2019年08月31日(土) |
放っておけない口の中の病気 |
今夜放映のNHKチョイス@病気になったときでは、、、
過去の放送をコンパクトにまとめてエッセンスを届ける「まとめスペシャル」。 今回は口の中の病気。 誰もが経験のある口内炎だが、原因はさまざま。 カンジダ菌というカビの仲間が原因の場合も。 また、舌がんにつながる危険な口内炎に注意。 口の中が乾くドライマウスはストレスや薬の副作用で起こることもあります。 入れ歯が合っていないと、うまくかめないため、唾液が出にくくなります。 口の中のトラブルの対策のチョイスを詳しく紹介していました。
昨日の『身元確認合同訓練』で、渋谷区にお願いされたこと。。。
およろしければ、お持ちのスマートフォンにインストールしてくださいとのことでした。
※ アプリは無料でご使用いただけますが、ダウンロードや各種ページの閲覧等による通信費は利用者の負担となります。
※ 通信環境や機種、OSの種類、バージョンなどにより、正常に動作しない場合があります。
お問い合わせは、渋谷区防災課災害対策推進係(03−3463−4475)まで♪
午後は休診させていただき、渋谷区の3警察(渋谷・原宿・代々木)署と渋谷区歯科医師会との大規模災害時における身元確認合同訓練に参加させていただきました。
事件なのか、事故なのかといった判断も含めいかに正確に、いかにスピーディーにご遺体をご家族の元にお返しするかといったことについて、その使命感をヒシヒシと感じた一時でした。
「マグニチュード7.3の直下地震なのに死亡数5名という行政の想定」は大丈夫なのでしょうかね???
一昨日&昨日にかけての富士山の下山のついで!?に、↑ に登りました。
宝永山は、1707(宝永4)年の宝永大噴火で誕生した、富士山最大で最新の側火山です。
左上が山頂(標高2693m)、右下が3つの火口のうち最も大きい第1火口と称される地点。
リフレッシュ休暇を頂戴し、富士山に登っています。
上は、7合9勺から拝んだ“ご来光”です。 この写真をご覧の皆さまに幸せが訪れますように♪
右は、日本最高地点“剣ケ峰”での記念写真です。
下山してから知ったのですが、ちょうど山頂での写真を撮っていた頃、お鉢の反対側では、落石に依る死亡事故が起きてしまったようでした。 ご冥福をお祈り申し上げます。
富士山に登る先生方からお誘いいただき、参加させていただきました。
写真は5合目から出発するシーンですが、ぬぁんと麓から自転車で登っていらっしゃった方も!
とても真似ができません♪
2019年08月23日(金) |
定期検診を受けているのに歯周病が悪化した なぜ?−3 |
一昨日&昨日の続きです。
● 歯周病をちゃんと診療している歯科医を見分けるポイント
歯科診療所の数は約6万8500軒(今年3月末)とコンビニの数よりもずっと多く、競争は厳しいでしょう。 その中で予防歯科への関心が高まり、ホームページを見ると、「予防」をうたう診療所も目につきます。 ですが、歯周病をきちんと診療していない“なんちゃって予防歯科”もあるわけです。それでは、歯周病もきちんと診ている歯科医かどうか患者はどうすれば見分けることができるのでしょうか。
Tさんは、「定期的なプロービングやエックス線検査、それにカメラで口の中の写真を撮影しているということでしょうか。口の中の写真からも、治療による変化がわかりますから」と言います。予防歯科の基本的な手順をちゃんと行っているということですね。
Nさんは、歯周病治療ができる歯科医かどうかを見分けるポイントを指摘しています。 「重度」の歯周病に当たる6ミリ以上の歯周ポケットがあった時、麻酔を使ったクリーニングを行っているかどうか。 「その深さの歯石を取るにはどうしても痛みが出るので、麻酔が必要になります。麻酔を使っていないとすれば、根の奥の歯石のクリーニングが行われていない可能性があるので、その歯科医は要注意です」
冒頭で触れた、定期検診を受けながら歯周病を悪化させた患者は、麻酔を使ったクリーニングを受けたことはありませんでした。 そして歯科医からこう言われていたそうです。 「かみにくくなってきたらインプラントにしましょう」。 歯周病の治療を知らなかったのか、歯周病を治療するつもりがなかったのか。 3か月に1度の定期検診の案内のはがきは、患者を囲い込んで次の高額治療につなぐのが目的だったのでしょうか。
● PMTCを受けていれば大丈夫、ではない
