Just for today !
re-invention



 雨の休日

科研費の申請書類づくりに手をつけ始める。
両角先生,飯島先生から,OKのメールをいただき,うれしくなり,
締め切りが迫ってきた道徳副読本の仕事をさし置いて,
ついつい,やりたいものから手が出てしまった。
とはいえ,やってみると,時間がかかりそうだということがわかる。

TI92を使った授業も,どう評価するのかを悩む。
生徒からどんなアンケートなり,調査なりをするのか。
これもまだ,明確じゃない。


今日は何度か息子と話をする。
こういう時間が大事なのだと思う。
早く雪が降らないかな。


2003年11月30日(日)



 一流の人に逢う

このところ,休日以外ほとんど顔を出せない柔道部。
なにぶん自分が全くわかっていないので,
外に出ることが一番いいことかと思い,
強くないチームながら,東部の強化練習会(富士宮二中)に参加。
練習試合をするのかと思っていたら,
そうではなく,富士宮二中の練習内容を公開してくれた。
久しぶりに部活の練習で感動。
どういう意図でどういう練習をするのかがわかる。
ただ「がんばれ」ではなく,工夫してわかりやすく伝え,
そして全力を出させることを,やっている様子が伝わってきた。
半日の練習では,伝えきれないほどのものがある。
(おそらくは,食事や睡眠なども,指導されているのだろう。)
さすがは県で3連覇するだけのことはある。
道場の掲示も,高校の頂点を極めた学校のものや,
韓国,フランスチームの練習の工夫など,
公立中学校とは思えない内容ばかり。
その昔,剣道の顧問をガンガンにやっていたとき,
目標としていた相良の下村先生の練習を思い出した。
一流の人に共通するものを感じた。

何でもそうなのだが,どうせやるのなら徹底して,
生徒と本気で勝負することをしていきたいと改めて思う。
今の自分には,やりたいことが増えてきて,
とても部活にだけ全力を注げないが,
その中で,できることを考えていこうと思う。

数学のMLで奈良の大西先生から,
H16年の科研費について案内していただいた。
本気で応募しようと思う。
個人で応募できることと,100万円までOKというのが魅力。
たいした研究もしていないので恥ずかしいのだが,
TI92いや最新のVoyage200をせめて20台購入したい。
機器さえあれば,できることはかなりある。
だめもとでいい。チャレンジしよう。


2003年11月29日(土)



 なかなかいい感じ

TI92を操作させて4時間目のクラスが2つ。
操作もほとんどなれて,やることも見えてきた。
サイン方式が機能し,それぞれがかなり夢中になっているのがうれしい。
グラフについては,はみ出すものが続出。
マイナスになるのに描けないから,x軸で折り返して書く生徒が多い。
こうなってくると,もっと自由度のあるワークシートが欲しくなる。

2年生の選択でもTI92のcabriを使わせて,作図ツールを楽しませる。
20台ぐらいは学校に常備させたいと思う。
このぐらいのお金が,ポンと出せないところが,悲しい。


2003年11月28日(金)



 機能し始めたかな?

TI92を使った授業が続く。
サイン方式で,関わり合いが生まれ始めた。
数値がマイナスになると言う生徒と,
長さはマイナスにならないと納得しない生徒。
やっている当人にとっては,大変なことなのだが,
これはいい!がんばれ!と思わず声をあげそうになる。
生徒に操作させる予定の時間は2時間程度だが,
4時間ぐらいはやらせてしまおうと思う。
あせらずに,生徒の学びを見ていこうと思う。

総合では,校外活動の3回目。
出かけない生徒がいて,気になる。
また,その手続きも甘く,育てていかなければ・・・
リサイクルの事業所を訪問する生徒。
リサイクルと言いながら,実はリサイクルされていないことを
教えてもらう。集めるだけでは,サイクルにならない。
便利さが優先されている自分たちの生活を見直せるかな?

