
まず、開封作業にかかる。
開けるだけで、なんと7人ががりで3時間かかった。
端末で直接処理班が、5人(私はこっち)、
パンチデータ作成者は、残り全員。
関係部にも応援を頼み、50人体制の大残業大会が始まる。

しかし、現状は、
課長が、すまながって、
ケーキやお菓子を買ってこさせるものだから、
それの配布や、飲み物を買いに行ったり食べたりする
ぷち宴会時間
が、残業のかなりを占めてしまっている(笑)
課長は、鼻息荒く、
「みんなの残業手当代を計算して、総務部長に突きつけてやる!」
と言っているので、
総務課長は、私たちのぷち宴会時間データによって
総務部長(役員)にお説教されることになるだろう(笑)

2002年10月24日(木)



 ナンパされたのは

残業で疲れた体を癒すため、某チェーン居酒屋に入る。
私の目の前には、
身長180cmの茶髪のボク。
彼の背の曇りガラスの向こうの席は、
男性4人組がいた。

「きゃんぱ〜い」
「ぷはぁーっ」
あとは無言でもぐもぐしてた。
(残業で、お腹が空いていたのです)
と、
曇りガラスの向こうの4人組のうちの2人が、
ふいにテーブルの前に現れた。
「・・・?」
見上げる私。
「ねーねー、俺達と何か一緒に飲まない?」
「・・・」
「笑○」でナンパかいっ!
・・・という問題ではなかった。
なぜなら、その2人は、
茶髪のボクに声をかけていたのである!!
体ごと引くボク。
確かに、色白のもち肌、髪も茶髪、おまけにロン毛である。
「○笑」は、行ったことのある人ならわかると思うが、かなり薄暗い。
見えにくかったのかもしれない。
が!
背だって女性の高さではないし、どう見ても、顔だって"男"である!
モ○ー・・・?
チラリと、2人を見る私。
だから、男性4人で来てたのか?
「ねーねー」
ぐいっと近寄る1人に、ボクはますます顎を引いた。
そして、尋ねる。
「オ・・・オレたちっスか・・・?」
「!!」
ザザッと引く2人。
そのまま席へ帰っていった。
興奮した声が、こちらにもそのまま聞こえる。
「男だったよ!!」

視力検査して来い!

2002年10月23日(水)



 町内会の募金集め

うちは、今年、
町内会の中で細分化された「部」という単位を
更に細分化した「組」という単位の「組長」
という役をやらされている。
主な仕事は、
 回覧版回し(適時)
 町会費集め(年1回)
 各種募金集め(年数回)
である。
他にも、いろいろあるようだが、
ちゃんと回覧を読んでいないのでわからなかったりする(笑)
去年は、町内クリーンアップ日とかあって、参加してたけど
今年はあったのかな・・・?という有様・・・(笑)

回覧版の中身は、
町会長が、我が家のポストに入れておいてくれるので、
それをバインダーに挟んで、隣の家へ持って行くだけという
至極簡単な作業である。
町会費は、
誰かがうちに来た時に、行け行けと嗾けて集めさせた。
募金集めも、
町会費と同じ手法を採っていたのだが、今回は誰も来る予定が無い・・・
仕方なく、
つっかけサンダルで、イヤイヤ締切の1日前に集金に行った。

ぴんぽ〜ん
6階建てのマンションのオーナー宅。
1階部分まるまるがオーナーの住まいになっている。
玄関が開かれると、豪奢な内装が見て取れた。
フローリングすら、うちのちゃっちいのとは大違いな
"いかにも"の感じのするものが使用されていて、
お金持ちやな〜と感心する。
お金持ちなので、相場200円のところ500円くれる。
毎度あり〜

ぴんぽ〜ん
3階建て×2のコーポのオーナー宅。
1階のチャイムを鳴らして用件を言った後、
3階の自宅のドアホンへ行かなければいけないので、
面倒である。
玄関が開かれると、作りはうちとさしてかわらなかったが
家の主人が真っ白な犬を抱いて現れて、
成金振りを惜しみなく演出してくれる。
丁寧に応対してくれ、相場200円をくれる。
毎度あり〜

こんちわ〜
初めて行く靴下屋さん。
靴下専門店だよー ほぇー
と、近所でありながら、一度も訪れたことのなかった店を見学する。
意外と安いな
今度機会があったら買おう
会社名で記名して、相場を聞き、その額通り200円をくれる。
毎度あり〜

ぴんぽ〜ん
3階建ての土建屋さん。
ここも1階の入り口前のチャイムと自宅チャイムが別である。
チャイムを押すと、
真っ赤なセーターを来た太ったおばちゃんが降りてきて、
相場200円を手渡す。
「署名を・・・」
「あー、うち、領収書もいらないし、適当に書いといて」
おばちゃんが怖いので、そうですかと持って帰る。

1軒不在。

ぴんぽ〜ん
最後に、一番近所である隣のコーポのオーナー宅。
「町会の××です〜
赤い羽根募金のお願いにきました〜」
しばらくしてから、家の主人がドアを半分開けて、顔を出す。
「募金?」
不信げな顔で人をジロジロ見る。
「ハイ 町会で毎年集めている「赤い羽根募金」なんですが・・・」
町会長から配られたお知らせの用紙を見せる。
「・・・。
今、うちのヤツいなくて、わからないから」
募金ってわからないのか?
「?・・・」
200円も払えないのか?
それとも、宗教か何かと勘違いしているのか?
「うちのヤツいないから、わからないから」
またも、いい年したおやじがそう言うので、
「では、また明日にでもお伺いします」
と言って帰った。
感じ悪〜

翌日、チャイムを鳴らしたが、
案の定誰も出なかったので、
その家の集金だけせずに、
町会長の家に取りまとめ金を持って行ってしまった。
後で、あそこの家だけ募金しなかったのよと
噂されて、恥をかいても知らないもんね〜

来年の「組長」当番は、この隣のコーポのオーナー宅である。
募金に来たら、嫌な顔して追い返すことにしよう。
こうして、近所戦争は始まるのかもしれない・・・(笑)

2002年10月22日(火)



 失恋レストラン

『失恋レストラン』なんて曲名にピンと来る人は
同世代です(笑)

さて・・・
ディプスで2人きりというPTで旅立つと、
最近なぜか恋愛話になることが多い。
それも、全部、「フラレました」話ばかりである。
別に、そういう話を聞きたいと振っているわけでもないのに(当たり前)
ここのところ、よくそんな話を聞かされる。
はっぴーらぶらぶのおノロケを聞いて、それをからかう
というスタンスが、私は好きなのにぃぃ

以下は、ディプスをプレイしている人は読まないで下さい。
一部誰だか想像つくでしょうから(爆)