「PMTC」という言葉をご存じですか。Professional Mechanical Tooth Cleaning(プロによる機械的歯面清掃)と言って、歯科のメンテナンスのために定期受診をすると、ぐるぐる回る器具で歯を磨いてくれます。 これで歯に付着した歯垢が固まったバイオフィルムを壊してきれいにします。 歯を虫歯から守る効果があり、歯はツルツルになって気持ちいいですよね。 「メンテナンスを受けた」と実感するかもしれません。しかし、ここで注意点。 Nさんは「PMTCを受けているという患者さんもおいでになりますが、歯周病で重要なのは、歯茎の縁の下です。そこが見過ごされていると、PMTCですっきりしても、歯周病は進んでしまいますよ」とクギを刺しています。
● 歯科衛生士の役割も重要
歯周病の診療では、歯科医の管理の下とは言え、歯科衛生士が進行度合いを検査し、歯垢や歯石をクリーニングすることが多いので、その役割は大変に重要です。 歯肉の内部についた歯石は見えないので、器具を使って手探りで調べ、取り除く作業になります。歯科衛生士にとっても実践的な学習は不可欠です。 「歯周病の検査や治療は、臨床の現場に入って、身につけてきたんですよ。初めは歯茎を見ても状態の良しあしさえ、判断がつきませんでした」と、筆者がお世話になっているキャリア15年の歯科衛生士は話しています。
歯周病診療に習熟した歯科衛生士を育成するため、日本歯周病学会と日本臨床歯周病学会は認定歯科衛生士の制度を設けています。 自分で処置して、回復する経過をフォローしてきた治療例5人の報告などが認定の要件です。 予防歯科の診療をきっちりと実践するには、歯科医自身のスキルだけではなく、意欲的な歯科衛生士を雇用し、指導できる才覚や環境も必要なわけです。 患者としては、歯科医と歯科衛生士の連携がうまくいっている歯科と巡り合いたいものだと思います。
● 日本人の8割は歯周病だが、その9割は基本治療で良くなる
国の歯科調査の結果から、日本人の7〜8割が歯周病とされています。 また、海外の調査で、歯周病の病態を詳しく見ると、81%の方はゆるやかに進行し、8%は歯周病に弱い体質で急速に悪化し、一方で幸運な11%の方は余り進まないことを示すデータがあるそうです。 Nさんは、「歯周病があっても9割の方は、基本治療をして、歯磨きやフロスの方法を身につければ治るのです。その後に定期受診をしてメンテナンスしていけば、歯周病で歯を失う危険を避けることができます」。 20歳代から進んでしまうなど体質的に悪化しやすいタイプの人は、専門医の一層ていねいな治療や管理が必要だと言います。
歯周病で歯を失わないためには、早期発見して対処するのが基本戦略です。 歯が揺れていれば歯周病が進んだ状態ですが、それでも改善し歯を守ることができないわけではありません。 定期検診に通っていない人はもちろん、定期検診に通っていても、歯科医の説明に疑問を感じた時は、セカンドオピニオンのつもりで歯周病の専門家への相談を考えてもいいかもしれません。
※ 固有名詞以外は、原文のまま転記しています。
2019年08月22日(木) |
定期検診を受けているのに歯周病が悪化した なぜ?−2 |
昨日の続きです。
● 長年、歯科医の間でも歯周病への関心は低かった
Tさんは30年ほど前に開業しましたが、「大学を卒業しただけでは歯周病の診療は知識がなくてできませんでした」と振り返ります。 自腹を切って、国内外の研修に参加して技術を身につけてきたそうです。 当時は、歯科と言えば虫歯の治療が中心で、歯科医の歯周病への関心は低かったと言います。 「歯周病は歯ブラシをやっておけばいいんだよ」と口にする先輩歯科医も多かったそうです。 歯ブラシだけでは歯石は除去できず、歯周病は悪化してしまいます。
「社会的にも歯周病への関心が高まってきたのはここ4、5年のことですね。 私が歯周病の専門医と知って受診されたり、他の歯科医から患者さんを紹介されたりするようになりました」と話しています。
先に挙げたN歯科医院院長のNさんは、アメリカの大学院に留学して歯周病治療を学びました。 歯科大学卒業後の1980年代初め、当時の自分の知識や技術で歯周病を治療しても改善しないことに疑問を感じ、留学して歯周病治療の専門教育を受けたのです。 「歯の根の歯石を取る治療をしている時も、指導教員が横について、『もっときれいに』と指導されるわけです。歯周病は歯の根を徹底清掃してこそ改善することをアメリカで学びました」と振り返ります。
2人の話をおうかがいすると、日本の歯科の世界では、長い間、全般に歯周病への関心が低かったことがうかがわれます。
● 歯周病があっても、見て見ぬふりの歯科医も
