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ようやっと、24話からの爆裂「ガルデンに刃物祭〜非常に危険な事のたとえ〜」に(少しは)沿っているTOP絵になりました。 そんな訳で、本日の更新。 TOP絵変更。「ドラクル・エー」 ドラキュラというのが居ますが、あれの名前の由来は、モデルとなったヴラド公が「竜の息子(ドラクル・エー)」と呼ばれていたからだという話をどこかで聞きまして。「竜の息子」なんてガルデンにピッタリじゃない?!とずっと思っていたのでした。 「竜殺し」の面で見れば、ガルデンはシグルド(ジークフリート)っぽくもありますね。 育ての親に「勇者としての強さ」を叩き込まれ、その親が言う通りに「悪い竜」を殺すシグルド。 殺した竜の血により莫大な力を得たものの、同時に育ての親が己を利用していた事を知り、その手の剣で親の首を刎ねてしまう辺りなんかなんとも。 最期は悪い女によって記憶を奪われ、嘗て愛を誓い合った恋人の手によって殺されてしまう、とか。 ヘラクレスと言いアーサーと言い、英雄の条件には「女運が悪い」というのも要るんじゃないか。
「折角の十五夜だと言うのに、雨で月が見えんな」 「まあまあ、そう拗ねるなよ。月の兎だってそっとしといて欲しい時もあるだろうしさ。 代わりといっちゃ何だけど、ほら、今夜の夜食は月見蕎麦だぜ。 おぼろ昆布で雲もつけてやろうな」 「……(ぐにぐに)」 「うわ、せっかく卵入れてやったのに、一番最初に掻き混ぜて崩しやがった」 「ひとの食べ方に文句をつけるな」 「あああ、単なる卵蕎麦になっちまった…… こんなんだったら、目玉焼きにしてやれば良かったな。 月見ハンバーグみたいに、黄身が綺麗に見えるように片面焼きにしてさ」 「片面焼きは別名sunny-side upというのだろう。 それを考えると『月見』と言うより『太陽』の方が合うのではないか」 「……料理できない癖にそんな事ばっか詳しいんだから参るぜ」 「ふん」 「……まあ、気を取り直して、今夜はゆっくり酒でも飲もうぜ。 ちゃんと団子も月餅も里芋も枝豆も用意したし……」 「……(もぐもぐ)」 「一人で先に食うなよ!!」 「ぼーっとしているお前が悪い」 「へーへー、そうですよ乾杯してから食おうなんて甘っちょろい事考えてた俺が悪いんですよ……全く、こんな細っこい見た目の割りに大飯喰らいで、おまけに手癖も口も悪いんだもんな……」 「ふん、月も出ていないのによく吼える負け犬だ。 折角月見に良く合う酒を取り寄せてやったと言うのに、少々つまみ食いをした程度でがたがた騒ぐな」 「えっ、月見に合う酒?マジで?」 「うむ。それも、お前の懐具合では滅多に飲む事などできぬであろう高級酒だ」 「すげえ、流石ガルデン!『月見など下らん』って言ってた癖に、ニクい事してくれるじゃねえか! で、どんな酒なんだ?」 「これだ」 「………………」 「………………」 「………………なんでコレなんだ?」 「いや……月と言えば兎、兎と言えば人参だと思って……」 「……お前、狙ってやってるのか?それとも本気で何も考えないでやってるのか?」 「何?どういう事だ」 「若い男に……しかも恋人の俺にこんなもん飲ませようとするって事の意味だよ」 「……ぐ」 「秋の夜は長いって言うしな……」 「あ……ぅ」 「今夜はお月さんより良いものをたっぷり拝めそうだな」 ――――― 私信: シュテルに誘惑された……?!「さあ、わたしと御主人様の愛のメモリーを遠慮なく御覧下さい!ほら!早く!!」みたいな感じでしょうか。(変態コートマンか) 感想も有難う御座いますv漫画ほど露骨な主従ラブラブ描写がTV版に無い分、贔屓目と重箱の隅突付きと妄想と思い込みで成り立っている下僕酷命館ですが、これからもどうぞ宜しくお願い致します。 ――――― 今週末には休みになるので、超一番乗りで頂いたメールのお返事と共に、正式なアレ告知ページを作るべく頑張ろうと思います。
はーい良い子のみんなは寄った寄ったー、発狂闇騎士のクレイジー大活劇のお時間ですよー。 ・24話辺りからのまとめで始まる第26話、アデューがパッフィー達にとって生死不明扱いゆえか、通常の前話回想とは違ってイズミ(の中の人)のナレーション ・TVリュー史上初めての3話(以上)連続した話という事で、この辺で一度展開を整理しておこうというのがあったのでしょうか ・さて、本編。 中心部が燃え盛っている街から少々離れた森からスタート ・リューに乗ったまま逃亡しているパッフィー達 ・最後尾のマジドーラがはっと振り向くと、其処には…… ・「が、ガルデン!!」「逃がすか!」 ・いつにも増して声にドスが利いているガルデン&シュテルの姿が! ・「見るが良い……生まれ変わったこの私の力を……!」 ・新造人間……? ・やはり24話冒頭の時点では、本気で死亡していたのだろうか (比喩と言うには生々しく聞こえる気が) ・すっと細めた目がまた色っぽいんだ ・剣を振りかざしたシュテルに応え、柄の石に封じられた邪竜が吼える!! ・石の中でも結構楽しそうにやっている様だ ・「トアッ!」