「このキャラの名前、別れた彼女の本名、文字ったものなんです・・・」
なんとコメントしていいかわからないので、
相槌を打っておく。
「ほぇ〜」
・・・で済ましておけばいいものを、バカな私はその後
「××って名前とか・・・」
とやってしまう。
「うっ・・・ズバリだったり(汗)」
その後、ドッと流れ出すような思い出話。
「ほー ××が〜」
たっぷり1時間はイロイロ聞いた後、隙を見て尋ねる。
「今日の夕飯は、もう済まされました?」
そろそろ切ってほしいなと思ったのだ(笑)
「いえ、食べながら、やってます」
あ・・・そですか・・・(汗)
何食べてるか知らないけど、
食べながら、ゲームしながら、失恋話してるって物凄いもの感じるぞぉ

と、翌日。
別の人と2人きりで冒険へ。
「彼女にプロポーズしたら、
お腹に他の人の子供がいるからって、断られました」
おいおいおい・・・
ってか、また失恋話ですか!!
「別れても友達のままでいてって言われたので、
今は友達です」
んな・・・バカな・・・

別の日には、別の人から
「元彼と元鞘になったって、つきあって半年で・・・」

またまた別の日には、別の人から
「15回告白して、15回断られました」
あ、ちょっとどんな話だか聞きたいかも・・・(笑)

更に、別の日には
「ストーカーに悩まされています・・・」
「え゛!? 女のストーカーですか?!」
「いいえ、彼女に付き纏うストーカーにです」

そして別の時には
「結婚しようと思ってた時に、昔から好きだった彼女が現れて・・・」
とんでもない修羅場を迎えた話。

皆さん、恋愛経験豊富ですね・・・
でも、なんで壊れちゃった話ばかりなの?
あぁ・・・
そうか・・・
ハッピーエンドなら、ゲームなんかしてないのね!!(爆)

2002年10月21日(月)



 ネットボンバーマンに挑戦!

人に言われてダウンロードしてみた「ボンバーマン」。
随分もうやっていなかったので、
きっと覚えていなくて、酷い有様になるだろうなぁ
と思っていたが・・・
予想通り、全くできなかった!!(爆)

ビギナー鯖の中の
『超初心者様来て!』
というフリーの部屋に入る。
「よろ〜♪」
キャライメージを替える
ということもよくわからず飛び込んだ人が多いらしく、
半分以上が白ボンバーで、わかりにくい(笑)
そうこうしているうちに、すぐ満員になって、スタート。
コントローラーもないPCの悪環境の中で、
2・3歩歩けたかと思った途端、爆発に巻き込まれた。
気づくと、欄外でヘンな乗り物に乗っている始末。
「いったい、爆弾はどう出すのだろう・・・」
セリフ欄があるので、そう入れてみても、誰からも反応はなかった。
確か全8人対戦で、
私と同じように、即座に死んでいる人が半分。
少し残れる人が残りの半分。
対戦になっているのが残り2人。
といった有様だったように思う。
2回戦目で、やっと爆弾の出し方がわかった。
「おぉ〜 弾が出る!」
どどぉーんっ
見事に自分の爆弾に当たって、死亡。
その2回戦で、そのビギナー部屋はお開きになった。
自分で鍵付きの部屋を作って一人で練習したほうがいいなと思って
そういう部屋を作ってみると、
1人ではスタートできないらしく断念。

誰か私の先生になって・・・(笑)

2002年10月20日(日)



 携帯の進歩

予約していた新しい携帯が、やっと届いた。
出たばかりの新機種なのに、市価より4000円も安かったので、
多少待つことになったのは仕方ないことだったのだろうと
自分を納得させている。

新しい携帯に替わって、感心したという事柄は
予想していたこととは別のことだった(笑)

まず、音の良さ。
画質については、
キレイになるだろうとは予想していたことだし、
実際に販売店で見てもいたので、
手に入っても何の感動もなかった。
が、
音は買って初めて聞くことになった関係からか、びっくりしてしまった(笑)
「おぉ〜 和音が32・・・」
こりゃ、会社で鳴ったら、目立っちゃうな・・・
でもキレイ(笑)

そして、文字の入力のしやすさ。
前の機種は、
句読点や長音は、記号一覧から探し出さなければならなかったが
今はテンキーに既に配置されている。
それと、濁点が電源ボタンを押すことで付くことになっていたのが
通常のテンキーの位置になったので
押しミスで、メール作成が終了してしまうということがなくなった。
これは、かなりラクになった。
・・・が、実際使ってみると、
指が前の位置を覚えていて、そっちへ飛んでしまうので、
今までよりメールを作るのに、時間がかかっている(笑)
イライラするぅっ

あとは、アドレス帳の使い勝手の良さ。
前機種は、
自宅・携帯・会社、この3つを登録しておきたい人がいても
電話番号は、1アドレスにつき2つまでしか登録できなかったので、
同じ人で、2つのアドレスでの登録をせざるを得なかった。
今では、
たくさんの電話番号が1アドレスに入れられるので
管理がラクである。
また、五十音順に自動ソートされるのも、嬉しい。
今までは、「メモリ番号順」とか「グループ順」とか
探すのに意味ないものが多くて、結局頭から探していた(笑)

さぁてと
来週から、通勤時にアドレスの登録だ!
両手に携帯持って、頑張るぞ!w

2002年10月19日(土)



 ニガイ自分

いい年になって、自分を知るチャンスなど、そうない。
自分の耳に痛いことであっても、
あえてそれを進言してくれる知り合いがいるということは、
とてもありがたいことだ。

教えてもらって、
自分がなりたくない姿になっていると知らされて、
ますます自分が嫌いになったし、
猛烈に反省しなければならないと思った。

「誰とでも、いつかは解りあえる」
なんて幻想から抜けきれないで
自分の想像範囲内に強引に人を組み入れようとしていたんだ。
全部を理解するなんて、
全知全能の人間でもない限り無理なのに(笑)
いい年にもなって、
自分がバカだということを
本当の意味で理解できずにいたとは・・・(恥)
自分の脳みそ以上の期待を、自分にしてはイケナイぞ!

そもそも
理解できていないとわかっている相手に近づいたり
そんな人物のフォローをしようなどと考えること自体が
おかしいのだ。
滑稽なくらいウザい行為だった。
簡単に言えば、「勘違い野郎」だったわけで(笑)
そんな私の行為をよく今まで我慢してくれたものだと感謝する。
恥ずかしさでいたたまれないが、
こう約束することくらいしかできないだろう。

今日から
細心の注意を払って
そういう自分にならないようにします。

ありがとう。

2002年10月18日(金)



 男の人?女の人?

火曜日に寄った銀座にあるブリティッシュハプで、
一目見て吸いつけられた相手がいた。
その相手とは、
パブの制服である
チェックのベストと黒いパンツ、白ワイシャツに黒の蝶ネクタイ
をブカブカに着た細身の店員(笑)

ほっそりした体つき
なで肩
抜けるように白い肌
卵形の顔
大きな目
ショートカットの髪

華奢な女性なんだろうな・・・

ところが、
隣の席に注文を取りにきたその声は、
「!?」
と思わせるほど、低い声だった。
それからというもの、
もっぱら彼女(彼)の動向が気になって仕方がなくなった。
声を聞いた後、改めて顔を見ても、
これは女の人だよなぁ〜と思ってしまう(笑)
服もブカブカだし、ガリガリなら胸のない女性であってもおかしくない。

おなべか?
オカマか?