欠席1名。um。


2003年11月27日(木)



 活性化する手立て

TI92を使った授業が続く。
ずいぶん慣れてきた生徒もいる。
教えていないのに,画面ウインドウを動かすコマンドを使う生徒や,
ラベルを動かして,見やすくする生徒が出てきて,驚く。
が,そうではない生徒もいる。
変形と測定の機能を,よりわかりやすく伝える手段(掲示?)の必要性を感じる。
もっとも研究授業とは違うので,
TTで生徒の顔を見て様子を見て回れるのはありがたい。
(あたりまえか)

サイン方式が,まだうまく機能していないように感じた。
これは,昨年の二次方程式の授業でも感じたことなのだが,
能力的に高い生徒が,一つの追求対象にこだわり,
時間をかけてじっくり深く追求してしまうので,
関わり合って共有化する雰囲気が生まれない。
自分の追求に自信のない生徒は,
一つの追求が終わると,自信のなさから関わろうとせず・・・・
この手法は,2/3ぐらいの生徒ができる状態でないと,
機能しにくいのかもしれない。
だから,あせらずにもう少し時間をかければうまくいくのかな?
生徒を活性化する手立てが,もう一つ必要だと感じる。

第3時終了後,息子と娘の学校開放を参観。


2003年11月26日(水)



 TI92を使った授業は快調

TI92を使った授業が続く。
3時間目ぐらいからは,自分も生徒たちも機器に慣れてきて,
関数的な部分での交流が始まる。
同じものを追求していても,対応表からYの値を負にしていく生徒と,
距離なんだから,そのまま正にして,折れ曲がるグラフを描く生徒がいて,
これはおもしろい。
負の数を定義するよさにも触れられそうで,楽しみだ。

放課後,教頭さんと話をする。
奈良女子大附属を見てきたばかりだったので,中高一貫校の持つ可能性について,自分なりの思いを伝える。
よく観ていただいているが,真意は伝わらなかったかな?

欠席1名・・・um

久しぶりに早く帰宅。
さあ,次の仕事をしなくては。


2003年11月25日(火)



 連休最終日

連休最終日の過ごし方がうまくなるといいなあと思う。

早朝,息子と小学校に行き,持久走とサッカー。
毎日続けられるようにがんばりたい。

7:40から部活動,北部体育館にて8校合同練習試合。
久しぶりに生徒たちの動きを見る。
柔道を知らないので,どうすればどうなるという具体がなく,
練習で確実に上達させられないのが辛い。
16:30に終了。好きな人は好きなんだなあ・・・・

夜,飯島先生にいただいた研究授業のビデオCDを見る。
自分の授業をこうやってCD1枚で見れるのはありがたい。
生徒に活動させる時間が短く,
見た人には授業の意図がわからないなあと改めて思う。
いろんなことを欲張っては駄目という事か。

さあ,明日元気に起きよう。


2003年11月24日(月)



 久しぶりのOFF

久しぶりのOFF
午前中は,息子とサッカー,そして病院へお見舞いに。

午後,昨日奈良で生徒が発表していた,
6つの四角錐を合わせると立方体になる模型を画用紙で作る。
東京書籍の作図ツールで,展開図を描き,印刷機能をはじめて使った。
BMPにすると線がギザギザになるのか気に入らなかったのだが,
この印刷機能を使うと,きれいな線で印刷された。知らなかった!
そして,画面上で表示された長さ(数値)が,そのまま印刷された。
画面では,長さが表示より短く見えるので不満だったのだが,
こういうことだったのか。
2人の息子も熱中し,あっという間に6個が完成。
思った以上に美しいパズルになった。
やっぱり手で触って,いろいろな角度から見ないと,
この手の図形のおもしろさはわからない。


2003年11月23日(日)



 奈良へ

朝5:00に起きてネットにつなげると,
dgsのMLで自分の授業について,飯島先生,両角先生他
たくさんの書き込みがあって驚く。
6時03の始発に乗るので,レスをすぐに打てないのが残念。
新幹線の中で,それでもメールを書く。

奈良女子大附属中等学校の発表会へ参加。近鉄奈良で,飯島先生と会う。
岡山の川上先生,大阪の友田先生など,
いろんなメンバーが集まって,それだけで楽しくなる。

吉田先生の授業は,いい。
今まで自分は数学的に扱うのをあきらめて,
「とにかく覚えてね」としてきた錐体の体積も,
きちんと数学的な扱いをしている。
そして,おいしいところでコンピュータを使っている。
以前も,ワークシートで予想させ,そこからコンピュータという流れだった。
また,生徒に予想させるだけでなく,それを確かめる方法は?
という発問がとても気に入った。
理科ならわかるけれど,数学で・・・いいなあ。
こういう発想を持てば,数式で表す良さが浮かび上がるのは自明。
錐体をピラミッドか・・・・これはぜひ,自分もやりたいと思った。
それと,あの6つの錐体にする紙工作をやってみようと思う。

