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■ トップページに掲載した作品 Vol. 31
■最近たまたま見つけた動画「Zaine Griff 'Passionate Reply' 1983」(3分32秒, 『YouTube』より)。 ザイン・グリフのもろデヴィッド・ボウイっぷりに失笑しかねないが、ここまでボウイに徹しているとある意味あっぱれ。 「Passionate Reply」は、ミッジ・ユーロ率いる第2期ウルトラヴォックスのシングルB面曲で、YMOのファンにとっては『BGM』収録の「Cue」の元ネタとして有名な曲。 動画「Zaine Griff 'Passionate Reply' 1983」は、シンセなどがウルトラヴォックスの『Quartet』(1982年)収録の「Reap The Wild Wind」風に聴こえる。少し調べてみたところ、ザイン・グリフがカヴァーした「Passionate Reply」(1983年発表の12インチ・シングルB面収録)は、ミッジ・ユーロがプロデュースしているとのこと。
■少し古いプチ情報。以前からリリースの噂のあったデヴィッド・ボウイの1972年10月20日の米国サンタモニカ公演を収録したライヴ盤が、EMIからようやく正式に発売されるかもしれない。 ◆「02.27.2008 NEWS: LIMITED EDITION SANTA MONICA DUE FOR SUMMER RELEASE」(『bowieNet』より) デヴィッド・ボウイの1972年のサンタモニカ公演といえば、ボウイの古典的ライヴ・ブートとしてファンに広く知られ、いくつもの怪しげなレーベルからもCDとして発売済み。『Aladdin Sane』30周年記念エディションにも「The Jean Genie」が収録されている。実際にEMIから発売されたとしても、音質の悪い従来盤と同一マスター使用なら、リマスターしたりパッケージ等に凝ったところで有り難味はほとんどないかも。
■異端の箏(こと)奏者、八木美知依のアルバムが近いうちに2作品発売される予定らしい(『八木美知依 箏の次第』2008年3月10日より)。
■弘田三枝子が2006年に録音したジャズ・ヴォーカル中心のカヴァー曲集『Mico Jazzing』(1/25にMSIミュージックシーンから発売, 2006年発表の8枚組CDボックス・セット『Jazz Collection』収録のディスク1の単体発売, ボーナス・トラックとして1998年録音の2曲追加 ) ■デンマークの女性パーカッショニスト、マリリン・マズール(Marilyn Mazur)がECMから発表したリーダー作で、マズールのソロとヤン・ガルバレク(Jan Garbarek, ts, ss, flute)とのデュオで構成された『Elixir』(1/15発売のドイツ盤, myspace.com) ■ケン・ヴァンダーマーク(Ken Vandermark, cl)、ホーヴァル・ヴィーク (Havard Wiik, p)、インゲブリクト・ホーケル・フラーテン(Ingebrigt Haker Flaten, b)からなるトリオ、Free Fallの3作目『The Point In A Line』(10/29?にSmalltown Superjazzzから発売, 試聴) ■マッツ・グスタフソン(Mats Gustafsson, as, bs)、インゲブリクト・ホーケル・フラーテン(Ingebrigt Haker Flaten, double-b)、ポール・ニルセン・ラヴ(Paal Nilssen-Love, ds, per)の3人組、The Thingとケン・ヴァンダーマーク(Ken Vandermark, ts)が共演したライヴ作品で、2007年4月21日のシカゴ公演を収録したThe Thing With Ken Vandermarkの『Immediate Sound』(2/15?にSmalltown Superjazzzから発売, hmv, 約38分収録, 試聴) ■宮沢正一が1982年に発表した改造エレキ・ギターによる轟音弾き語り作品で、ザ・スターリンの遠藤ミチロウによってプロデュースされた1stアルバム『人中間(じんちゅうかん)』 (2/20に「いぬん堂」から発売, 2001年に500枚限定で復刻作の最新リマスター盤) ■西アフリカ・マリ出身のコラ奏者、トゥマニ・ジャバテ(Toumani Diabate)のコラ独奏によるインスト・アルバム『ザ・マンデ・ヴァリエーションズ The Mande Variations』(2/17にライス・レコードから発売の直輸入盤, myspace.com)