と気合一閃、シュテルが剣を振り下ろすと其処から複数の影ならぬ竜が!! ・リュー達の武器に喰らい付く邪竜!!! ・卑怯 ・今回のガルデンは、本気で相手を嬲り殺す事しか頭に無い様だ (18話とかだったら、相手の出方を伺ったりする余裕まであったのに) ・吹き飛ばされるパッフィー!其処に叫びと共に飛び掛るシュテル!! ・ルーンの杖を弾き飛ばされるマジドーラ!!(いつのまにか立ち姿勢) ・リューの武器って、破壊されたりリューの手から離れたら消えてしまうのですね ・と言うか、このシーンを見るとマジドーラに比べていかにシュテルがゴツい体格をしているかがよく判る ・「ああっ、杖が…!」狼狽えるパッフィー、その喉元にギラリと突きつけられる魔剣!! ・地に倒れ臥すマジドーラを見下ろすシュテル……!! ・あと、立っていた筈のマジドーラはいつ倒れたのかな ・この、マジドーラを見下ろすシュテルが本当に本当に本当にいやらしいぐらいキモくて素晴らしい ・白目だし ・「フッ…ハッハッハハハ、邪竜族の力を我がものとした今、私に立ち向かえる奴はいない!! 貴様もこの大いなる剣に押し潰され、朽ち果てるが良い」 ・パフを「貴様」呼ばわり(チェックポイント1) ・「とりゃああ!!」と剣を振り上げるシュテル、しかし其処にトマホークが!! ・ガキョン、と盾に刺さるトマホーク!!「そうはさせるか!」と僕等のヒーローグラチェスが割って入る!! ・「小癪な!!」と刺さった斧を振り解き、二撃目を避けてシュテルもジャンプ! ・「後ろに気を付けな!!!」 ・流石、衆人環視のもと標的の目の前で暗殺者と名乗る様な男を兄に持つだけの事はある (サルトビだけは違うって信じてたのに) ・雨あられと降り注ぐクナイを盾を持っているのに全て剣で弾き返すシュテル ・覚悟ーー!!と斬りかかってきた疾風丸の槍に剣で対抗するが、即座に放たれたトマホーク×2に肩を絡め取られてしまう ・空中で疾風丸共々静止→下から引っ張られるのにブルブルしながら堪える→それをじっと見ている疾風丸(これが激可愛い)→剣と盾で疾風丸をはね返すが、バランスを崩して落下 ・緊縛プレイその1 ・リューの滞空能力って一体? ・地面に叩きつけられたシュテルに「一族の恨みを晴らしてやるぁ!!」「でえー!!」と突っ込み・ザ・挟み撃ちで仕掛ける爆烈丸と疾風丸!! ・……この時点で既にシュテルが起き上がりかけているのですが……?!(グラチェスさーん!!) ・「でやああ!!」「覚悟!!」(シュテルの目ギラリ)(ショック効果) 「「な、何……?!!」」 ・剣と盾でそれぞれの攻撃を受け止めたシュテルの肩には、鎖が巻きついたまま…… ・「ライダースソード!!!」 ・剣で武器を受け止められていた爆烈丸は兎も角、疾風丸が盾から感電したりシャインバラムが自分の放ったトマホークの鎖から感電したりするのを見ているともう、どの辺がライダースソードなのかさっぱり判らない ・とりあえず今回は自分の体に雷撃を落としたという事で良いのでしょうか ・18話でサルトビに「剣を封じられたら魔法剣も使えないだろ」と断じられたのがそんなに悔しかったのか ・それと、このシーンの「電撃攻撃中の、鎖を肩に掛けられたシュテルの後姿」が何かもう色々と狂いまくりで怖いのですが ・ロードゼファーをも圧倒するカブト虫っぷりだぜ(それは幸せな事なのか?) ・シャインバラムのトマホーク(の鎖)、電撃により壊れる ・これで人様の武器を壊したり失くしたり盗ったりしたの何回目ですか ・地に倒れ臥すシャインバラム(白目)・疾風丸・爆烈丸 ・「みんな!」と駆け寄ろうとするマジドーラ ・しかしその行く手を遮る黒い影が ・怯えるパッフィー……ふと視線をやると、其処に母から譲り受けた精霊石の杖が!! ・マジドーラの手に精霊石の杖出現!! ・「ほう、精霊石か……ふふふ……。 ………。 ……どうした、その石を手にしたのなら力を見せてみろ!!」 ・作画のカット割の関係かも知れませんが、上記の「………」という間が非常に嫌味で良い感じだと思った ・「今のわたくしにはこれを使いこなす事は出来ません……どうすれば良いのですかお母様!!」 ・いきなり杖突きつけられながらこんな事言われてガルデンもびっくりした事だろう ・「見せぬのなら……こっちから行くぞ!!」 ・微かに違和感 ・剣を振り下ろすシュテルの前に、シールドを張り立ち塞がるバウルス!! ・「ぐああ!何という力だガルデンめ、確かに力を上げている……!!」 ・聖騎士クラスチェンジ編以前にイズミとガルデンがガチで戦った事ってあったっけ ・「雑魚どもめ……失せるが良い!!」 ・この声がまたワルいんだ(と言うか「雑魚」の中にパフも入ってる?) ・叫びと共にシールドを破ってしまうシュテル!!ちょっと退き気味のバウルス!!! ・振り下ろされる剣を間一髪避けるバウルス、しかし魔法剣の追加攻撃によって後ろに吹っ飛ばされる!! ・「イズミ!!」