川上さんは相変わらずで,そこでの素材を自分なりに数学してしまう。
ピラミッドもそうだし,カオスの話も,自分なりの追求を始めて,形にする。
数学的な力,センス,・・・いろんなものを持っている方だ。
自分はただ「いいなあ」とか「生徒にやらせちゃおう」で終わっているけれど,
本当はそういう姿勢が必要なんだろうな。

帰りの近鉄・新幹線の中でも,飯島先生とお話をさせてもらう。
人柄って大事だなと思う。こういう方だから,人が集まるのも当然。
自分には,欠けていると,つくづく思う。
反省。


2003年11月22日(土)



 いい天気

昨日とは打って変わっていい天気になる。
朝から学年集会。
総合の校外追求活動についての話をする。
集会というと注意されることが多い学年になっているのが気になっており,
意識してほめる話をした。
こういう機会で話をしたり,聞くことが少なくなったような気がする。
昨夜の飲み会で,
「笑点」で話術を学んでいるというベテランの先生がおられたが,
話術を磨かなければ・・という部分で,こういう機会が少ないのは
教師にとっても,生徒にとってもよくないことだと感じた。

午前の授業はTI92を使った追求が2クラス,方程式の練習が1クラス。
あたりまえなのだが,面積について全体で追求しなかったクラスは,
面積をやろうとしない。
公開したクラスでは,たまたまそこまでやってしまったのだが,
怪我の功名,大違いだと感じた。
とはいえ,週3時間という現在の数学の時間からすると,
この程度が,無難なところなのかもしれない。

午後は総合,自分なりのテーマ追求では,
本気にさせるものがないとだめだと感じた。
幼稚園・保育園・福祉施設に行く生徒は生き生きしている。
やはり,人と出会うということが,大きな鍵を握る。
本気にならざるを得ないから。
海へ行くグループがあり,久しぶりに海を見る。
いいなあと思う。気持ちが清々する。
帰りの車の中で,瞬間居眠り状態に陥る。
車間距離があって,何事もなくよかった。

昨日のお礼のメールを打つ。
皆さんの反応が楽しみだ。
会ってお話する時間がとれなくても,
こういうツールがあるとそれが可能になる。


2003年11月21日(金)



 研究発表会

いよいよ研究発表会当日

直前までプレゼンに手を加え,準備OKと思っていた。
開会の教育長(高校時代の恩師)と校長の話に聞き入ってしまい,
プロジェクターの電源を入れるタイミングが遅れる。
そして研究発表・・・なぜか黄色が出ない。ほとんどピンクの画面。
プロジェクターの故障としか思えなかった。
どうすべきか,対応策が判断ができず,けっきょくそのままGOサイン。
強調したつもりの赤い文字はまったく見えず,なんということか!
あとで,プロジェクターには異変がないことを聞き,
パソコンとの同期ができていなかっただけだということを知る。
再起動か,ケーブルをつなぎなおせばよかったのかもしれない・・・
なんとも申し訳ない。

授業は,生徒がわからないなりによくがんばっていた。
ああいう場面でも,活き活きできるのがうれしい。
変化の関係から,数値がマイナスにならないとおかしいと考える生徒
変化の関係がつかめず,これは駄目だと思う生徒と
いや,そんなことはないと言い出す生徒
グラフの座標エリアを,自分で変えていく生徒
二次関数の変化の割合がかわることを,とらえている生徒
いろいろいておもしろい。

事後研では,日ごろの思いを語る。
かみ合う話もいくつかあったが,かみ合わない話もけっこうあった。
難しいものだ。
土屋先生,寺田先生など,本当に聞きたい方の話は聞けず,残念。
両角先生・塩澤先生は,状況を考えて的確な発言が光る。頭が下がる。

「何も言わなかった方がどう思っていたのか知りたい」ということを
後で飯島先生が話されていて,そうだなあと思う。
こんなのはできないと思っていたのか,やってみたいと思われたのか。

事後研のあと,Naoco中澤さんや,飯島先生と話をする時間が持てた。
さすがにツールに関わっている方だけあって,
こだわった素材のおもしろさをよく理解していただいている。
こちらの意図を理解してくださる方がいるというのは,うれしいものだと思う。