金物談義場になってしまったパブ。
お茶しに来ただけなのに・・・視線は彼(彼女)を追ってしまう私たち。

お水を飲み干して、注ぎに来てもらって、近くで観察。
隣の人の再注文の応対の声に、聞き耳立て。
ついには、
男性が告白して断られたら男だよ!
とバカな案まで出す始末(笑)
早く告白しろしろ詰め寄る私に危機感を覚えて
真剣に性別不明のかの人を見つめる連れ。

しばらくののち、目を凝らしていた連れは言った。
「"隆"だって。ネームプレートに書いてある」

ちっ・・・つまんない

でも、おなべの可能性はあるかも!!(←笑)

2002年10月17日(木)



 豪華中華食べ放題

昨日は、中華料理の食べ放題に出かけた。
1人 3,800円(3時間まで)
で、
メニューは、通常の食べ放題ではないメニューから
自由に選んでよいスタイルで
かなりお得な感じだった。
如何に得をしたかは下記の通り(爆)

制覇記録!

・前菜3種盛り合わせ 1,900円
・蟹肉とフカヒレ姿の醤油煮 2,800円
・蟹卵とフカヒレの塩味姿煮 2,800円
・牛タンの黒胡椒炒め 900円
・ホタテのミルクソース炒め 1,000円
・アワビのカキソース炒め 950円
・アワビのミルク煮 950円
・海鮮おこげ 1,900円
・広東式和牛サーロインステーキ 2,500円
・エビチリソース 950円
・シュウマイ 600円?
・ピータン豆腐 950円
・杏仁豆腐×2 500円?

何品か足りないような気もする。
最初、美味しい美味しいと食べていたが、
後半、何も感じなくなっていたくらいに
お腹いっぱいになったほどだし・・・(笑)

ふ〜 とにかく食った食った!!

2002年10月16日(水)



 『安全で快適な千代田区の生活環境の整備に関する条例』

以前この日記でも取り上げたが、
全国初の
たばこの吸い殻ポイ捨て、歩行中の喫煙に関する
『安全で快適な千代田区の生活環境の整備に関する条例』が
10/1より東京都千代田区にて施行された。

条例
 第9条(公共場所の清掃保持)
  第2項
   「区民等は、公共の場所において歩行中(自転車乗車中を含む。)に
   喫煙をしないように努めなければならない。」
  第21条(路上禁煙地区)
   第3項
   「路上禁煙地区においては、
    道路上で喫煙する行為及び道路上(沿道植栽を含む)に
    吸い殻を捨てる行為を禁止する」
 に該当、違反した者は最高2万円以下の過料が課せられる。
 「路上禁煙地区」
 =秋葉原、神田、御茶ノ水、水道橋、市ヶ谷、有楽町、靖国通り
 また指定地区以外でも、
 歩きながらの喫煙やポイ捨てをしないことを努力義務とし、
 悪質な場合には氏名や勤務先が公表される。

禁煙の努力義務って・・・またザル法だよー
それとも、吸殻落ちたら、即現行犯逮捕とかなるのか!?

にしても、
会社近辺が禁止になった他に、秋葉原まで禁止になったとは('-'*)フフ・・・
これでパーツ買いの与太者も・・・
とか思っても、相変わらず、ケムケムに違いないだろうなぁ(涙)
知り合いの喫煙は許せても、
知らない奴がそばで吸ってるのは我慢ならないのだ、なぜか(笑)

ところで、疑問。
煙草吸った吸わないの話なのに、なぜ会社名まで出るんだろう!?

2002年10月15日(火)



 心を開け!

ここ1〜2ヶ月、毎日のようにディプス内で遊んでくれるボク。
最近リアル友に脅迫されて、GC版のPSOを購入したと聞いたが
いつやっているのか不思議に思うほど、ディプスに登場している(笑)
本人曰く
「新キャラデザできただけで、元は取れた感じ」
それじゃ高いって・・・(笑)
というか、リアル友は未だに待ちぼうけですか?(笑)

こんなボクは、とても負けず嫌いだ。

子供に見られるのがイヤなのか
常に"私"と自称する。
加えて、
会った当初は、性別を判明させる言質すら取らせなかったので、
そういう場合は女の子だろうと思い込んで、
女の子同士、お菓子作りの話に花を咲かせようと
「お菓子何か作ったりします?」
なんて話を振ってしまったものだった(笑)
後で、"私"と自称することについて聞いてみると
「仕事でもプライベートでも、そう言ってますが?」
との答えだった。
友達といる時も「私」とか言ってるのかぁ?(笑)

貢献度を示すことにもなるギルドタグも、常に1位を示す黄色。
「最初にギルドに入ったのは私ですからね!」
2番目は私だけど、私の方は・・・(笑)
そう言えば、
ギルドの名前が決まって、
みんなで自己キャラを登録しに行こうとなった時も
我先に登録場所に飛びついて一番加入を果たしたのは彼だった(笑)
このギルドタグの黄色が、一度脅かされたことがあった時も、
彼は、ライバルの投入数を人から聞き出し、
それを上回る投資をして、地位をキープしたのだった。

人の転生回数(キャラの強さを示す指針になる)にも敏感で、
他人には転生回数はおおまかにしかわからないようになっているのに
彼の頭の中には、
きっちり一覧表になって知り合いのその回数が刻まれている。
最初は、
他人にその回数を抜かされると、敏感に反応して悔しがっていたが、
所詮残業の多いリーマン、
最近は、回数の多い人に嫉妬して、
普通の人じゃないと吠えるのが、関の山になってきた(笑)

こんなボクの基本的なスタンスは、ザクザク突っ込み系。
私の誤字・誤用表現なんかは、当然いつもロックオン!
ギルドマスターの寝坊にも、口さがない。
「(寝坊は)いつもですからね 慣れました」
と、反省しきりの本人に言い放つ。
他の人は大人なので、マスターの非を責めることもないので
よく目立つ。
しかし、
「ギルマスと2人で冒険した記憶がないです」
と一番寂しがっているのも、彼だったりする。
他の人は大人なので(?)、一緒に冒険したかなんてそんなことは、
たいして気にしていないのだ(笑)

そうして、
いつも突っ込まれまくっている私が
「苛めだぁぁ」
と騒ぐと
「苛めてなんかいませんよ ほんとのことです」
と切り返してくる彼が、
今日、珍しくいつもと違う面を見せた。
丸3日みんなを巻き込んでの行動が無駄になったことがわかり、
ショックを隠し切れない私に
「元気出せ!」
と言ったのだ。
他の人が言ったのかもと、今でも自分の記憶を疑っている・・・(笑)
いつもなら
「まぁ自分のミスですから仕方ないですね」
とくるはずだから。
そして、その後、
すぐに別の場所で会う必要が出来て、その場でお喋りとなった。
さっきのショック状態から抜けきれないまま、
否定的なことばかり言っている私に
彼は言った。
「心を開け!」