とパフが悲痛な叫びを上げるも、シュテルは容赦なく緊縛プレイ2に移行 ・シャインバラムにやられたのに味をしめたか ・剣先から発射された光輪はバウルスの四肢と首に嵌まり、そのまま背後の岩壁に磔に…!! ・38話でイドロに同じ技を使った時は、あの肩の付け根のビーム発射口から輪っかを出していましたね ・ようやく立ち上がりかけた他のリュー三体にも襲い掛かる光輪!! ・いや、一体だけ他の人の肩を借りているリューがいますが(誰なのかはDVDやビデオで確認してネ!!ヒント……「後ろに気を付けな」) ・うわー、と四体揃って磔になってしまう男達 ・そしてマジドーラに向き直るシュテル ・「さあ、どうしたパフリシアの姫よ、その石の力を見せてみろ!!」 ・パフを回りくどく嫌味たっぷりに「パフリシアの姫君」(チェックポイント2) ・無理ですと恐れ戦くパッフィーに迫るガルデン!叫びと共に剣を振り上げる彼にパフは火を放つ!! ・「ホノオン!!」 ・それを剣で切り裂き消すシュテル(メガストないしフルエットを使わないのにまた胸キュン) ・無言でライダースソード ・「ああーっ!」と悲鳴を上げるパフ ・倒れるマジドーラのボディからは煙が ・「馬ァ鹿め……その様な力で私を倒せるとでも思っているのくぁ!!!」 ・興奮するとろれつが回らなくなるガルデンを可愛いと思う今日この頃 ・ズシンズシンと近寄ってくるシュテルの目を逃れ、マジドーラから降りる(落ちる?)ハグハグ ・居たのか ・「フッハハハ!!さぁ…姫よ、勝負だ!!!」 ・「ホノオン、ホノオン!!」「ふっ、はは「ホノオン!!」はは……(まだ笑ってる)」 ・スッ…… ・スッ…… ・ス…… ・クワッッ!!!! ・この瞬間、パッフィーと同じ顔をした視聴者がどれだけ居た事か ・11話の作画監督の人でなくて良かった、本当に良かった ・ホノオンを避けるシュテルの目が、飛んでくる魔法の方を見ていないのが本気で格好良い ・そしてグーパンチ祭に突入 ・数えてみたら17回も殴ってるよこの鬼畜……!!! ・殴るたびに飛び散る破片、悶えるコクピットのパフ、二三本ネジが外れたとしか思えないイイ笑顔のガルデン!!! ・「あーっ!!あっ、あっ!!」「フフ…ハハハハハ……!!」「あっ!あっ!!」「どうした……それがお前の力か……!!はっはっはっははは、はっはっはっはははは……!!!」 ・何のアニメだ ・最後の方のガルデンの笑い声に逝ってしまっているものを感じる ・激烈スパンキングにマジドーラダウン、イズミはハグハグのお陰か意識を取り戻すも、目の前で姫が足蹴にされているのをどうする事も出来ないまま見せ付けられる ・「姫!!」「イズミ…(ゲシッ)ああっ!!」 ・ええと…… ・か弱き女の子の乗るリューの胸を何のためらいも無く踏み付ける闇騎士の極道ぶりも凄いものがありますが…… ・この……マジドーラを見下ろすシュテルの目付き…… ・有り得ないほどキモいんですけど……… ・シュテルをカッコよさ・強さだけで愛していたら、その百年の恋も冷めかねないぜ ・危ない所だった……「ダークナイト・シュテルはキモい」という先入観が無ければどうなっていた事か……!!! ・「心配するな……お前を片付けた後、他の連中もすぐあの世に送ってやる……あの、アデューと同じ様にな……」 ・薄ら寒くなるほど優しい声(聖約ガルデンに次ぐんじゃないか) ・特に「すぐ」の辺りなんか、まるでむずがる子供をあやしている様な調子で…… ・……女王たま降臨? ・「あ……アデュー…?!……精霊石を使えたら……皆を守ってあげられるのに……!」 ・このシーンのパフがやけに苦しそうで胸が妙に潰れているのは、やはり踏み付けられているからですか ・「さらばだ……覚悟しろ!!」ガション、と剣を逆手に構え直すのが非常に格好良い ・そして涙ながらに祈るパフ!! ・「わたくしの事は、どうなっても良いから……!皆を、皆を守って!!お願い、精霊石!!!」『パッフィー!!(イズミまで姫を呼び捨てにしていないか)『パッフィー……(キラキラキラキラ)』「お願い、精霊石ー!!!(何か物凄いポーズ)」「死ねェェェ!!!」「お願いーーー!!!!」 ・何だこのアニメ ・此処で漸く「はっ」とアデュー登場 ・森の只事で無い様子に、パフの危険を察知し走リ出します ・その頃、何か臨界点突破しちゃった雰囲気のパフと精霊石 ・光とプレッシャーに狼狽え、後退るシュテル ・盾と剣を持ったままの手で顔を庇っている様子が良い ・「な……なんだ、この光は……」 ・ガルデンの顔作画も何事かという状態なのですが ・イズミの呼び掛けにも応じず、ガルデンの「ば、馬鹿な!!」という叫びにも反応を示さず、力を暴走させてしまうパッフィー ・その放心しきった顔がグッとくる ・シュテル、咄嗟に邪竜族の力を解放し己をシールドで包みますが、圧倒的な精霊石の力には敵わず、「おわぁーーー!!!」(クルクルクル)、と吹っ飛んでいってしまいます ・というかシュテルが防御術を使うというだけでこのシーンは驚きだ ・岩壁も粉々に砕け、シュテル同様吹っ飛ばされ悲鳴を上げる仲間たち! ・機転を利かせたイズミが防御シールドで皆の安全を確保する、このシーンのぷわぷわぷわ、てな感じの効果音が好きです ・地はすり鉢状にえぐれ、木々は焼け焦げ倒れ伏し、と荒涼たる光景に成り果てる森…… とりあえず今回は此処まで。 個人的に押さえておきたいのは「敵に襲われた瞬間ヤバい力を解放してしまい、茫然とした表情で立ち尽くしてこそファンタジーものの王道ヒロイン」という事なんだ。(38話のガルデン暴走シーンを見ながら)