発表するためにがんばっているわけじゃない。
さあ,明日からの授業を,今以上にがんばらなければ。


2003年11月20日(木)



 なんだろうなあ・・・

欠席者1名。

いよいよ研究会が明日に迫る。
学校全体の盛り上がりとは裏腹に,
今日は最後の授業をする。
2時間連続で,途中まではいい感じだったのだが,
2次関数の困難さと集中力の途切れで,いまいちな終わり方。
明日に不安を残す。

飯島先生,両角先生,中澤さん,渡辺さん
たくさんの方が来てくれる模様。
・・・まあ,なるようにしかならないね。
分科会が楽しみ。
ちょっと力を抜いて,生徒たちのがんばりを見ていこう。


2003年11月19日(水)



 目の前の生徒に向き合っているか

今日は全員出席。あたりまえだが,これが基本。

研究発表会に向けて,
やらなければいけないこと,やりたいことがまだ残っている。
でも,その疲れを引きずって授業に入らないようにしなければ。
目の前にいる生徒たちが,第一なのだから。
授業は真剣勝負。別に公開する授業だけが,大事なわけじゃない。
そう言いながら,このところ学級通信を出していないことに気づく。

TI92を使った関数の授業に2クラス目が入る。
ワークシートも,原案に近いものに変更。
操作説明の手順も,ちょっとずつつかめてきた。
考えるより,まずやってみること。そして,生徒に教わって変えていけばいい。
作図ツールを使っての関数の導入で,いいなあと思うのは,
生徒がツールを操作することで,「自分が変化させている」という実感を持てること。
だから,伴って変化するという感覚がつかめるのではないかと感じた。

全体会での発表原稿が,大きく変わる。だいぶすっきりしてきた。
プレゼンも,手直しをする。
体育館で映してみて,どのぐらい見えるのかで,
明日また手直しをすることになるだろう。

学習記録について,自分の実践していることを印刷。
振り返ると,いろいろなことをやってきている。
そして,それに応えてくれている生徒たちがいることを実感。
これらを説明するプリントを作れるか?時間切れか?


2003年11月18日(火)



 やること・考えることいろいろ

月曜日から,ちょっとお疲れモード。
でも,それを言い訳にしないようにありたいと思うのだが
実際はどう映っているのだろうか。

欠席3人,これもとても気になる。

TI92を使った授業のスタート。
説明の手順が,まだよくわかっていない。
電池切れと思われる,データの消去がいくつも出て,
同時に,ワークシートのグラフにも不備があり,焦る。
どうしたらいいのかなと思ううちに,あっという間の1時間が過ぎた。
剱持さんが大活躍で,とても助かった。
困難さはあるが,生徒はがんばる。
2時間目終了時には,なかなか追求していた。
こんな感じで当日を迎えればいいかと思った。

放課後はまたまた,プレゼンの検討。
市教委・本校の管理職が見て,すっきりする方向に。
まあ,なんとかなるだろうと思えてきた。

21時前に帰宅。
ワークシートが気になる。
A3版でいくか,B5をノートに貼らせるかでまた迷い,
結局,数多く印刷B5版を作成する。
発表までに学習記録についての資料集を作りたいと思う。
さあ,そんな時間があるかな?

数学教育4月号に執筆が決定。
発信することは,自分の仕事をまとめる機会を得ることになる。
そういえば,金曜日に東海大翔洋中高の先生から授業案のFAXをいただく。
見ず知らずの方から授業案を見てくださいというのは初めてだった。
これも発信しているから。いろんな方に感謝しなくては。
その授業が今朝の新聞に載っていた。



2003年11月17日(月)



 気持ちが大事だなあ

今日も朝から学校へ。

部活もまったく見ずにひたすら発表会に向けての仕事。
プレゼンを作るのは,何でもないようでいて時間がかかる。
時間だけでなくて,いろいろな方の思いがあって,
今年入ったばかりの自分では,うまくまとめ切れないところが多い。
また,苦労するのはいいのだけれど,・・・・疲労感が強い。
何をやっても,気持ちが大事だなあと改めて思う。

