TOM's Diary
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2004年03月31日(水) PTクルーザー納車日

納車日が決まった。
3月20日にかみさんが一目ぼれをし、4日後には契約。
1週間後の今日、現車がディーラーに到着、即日登録。
これから、オプション品の取り付け、ボディーコーティングなどが
実施され、納車は4月10日となる。

契約までの4日間、ほぼ毎日ディーラーに通い詰めだった。
2003年型の中古にするか2004年型の新車にするかが
一番の悩みどころであった。
(アンテナ形状が断然2003年型がかっこよく思えたのだ)
結局金額の折り合いがついて新車の方を選んだ。

契約してからも二日に1度のペースでディーラーに通うことになる。
一つはナビの件、もう一つはボディーコーティング。

ディーラーの担当者がカー用品ショップに勤めていたことがある
とのことで、これらに関してはとても詳しい方であったため
相談に乗ってもらうことにしたのだ。

ナビについては、車速パルスが国産車と違ってそのままでは
取ることが出来ず、車速パルスを取るための部品を追加購入
する必要があるとのこと。国産車と違って取り付けで問題が
出るのではないかと気にはなっていたのだが、その部品さえ
用意すれば問題ないらしい。これはディーラーで用意して
もらえるということであった。
それにしても私にとってもかみさんにとってもはじめての
外車。判らないことばかりである。

その話は事前に聞いていたので、その後カー用品ショップを
廻る際に、話がスムーズに進んだ。車名を出すと必ずと言って
良いほど車速パルスが問題になったのだ。

もう一つ、いろいろ探してみて判ったのはアメ車は工賃が高い。
結局ディーラー担当者の紹介(ほぼ工賃無料、PTクルーザー
への取り付け実績もあり)されたところへお願いすることに
なったのだが、最高で工賃4万と言われたところもあった。
ちなみにその店では小声で、ディーラー担当者が紹介して
くれたのと同じ店を紹介された。そこなら工賃が安いですよと。
良心的な店のようにも思えるが外車への取り付けを嫌って
他所に回そうとしたのか?

あとはボディーコーティング。
アルファードにはCPCを施してあるが、これはメンテナンスが
大変。悪くはないのだが、結局ワックスがけしているのと同じ。
個人的にはチタンコーティングに興味があったのだが、セラミック
コーティングを紹介された。いろいろ話を聞いたのだが、とりあえず
それを施すことに決めた。正直なにがいいのか判らない。

とりあえず、これであとは納車日を待つのみ。
いや、その前に金を用意しなくては・・・


2004年03月30日(火) 衝撃

玉突き事故にあってしまった。
3台が絡む事故の真ん中。
ひどい目にあった。

その場はなんともなかったが、翌日になって首と腰が痛みだし
病院へ。全治10日を宣言していただく。
かわいそうだが、加害者は業務上過失致傷になってしまうだろう。
交差点で信号待ちの車列にノーブレーキで突っ込んできたのだから
やむを得ないか?自分も同じ立場になったときのことを考えると
かわいそうな気もする(よっぽど態度が悪ければそんなことも
思わないだろうが)。

とにかく、運転するみなさんには十分注意していただきたい。


2004年03月26日(金) ミニカ

1980年ごろまで尖閣諸島はどこの国も日本の領土と認めていたそうだ。
それが海底油田がある可能性が高くなったとたんに、「我々の領土だ」と主張する国が現れたらしい。

そんなニュースをみながら、今日でかみさんの軽自動車とお別れであることを思い出す。三菱ミニカ、いまどき珍しい5MTで4WD。私には小さすぎて運転席に座るのも大変なクルマだ。だが、クラッチを駆使しながら運転できる楽しいクルマであった。マニュアルミッションのクルマなど今後運転するチャンスはどんどん減ってしまうに違いない。そう考えると、ほかに何の取り得もないこのクルマであってもとても残念な気持ちになる。