焔の刻印 (ほむらのこくいん)とか双月の月 (そうげつのつき)とか霧の封印 ( きりのふういん)とか。 今度発売されるドラクエ最新作のサブタイトルより格好良さげな勢いだ。 こんばんは、TALK-Gです。 まずは本日の更新。 TOP絵変更。「二つの月と三匹のうさぎ」 シュテルにはどうしようもないほどうさ耳が似合わない。 それでは、また後程。 ――――― 昨日は夜篠嬢の誕生日を祝い、食事と買い物を楽しんできました。 美味しい焼き鳥とお酒につい心も口も軽くなり、将来の事やシュテルの事などを熱く熱く語り合いました。 が、その中で「「シュテルの館」の入り方が判らない」との苦情が。 説明文に嫌と言うほど書いてあるから読めよ!と叫んだのですが、よく考えたらアレ、判り難いのかなあと。 何せ擬人化だのカップリングだの何だのと自分ルール野放し状態のジャングルですから、どなたかが間違って入ってしまい心臓や脳に負担を掛ける事の無いように、と、Tabキー検索避け等をしているのです。 それが帰って混乱を呼んでいる、と…… パスワード打ち込みとかの方が良いのだろうか?ううん。 ――――― という訳でもうすぐ中秋の名月、渋めの萌えイベント「お月見」な訳ですよ! ガルデンには月が似合うしうさぎの格好も似合う、酒も好きだしお団子作りも上手だ(特典CD2巻より)と一人興奮して絵を描き散らしていたのですが。 その途中でふっと思ったのです。 ガルデンって月から来たんじゃないか?と…… ……待って下さい!ブラウザ閉じないで!! いや、ほら、リューナイト世界には月が二つあるじゃないですか。 平面世界アースティアとは違ってまん丸で、千年に一度、満月の時に重なるとミスティックシールドの防御力に大きな影響をもたらしたりもする、いかにもファンタジーな月が。 そんな遠く魔法チックな場所からアースティアにやってきたのが、実は「ガルデン一族」だったりしたらいいなあと…… ――――― 元々は一つだった月。 其処には、エルドギア真っ青の独自の魔法科学と機械による一大文明が築き上げられていまして。 そんな凄い文明を自在に操るいきものも当然の様に存在しておりまして。 それが銀髪に華奢な姿態・玲瓏な美貌を持つハイエルフめいた生物でありまして。 見た目だけならか弱そうなのですがこやつ等、有り得ないほどの闇の魔法力と前述の科学力を誇る危険な一族でありまして。 当然の様に傲慢で自負心が強く、自分達の力に勝るものは何処にも居ないと思っていたのでありました。 が。 その「力」の暴走により月は二つに割れ、一族は殆ど滅んでしまうのです。 月から逃れる事の出来た一部の者達は一番近い星である「アースティア」に降り立ち、ある者は「飛空族」、ある者は「ガルデン一族」などと名乗って、元から居る種族とは余り交わらず、ひっそりと暮らす羽目になったのでした。 ――――― セーラームーンとか僕の地球を守ってとか、あんな感じで。 その、アニメスペシャルの「ガルデンの飛行要塞」の説明の所に「宇宙空間を遊泳していたらしい」みたいなとんでもない事がさらりと書かれているし。 何だか一人だけ、アースティアとも剣邪界ともつかぬ雰囲気をお持ちだし。 アデューの親父だってアースティアの出身ではないのだし。(OVA/PCゲーム設定) ガルデンのルーツは月に住む不思議な一族でした、とか言われてもそんなに驚かないと言うか……(そうか?) それにしても、ガルデンは本当に月っぽいぜ。 死んでも死んでも蘇ってくるのは月の満ち欠けを連想させるぜ。 漫画とTVでキャラが全然違うのは、同じ姿でありながら別々の個体でもある二つの月にダブるぜ。 悪とも善とも言えない複雑な境遇は、神聖さと穢れを同時にあらわす月のシンボル性を思わせるぜ。 ガルデンの目が緑(TV)や青(漫画)なのは、ご先祖様(前世でも良い)が灰色の荒れ果てた月から、日がな一日「アースティアって「うみ」や「もり」があって綺麗だなあ」と眺めていたからに違いないぜ。 とんぼの眼鏡が水色眼鏡なのと一緒だぜ。 時折赤く光るのはうさぎさんだからに違いないぜ。 ダークナイト・シュテルの目が赤いのは我侭な御主人様に惚れてしまった己が身を呪い、泣き腫らしたからに違いないぜ。 最後だけ月に関係ないぜ。 ガルデン=かぐや姫とか。 竹から生まれたガルデンはイドロ婆とホワイトドラゴン爺に育てられ美しく成長されましたが、次々現れる求婚者をちぎっては投げちぎっては投げして一向に嫁に行こうとしません。 それどころか「フリーデルの氷の魔法石を寄越せ」「パフリシアの精霊石を渡せ」「龍神沼でドラゴートを封印している精霊石を取って来い」等と無茶な要求をして、健気な求婚者たちを惨殺せしめんとする有様。 