心を閉ざしているわけではなかったのだが、
この面白いセリフに、びっくりし、
あぁ、ボクは今まで励まそうとして喋っていたのだなぁと
初めて気がついた(笑)
いつもの矢のように鋭利なセリフの連続に
それが励ましだったなんて、全く気づけなかった・・・(笑)
何か心の吐露が欲しいのであろうが、
別段そういうレベルの話でもなかったので
さて、どうリアクションしてあげればいいのだろうかと
数秒間考えあぐねた挙句、
「へへへ・・・ただ凹んでるだけで〜す」
と返すと
「Σ( ̄ロ ̄lll)」
というリアクションに続いて
「Σ( ̄△ ̄lll)」
「Σ( ̄▽ ̄lll)」
と繰り返しはじめた。
ようやくボクの遠回りな優しさを理解できてきた私は、
それが励ましであることを悟って、笑ってみせた。

ちょっと難しいけど、かわいらしいボク。
そんなイメージの延長で、ちっちゃな男の子のつもりで接していたら
この間180cmもあることがわかった。
なんかガッカリ・・・(爆)

2002年10月14日(月)



 俺様の付き合い方

「鎌倉、行って来たんだって?土産!」
手を出す私。

「鎌倉行きたいっていうから、
車で迎えに行って、鎌倉まで行って、
帰りに、湘南にも行きたいっていうから、
そっちに寄った後、横浜で飯食った」
「おぉー 真っ向なデートですなぁ!」
「その後、彼女面するからウザくって・・・」
「って、つきあってるんじゃないんだ?」
「言われたから連れてっただけ。
好きってわけじゃない」
「えー だって、寝たんでしょう?」
「うん」
「単なるえっち目的かぁ」
「いや、いらな〜い
てか、いろいろこっちのこと、聞いてきたりするのがウザイ・・・」

彼女かわいそ・・・
これだけ人間冷たくなれるのかと感心した。

2002年10月13日(日)



 久々実家に帰る

癌患者の看病疲れでダウンしてしまった家族のフォローのため、
金曜の夜から、泊りがけで実家に帰った。
私の部屋は、既に弟に蹂躙されていて、寝る場所もないので
通路になっている場所に布団を敷くという情けない有様での
泊まりである。

そんな思いをしてまで辿り着いた実家にいた
当のダウンした家族は、
問題の癌患者より、よほど顔色も悪くゲホゲホと重い咳をしていたが、
「いいのよ、いいの、やるから」
と家事の一切を、人の申し出を振り払って、
熱のある者が1人で結局全て行った。
おまけに
人が泊まりに来るというのを知って、
わざわざ客用布団を干しておいたという始末。
単なる負担になりに帰ってきたのかと、げんなりした。
自分でやると言っておきながら、
「全部、私がやっているのよ、全部!」
と文句を言っているので、
そうか、愚痴を聞くのが私の役目だなと気づいて
そんな繰り返しの話に、辛抱強く付き合った。

翌日、
癌患者の診察日だというので、ここぞとばかりに同行する。
今回は、
肺のレントゲンの結果と今後の治療スタンスを決定しに行く
とのこと。
一度、直に医者の話を聞きたかったので、渡りに船だった。
病院には、
予約時間の30分前に来てくれと言われていたので、その通りに着いたが、
予約時間の2時間後に、診察となった。
黒ぶち眼鏡の医者が尋ねる。
「体重は増えましたか?」
「はい、1キロほど」
これは、嘘である。
入院前の自己申告の体重欄に1キロ多めに書いてしまったので
今修正してみたwと、患者が後で笑って語ったのでわかった・・・
つまり、体重は、入院中の激減から全く増えてなどいないのだ。
しかし、
昨夜、
紹興酒を熱燗でポット1杯分、コテコテの中華料理を何皿も
1人で全部平らげていたし、
そういう生活を続けていれば、
体重が戻るのも時間の問題と思われるので、問題なかろう(笑)
しかし・・・思うのだが、
最近の病院は、患者の自己申告で、体重をチェックするんだろうか?
体重の増減は、病状を知る上で大事なポイントになると思うのは
素人ならでは・・・?
医者は、その後、傷跡の確認や近辺の触診などを行い、
「このテープは何で貼ってあるんでしょうね?」
と患者に尋ねた。
「はぁ・・・」
聞きたいのはこっちだぞと内心思う2人。
聞くと、
執刀医や入院時の担当医でない外科の医者が
通院時の担当医になるという仕組みらしい。
だから、まるっきり意思疎通がなってないんだな
と軽蔑半分見つめ返す。
「これいらないと思いますから、剥がしちゃいましょう」
入院当時の医師に何の確認をすることもなく、
彼は傷口に貼られていたテープをさっさと剥がした。
それで診察は終わったらしく、
医者は、端末に渡す薬の入力などを行い始めたので、
患者が慌てて
「この間、撮った肺のレントゲンの結果はどうなったんでしょうか?」
と尋ねた。
「?」
医者はもう一度カルテを見直し、
「あぁ!」
と言う。
そして看護婦に取りに行かせ、ライトボードに貼り付けた。
肺は転移などの様子もなく、非常にキレイだった。
「肺は問題ないですね!」
医者は太鼓判を押す。
しかし、私は、
肺の右下、胃か脾臓(?)の辺りに
くっきり写っている大きな楕円形の影が気になった。
あからさまにくっきりした影なので、
当然、医者の目にもついただろうが、何も言及が無いので
患者自身は
「あれは、手術痕じゃないか?」
などとお気軽に言っていた。
いつ胃など手術したんだ?

その後、医者は薬の入力に忙しく動きながら、
今回の処方を説明した。
「前回と同じの、消炎剤・ビタミン剤・胃腸薬の他に、
今回新しく、抗癌のお薬も出します」
まだ点滴による抗癌剤の投与は時期尚早と診て、
投薬タイプの抗癌剤で様子をみることにしたようだった。
しかし、そういった説明は無い。
「眠気、吐き気、食欲不振、下痢などの症状が起きることがあります。
そういうのが起きてしまい、辛いようなら、
辞めてしまって構いません」
相性チェック程度の意味合いしかない投薬なのだろうか?
結局、その薬を1か月分も貰って帰ってきた。
怪しすぎるので、早く転院させたいなぁ・・・

自宅に戻ると、
寂しがっていたという看護人の話に従って
そばにいてやり、
特に特定の話題もないまま、テレビなど一緒に見ながら、
わいわい感想など言いながら過ごしていると、
突然、患者が言った。
「今日の夕飯は、どうするんだ?」
「いや・・・まだ決めてないけど・・・」
本当は、
帰りに人を誘ってどこかで映画でも見て外食でもしようと考えていたが、
決定した話ではなかった。
「じゃ、今日も食べていけ!
今、××(看護人)に連絡するから!」
そう言うと、有無を言わさず、電話をかけ始めた。
あぁ、寂しかったんだなぁと、ちょっと胸にきたので、
何も言わなかった。
どうせ夕飯を食べるなら、看護人の負担を軽くしてやろうと
自分で作ろうと思って、そう言うと
「いや、もう材料買ってくるって言ってたから」
と、またやることがない。
その後、患者が休んだので、
キッチンの掃除などしたが、
やがて暇になったので、自分も昼寝して過ごした(笑)

夕飯は、すき焼きだった。
手作りの糠床で漬けたキュウリをポシポシと食べながら
いったい何しに私は帰ってきたのだろうと
疑問に感じたのだった。
客じゃないんだぞ〜

2002年10月12日(土)



 新プロジェクトPTメンバーに選ばれたぞ!