そんなわけで今朝は記念撮影をした。
今後は写真の中で良い思い出としていつまでも残ることだろう。


2004年03月25日(木) 葬儀屋

昨日、展開が早すぎると書いたが、会社の先輩が上手い喩えをした。

「産まれたとたんに、将来の準備として葬儀屋まで予約したって感じ?」

その喩えはどうかと思いますが・・・

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せめて嫁ぎ先くらいにしてもらいたいものですな。


2004年03月24日(水) クライスラー

20日のDiaryにかみさんがPTクルーザーに一目ぼれした話を書いたが、
4日後の今日はやくも契約。展開が早すぎてついていけません。

契約後に、下取り車の見積もりをしに行った中古車買取専門店でのかみさんと店員の会話。

「PTクルーザーも是非当店で買い取らせてください」
「え?納車日も決まって無いのにもう売らなきゃいけないんですか?」

いくらなんでも納車後にしてください。
展開が早すぎて付いていけません。


2004年03月23日(火) 逝去

いかりや長介さんが亡くなった。
子供の頃は「8時だよ!全員集合!」は毎週欠かさず見ていた。
あの番組が終わったときは、すでに毎週見るような年齢ではなかったが、非常に残念に思ったものだった。毎週、生放送であれだけの番組を作り上げるのは大変だったことだろう。

個人的にはドリフターズのいかりや長介よりも俳優としてのいかりや長介が好きだった。最近では弁護士役の2時間ドラマをたまに見ていた。好んでは見なかったが時間が空いているときにいかりや長介が出演しているドラマがあれば見ていた。「8時だよ・・」のいかりや長介とは別人のように思える渋い演技が良かった。できればまだまだ俳優として頑張って欲しかったが、非常に残念である。

それほど好きなタレントだとは思っていなかったが、こうして振り返ってみると、子供の頃から大人になるまでテレビ画面を通じて楽しませてくれたことはすごいことだと思う。

ご冥福を祈ります。


2004年03月22日(月) ふん

「ふん」と思うとき

2車線の道で渋滞の最後部に差し掛かって、一見混んでそうな右車線か空いてそうな左車線か迷ったときに、前車が左車線を選んだのを見て「この先左から合流あったよなぁ〜」と思いながら右車線を選び、左車線を選んだ前車より先に渋滞を抜けられたとき。


2004年03月21日(日) クライスラーめぐり

そんなわけで(前日のDiary参照)クライスラーめぐり。
・・・は、訳有って後日

ちなみに、これを書いている22日20時現在、かみさんがディーラーで交渉中。


2004年03月20日(土) クライスラー

今日はかみさんのお友達のおうちでお食事会。
当初電車で向かう予定だったのだが、結構な雨が降っている。
よく見ると、雪になりそうな勢いだ。

「駐車場あるかなぁ」と何気なく口にすると
「電話して聞いてみる」と返ってくる。
「あるみたいだよ」

ICに向かう道、異常なほど混雑している。
いわゆるゴトウビ、週末、雨、最高の条件に嫌な予感はしていた。
高速に乗るととりあえず順調に流れているがナビは次で降りろと指示を出す。
道路情報を見るといつになく混雑しているような気配。
ナビがどのような基準で一般道を選んでいるのか判らないが、約束の時間が気になって、いつもなら「どんなに渋滞していても高速の方が早い」とそのまま突き進むところをついついナビを信用してしまう。

案の定大渋滞。
ぼんやり外を眺めていたかみさんがふと「あのクルマなんていうの?」と尋ねてくる。
クライスラーのディーラーに展示してあるPTクルーザー。
どうやら一目ぼれしたようだ。
お金の算段を始める。

かみさんのクルマは軽自動車ながら5MTで4WD、スキーに行くためだけに買ったような車だ。正直言って狭くて私には長距離運転するのは辛い。軽自動車なので万が一のことを考えてもこれでスキーに行かせるのは心配で(最近の軽自動車は安全性も十分考えられているとは思うが)、早いうちに普通車に乗り換えて欲しかった。

だからと言ってアメ車ってどうなの?
別の意味で心配のネタが増えそうである。
まさか翌日話が急展開するとは・・・


2004年03月19日(金) 情報

ある銀行で12万口座分の取引情報が無くなる事件があったそうだ。一か月分の取引情報で顧客の住所・氏名・残高など記録されていたらしい。ノーコメント・・・いや開いた口がふさがらない、呆れてコメントのしようがない。