自分の授業の準備も,ちょっと進んだ。
まあ,明日やってみて考えることにしよう。
同時に,学習記録についての資料を作りたいという思いに駆られる。
せっかくの機会だから,これもまとめてしまいたい。
当日の分科会について,塩澤先生とアウトラインを打ち合わせ。
お任せしておけば,何でもしていただける方でホントありがたい。
21時を過ぎて帰宅。

MLには両角先生からメールが入る。
いつも問題提起をしていただけてありがたい。
気がつくと,自分は議論を拡散したり,結論付けようとしている傾向にあるようだ。
自分が議論をつまらなくしているのかな?とも思う。
自分の思いだけで突っ走ってしまうことが,多いんだろうなあ。
それが自分のよさでもあり,自分の駄目なところ。
さあ,体調を崩さないようにして,来週を過ごさなければ・・・


2003年11月16日(日)



 あせりながら

研究発表会が近く,そのための仕事に追われている。
生徒のためというよりも,とりあえず形にしなくては・・・
という感じで朝から学校へ。
本当は,今日は道徳の副読本作成の編集委員会の日なのだが,
欠席することにし,連絡を入れる。

発表全体のことが,まだよくわからない。
プレゼンを作るも,これでいいのかと迷いが出る。
生徒の写真を入れると,なんとなくそれらしくなる。
スキャナーを持ってくるのを忘れたので,昼に再び自宅へ。
学校のものもあるのだろうが,旧式で・・・・
午後,再び学校へ行き,形にする。
あとは,肝心の図をどう処理するか。
久しぶりにドロー系のソフトをいじる。
結局6時過ぎまで学校にいることになる。
ちょっと疲れが出ている。
自分の授業の準備もできていないあせりがある。
ワークシートをどうするのか,再考しなくては。


2003年11月15日(土)



 授業の小技をまとめる必要性

分数を含んだ一次方程式の練習。
通分してから分母を払う方法が,見た目もすっきりしていて,
エラーも少ないベストの方法だと思うのだが,
こういうやり方は,あまり見かけない。
分数の問題自体が少なくなってしまったので,他社の教科書も
比べようがないかもしれない。
こういう小技を,どこかでまとめた方がいいなと思う。
(何より自分が,そのことの価値を忘れているので。)
MLへ流せば一番いいかと思い,剱持先生に依頼する。

午後は,2年の選択。
17段の不思議に取り組ませる。
ほとんどオープンでいくと,生徒たちはいろんなことを見つける。
7,12,17,22,27・・・段というところがキーになっているところに気づいたり,
横に足していく生徒がいたりして,実におもしろい。
あっという間に1時間が過ぎていく。

放課後,TI92の操作を確認。
素材の図のファイルにミスがあることを発見。
こういうところを完全にする作業が授業を左右する。
明日の仕事かな。見つかってよかった!
剱持さんに感謝。

そして,研究発表のプレゼン作成。
アウトラインだけ作るのにも,なかなか時間がかかる。
内容は,思いが入っている熱いものなのだが,
自分にとっては,そんな話だったのか・・・と思うところが多い。
皆さんはどうなのかな?


2003年11月14日(金)



 ちょっといい日

久しぶりに全員出席!

授業は,分数を含んだ一次方程式。
分数の表し方がいろいろあるので,びっくりするほどたくさんのやり方がある。
たくさん出してみると,何がいいのかも見えてくる。
これがいいと,一番いいものだけを提示しても,それはわからないだろう。
教師が教えたからといって,生徒が必ず納得するわけではない。
経験させることが大事だと感じた。
こうしてやってみると,計算力がついてきていると思うのだけどな。
それにしても,文字式の計算で,分数がほとんど出てこなくて,
方程式の計算で出てくるのは,無理がある。

午後は,総合で,校外学習の1回目。
雨が降ってきて,どうだったのか心配になるが,
帰ってきた生徒の笑顔にほっと安心。
いろんな方にお世話になって,でも貴重な体験をしているのだろうと思う。

夜は,校内で印刷している方を見つつ数学同好会へ。
(こういう不義理が,いけないんだろうな)
いつものことなのだが,
両角先生,金山先生と話をさせてもらうと,元気が出る。
そういう存在に,自分もなりたいものだ。
来週の授業について説明の場をいただけたのがありがたい。

今日はちょっといい日だった。


2003年11月13日(木)