妙なタイトルの社内メールが来た。


発信時間: 10/10 08:40
発信者: 広○室長

『××プロジェクトPT発足のお知らせ』

本日、(中略)・・・の理由を持ちまして、
表題のPTを発足するに至りました。
PTメンバーは、別紙の通りです。
会議ご出席の程、よろしく云々・・・

第1回会議
日時: 10/10 09:30〜
場所: 日比谷本社24階××会議室
内容: 「ブランドとは何か?」の講演聴講
講師: ××氏(某大手広告代理店(藁))


私の感じたこと〜

1.間に合いません!
 当日朝一でメールを開けて9:00
 私のいる場所から、その会議室まで40分かかるんですが?
 当日選出告知の当日会議は、世間の新常識か何かですか?
2.直属の上司に事前に言ってください!
 俺は聞いてない!と激怒中(笑)
 風通しの良い人事のいきなり実践ですか?
 スルーしすぎで、こんな状態では行けないんですが?
3.相応しい人ではありません!
 このPT、私の現行業務と全く関係ない仕事ですが?
 てか、異動したばかりの人を、そこの部代表にしますか?
 広○室長ってば・・・自分と遊べるばかり人員選んでませんか?(笑)
4.訳のわからんPT作らないで下さい!
 ブランドとは何か?
 そんなヨタ話をピラチンから聞くために、
 こちらは、わざわざ電車に乗って行かねばならないんですが?
5.・・・ごめんなさい!
 このメール開けたの、今日(10/11)です・・・
 だって、広報○長からだったから、
 あほメールだと思って、うっちゃって置いてたよ・・・(汗)

2002年10月11日(金)



 今日は歓迎会

18時から歓迎会が某所で開かれることになっていた。
なのに、
幹事自身が主催の会議が午後に2本もあって、
仕事ぎうぎうになっちゃって、
みんなバタバタで、
全員で30分も遅刻しちゃったじゃないか!
よく考えてスケジューリングしろっ 凸(`Д´メ)

それはさておき、
会場に着くと、そこは
2階が、ファミレスに毛の生えた程度のイタ飯屋で
3階が、カラオケ屋になっているという
いかにも2次会はそこですか?状態の場所であった。
最初中華屋と聞いていたので、
地場のB級中華屋の口に設定していた私は、
そのファミレスイタ飯にがっかりしたが、
パスタ、ピザ、ガーリックトーストと
主食系ばかり出てくれて
食いしん坊としては、満足できるボリュームで良かった。
(味は聞いてはイケマセンよ・・・)
私にとっては初めての場所だったので、
物珍しさもあって、そんな風な中くらいの評価をしてみたが、
他のみんなは
毎回場所はここ、いつもコース内容もこれで飽き飽きした
と泣いていた。

乾杯の音頭が課長によって取られた後は
和やかに歓談しながらの食事タイム。
こういう席は、ネタ収集のとっておきの宝庫になる(笑)
かなりケバイ30歳くらいの女性2人のお料理得意なんです!話

キリン・ゾウ・サルの独身3人男のうち、ゾウさんの持病話

先輩のお見合い話

結婚願望ありありなんです話

帝王切開リアル話

課長のプライベート
やらなにやら、たくさん仕入れることができた(笑)

今日は、そのうち、一番最初のお話をピックアップ!!

お料理得意自慢合戦。
今までは、
料理嫌いや苦手の女性、何もしない系の男性オンリーの中で
好き放題言って羨望を集めていたらしい(笑)
「ここのたらこスパ美味しいですよ!」
運ばれてきたのは、ピンク色したしょっぱい伸びきりパスタだった。
「・・・。
お2人の得意料理は、何なんですか?w」
「私はぁ 肉じゃがでぇぇっすぅ♪」
常に男性を意識した態度になってしまう彼女の哀れさよ・・・
あまりにワザとらしくないの?
まぁそんなところが、
かわいらしかったり、慎ましく見えたりする男性もいるのかな
「私も料理大好きなんですよ〜!
調理師学校行きたいと思っているくらいなんです(^-^)」
と、私が言うと、
自慢大会をしていた2人の顔色が、サッと変わった(爆)
私は、にこにこしながら、もう1人にも尋ねる。
「××さんのお得意の料理は?w」
「ちっ・・・チーズケーキです!」
「おぉ!お菓子なんですね!
チーズケーキは、ベークドですか?レア?スフレ?」
「パンプキンです!
チーズパンプキンケーキ!」
焼き方聞いたのにな・・・ ( -_-)┌
それに・・・チーズパンプキンとは、また珍しい(笑)
「チーズパンプキンですかぁ
それってベークドなんですか?」
「暖かいのです!」
「じゃ、スフレ・・・!?」
「い・・・いえ!間違い! レアでした!」
パンプキン系でレア・・・? 普通はベークドな気が・・・
本格的に言えば、「レア=挟む」を意味するので、合ってなくもないのか?
まぁ、いいや(笑)
「なんか美味しそうですね!(←大人対応)」
「誰も私たちが料理得意って信じてくれないんですよぅ〜」
「今度、お菓子作って、皆さんに食べていただけば!?」
「あっ、いいねぇ・・・! 俺、シュークリーム好き」
「シュークリームだけは、家で作るとマズくなるんです!
あれだけは、買った方が美味しいんですよ〜(物知り声)」
「フフン 私は作れるよん
美味しいよ?」
「じゃあ、作ってきてよぅ?」
「エクレア得意w(勝ち誇り)」
「エクレアじゃないよ! シュークリーム!
シュークリームは家で作ると生地まずいんだよ!」
シュークリームにチョコかかってるのがエクレアでわ・・・

お2人とも、彼氏大募集中だそうです。
かなりのゴージャス系のお化粧に、
ながーい爪にフレンチネイルがきっちり施されている
綺麗な方たちですが、
このように、相当お料理を嗜んでいらっしゃる家庭的な方なようですw
(料理中、さぞかし爪邪魔だろうね・・・)
美味しいお料理で癒されたい男性の方、是非ご応募を!!
年齢は、年上年下問わず!だそうです(爆)

2002年10月10日(木)



 嫌われてるのもわかるよ

今度の人事異動で、ラインの課長になれた課長は、
とっても張り切っている。
人事関係の書類の書き方についても熱いし、
面接なんかも熱い。
だが、性格にはかなりの難があるようだ・・・

自分は、始終、遅刻・お休みの連発だが、
他人にはとても厳しい。
「××さん、この休暇って・・・減給されるヤツだよね?
いいの?」
いつから減給されるように変わったんだろう?
前の会社の就業規則と勘違いしているの?
それとも嫌味?