トラックのハブ脱落問題で話題の大手自動車メーカーでは、設計上の欠陥を指摘する内部情報(40ページにも渡る資料)が見つかったと騒がれている。当然だろう。技術者の立場から言わせてもらえれば、ユーザーの取扱いが悪くて発生したと思われる不具合であっても、調査段階ではあらゆる可能性を検討するのが普通だ。理想はユーザーの取扱い不良・多少の整備不良があっても不具合が発生しないものを作りたい。もちろんその理想はコストとの兼ね合いで実現させてもらえない場合が多い。整備不良が原因である可能性がどんなに高くても、技術者としてはどんなにコストが高くても理想を実現できていればという悔しさがあるはず。ひとたび事故がおきればこれを機会に研究開発にもっとお金をかけるよう訴えるチャンスだ。そのように捉える技術者が一人もいないようなメーカーはむしろ信用できない。

田中元外相の娘が、また騒ぎ始めた。出荷停止命令が出た雑誌が、まだ販売されているので制裁金を徴収しろと言うのが今回の主張らしい。出荷停止命令は出たが販売中止命令は出ていないのだが・・・それにしても騒げば騒ぐほどご本人にとってはネガティブな要素増えると思うのだが、少しおとなしくは出来ないものだろうか。
そんなに騒がねばならないほどまずい情報が記載されているのか?さすがの私も興味が湧いてくる。売れ残っているお店をさがそうか?HP検索したりして探してみようか?と、思うのが一般市民の人情だろう。当然すでに読んだ人は内容をHPで公開したらアクセスが増えるのでは?と思うのも一般市民の人情だろう(著作権の問題は別として)。素人でもわかりそうなこの理屈、理解できないのであろうか。
なにか裏があるのではないかと勘ぐりたくもなる。



2004年03月18日(木) 初心

このところ気になるニュースが多くて、このDiaryもニュースネタが多い。
と言うよりニュースネタばかりだ。

たまにはニュースネタ以外のものを書きたいのだが、忙しくてなかなかネタさがしもままならない。その点、ニュースネタなら、新聞社のホームページを探れば気になるニュースがいくらでもあって、ネタに困らない。かなり安易なネタ探しだ。

もともと、TOM's Galleryの一部として始めたDiaryであって、ニュースネタでごまかすのは不本意である。だが、ネタがなくてもとりあえず書きつづけることを優先したい。納得行くネタがあったときだけ書くと言う手もあるのだろうが、それではいつまでたっても書けないと思うからだ。

今日は、ネタに困ったので、こんなことを書いてごまかしておこう。


2004年03月17日(水) 解析

昨日、入学拒否を受けた松本被告の娘について書いた。
リンク解析結果を見たら、検索エンジンがリンク元のものが3件あった。

一つは「松本智津夫 娘 大学」で検索したところヒットしたようだ。
もう一つは「松本智津夫 子供」で検索したところヒットしたようだ。
おそらく、ニュースで見てネット検索をかけてみたのだろう。
なにかお役に立てただろうか?

もう一つは「お家断絶 市中引き回し」でヒットしたようだ。
これは何を調べようとしていたのだろう。

リンク元のGoogleに行ってみると、下記の部分が引用されていた。

... お家断絶、一族末裔までに渡って罪を償わされる訳である。大昔
の法律について詳しいわけではないが現在と比べると犯罪者の人
権はさほど重んじられてはいなかったようで、「市中引き回し上 ...

ここだけ見ると、江戸時代の文化について書かれているかのようだ(笑)
どなたか知らないが、無駄足を踏ませてしまったようで申し訳ない。


2004年03月16日(火) 拒絶

オウム真理教の松本智津夫被告の子供が、大学の入学試験に合格しながら入学を拒否された。

彼女がどのように教育され、今現在どのような人物なのかは判らない。
しかしながら、一般的に考えれば親がどのような重罪犯であっても差別はされるべきではないと考える。もし入学を拒絶するなら本人の人格によっぽどの欠陥があるなど、そのような理由でなければならないと考える・・・だが、この件ばかりは入学を拒絶した大学側の肩を持ちたい。さすがに彼女の親の犯した罪や彼女の育った環境を考えるとこれを単純に差別とは考えにくいからだ。

