TOM's Diary
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世の中不景気な話ばかり。 派遣の雇い止めやら、賃金カットやら、希望退職、物価の上昇(ガソリンは驚くほど値下がりしているけど)、消費税率アップなんて話もあるし、いったい我々の生活はどうなってしまうのだろう。
あんまりにも暗い気分になるので、違うニュースはないかと思うと・・・ 元芸能人の自殺やら、子供に古い飲料を点滴しただの、父殺しの女子高生、和牛の偽装に、娘に売春・・・
唯一米軍が防空レーダーでサンタの居所を調べて子供たちにサンタの位置情報を流していると言うニュースにはほっとしたが、まぁ、ネタだしな。
その中でも契約解除された派遣さんの住宅問題がやたらと取りざたされているが、いったいどういうことだろう? そりゃ、いきなり数百人数千人単位で不動産屋に駆け込まれても、そう簡単に物件は見つからないだろうと思ったが、どうやらそう言う問題ではないようだ。年収200万以下と言った低収入が故に物件があっても、入居できないといった金銭的な問題が原因のようだ。 簡単に計算してみると、時給900円だとしても、一日8時間、20日稼動したとして、年収は170万円程度だ。各種控除を差っぴくと150万にも満たないのだろう。最低賃金は600〜700円くらいだが、若干高めに計算してもこんなものだ。最低賃金で働かされている労働者はさらに過酷な生活を強いられているに違いない。 年収200万円などと言う言葉が報じられているが、計算上はもっと低賃金の人たちが居るはずである。 住宅を放り出された人たちは、住所を失ってしまう。住所が無ければ再就職はとても難しいに違いない。悪循環だ。 きちんと貯蓄をしていなかった本人たちにも責任はあるかも知れないが、これだけ低賃金で働かされていたら貯蓄をしていたとしても家を探すのは難しいだろう。仮に見つけて入居できたとしても貯蓄を取り崩して家賃を払い続けるのは無理があるだろう。
地方自治体によっては公営住宅を提供したりしているところもあるようだが、国はいつになったら具体的な対策を打ち出すのだろう。
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