前任の課長のことは、こう言っている。
「あー、あの人、いい加減で調子いい人だったから!
俺はキチンとやるよ?」
ラインでなかった時は、
勤務時間の大半は、タバコ吸いに離席してたそうですね?

そして、昨日から今日にかけて。
仕事で単純なミスをしでかした男の人を、
朝から晩までずっと怒鳴っている。
大きな声で、文字通り朝からずっとだ。
「俺は、お前のミスで謝るのなんかイヤだからな!」
「今度ミスしたら、どうするんだ? えっ? はっきりしろよ!」
「お前なんか、何言ったって信用できないんだよ!」
「こんなミスするようなヤツはいらないんだ!
人数削減しなきゃならないんだからな!!
いいか、これは脅しじゃないぞッ!」
「俺は、怒りで昨日一晩中寝れなかったよ!」
え? こんなお怒りになるのは、どんなミスかって?
何百件かのうちの数件の数値をチェック漏れしたという話で。
「こんな単純なの、エラーがなくて当たり前なんだヨ!!」
まぁ・・・いいけど・・・
一度自分で単純作業っていうものを大量にやってみなさいな

彼が離席すると、みんな悪口に花を咲かせるのもわかるなぁ

2002年10月09日(水)



 不妊治療に行かせよう

結婚してもう随分になるのに、
子供ができないで悩んでいる友人がいた。
「医者は、2人とも病院の検査を受けないとダメだって言うんだけど・・・」
疲れたため息が1つ。
「うちの旦那、俺はどこも悪くないから行かない!って
ガンとして行こうとしないの」
「多いらしいねぇ、そういう男の人」
女性と違い、検査に痛い思いもしなくていいのに、
なぜか男の人は、不妊検査を嫌がるようだ。
子供が欲しくてたまらず、
排卵日には地獄と化している彼女の日々に同情して、
(終わった後、着床しやすいようにと、逆立ちまでしているそうです)
この間、美容院で女性週刊誌を読みまくって
いらぬ知識を身につけていた私は、
こう助言してあげた。
「なんか、最近、病院も経営体質が不景気で変わったんだか
診療報酬の点数制度のなんかが変わったかしたらしくて
"精子採取を、看護婦さんがやってくれる"
って書いてあったよ!」
「おぉ!! 進歩したねぇ!
うちの旦那、看護婦好きだからいいかもっ(喜)
いいこと聞いた〜♪
早速今夜話す!」
受診後、喧嘩になっても知ぃらないっと!♪〜( ̄3 ̄;)

2002年10月08日(火)



 マニュアル

課内の正社員のみを集めての業務マニュアル策定会議に出席した。
各業務プロセスのマニュアル作成担当をそれぞれに割り振った後、
ぞうさんが言った。
「課長〜、一番お楽しみは決めないんですかぁ〜」
「おぉ♪ そうだったw」
何が一番のお楽しみなんだろう?
更に重くて面倒な仕事でもさせるのかと、身構えていると、
課長が言った。
「来週、××(私)さんの歓迎会を遅まきながら開きたいと思います〜!
日にちを決めよう♪」

異動してくる前にも、この話をもらったのだが、その時は
「皆さんの大切なアフター5を私の事などで潰していただくのは
あまりにも悪いですし・・・」
と、逃げようとしたところ、
「いや、その日は送別会もするんだよ!
だから、あなたのためだけってわけじゃないんだ」
と課長。
なんてしつこいんだと腹の中で舌打ちしながら、
絶対の殺し文句を使う。
「家族の容態が思わしくないので」
家族が末期癌ということは、会社にも報告してあり、
手術直後というのは直属の管理職には伝わっているはずだから
これでぺしゃんこだった(笑)

ところが、またぞろ、歓迎会など言い出すとは!
抵抗して口を開きかけようとする私の前に、課長は言った。
「これは、うちの課のマニュアルで決められていることだから!」
そんなマニュアルより、業務フローのを先に作れ!!
「遠慮してもダメだから!」
ちっ!・・・バレてたか(当たり前)
「んで、××さんは飲むほう?」
呑んべの友達と行くと際限なくせます いえ、全然・・・」
「んじゃ、歌う方?」
常に新曲暖めてます いえ、そういうのは・・・」
「じゃ! 食べるほうだね!!」
美味しいものならね! えっ・・・」
「決定〜」
有無を言わさず、課長は食べる中心の歓迎会に決めたようだった。
「幹事は××くんと俺ね!」
かなりウキウキとした声である。
人をダシに使って、飲み会を開こうというのが見え見えだ。
その後、日程の調整にかかったが、
出張しての会議などが目白押しで、みんなうまく折り合いがつかない。
「じゃあ、××日は・・・?」
「ダメですよー、その日課長が、××会議入ってるじゃないですかぁ」
「んー・・・
終わったら、急いで帰れば間に合うだろう!
いいや! 途中抜けちゃえ!!」
こんなに飲み会に熱意のあるっていう
古いタイプの課長は久しぶりだ。
案の定、
デスクに戻ると、早速、仕事そっちのけで
課長自らが中華屋へ電話をかけ、詳細を打ち合わせていた。
あぁ いやだいやだいやだいやだ・・・

2002年10月07日(月)



 賢いぞ!

痩せて骨ばっている友人とぷにゃ系の私が
とある友人の1歳半にもうすぐでなろうかというお姫様と戯れに行った。
「最近、運動大好きなのw」
にこやかに微笑むママから
まず、子供大好きという痩せた友人が、お姫様を抱き受ける。
お姫様は、
彼女の胃あたりに時々滑らせながらも足を突っ張っていたが、
やがてむずかりだした。
「あらあら・・・」
「今度、私にもだっこさせて〜」
ひょいとお姫様を抱き受ける私。
こういうのは慣れなのさっ
とばかりに収まりのいい形で抱き直す。
と、
お姫様はその抱き方を嫌がり、
真正面で向かい合った形をご所望された。
そして
「あー、あー」
とご機嫌になって、私の胃のあたりで青竹踏みを始めた。
「あはは 機嫌直った(笑)」
と、ママ。
「さすが慣れてるなぁ、あやすの」
と、痩せた友人。
「・・・」
・・・私は気づいていた。
なぜ、お姫様がご機嫌なったのかを。
そのお姫様の足は、
私の下腹、胃、胸を順々に踏んでいた。
そう、つまりステップ踏み状態なのだった。
痩せて骨ばった友人は、
どこにもステップを踏める要素がなかったので
お姫様の運動心は満たされず、不満になったに違いない。
ほんとに賢いお姫様だよ・・・
。゜(T^T)゜。くぅぅ

2002年10月06日(日)



 隔週集会の果てに

前日。
「明日23時よりギルドの集会をします」
とのメールを受け取った。

翌日22時40分過ぎ。
キリがいいので、少し前に同じギルドメンバーと集合場所に到着。
もう既に来ていて、寝ている人が1人。

23時。
主だったメンバーがみんな集まってくる。
「こばわー」
「こばわー」
「またギルマスいないんですか?」
「そーでーす」
これが私の所属しているギルドのいつもの挨拶(笑)