大昔であれば、一国一場の主があのような重大な犯罪を犯せば切腹いや打ち首の上、お家断絶、一族末裔までに渡って罪を償わされる訳である。大昔の法律について詳しいわけではないが現在と比べると犯罪者の人権はさほど重んじられてはいなかったようで、「市中引き回し上・・・」などと言う処罰も実際あったようだし、量刑自体も現在よりも重かったようである。だからこそ犯罪も少なかったのではないかと思われる。
松本被告の犯した罪の内容はここで述べるまでもない。同情の余地などまったくない。お家断絶どころの騒ぎではない。犯罪者集団の代表だったのだ。そのくらい許されざることを行ったのだ。

松本被告の娘さんには親の罪を被るいわれはないかもしれない。
しかし、世間はそうはみない。少なくとも私の中では松本被告の娘と言うと、オウム真理教の取り巻き連中に囲まれて生活しているイメージが強い。そばにいるだけでもトラブルに巻き込まれるのではないかという不安が付きまとう。お家断絶はともかくも、同じ大学に彼女がいると、やはり気味が悪いと思うだろう。同級生たちはともかくも(どんなに冷静に事態を受け止めたとしても)、周囲の目にはとてもなやまされることになるだろう。同じ大学に通う子を持つ親の気持ちも考えねばなるまい。

もちろん本人が一番それで苦労することは目に見えている。だが自分がそう言う生まれであることを十分に認識して社会に出て行ってもらいたい。世界で一番犯罪を憎む人は松本被告の娘さんくらいになって欲しい。
どんな境遇で育ったかはしらないが、取り巻き連中にうまく操られて、親と同じ轍を踏むようなことだけはしないでもらいたい。



2004年03月15日(月) ドライブモード

携帯を運転中に使っている人、どのように使っているのだろうか?
私はイヤホンマイクを使っているが、実際に危ないのは話中ではなく、着信時や通話終了時に携帯を操作するときだろう。これを安全に行うには、イヤホンマイクについているスイッチか、クルマに装備されたハンズフリーボタンを使うのが良いかもしれない。
あるいは運転中はドライブモードにして電話に出ない。これが一番安全だろう。

では、運転中に写真を安全に撮るにはどうしたらよいだろうか?
いや、そう言うことを考えること自体危険だ・・・

これは見なかったことにして下さい(笑)


2004年03月14日(日) 強盗

このところ、強盗や引ったくりと言った事件が多い気がする。
また、オレオレ詐欺なども横行しているらしい。
なぜこんなにも嫌なニュースが多いのだろうか?
一人一人が防犯意識を高めることも重要だろうが、それだけではないだろう。

なかには被害者の人権がおろそかになっているのに、犯罪者の人権が必要以上に取り沙汰されているのではないか?こんなことだから犯罪が減らないのではないか?というような意見も聞く。ごもっともだ。最近では、護送される犯人をテレビで見ると、顔はコートで隠され、手錠されている手はモザイク処理だ。確かに冤罪の可能性も否定できない。判決が下るまでは犯罪者ではないが鉄則だ。だがしかし、警察も自信もって逮捕したのではないのか?捕まった方も捕まった方で、少なくとも疑われるようなことをしているのだから逮捕されたのであって・・・・それは極論か?

しかし、こんなに犯罪者の人権が保護されなければ、市民だって疑われるようなことはしにくくなる。そうなれば本当の犯罪者も見つけやすくなるだろうし、犯罪自体やりにくいだろうから、犯罪自体減るのではないか?

素人考えで反論もあるだろうが、必要以上に犯罪者の人権を守る必要などない思っている人は多いのではないだろうか?
そのように思っている方がこの日記を見たら是非、この下にある「投票」ボタンを押してほしい。





2004年03月13日(土) 不祥事

企業の不祥事が相次いでいる。
鳥インフルエンザの養鶏場。
ハンセン病患者宿泊拒否のホテル。
盗聴疑惑の金融会社。
顧客データ流出のインターネット接続会社や通販の企業。

どれもこれも大きな問題であるが、北海道警の裏金工作はいただけない。

民間企業なら信頼を失えばいずれ淘汰される。
いわば命がけである。

私自身、今勤めている会社がつぶれた場合のことを考えると必死である。
不祥事まがいのこともやりたくなる気持ちはわかる。
幸い、バカ正直な性格と、会社がそこそこの業績をあげているため
不祥事と言っても休憩時間が終わってもすぐに仕事にかからないで
日記を書いている程度である。もちろん、その分休憩時間になっても
仕事をしていることの方が多いのだが。