その結果、「歯周病治療に関しては、歯科医の温度差は大きくて、積極的な歯科医もいれば、見て見ぬふりのところもあるのです」とNさんは言います。 意欲の乏しい診療所を定期受診しても、ある日、歯茎が腫れて、歯が揺れているのに気づくことになりかねません。
筆者も1年余りの間に体験取材のつもりで、3軒の歯科診療所で歯周病の検査を受けてみました。 プロービングの結果、3ミリから5ミリの歯周ポケットがいくつか見つかり、エックス線検査では少し歯槽骨が減っている所がありました。 歯周病です。
「歯磨きとフロスをちゃんと身につけて、歯茎の中の歯石を取れば良くなります」と検査後の説明で、今後の治療の手順の説明を受けた診療所もあれば、「歯周病はだいたい大丈夫です」の一言で終わったところもありました。 いずれの歯科医院もホームページでは「予防歯科」に触れていたのですから、歯周病への温度差の違いを実体験しました。
明日に続きます♪
※ 固有名詞以外は、原文のまま転記しています。
2019年08月21日(水) |
定期検診を受けているのに歯周病が悪化した なぜ?−1 |
ヨミドクターによると・・・
虫歯で痛みが出たり、歯周病でぐらぐら歯が揺れ始めたり、症状が出てからの歯科受診では、時すでに遅く、歯を守るためには症状が出る前の定期受診が大切――という予防歯科の知識が広がり、お口の健康管理を実践している方も増えています。 また、国の健康増進目標のひとつにも、歯科検診者の増加が盛り込まれ、筆者も予防のための定期受診の必要性を繰り返し書いてきました。
ところが、歯周病の専門医を取材して歩いていると、気になる話を耳にします。
「歯がぐらぐらして、かめなくなったと受診された患者さんですが、話を聞いてみると、10年間、予防のために3か月に1度歯科を受診していたと言うんですよ。検査をすると、歯茎の歯周ポケットの深さは6ミリを超える重度の歯周病でした」(N歯科医院、東京)
「ここ5年ほど『歯周病が悪くなって』と、歯周病の専門医であることをネットで調べて来院される患者さんが増えているのですが、少なからぬ患者さんが、日頃、予防のために定期受診されているんです。それなのに歯周病を悪化させていて」(Tデンタルクリニック、東京)
歯周病は成人が歯を失う最大の原因で、歯周病菌が血流に乗って全身に回ることで、糖尿病や循環器の病気など全身の病気に関係しています。 そうした知識が広がって、健康管理のために歯科を定期受診しているのに、どうして歯周病を悪化させてしまうのでしょうか。
● 予防歯科と言いつつ、歯茎の検査をきちんとしていない
「定期受診で歯はきれいにしているのですが、歯茎の中を診ていないケースがあるんです。歯茎のポケットの深さを測るプロービングやエックス線撮影で、歯を支える歯槽骨が溶けていないか、歯の根に歯石がついていないか診ないと、歯周病はわかりません」と、Tデンタルクリニック院長のTさんは言います。
虫歯と歯周病は、歯を失う2大疾患ですから、その歯周病をきちんと診ていない歯科医がいると言われても、にわかには信じがたいことですが、それが現実です。 どうしてなのでしょうか。 実は歯科医だからと言って、必ずしも歯周病の検査や治療に習熟しているとは限らないのです。
● 歯周病の自覚症状に気づいた時には手遅れかも
歯周病の検査と治療の基本をおさらいしておきましょう。 歯周病は空気を嫌う細菌が歯茎の奥に入り込んで、歯茎に炎症を引き起こす病気です。 その炎症のために歯を支える歯槽骨という骨が溶けていきます。 すると、歯が支えられなくなりぐらぐら揺れ、やがて歯を失います。 歯周病は一般に20歳を過ぎるころから少しずつ進んできます。 しかし痛みはないので、歯が揺れたり、歯茎が明らかに腫れたりするまで自分では気づかないことも多いのです。
症状を自覚した時にはかなり進行した状態ですが、検査をすれば早期から見つけることができます。 プロービングという歯周ポケットの深さを測る検査とエックス線検査がそれです。 エックス線検査で歯槽骨の減少が見られて、歯周ポケットの深さが4ミリ未満は「軽度」、4〜6ミリは「中等度」、6ミリ以上は「重度」と分類されています。
● 歯周病治療には基本的な手順がある
検査で歯周病が見つかると、基本治療が行われます。 歯磨きやフロスがきちんとできていなければ、まずその指導から。 お口の衛生は自分で取り組む日々の習慣が基本です。次に歯科医や歯科衛生士が、スケーリングとルートプレー二ングを行います。 スケーリングとは、スケーラーという器具を使って歯石や 歯垢を取り除くことで、ルートプレーニングは、歯茎の中に器具を入れて、歯石を取り除いて、根(ルート)を滑らかにする(プレーニング)治療です。 歯の根をきれいにするには熟練が必要だとされています。