24時。
「来ないですねぇ」
リアル友が、彼の携帯に電話をかける。
「全然出ない・・・」
ギルマスは熟睡のご様子である。
「おっかしいなぁ? なんで出ないんだろう・・・」
「低血圧とか?」
とは、私以外で唯一のリアル女性(多分)
私は彼女を"ひまわりのように愛らしい人"と呼んでいるので
ここではこれ以降、「ひまわりちゃん」と呼ぶことにする(笑)
「あいつは、どっちかっていうと、ヤニだらけの高血圧で・・・」
「でも、寝起き悪いって」
「寝起き悪いんじゃなくて、起きぬけ寝ぼけるんです(笑)」
ギルマスの寝起きの様子まで知るメンバー。

24時30分頃。
「私は、ギルマスと今まで
ほとんど一緒に冒険したことすらないですよ」
「いつも忙しそうですもんね」
「私が見る時は、いつも暇そうにぼーっと突っ立ってますけど」

25時。
「そろそろ限界なんで落ちます〜」
「はーい お疲れさまぁ」
1人が落ちていく。
「毎月、隔週しかやってませんねぇ」
と、いつも皮肉屋の某氏。
「夜勤なので、来れないんですよ!」
と、ひまわりちゃん。
「昼間に暇そうにしてたから、捕まえたのが・・・」
反省する某氏。
「いや、その後、夕方4時までつきあわせちゃったのが・・・」
リアル友も恐縮する。

25時30分頃。
「今後、集会は、ギルマスの夜勤時には不可ということで、
集会は、隔週にしませんか?
仕事の関係で起きられなくて、
ギルマスがいつも皆さんに恐縮するのも、
かわいそうだと思うんです」
と、発議する私。
「ですねー」
「いつも隔週じゃん」
「隔週ですね はぁい」
「隔週は、もともと今もそうだからいいけど、
ギルマスがいないところで決めるのは、何とも・・・」
いつもギルマスを庇う某氏は、ここでもやはりフォローを忘れない。

26時。
「来ないぞ・・・
16時に寝たとして、十分寝たんじゃないか!?」
計算の速い某氏(笑)
「今月なんか先週もギルマス集会いなかったですよね?」
と、ひまわりちゃん。
「いや、いたよ!」
それにはみんな口々に反論する。
「ひまわりちゃんもいて、
冒険中、俺のこと「寝落ち王」って名づけたよ!」

26時30分頃。
ひまわりちゃんが、ついにグロッキーし、落ちていく。
「来ない・・・」
「DFも先が見えてきたな・・・」
「昨日、リアル友に強く言われて、GCのPSO買ってしまいましたw」
「俺も買っちゃって・・・ハマり中(笑)
徹夜しちゃいました」
ここで、PSO談義に花が咲く。
唯一、PSOをやったことのない某氏が、つまらなさに落ちていく。
「××さんも、FF行くんですよね?」
「行きたがってるねー」
「いよいよ、ギルド解散ですね!(笑)」

27時。
ちょっと遅れると言っていたメンバーの1人参上。
「××さんの"ちょっと"は、4時間ってことですね
φ(・ω・ )かきかき」
他にも何人かやってくる。
賑やかになる集会。
そこへ・・・
「メルだ」
「あっ ギルマスからだ!」
みんなのところに、お詫びメールが届く。

しばらくしてから、
本人がゆっくり歩いてご登場。
「それでは、今日はここで解散で」
皮肉屋さんがすかさず言う。
「おつでしたー」
「おつー」
みんなも追従する(笑)
「裁判だ!」
「被告人、輪の中央へ!」
本当に中央へ立つ素直なギルマス。
その後、大人なみんなは、さして彼を責めることもなく
和やかなまま、集会は終了したのであった。
時に朝の4時半。

さしたる反省もないようなギルマスを見るのもイヤなので
1人で冒険にでかける。
が、途中、補給に宿屋に行くと、ばったり彼に会ってしまった。
そこで感情の赴くままに、文句をダラダラ(笑)
みんな慣れっこになっているし、隔週集会にしたら?という話。
遊んでいないという不満を持つ人がいるという話。
集会の印象まで薄くなっている人がいるという話。
「やっぱりギルマス辞めるべきなのかな・・・」
そういう意味じゃないでしょうが!
「俺は隔週イヤだな みんなと会いたいんだ」
それに対するみんなのセリフが目に見えるようだ。
悲しい気持ちをぐっと抑え、建設的な意見を言う。
「コミュの方法は、また別に考えられたらいかがですか?」

翌日。
「隔週集会という話が出たそうですが、
それについて各自メールで意見を下さい」
との朝7時頃のギルマスからのメールを見つけた。
ギルマス自身が考えて方向性を示してくれるようにと思って
話したのに!
誰がその話をリークしたかバレバレだし、
集会を再度開かずに、個別にメールくれということは、
それを話した人のことは信用しておらず、
本当にそんな話が出たか個別に裏を取ろうとしていますという
私への不信感をも、ギルドメンバーにあからさまにしたわけだ。
今後、メンバーレベルの話をマスターにリークするような人には、
体制に批判的な話はしなくなるだろうし、
そういう人であるということ自体が、みんなの中に不信を産むだろう。
朝っぱらから仲間を無くしてしまった私は
茫然自失として、そのメールを見ていた。
頭の中だけに収めてくれると思って話したのにな・・・
信用もされてなかったし・・・
レスのメールを何度も書き直す。
長い文章を消しては、いろいろ思いながら書くので
また長いメールになってしまい・・・
そうやって書いているうちに、過去が整理され思い返され
だんだん、
彼に嫌われてはいないまでも、端から疎まれてはいたんだという事実に
気が付いていった。
今まで
そうかな?そうかな?と時々思うエピソードがあったりしたのだが、
ようやくここにいたって、冷静に結論付することができた。
長い間、傷心中の彼の友人になって遠く陰ながら支えようと思っていた
バカでおせっかいな私は
その途端、憑き物が落ちたように、
冷静に、短いメールが書けたのだった(笑)
出来上がったメールは、
短いものの、ものすごーく皮肉が凝縮されたものになった(笑)
きっと、メールの意味がわからないまま、凹むに違いない。
いや、いつもの通り、よくわからないと放り投げるか。
どちらにせよ、
「レス不要」と書くと、何がなんでもレスしてはいけないと思う彼らしく
きっとそれに対するレスはないだろう。
勿論、レスは必要ない。
つまりは さようなら ということなんだから(笑)

蛇足:
仲の良かったとあるメンバーにメールのレスをしたか尋ねた。
「してない(笑) ギルマスが自分で考えることだから」
大人だわ〜(笑)

2002年10月05日(土)