しかし、北海道警の不祥事は実に腹立たしい。
国民を取り締まる立場のものが、国民を欺いていたのだ。
民間企業であれば、あっという間に倒産である。
代わりがいくらでもあるからだ。
北海道警の場合、信用できないから青森県警にお願いしたい、
などという選択肢は国民にはない。それだけにしっかりして
もらわねば困る。

北海道警を槍玉にあげているが、北海道警だけの問題ではない。
警官がストーカー行為や小学生に対するわいせつ行為などで
検挙されるニュースを聞くたびに情けない気持ちになる。
しかもおなじ裏金工作を他の警察がやっていないとは言いきれない。

警官個人を見ていると良い警官もいるのだが・・・


2004年03月12日(金) 系列会社

出張で系列会社に打ち合わせをしにいった。
おなじ親会社を持つその会社、見た目は非常に立派な会社であった。
広い敷地に綺麗な建物。
歴史がある分、趣きもある。
当然空調なんかもばっちり効いている。
とても同じ系列の会社とは思えない。

環境がよければ仕事がはかどると言うものではないのだろうが
やはり、うらやましい・・・


2004年03月11日(木) 会議

今日は客先での会議であった。
途中、約5分ほどの休憩はあったが、6時間ぶっ続けの会議であった。
客先希望納期を守るためには、なんとしても仕様を決めて貰わねばならない。
客先の無理な要求をひとつひとつ実現可能な別の方法で納得させていく。

客先は納期を守らせつつも全ての要求を受け入れさせたい。
こちらも必死なら、先方も必死。
全勢力をつぎ込んで駆け引きを行う。

深夜、ついに時間切れ。
次回に持ち越しとなる。

席をたつと腰やお尻が痛い。
疲れが一気に出てくる。
ぐったりとした身体を引きずるようにして会社へ帰る。
こんな会議がこの先も続くのかと思うと、先が思いやられる。
早く、本業の物作りに入りたい。


2004年03月10日(水) スパイ

アメリカの研究所からアルツハイマー病に関わる研究試料を盗み出したとしてアメリカから身柄引渡し要求を受けている医師の第1回審問が東京高裁(地裁ではない)で行われた。

アメリカ側の主張によると、被告がアメリカの研究所から日本の研究所に移籍する際に、日本の研究所の利益をはかるために研究試料を窃盗・破壊したと言うことらしい。その試料というのはDNA試料で、容易に複製が可能なものであったらしい。確かに、DNA試料であれば、PCR(核酸増幅法)で増やすことは容易であり、日常的に行われていることである。普通なら窃盗、器物損壊の罪に問われるのだろうが、驚いたことにアメリカ流にこの事件を見るとスパイ行為ということになるらしい。

どうも納得がいかない。
容易に複製可能な試料を持ち出したくらいでそんなに目くじらを立てることはないのではないか?窃盗ならまだしも、スパイ容疑だなんて・・・ここはアメリカ側の立場に立って見てみようと思う。

アメリカがスパイと言うからには、それなりの理由があるだろう。
容易に複製が可能な試料であったとしても、複製元となる試料がなければ複製は出来ない。その試料が簡単に入手できないものや合成できないものであれば経済的価値も高く、日本の研究所の利益をはかるために持ち出した、すなわちスパイ行為とみる事ができるのではないだろうか。しかもその試料は研究所が得た寄付金によって入手したものであって、所有権は被告にはないものと考えられる。

さらに新聞記事によると、被告の後輩研究員が、被告が管理するその試料を使用して、被告よりも先に論文発表してしまう可能性があったために、帰国前に一部を持出し、残りを破棄したと言う。アメリカ側の立場みれば、これは帰国後の研究所における個人の業績を優先し、アメリカの研究所の利益を損なったものとみることができるだろう。

このように考えるとアメリカの主張も判らないでもない。

さて、東京高裁での審問における被告の主張を見る限りでは、後輩研究員はこの医師の研究を自分の業績として横取りしようとしていたかのようである。おそらくはそうなのであろう。そのことが原因でこの医師は、はからずも窃盗ならびに器物破損と言う罪を犯してしまったのではないだろうか?そして貴重な試料を失った研究員はそれを逆恨みし、大げさに当局に訴えたのではないだろうか?