それにも負けず、アデューと名乗る豪胆な若君が半ば強引に婚約を取り付けると、今度は「私はこの世界の者ではないから」などと言い出します。 しかしアデューは「そんなの関係ない」と主張。ガルデンを取り込もうとする連中(ギメル・アドリア・シュテルその他)を追い払い、遂に姫を手に入れるのでした。 ――――― 長長と妄想を書きましたが、とにかく「ガルデン一族」というのが純粋なアースティア出身とは限らないんじゃないかなあと。 今回の仮定は「月出身なんじゃないか」でしたが、「ティア・ダナーン」や「シャドゥーム」、「エンシルガット」出身でも納得してしまいそうな魅力(別名・仲間外れ感)がガルデンにはある、と個人的にではありますが、常々考えているのです。
「私が注目しているのはあの選手だ」 「投擲選手にしちゃあ小柄だな」 「そう、従来の投擲選手には不可欠だった、投げるものにパワーを乗せる為の体重を絞っているからな。体脂肪率は7%、試合前は3%まで絞り込むらしい」 「そんなので記録が出せるのか」 「いや、今の投擲…特にハンマー投げは、力任せのスローからリズムとバランスのそれに移り変わりつつある。その中でも、技術・力量・肉体のバランス、そして精神面が特に練り上げられているのがあの選手なのだ」 「へえ……」 「あの選手の、サークル内での回転の速さと正確さといったら、まるで精密な機械を見ているかの様だ。その上、精神的にも肉体的にも、昨シーズンより更に充実している。 これからが最も脂ののる時期、世界記録更新も射程距離内と言って良い」 「そりゃあ、大したもんだな。世界一ってことか」 「ああ。彼のハンマーの破壊力は現役最強だろう」 「ハンマー投げは破壊力を競うゲームじゃ無えだろ」 こんばんは、TALK-Gです。 今日は何だか色々な事があった筈なのですが、室伏(兄)選手の6投目大暴投傷害致死未遂ハンマーの衝撃で一日の記憶がうまく回復してくれません。 アテネ五輪の時はフェンスが左に寄り過ぎだろと思っていたのですが、あれは必要な措置だったのですね。 今回は選手の視界を狭めない為か、広めにサークル前が開いていましたが、それがあの惨劇を生んだと。 いや、惨劇って、何も被害は無かったのですが。 ああ、でも、トラックはかなりベコベコになったかな…… 7キロを超す鉄球が、突如天から降ってきてフィールドで跳ねてるのは(そして普段何があっても動じない係員の人達が、蜘蛛の子散らす様に逃げ惑っているのは)物凄くシュールな光景だと思ったことでした。 あんな衝撃映像、槍投げの槍が計測係の人に刺さったのを見て以来だよ。 しかし、一歩間違えば大惨事、大会運営者と競技場設営者が責められてもおかしくない事件だったのでしょうが、実際に見ているともう笑うしか無かったのです。 ギャーー!!悲鳴そして大爆笑。 人間というのは案外、極度の緊張がブチ切れると、笑ってしまうものなのかも。 金メダル授与式、ぴょいんとジャンプして表彰台に上った室伏選手のお茶目さにまず、先ほどの大暴投で冷えた肝もハートウォーミング。 銅メダルの選手(トルコのアパク選手)がお父さんの看病の為に大会に来る事が出来なかったのが残念でした。本当は金・銀・銅三つとも授与式を行う予定だったのが、上記の理由により室伏選手の金メダルのみ授与する事に。 銀・銅メダルはそれぞれの選手の母国に送られ、そちらで授与式を行うそうです。 ティホン選手は非常に良い人だったなあと思います。爽やかで。 と言うか、ハンマー投げの選手は皆仲良しという感じで、とてもイイ雰囲気だったのでした。 ティホン選手と室伏選手の乗り込んだオープンカー(アルファロメオ)が随分小さく見えたのも印象に残りました。 前日のチャットイベントでファンと約束した「優勝して投げキッス」も果たしたり、「父にも拍手をお願いします」との室伏選手の言葉に、応援席にいた重信氏にも観客から拍手が贈られたり。 とにかく感動の渦であったのでした。 ――――― あと、「エースをねらえ!」のスペシャルドラマも見ました。 お蝶夫人は相変わらず魅力的。新キャラの坊主コーチは役どころや行動の一つ一つが大変キモくてとても良かった。 川の水を口で飲めという所なんか最高です。 いつ主人公の子がラケットであのコーチを殴るかとひやひやしながら見ておりました。 ――――― 二ヶ月近くこちら(実家)に帰ってきていた姉とその娘(及び飼い犬)が帰りました。 賑やかだったのに急にがらんとなって寂しい。 娘をあやしている前で、引き攣った顔をしてエロ原稿を描いている様な妹でも、快く笑って許してくれた姉に感謝したい。その残してくれた数々のネタにも感謝したい。 そんな訳で漸くスキャナ等を自由に使える環境に戻りましたので、夏以来ペースの落ちている更新頻度を、出来るだけ早く以前の状態に戻したいと思っております。 まずはTOP絵を更新しないと。