■エラ・フィッツジェラルド(1917-1996)が1958年8月10日にシカゴのクラブ「Mister Kelly's」で行ったピアノ・トリオを従えての未発表ライヴで、「The Main Show」と「The Late Show」を2CDに収録した傑作ライヴ盤『Live At Mister Kelly's』(2007/9/18発売のUS盤, Verve Records, hmv) ■カール・クレイグの2枚組Mix CD『Sessions』(2/26発売のUS盤, FMusic, hmv, cisco) ■ヴァン・モリソンの最新リマスターによるリイシュー3作品、1971年発表の『Tupelo Honey』、1974年発表の2CDライヴ盤『..It's Too Late To Stop Now...』(1973年夏の米国&ロンドン公演)、1979年発表の『Into The Music』(3作品とも1/25発売のEU盤&ボーナス・トラック追加) ■1972年度芸術祭大賞受賞の3枚組LP『日本の管弦楽作品 1914-1942』から選曲された2枚組CD(箕作秋吉の「芭蕉紀行集」のみ未収録)で、「Tower Records Victor Heritage Collection」Vol. 4のうちの1作『戦前日本の管弦楽』(3/6発売, 1,500円, 山岡重信 指揮・読売日本交響楽団, 1971〜72年録音, リマスター盤)
■セオ・パリッシュ(Theo Parrish)が2007年にアナログ(12インチ3枚組)で発表した新作のCD版で、アナログ未収録曲を多数追加した2枚組CD『Sound Sculptures Volume 1』(3/3?発売のUS盤, CD盤面の表記「CD1」「CD2」はミスにより逆とのこと, cisco, 試聴) ■ジョニー・キャッシュ(1932-2003)がホストを務めた米国の音楽番組の2枚組DVDベスト映像集で、1969年6月から1971年3月に58回放映された番組映像から4時間近く収録した『The Best Of The Johnny Cash TV Show ベスト・オブ・ジョニー・キャッシュTVショー』(3/5発売の日本盤, 約233分収録, 日本語字幕付き) ■アイリッシュ/バルカン・東欧/アメリカン・オールド・タイムという各国トラッド/音楽界を代表する名手たちによって結成された5人組アイリッシュ・トラッド/ミクスチャー・ルーツ・ミュージック・バンド、モザイク(Mozaik)のスタジオ録音による2ndアルバム『Changing Trains チェンジング・トレインズ 〜列車を乗り換えて』 (3/5発売の日本盤, 日本独自の曲順&ジャケット仕様, 歌詞の対訳付き, 試聴, 4/4〜9来日公演決定) ■ペーター・ブロッツマン率いるフリー/インプロ系テンテットの完全即興演奏によるライヴ作品で、2007年7月20日のノルウェーのMolde International Jazz Festivalでのライヴを収録したCD、Peter Brotzmann Chicago Tentetの 『At Molde 2007』(1/7?発売のUS盤, Okka Disk, 約74分, Mats Gustafsson/Ken Vandermark/Paal Nilssen-Loveほか参加, YouTube, ペーター・ブロッツマン5/16&17に新宿ピットインで来日公演) ■インゲブリクト・ホーケル・フラーテン率いる新クインテットの2ndアルバムで、2007年3月29日のノルウェーのオスロ公演を収録したライヴ作品、Ingebrigt Haker Flaten Quintetの『The Year Of The Boar』(2/26発売のEU盤, 試聴, myspace.com) ■ジョン・ゾーンの『The Dreamers』(3/18発売のUS盤, myspace.com)
■ケン・ヴァンダーマーク(Ken Vandermark)率いるVandermark 5の『Beat Reader』(1/29発売のUS盤, ボーナス・ディスク付き限定盤も発売?, 試聴, myspace.com) ■サン・ラ(1914-1993)の1978年1月のイタリア・ミラノ公演を収録した2枚組CDで、『Disco 3000』と同時期のカルテットによるライヴ盤 『Media Dreams』(3/10発売のUK盤, Art Yard, 約96分, ディスク1の試聴) ■ジェイムズ・ブラウンの2CD『The Singles Volume 5:1967-1969』(Hip-O Selectから2/29発売, 5,000枚限定盤, 試聴) ■9世紀にイスラム王朝下のイベリア半島南・東部(南スペインのアンダルシア地方)で生まれ、15世紀以降、北アフリカのモロッコやアルジェリア、チュニジアなどに伝わり、近年はパリのアラブ系移民たちの音楽としても知られるアラブ・アンダルース音楽の歴史を、20世紀に録音された音源で辿る2枚組CD編集盤『マグレブ音楽紀行 第1集 アラブ・アンダルース音楽歴史物語 A Musical Trip To Maghreb Vol.1 Arab Andalous Music And Kabyle Songs』(3/2発売の日本盤, ライス・レコード独自制作, 田中勝則氏による詳細な解説付き, 各曲の録音年不明, リマスター盤, ディスク1の1曲目に収録されている古典専門の歌手、Dahmane Ben Achourによるライヴの映像[16分30秒]の視聴)
2008年03月31日(月)
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