以上、あくまで想像に過ぎないが、この医師にとってはまさかこのような大げさな事態になるとは夢にも思わなかっただろう。

この医師には、アメリカに渡りスパイなどと言う不名誉な容疑を晴らしてもらいたい。


2004年03月09日(火) 省庁

防衛庁が防衛省になったら・・・
自民党内に防衛庁を省に昇格させる動きがあるそうだ。

省に昇格したらなにが起こるのか?

「自衛隊員が自信をもって行動できるようになる」

現在の自衛隊員は卑屈になって行動しているのだろうか?
省になるとどのように自信が持てるのだろうか?

「指揮系統も運用方法もなにも変わらない、メンツの問題だ」

だれのメンツだろうか?
総選挙でそのような公約を掲げた党員がいるそうだ。
そんな党員のメンツなどクソくらえだ。

なにも変わらないと言うのはどう言う意味だろうか。
省になると言うことは防衛大臣が生まれるということだ。
防衛庁長官と防衛大臣とでは権力の大きさも違うだろう。
政治に対しても直接の発言力を持つだろう。
予算のつき方も変わってくるだろう。
自衛隊の地位が変わってくるのは明らかだ。

武力という力を持つものに、政治的権力を与えるのはいかがなものだろうか?
なにも変わらないと言いつつ、突然防衛大臣なるものが誕生して国民はびっくりする。
なにも変わらないなら・・・そう思わせておいて、国民が気がつくと軍事大国になっていた。

消費税の表示方法にしてもそうだ。
消費税込みの値段表示にすることで、消費税税率がアップ
しても国民は気が付きにくい、そんな環境をいつのまにか
自民党は決めていた。野党はなにをしていたのか?

国民が問題に気がつきにくいところから変えていくこの手のやり方、国民を欺いているようなこのやり方、自民党だけではない、野党も含めた政治家ども全体に言えることだが、どうも気に入らない。


2004年03月08日(月) 五輪代表チーム監督

長嶋氏で行くことになったそうだ。
野球の日本代表編成委員会によると、これだけのドリームチームをまとめられるのは長嶋氏しかいないと言うことらしい。日本の野球界は病人を頼りにしなければならないほど優秀な人材が不足しているのだろうか?否、早く元気になって復帰して欲しいと言うメッセージであろう・・・そうであって欲しい。

だが、家族としてはどんな気持ちであろうか。
6日のDiaryにも書いたが、同じ病を患った父を持つ身として考えると、しばらくはそっとしておいて欲しいのではなかろうか?長嶋氏には目先の五輪代表チームの采配ではなく、もっと将来の日本の野球界のためにも家族のためにも、じっくり時間をかけてリハビリに励んでもらいたい。もちろん結果的に、五輪に間に合うように十分回復することが出来たなら、ぜひ五輪の采配をして頂きたいところではある。だが、家族のことを慮ると現段階での日本代表編成委員会この発言はあまりにも家族に重荷にはならないだろうかと心配になってしまう。
ご子息一茂氏の、ファンの期待を慮りつつも「(アテネ五輪には)無理をしないで欲しい」と言う気持ちは、家族になってみないと判りにくいだろう。

すくなくとも、過剰な「ファンの期待」が一茂氏らご家族の重荷にならないことを願う。


2004年03月07日(日) 開幕

今年もF1が開幕した。

初戦はオーストラリアGPである。これを書いている段階ではすでに結果も判っているのだが、そのことには触れない。が、あえて言えば佐藤琢磨の9位は惜しかった。予選の結果が良かっただけに、決勝レースでもポイント獲得を期待していたのだが。

この開幕戦からF1のレギュレーションが一部変更されている。
その一つに1GPで使用できるエンジンを1つに限定するという変更がある。
ターボ全盛の時代には予選用エンジンと言えば軽く1000馬力をはるかに超えるようなスペシャルエンジンを使用していた。見る側としてはこの強力なエンジンでの予選はとても迫力があり、楽しみの一つでもあった。今後はこのような楽しみはなくなってしまうのだろう。だが、この予選スペシャル、わずか数周走れればよいと言うエンジンであった。耐久性などあったものではない。レギュレーションの変更後は従来の倍の距離を1つのエンジンで走りきらなくてはならなくなる。これは技術的に非常にすばらしい発展を遂げる可能性を秘めていると思われる。