中等度までの歯周病ならこれだけで改善し、歯茎が引き締まってくることが少なくありません。 歯が揺れている場合は、隣の歯とくっつけて揺れを抑えるといった処置を歯科医が行うこともあります。 歯周病の治療技術を身につけるには、こうした歯周治療の基本や治療によって病状が改善する経過を実践的に学ぶ機会が必要だと言います。 すべての歯科医がこうした治療を経験しているわけではないのです。
明日&明後日に続きます♪
※ 固有名詞以外は、原文のまま転記しています。
↑ は、高尾山薬王院が“健康のお手伝い”を第一義に平成11年に開始された「行」。 会員数も年々増えて、10000人にも達したのだとか。 『健康登山手帳』なるものを使い、来山1回毎に1押印していただきます。 ご本尊・飯縄大権現の縁日(毎月21日)に因み21回で一冊終了、「満行」となります。
今日で42度目の押印・・・つまり、(2回目の)「満行」と相成りました♪
さて、今日の一番の目的はココ → “冨士浅間社”です。
ココへ参拝するということは。。。
来週の休診日と何か関係があるかもしれませんね♪
昨日まで、夏季休暇を頂戴していました。
今日は、私たち@小林歯科クリニックにとって、学校でいう2学期の始業式のような日となりました。
本当は、明日の筈だったのですが、皆さまのリクエストで、、、
今日からまた、「予防と審美専門の歯科クリニック」として頑張って参りたいと思いま〜す♪
今朝(再放送で)放映のNHKBS偉人たちの健康診断では、近年発見された三国志の英雄・曹操の墓から出土した頭蓋骨を調べたことで、ちゃんと歯磨きが出来ていれば、寿命も延び、長く活躍出来たのではと仮説していました。
全体の内容自体は興味深かく思えたのですが、残念な情報を出していたのが・・・ 『歯を磨くタイミング』について。
誰が監修するかに依って、誤った情報を堂々とたれ流ししてしまうのがテレビ番組の怖いところ。
テレビで放映されたことは、そのまま鵜呑みにされてしまう人が結構いますから、とんでもないことかと私は思います。
正しい情報を見極める患者力が求められますね。
さて、下記のリンク先を記載させていただきますので、およろしかったらご一読願います。
日本歯科保存学会のステートメント http://www.hozon.or.jp/member/statement/file/opinion_20131211.pdf
日本小児歯科学会のステートメント http://www.jspd.or.jp/contents/main/proposal/index09.html
テレビ朝日系列で今夜放映の「たけしの健康エンターティメント みんなの家庭の医学」は、血圧改善でつまづき転倒予防という特集。
で、それ自体は構わないのだけれども、、、
『セカンドオピニオン』と『転院』を混同しているようでしたね。
監修がいい加減だと、番組そのものも信ぴょう性を欠くように思えてきます♪
2019年08月12日(月) |
未治療の虫歯が5本以上あったら |
昨夜放映のTBS系列初耳学によると・・・
子供で、未治療の虫歯が5本以上あったら虐待を伺うという話が出ていました。
私が園医を担当している保育園や、保健所での3歳児健診では、3本あれば、チェックがかかり、内科医(小児科医)に申し送りをして、体に傷がないかを診ていただきます。
ちなみに、漫画「闇金ウシジマくん」の作者で漫画家の真鍋昌平によると・・・ 「借金する人は歯が欠けていたり、何本も抜けていることが多い」のだそう♪
昨日は、私たち@小林歯科クリニックにとって、学校でいう1学期の終業式のような日・・・ 今日から夏休みを頂戴しています。
リフレッシュ&充電して、2学期を迎えたいと思いま〜す♪
とはいえ、急患の方には“できるだけ”対応する予定です♪
※ 対応方法ですが、ホームページの『ご意見・お問い合わせ』欄からご連絡ください。 (今まで弊院とメールの遣り取りをしたことのある方は、そのアドレスからでも構いません)
※ お電話では受け付け出来ませんので、その旨ご了承ください。
※ ♯7119や、ひまわりのご利用もご検討ください。
有料の会場には・・・たくさんの有名人がゲストに来るというので有名な花火大会ですが、 私@小林は、都会の片隅でひっそり(でも、ゆったり)と10,000発の花火を眺めていましたぁ♪
2019年08月09日(金) |
歯の重要性:認知症、心筋梗塞、糖尿病予防にも!−2 |
昨日の続きです。
◆意外と知らない……歯に関する“豆知識クイズ”!