様々な面でセクシャルバイオレット69な漫画版ガルデンに比べ、TV版ガルデンは子供の作り方すら知らないんじゃないかと思う。 きっと赤ん坊はキャベツ畑から生まれてくると思っているんだぜ。 イドロの教育の所為で。 それでは、また後程。 ――――― ヤフーチャットにて催されたる室伏(兄)選手のライブチャットイベントに参加(観覧?)してきました。 よる九時から十時まで一時間もの質問責めにも爽やかな笑顔で答えまくっていたお茶目な室伏氏にウットリ。 大相撲のゲストと言い、何と言うか余裕たっぷりなのが素晴らしく格好良い。 個人的には「勝負下着には赤いふんどしなんか良いかも知れませんね」という趣旨の発言と、キュートな投げキッスが心に焼き付いて離れません。 ファンサービス精神旺盛なお方だ。 明日はスーパー陸上&金メダル授与式か。
TBSでやっていた推理バラエティの探偵キャラクターについうっかり萌えてしまった。こんばんは、TALK-Gです。いつだって少年の様に心を沸き立たせていたい。 ついにアデュー&ゼファーがクラスチェンジするドキドキ大興奮な25話ですが、リアルタイムで見ていた時にはグラチェスが皆に合流したという喜びが何にも勝っておりました。 その頃はまだグラチェスファンだったのです。 ガルデンは何度倒してもしつこく出てくるし邪魔だと思っていました。 今見直してみると、 脅えて家にこもる人々→窓から顔をのぞかせた人に落ちかかる影→其処にはシュテルが→シュテルがギロリと恐怖に竦む人を睨めつける→破壊の狼煙 この一連の流れにも激しい萌えを感じてしまうのです。 …………。 実は既に心は来週の「シュテルの猛攻!!追い詰められたリューたち」に飛んでいます。 生意気にも他のリューに先んじてタイトルに名前登場のシュテル&その乗り手ガルデンの凄まじく大人げないキチGUYっぷりが存分に楽しめる回。 だってシュテル&ガルデンったら、男どもは拘束&放置プレイ、パッフィー&マジドーラには裁判所も裸足で逃げ出す暴力&ストーキングの嵐。女の子の乗ってるリューの胸を踏んだり顔を往復グーパンチしたり(剣の柄で殴っていたのか?)、さすが100年後に「戦いとはそんなに甘いものではない」と言い切るガルデンなだけあります。 「さあ、パフリシアの姫よ、勝負だ!」とか言っている点からして、女子供も容赦無しと言うより、相手が女子供である事を十分判っている上で暴力を振るっているように見受けられます。そのシーンがまたエロいときたもんだ。瞬間 その直後パラディン&アデューにボコられますが。 それでもゲートモンスターを倒したパラディンの攻撃にだって耐えて見せるんだぜ。今回のシュテルは頑張るぜ。負けないぜ。しつこいぜ。 (最初からメテオザッパー教えたれよラーサー) その際に口端から血を垂らすガルデン様お色気シーンもあるし、パラディンの技を破った余りの嬉しさに「このガルテンの敵ではない!」とか言っちゃうし。 DVDを見返さなくともこれだけの思いがとめどなく溢れてくるのです。 お祭に乗り遅れてしまっているので、26話はガッツリといきたい。(何を?)
「イドロー」 「何でしょう、ガルデン様」 「なにかほしいものはないか?」 「まあ…何故そんなことを?」 「あしたはけーろーの日だからな!」 無邪気な主の言葉に揺れる微妙な乙女心。 こんばんは、TALK-Gです。 リューナイト世界は年寄りばかりで大変ですね。 TV版メインキャラだけで100歳超えが3人も居るではないですか。 其処にナジーやらホワイトドラゴンやら邪竜族やらを加えるともう訳が判らない。 個人的にガルデンには、若いままの姿でボケるまで長生きしてほしい。 同じ話ばかり繰り返したり飯を何時食ったか判らなくなったり、耳も遠いし目も見えないが、剣を持たせるとしゃきっとする。そんな銀髪美形男。 ――――― 怒涛のマイナー企画に御参加表明有難う御座います!! ひとりじゃないってすてきなことね……!!(超私信)
ヘソ出しなベリーダンスの踊り子風とか。 こんばんは、TALK-Gです。 24話のガルデンを見ていて気になったのは、18話に引き続き比較的冷静で司令官然とした立ち居振る舞いは勿論ですが、それよりもあの、バグダーラの町で商売をしているカッツェの前に現れた時の扮装が。 何故マントをすっぽり頭から被っていたのでしょうか。 正体を隠したかったから?それともやはり、あの目玉鎧で民衆の前に出るのが恥ずかしかったのか。 それともUV対策?珠のお肌が日に焼けちゃったら大変、とイドロに被せて貰ったんだねきっと!! あと、カッツェに突きつけた剣が普段の魔剣でなかったのが気になります。 隅沢ガルデンなら、「実はあの剣は18話でカッツェがエタニア兵に売りつけた剣」なんて意趣返しくらいやってくれそうだ。 シュテルと共に登場してからの、ドーピングで逝ってしもうておる絶好調ガルデンも大好きですが、イドロに弱気な愚痴を吐いちゃったり(此処で初めて「俺」と言ったんじゃなかろうか)カッツェに迫ったり邪竜族の力を見てドキドキしちゃったり、と表情豊かな「リューに乗っていないガルデン」が非常に魅力的な回だと思いました。 と言うか、この回から27話まで、ガルデンがシュテルから降りるシーンなんて数える程しか無いんじゃないか。(26話でイドロの前でくるりと降りて見せるシーンしか思い出せない) シュテルのアレさ加減についてはまた後日しっかり書きたいです。