自動車メーカーがなぜF1のような金のかかるモータースポーツに参加するのかと言えば、もちろん企業イメージのアップがあるだろう。しかし、それ以外にもモータースポーツで得たノウハウを市販車に生かすと言う理由もある。そう言う意味では、ハイパワーでなおかつ耐久性のあるエンジンを作ると言うことは非常に意義のあることではなかろうか。

この開幕戦から変更になったレギュレーションにはオートマチックトランスミッション、いわゆるオートマの禁止がある。
これは果たしていかがなものだろうか?世界中を走る多くのクルマはオートマとなっている現在、時代に逆行するレギュレーション変更ではないだろうか?F1の世界で通用するオートマが市販車のオートマにも技術的に反映されたとしたらそれはとてもすばらしいことではないか?個人的にはCVTのような無段変速機採用がF1もしくはモータースポーツでも採用されれば、現在のオートマよりもはるかに効率的で、環境にも優しいクルマが出来上がるのではないかと思っていたのだが・・・

以前、1.5Lターボエンジンが主流だったF1が3.5Lの自然吸気エンジンに変更になったときに、次のようなコメントをしたジャーナリストがいた。
「レギュレーションの変更でF1エンジンはV10もしくはV12型の大排気量エンジンになってしまった。現在(当時)の市販車の主流は、リッターカーもしくはせいぜい2Lで、エンジン形式も4気筒から6気筒であり、V12エンジンはごく限られたクルマにしか採用されていない。市販車への技術フィードバックと言う意味合いから考えて、とても現在のレギュレーションは時代に逆行しているのではないかと考えざるを得ない。」
このころアクティブサスペンションも禁止されてしまった。もし、禁止されていなければ、アクティブサスペンションの技術はいまごろ市販車で当たり前の技術になっていたかも知れない。

今回のレギュレーション変更でオートマの禁止がされた理由はいろいろあろうが、すくなくとも市販車の発展に関して言えばマイナスとなってしまったのではないだろうか?


2004年03月06日(土) 脳塞栓

心原性脳塞栓が世間をにぎわしている。
元巨人軍監督がこれで倒れたからだ。

野球に興味がない上に、あえて問われればアンチ巨人ファンでありこの元巨人軍監督があまり好きではない私でさえ、とても気になるニュースである。それほど偉大な監督であったのだろう。

さて、この病気だが、元監督とほぼ同い年の私の父も同じ病気を患ったことがある。症状も非常に良く似ている。父の場合は言語障害もあった。その分元監督の方が軽いとは言えないが、その発言が大きな話題ともなる元監督に言語障害がなかったことは幸いである。

「すぐに元気になってくれるだろう」と言った楽観的なコメントもある。おそらくは復帰を望む声も多くあるだろう。そして本人も早くもとの仕事に戻りたいと考えているだろうし、私も早く元気になってもらいたいものだと思う。
だが家族の立場で考えると、再発が非常に恐い。できることなら現役を退きゆっくりと暮らして欲しいと思う。
そんな家族の気持ちを思うと、早く元気になって欲しいとは思うが、復帰できるまでに回復したとしても、非常に活動的な元監督のことだから、すぐにでも復帰をしたいだろうとは思うだろうが、復帰には十分時間をかけて体調を見極めてからにしてもらいたい。


2004年03月05日(金) Netsky

HP上で公開しているメールアドレスに来たウィルス、W32.Netsky.D@mm。

このメールアドレスは基本的に日常使っているメールアドレスではない。
メールの読み書きもWebメールシステムを使っており、Webサーバー
上に置いたまま添付ファイルのウィルスチェックができ、端末にダウン
ロードする前に削除することが出来るのでいきなり感染と言う自体には
ならない。それ以前にMacを利用しているのでWinを攻撃対象にした
ウィルスに感染することありえないので、このウィルスに関しても「また
来たか」と削除ボタンを押すだけである。