 何だかうまくかみ合わない

なんとも,うまくかみ合わない一日。

来週の研究授業のアイディアが,また浮かぶ。
これにより,冒険しすぎ(?)ていた展開を,現実路線に切り替える。
追求の面白さは減るが,現実はこのぐらいでやらないと,
誰もできない展開になってしまう。
授業時数が週3なのだから,そう無理はできない。
よし!これでいこうと思う。
これをまとめようとしたら,生徒間トラブル発生。
生徒のことを,考えているつもりでいて,そうでない自分が情けない。

放課後,最後の全体研修。
全体を巻き込むことの難しさを感じる。

そして・・・・またまたやってしまった。
気がつくと人を批判している自分。
これでは駄目だなあと自己嫌悪。
物事をプラスに動かす力になっていない。
何とかしたいという思いが,うまくかみ合っていない。

MLの方には,若い方から積極的な発言が投稿されるが,
今日はうまく応えられそうにないので,そのままに。
(ごめんなさい)

明日は,朝からいいことがありそうだという電話が入ったのが救い。


2003年11月12日(水)



 残念なこと

早起きして,なんとか今日授業のあるクラスのテストを採点する。
思ったより,計算が出来ていない。
もっとも,この時点では無理もないから,焦りは禁物。
生徒の方がショックだろうなあ・・・寂しそうな顔をしそうな生徒の顔が浮かぶ。

簡単に解説をし,意欲付けをして,残りの時間は誤答ノート作成の時間に。
とはいえ,誤答ノートを忘れてくる生徒も多く,これまた残念。
また,何をどう書かせるのかという指導ができていないこと気づく。
ただやらせるだけでは,いいものにならなくて当たり前。
いい誤答ノートをコピーして,掲示しなくては。

第4時の道徳ではNHKスペシャルのビデオを見せる。
15歳・心の軌跡 〜水俣病と向き合った中学生〜明日の生活ノートにどんなことを書いてくるか。
しかし,一番見せたかった生徒が欠席・・・何とも残念。

放課後は,生徒専門委員会,さらに研修委員会。
会議が続く。

自分が世話人をしているMLのs-mathに,久しぶりに複数の投稿がある。
もう少し輪を広げたいなあ。


2003年11月11日(火)



 中間テスト

前・後期制なので,今日は中間テスト。
自分なりには面白い問題を作成したが,記述部分が多く,採点はなかなか大変!
毎度のことながら,同じことを繰り返している。

数学のテストが5時間目なので,午前中は仕事をする時間ができる。
何をしようか考えた末,「正負の数の学習を振り返って」
というプリントを作成する。
単元の最後に生徒が書いた文をまとめたものだが,なかなかいい。
もっと早く作るべきだったと,反省。
文字式の学習を振り返っても,早く作らなければ。

放課後。
採点をやりたいのだが,その前に研修委員会。
来週の研究発表会の公開と中心授業案を検討。
検討してみると今までの研修が何だったのかが見えてくる。
授業案をわかりやすく書く技術の大切さと同時に,
授業案を読み取る力の必要性を感じる。
それと同時に,授業力を磨くことの難しさを感じる。
それぞれの先生方が培ってきたものを,どう刺激するのか。

岡本先生から励ましのメールが入る。
ほめていただけると大人でもうれしいのだから,
生徒たちをもっと認める発言をしていかないといけない。


2003年11月10日(月)



 日記スタート

小牧の玉置先生の日記を毎日読むようになった。
自分だと,どんな日記になるのかな・・と思いこの日記を始めた。
3日坊主にならないといいのだが。


さて,本題
このところ11月20日の研究発表会の授業のことで,
追われている。
学校全体のこともやらないといけないのだが,
情けないことに自分の授業案で追われている。
作図ツールには慣れているものの
TI92を生徒に操作させるのは,初めてで,
設定やら,生徒を惹きつける仕掛けやら,考えることがたくさん。
授業案を公開したところ,
清風の公庄先生や,上越の布川先生,奈良の吉田先生大西先生
Naoco中澤さん,横浜の池田先生など,
関心を持ってアドバイスをいただける方がたくさんいて有難い限り。
webを通じての授業案検討は,初めての経験だが,おもしろい!!
昨日は深夜2時まで授業案を手直しをしUPする。

今日は午前中は再考し,ワークシートを作り直す。
午後は・・・
このあたりが,玉置先生と大きな違いか。


2003年11月09日(日)
目次