 健康診断の結果〜

会社で行った健康診断結果表が届いた。

BMI/-4.9%
 判定:A(標準体重内。現在体重を維持せよ)
胸部X線/異常認めず
 判定:A(異常所見なし) 
血圧/106/60
 判定:A(異常なし)
胆・肝/総ビルビリン 高
 判定:B(やや正常域外だが、病的範囲ではない)
膵臓/γ-GTP 15 他
 判定:A(異常なし)
糖代謝/血糖 85
 判定:A(異常なし)
脂質/HDLコレステロール 70 他
 判定:A(異常なし)
尿酸/4.9
 判定:A(異常なし)
貧血/赤血球数 4.11 他
 判定:A(異常なし)
炎症反応/白血球数 5.0
 判定:A(異常なし)

なんと美しい健康体であろうか
通信簿もこうだったら良かったのに
と己に惚れ惚れしていると

腎機能/尿蛋白定性+
 判定:D(腎機能障害が疑われる。塩分を制限し、睡眠とれ)
総合判定:D
 腎機能精密検査

なんなんだ・・・
Dってのは!
いきなり、通知表で2を取った気分だ(笑)
女性特有の一過性のものじゃないの?(藁)

しっかし・・・
しょっぱいもの好きなんだよなぁ ( ̄〜 ̄;)
睡眠? (゜▽゜*)ニパッ 何のこと・・・?(笑)
ということで、
再検査なぞ、後ろめたくて面倒くさくて、行けやしないよ!!

2002年10月04日(金)



 同じしょっぱい現実でも

知り合いの話。
18歳で4つ年上の人とできちゃった婚。
5ヵ月後、女の子に恵まれ、
その3年後にも、また女の子に恵まれた。
ここまでは、まぁよくある平凡な風景だ。
しかし、その2番目の子供は
無脾症及び両大血管右室起始症という
特殊な事情を抱えて生まれついていた。
複雑心奇形の子供とまだ3歳足らずの幼子を抱える若干21歳の母。
親も頼りにできる状態ではなく、頼る術は夫しかない。
疲弊していく若い2人。
そんなある日、
下の子が、強度の嘔吐と腹痛という理由で、救急車で運ばれた。
意識障害と血圧下降で急性腹症と診断され、緊急手術に入る。
開腹結果、胃破裂とわかった。
胃縫合するも、術中心停止し、低酸素性脳障害を併発してしまった。
半年に及ぶその後の入院。
胃破裂?
歪みがどうしようもないほど広がってしまっていた2人。
この入院中に2人は離婚し、夫は1人家を出て行った。

同じしょっぱすぎる現実の中で、
逆に強くなっていく2人もある。
子供の心臓に更なる欠陥が見つかって
「何で私たちばっかりこんな試練受けなきゃいけないの!」
と取り乱して泣き叫ぶ妻に
「俺達の試練じゃないよ。××(子供の名前)の試練なんだ」
と我に返らせてくれる夫。
医者も、
「この子は、お腹の中からこの心臓で生きてきたんです。
だから、この子にとっては何でもない当たり前の毎日なんですよ」
と諭してくれる。
今、この子は
心臓病ということがわからないくらい元気に成長している。

重度の病気を抱えている子供がいるというと、
それだけで、不幸なことだねと哀れむ人がいる。
確かにしょっぱい現実かもしれない。
が、
それで幸・不幸が決まるわけではない。
逆に強い絆になっていく夫婦だって、たくさんいるし、
もっと普通に
子供に病気があろうとなかろうと
多分変わらなかったと思われる夫婦もいる。
結局、
知り合いは、
子供が原因で、夫婦間に亀裂が生じてしまったようだが
それは言い訳に過ぎないんじゃないか?
と、辛く考えたりなんかした。

2002年10月03日(木)



 早く帰っていいよ

昨日は、関東を直撃した台風だった。

昼休み頃に、みんなで噂する。
「早く帰らせてもらえるかな〜?」

その期待のセリフは、
やはり午後になって、みんなにもたらされた。
「台風がひどくなってきそうなので、
女性は、終業時前ですが、帰宅していいですよ〜
と日比谷(=本社のこと)から連絡あったよん♪」
と隣の部の部長からの連絡があったのだ。

しかし、
みんなはブーブーだった。
だって、
連絡のあった時間は、終業15分前だったんだぞ!


2002年10月02日(水)



 電車の定位置

ここ4年以上、同じ時間の同じ位置から電車に乗り込んできた私。
しかし、
初めての勤務先を変更しての異動によって、
その時間と場所を変えることになった。
降りる駅の階段口に一番近い扉。
これが私のいつも立つ場所である。

が、
何日か乗ってみて、
イヤなことに気づいた。
ちょうど、とある駅も同じ位置が階段口に一番近いのである。
その駅には、精神障害の人のための福祉施設があり、
そこへ通っているらしい人たちが、
その扉口付近に乗ってくるようなのだ。
このため、
かなり憂鬱な通勤情景になってしまっている。

差別という意味で、イヤがっているという問題ではない。
ずーっと、何デシベルですか?と聞きたくなるような甲高い声で
叫びつづけている人。
大きな声で、車掌のイントネーションの真似をする人(これは複数)。
鼻くそをほじくっては、自分の手やドアになすりつけるという行為を
駅につくまで続ける人。
歌っている人。
訳のわからない短い言葉で突然誰かに怒鳴り出す人。
こんな人たちが、
毎日きちんと同じ電車に乗ってきては
同じパフォーマンスを繰り広げてくれるのだ。
こんな毎朝、楽しいですか?

今朝のこと。
先の駅から乗ってきた赤ちゃん連れのお母さんは、
そんな人たちを驚いて見つめ、
それから、彼らから遠くなるような奥へと入っていった。
しかし、
狭い通勤電車の中、そうそう奥へ入れるわけもなく、
赤ちゃんがむずがり出してしまった。
赤ちゃんのむずかる声は、
ご機嫌で車掌の真似をしていた彼の耳にも入った。
「△□×〜 ふふふ □×△○っ!」
意味不明な言語を大きな声で赤ちゃんに話し掛ける。
赤ちゃんは、きょとんとしてその人を見つめた。
そして手を伸ばそうとする。
お母さんはやめさせようと、体をよじる。
その紅葉のような手が差し伸ばされたのを見た彼は、
強引に人を押し分け、
にこにことしながら、見るからに満身の力をこめて手をぎゅっと握った!
途端に火のついたように泣き出す赤ちゃん。
握った人はきょとんとして手を離す。
私も以前、
ボランティアの最中、腕を掴まれたことがあるが
ものすごく痛くて、しかもなかなか外してくれずに
青痣になった覚えがある。
同じような強さで手を握られたら、
赤ちゃんならたいへんなことになっているかもしれない・・・

その後、私はすぐ降車駅に着いたので、どうなったか知るすべはないが
彼に悪意のないことはわかっていても、
危険であるには違いない。
混雑している通勤電車に、
付き添いもなく彼らを乗せる保護者が悪いのだろうか?
混雑している通勤電車に、
赤ちゃんと乗ってくる母親が悪いのだろうか?
集団生活って、どうあるべきなんだろう?

なんにせよ
私は明日から車両を変えようと思う。
願わくば、彼らが定位置から動きませんように・・・

2002年10月01日(火)
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