また、森田さんから歯に関する豆知識クイズが出題されました。
【第1問】「歯磨きをした後に、口をゆすぐ水の量は?」
正解は「10ml」
これはおちょこ半分ぐらいだそう。 多くの歯磨き粉には“フッ素”という成分が入っていて、これが歯を丈夫にしたり、虫歯予防に繋がっているそうです。 大量の水でゆすぐと、そのフッ素がとれてしまうんだとか。
【第2問】「虫歯予防に効果的なのは、緑茶かウーロン茶か?」
正解は「ウーロン茶」
大阪大学歯学部などが研究したところ、ウーロン茶は緑茶に比べ、虫歯を引き起こすグルカンという成分を6倍も減らすことができたそうです。 「これにはポリフェノールが効果的」と森田さんは言います。
【第3問】「食べると歯が白くなるのは、バナナかイチゴか?」
正解は「イチゴ」。
イチゴに含まれるリンゴ酸が、歯を白くしてくれると考えられているそうです。 ちなみに、リンゴにもリンゴ酸は含まれているとか。
【第4問】「中世以降のヨーロッパで抜歯をするとき、一緒に行われていたのは、音楽隊が音楽を演奏する? マジシャンがマジックを見せる?」。
正解は「音楽隊が音楽を演奏する」。
当時は麻酔もなく、歯を抜く際には患者が悲鳴をあげていたため、音楽でそれを消していたそう。 また、そのころは歯科医師ではなく歯抜き師という人がいて、そこに患者さんを集めてひと儲けしようという魂胆もあったそうです。
2019年08月08日(木) |
歯の重要性:認知症、心筋梗塞、糖尿病予防にも!−1 |
今朝放映のTOKYO MX(地上波9ch)モーニングCROSSでは、医師で医療ジャーナリストの森田豊さんが“歯の重要性”について見解を述べていました。
◆モノが噛めなくなると、脳の血流量が減少
近年、口のなかの健康状態が認知症になるかどうかを左右するという研究結果が、国内外で発表されるようになりました。 歯と認知症は一見関係なさそうですが、歯が悪くなるとモノが噛みにくくなるだけでなく、認知症のリスクが高まる原因にもなるなど、深い関係性が発見されつつあります。
歯の重要性について、森田さんは2つの点から解説しました。
まず、歯の本数が少なくなるとモノが噛めなくなり、脳の血流量が減少するため、認知症になりやすくなるそうです。 さらには、今話題になっている“新型栄養失調症”のリスクも高まるとか。
これは、いわゆる戦前戦後の栄養失調と違い、特定の栄養素が少なくなること。 例えば、高齢者が肉を食べられなくなると、動物性タンパク質が不足します。 そうなると、寿命にも関わってくるそうで「70歳以上の5人に1人がこんな状態だと言われている」と紹介します。
そして、歯周病が悪化すると、歯だけの問題ではなくなるそう。 歯周病のまわりで作られた毒素が血管に入ると血を固めやすくし、心筋梗塞や脳梗塞、さらには糖尿病のリスクを高めるんだとか。 また、口内の衛生状態が悪くなると気管のなかに細菌が入り、 誤嚥性肺炎になってしまうそうです。
それだけに「歯は大事、全身疾患のもとになるので、1年に1回ぐらいの検診は必要。痛くなる前に行くことが大事」と声を大にしていました。
ん〜ん、1年に1回で良いかどうかは、それぞれの方のお口のリスク度合いをちゃんと診て判断すべきですね♪
明日につづきます。
2019年08月01日(木) |
暑中お見舞い申し上げます |
連日の暑さに身体が追い付きませんね。
“梅雨明け”の時にも書きましたが
水分補給など、体調管理にお気をつけて夏を乗り切りましょう♪
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