出遅れつつも、じわりと「シュテルvガルデンおもろい主従」月間開始。 まずは「シュテルの館」の方に小説を一本UP。 「パラノイアアセンブラ」 24話、巻貝島出撃直前の主従のお話です。 宜しければ御覧下さい。 それでは、また後ほど。 ――――― 風切嵐様とまたも萌え極まるお話を……!! いやもう、本当凄かった。 まさかアデュガルで赤ちゃ(略)角木馬(略)変態と鬼畜(検閲削除) 風切嵐様、本当に有難う御座いました! お陰で、冬コミ前発行予定のアデュー×ガルデン10周年記念本の概要が固まりました。 ――――― サトウタマオは可愛いなあ。ぶりっ子上等。たまらん。 それはもう、彼女の様なガルデンを描いてみたいと思うほど。 あと、NHKで「女の情念の演歌&歌謡曲」特集みたいなのをやっていたのですが。 飢餓海峡だの何だのといったゲスト歌手によるドロドロな歌が続く中でも、「怨み節」が特に凄かった。 「定め悲しと諦めて 泣きを見せればまた泣かされる」 「憎い悔しい許せない 消すに消えない 忘れられない」 次回個人誌配本は「下僕怨み節」できまりか。 アデュガルでシュテル→→(越えられない壁)→→ガル。
「郵政レッド!」 「飛脚ブルー!」 「カンガルーブラウン!」 「ペリカンホワイト!」 「クロネコブラック!」 『我ら、必達戦隊デリバリー5!!!』 しかしメンバー仲は極めて悪い為いつでも大ピンチ。(色のバランスも悪い)
24〜27話の特萌えを自分なりにメモしておこう。 (いざ当日になると何を書きたかったか忘れている事が多々有る) 24話 ・闇の怨霊を体にブチ込みな復活の儀式 ・ガルデン一族とパフリシア王族の因縁 ・自分の魔剣の石に邪竜族を無理やり閉じ込める ・伸びるシュテルの尻尾 ・新技・ライダースブレッド 25話〜26話 ・暴虐の限りを尽くす主従 ・剣から邪竜召喚 ・束縛プレイ ・体全体から電撃 ・シャインバラム感電 ・「後ろに気をつけな」 ・マジドーラの顔を殴りまくるシュテル ・パッフィーがマジドーラ内で見る悪夢 ・熱血無茶親父ラーサー ・ゲートモンスター召喚 ・口端から血がタラリ 27話 ・乗り手をコクピットに載せたままミストロットに戻るリュー ・あまつさえその乗り手にとってもアレな夢を見せるリュー ・ガルデンよりよほど悪人らしいサルトビ・グラチェス・月心 ・ライダースソード以外にも色々やってくれる主従 ・超凄いライダースソード ガルデン関係中心に。 個人的に、「自分の石に強い奴を閉じ込めてしまう」だの「乗り手をコクピットに載せたままミストロットに戻る事が出来るのが判明」だの「その乗り手になんとも言えない夢を見せる事も出来る」だの、シュテガル萌えにとっても美味しい設定がざくざくと。 と言うか、35話の触手プレイを除けば、この27話を最後にガルデンの心は「何よりも強い力」(=シュテルとしても良いでしょうか)から別のものへと傾いてゆく展開に。 覇王月間、パラディン月間、様々な素敵な呼び名があるこの24話〜27話ですが、当サイトではガルデン&シュテル最後の蜜月とでも呼ぶ事に致します。
書き込み頂いていた掲示板の返信、ようやっと完了致しました。 遅くなってしまい申し訳御座いませんでした。 Macからだと閲覧に不具合が出るという御意見も頂きましたので、早い内に掲示板を変更したいと思っております。 そして「きょうのシュテル」再開。 何と言うことは無い小ネタですが、宜しければ御覧下さい。 それでは、また後ほど。 ――――― 超お金持ちの国・ブルネイ。 その国民的アイドルとさえ言って良い皇太子のフィアンセは17歳・現役女子高生。 タイトルとこの空白で伝わって欲しい、私の気持ち。 ――――― <今日の下僕収穫> ときめきミッドナイト (作・池野恋 りぼんマスコットコミックス) かの名作「ときめきトゥナイト」のセルフカバー。3巻の段階で、展開している話はトゥナイトと大きく違っていますが、登場人物たちや小物なんかには、トゥナイトを知っていればニヤリとくるものがたっぷり。 魔界の王子に恋をした、純粋でポジティブで強くて健気な女の子の学園ファンタジーラブコメディ。 これだけでもうお腹いっぱいなのですが、此処にはとんでもない伏兵が隠されていたのです。 その名はスワンド・ルー。 人間界にやってきた王子の下僕にしてボディガード、ぱっと見は酷薄そうなパンクな兄ちゃんですが、実は強い力を持つ魔獣。その秘めたる根性と秘めようの無い王子への熱い忠誠心がもう!! 己の主が次第に心惹かれていく「人間の少女」にちょっとやきもちを焼いたり、それでもその恋する乙女パワーに引き摺られてついつい二人に協力してしまったり!! スワンドの主である王子は、普段はヒロインと同じ高校に通っていてですね、この王子様が修学旅行のお土産にとヒロインとスワンドに和物の櫛を買ってくるエピソードがあるのですが。 