TOM's Diary
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もうすぐ2月もおしまい。 2月には2月なりの寒さがある。 東京でも大雪が降ったし、さすがは2月ってくらいの寒い2月だった。
が、今日は春か?まだ2月だぜ?
そんな今日この頃ですが、やはり熱いコーヒーは美味しい。
さて、コーヒーネタが続いているが、実はそんなにコーヒーにこだわりがあるわけではない。 学生時代は結構こだわりがあったが、あの頃はつくづく時間があったんだなぁ〜。 コーヒー一杯のために、時には豆を炒るところから始めたり、結構な手間隙掛けて淹れていた。
思い浮かぶのは20年以上前の昼下がり、学生向けの安アパートの一室で一人まったりとコーヒーを飲む自分の姿。
手には村上春樹の「羊をめぐる冒険」だったり「回転木馬のデットヒート」だったり、チャンドラーやフィッツジェラルドだったり。 窓からは春の暖かい風が吹き込み、だんだん重たくなってきた瞼が完全に閉じきると同時に手に持った小説が、ガサッと音を立てて落ちる。 「はっ!・・・・そうだ、コーヒーを飲もう」(JRの「そうだ京都へ行こう」のノリで)
今日の生暖かい風はそんなバブル全盛期だった学生時代を思い起こさせる。
いまや小説なんて読む暇もない。コーヒーは仕事の合間に飲む。味なんて最初の一口くらいは「う〜む」なんて言いながら味わうこともあるが、気が付くと冷めちゃっていたり、味わうまもなく飲み終えていたり。もったいない飲み方している。
明日は久しぶりに小説でも読みながら、まったりとコーヒーでも飲んでみようと思う。 手に持つのは、泉優二の「GoodFriend」かな。
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