超感激した末に、この櫛をヒロイン共々全然似合ってないのにつけてみて無邪気に喜んでいる姿がまた最高に主バカ一代らしくて可愛いんだ!!! 魔界の住人にとっては破天荒な行動ばかりするヒロインの行動にオロオロしたり、厳格な魔界の王とそれに反発しようとしている主の間で板挟みになったり、お茶目な面もたっぷり。 そんな彼が主に命をかけて忠誠を誓う理由が、「色違いの翼」を持つが故に魔獣としては異端として爪弾きにされ、荒れまくった末に処刑されかけた所を幼い頃の王子に助けられたからという下僕直球ど真ん中なモノ。 「トゥナイト」の方では死神ジョルジュに押されていまいち出番が少なかった彼ですが、今回は出ずっぱり!! 下僕スキーの方は是非一度御一読を。 後はボボボーボ・ボーボボの破天荒とか……。 普段は強くてクールな美形男がおやびん(首領パッチ)の事になると物凄いアホキャラになるのがグッとくると思いました。
TELLLLL,TELLLLL ぴっ 「おう」 「何だ、こんな時間に珍しいな」 「さっき地震あったよな」 「地震?いつ?」 「いつってついさっきだろ、お前気付かなかったのか」 「いや、知らなかった」 ギシッ 「何だ、今の音」 「いや、俺、今ベッドの上にいるから。 ふうん、地震があったのか、気付かなかった」 「マジかよ、かなり凄え揺れだったのによ……寝てたのか?」 「ああ、まあ……。凄いってどれくらい?」 「震度5だと。今じゃんじゃん速報だの何だの流れてっから見てみろよ」 「震度5……かなり大きいな」 「ゆっくりした横揺れだったからな、俺んちじゃあ物が落ちたりはなかったが…… お前のとこは?」 「いや、俺のとこも別に……」 ギッ、ギシッ 「……お前んちのベッド壊れてんのか」 「いや、ちょっと古いから、すぐ軋んで……」 ギシギシッ、ギィッ 「……悪い、ちょっと暴れてるから……また後で掛け直す」 「暴れる?何が?おい、ちょっ……」 がちゃ、ツーツーツー……。 ――――― 地震も台風も津波も怖いですね。 録画しておいたにんげんドキュメントの某ハンマー投げの人の水着姿とその素晴らしい肉体美に動悸息切れを起こしていたらこの仕打ち。 ゆっくり萌えや妄想が出来ない状況というのは辛い。 ――――― 掲示板が繋がらない。 レスをさせてくれ頼むから。 掲示板も自サイト内にCGI入れてやるべきなのか。 でもそうなると、このサイトのサーバーそのものに問題が起きた時、困った事態になりそうな。 この雑記帳があるから別に構わないだろうか。
068:蝉の死骸 地面を小さな指先ほどのヨットが走っていく、と思って見てみると、それは朽ちかけた蝉の羽を誇らしげに立てて運ぶ蟻の群れだった。 蝉時雨を聞かなくなったと思った矢先の事だったので、ガルデンは妙に納得した様な気分になって、何となくその後をついていった。 蝉と蟻のヨットは、するすると熱い地面を滑っていく。それは滝壷に落ち込む様に、やがて地に穿たれた蟻の巣穴に呑み込まれていくのだろう。 ふと、「土に還る」という言葉が頭をよぎった。 短命と言われる蝉だが、あれは昆虫としては異例とも言える長い時間を土の下で過ごす。 ほんの短い実りの時間の為に、その数百倍の時間を地面の下で費やしているのだ。 そして一週間ほどでまた土に還る。 それは幸せな事なのか? 蝉で無い自分が思っても仕方がないし、何の益も無い事だけれど。 しかし二百余年を偽りの中で過ごし、今やっとこうして目を開いている自分というものを考えてみると、その疑問に親身な興味を覚えないでもなかった。 これは幸せな事なのか。 ヨットを追いつつ何度も胸中で繰り返す。 明日この身が朽ち、蟻に引き摺られて土に還るとしたら。 「ガルデン」 不意に声を掛けられてガルデンは顔を上げた。 「こんなとこで何してるんだ」 本屋に行ったんじゃなかったのかよ、と問う彼は、屈託の無い笑顔でガルデンの正面に立つ。 その足元を案外素早く走っていくヨット。 「ん?」 ガルデンの視線に気付いたのか、彼は一瞬それに目をやったが 「蟻か」 呟き、すぐに興味を失った様子でこちらに向き直った。 ――――― 「文字書きさんに100のお題」配布元:Project SIGN[ef]F様 ――――― もう夏も終わりということで、少々順番が飛ぶのですが、このお題に。 ――――― WING108様主催のお絵描きチャット大会以来、一週間ほどまともにネットに繋げなかっただけで浦島太郎状態です。おおお。(無線LANカードとノートPCを前に膝を屈しながら) 掲示板とメールのお返事はこれからじわじわと返させて頂きます。有難う御座います、命の綱です。 しかしこの一週間、色々な事がありました。 金メダルとか 金ネクタイとか 古代詩の朗読とか 忍者ムービーの名を借りた「ちっちゃい主とでかい下僕のラブムービー」だとか 少しずつ書けていけたら良いなと思っております。
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