それはさておき、このウィルス3月1日(米国時間)に発見されたばかり
のウィルスらしい。新しい物好きの私には、発見されたばかりのウィルス
が来たことがちょっと嬉しかったりもする(笑)しかも「Netsky
(ネット・スカイ)」なんとなくカッコイイ名称である。最近はやりの
鳥インフルエンザはH5N1などという名称(正確には名称ではないが)
などとは大違いである。

勝手な解釈だが「ネットの中を空を飛ぶように自由に飛び回る」・・・
なんとなく良い響きではないか?
「飛び回る」なんて言うところは今流行りの鳥インフルエンザに通じる
ものもある。

ところでウィルスの名称はだれが付けるのだろうか?
なかなか良いセンスだと思う。


2004年03月04日(木) 米国

ここ数日、アメリカを中傷するようなDiaryが続いた。
だが、あくまでネタであり、決してアメリカを嫌いなわけではない。

あんまり悪口ばかり書いているとエシュロンにひっかかってしまい、
テロリストの仲間と思われてしまっても困るので、たまには誉めて
おこうと思う(余計に怪しい?)

とは言え、身の回りでアメリカに関係するものと言ってもPCくらい
しか思い浮かばない。会社ではIBM、家ではAppleのものを使用している。
それぞれ一長一短がありどちらがよいとは言えないが、MacOSを
使えるAppleの方が使いやすいと思われる。まぁ、主観の問題だろう。

う〜む、これではアメリカを誉めたことにはならない(苦笑)

アメリカのクルマはでかくて良い!
広大なアメリカ大陸を思い浮かべてうらやましくおもう。
だけど、日本じゃ・・・日本にクルマを買ってほしけりゃ
日本サイズで魅力的なクルマを作ってくれよ。
冷蔵庫にしても洗濯機にしてもでっかすぎだよ。

う〜む、逆にまたけなしてしまった(苦笑)

アメリカと言えば・・・そう、ハワイ!ハワイは良い、憧れのハワイ。
子供のころに行ったことがある・・・もう、20年も前だが。
たいがい日本語で通じてしまうのだが、あるお店でトラベラーズ
チェックで買い物をしようとしたら英語で「ホテルのルームナンバーは?」
と問われた。英語で問われたのだから、もちろん英語で答えようと
「1234(イチニィサンヨン)」と答えた。口から出たのは、
おもいっきり日本語だった。だが、店員はちゃんと「1234」と
書いてる。(なんだよ、日本語通じてるじゃん)

う〜む、これでもアメリカを誉めたことにはならない(苦笑)
無理だな。

********************************

 エシュロンさま、すみません、またネタにしちゃいました。
 アメリカにうらみはありません、こう言うのを笑い飛ばして
 くれる包容力のある実にすばらしい国だとおもっています。
 これからもネタにしますが、お許しください。
 テロリストのブラックリストには載せないで下さい。

(おっと、本文では誉めるの諦めたのにこんなところで成功?!)


2004年03月03日(水) 重大発表

NASAがとても重大発表があると予告をした。
ついに火星人でもみつかったのか?

はたして日本時間の今朝4時頃、その重大発表記者会見が行われた。
その内容は火星に大量の水が存在したという直接的な証拠が見つかったというものであった。確かに、とても重大な発見であることは間違いないが、正直「なんだ、そんなことか」と思ってしまった。

直接的な証拠は初めてかもしれないが、火星に水が存在していたという間接的な証拠は幾つでもあったのではないか。
そもそも、火星は地球とは兄弟星のようなもの。後にも先にも火星にはびた一文水がなかったと言う証拠が見つかったら、そりゃぁ、さすがの私でもおどろく。
それこそ、ろくなチェックもしていないにも関わらずちゃんとした根拠を挙げてBSEに感染した牛はいないと発表したアメリカ政府よりもまゆつば物だ(いや、それとて、ちゃんとした根拠とは思えないし、そう思っている人が多いからこそ輸入再開されないのであろうが・・・)。むしろ、火星人でも発見してしまって、そのことを隠すために水がなかった証拠をでっち上げたんじゃないのとうたぐってしまう。

で、火星人はまだみつからないのであろうか?


2004年03月02日(火) 温度差

世界の指導者がブッシュ大統領を尊敬しているか?
アメリカ国民の6割はそう思っていないようだ。
むしろ6割しかそう思っていないことに驚きを隠せない。
米ギャラップ社の世論調査の結果だ。

ガセネタで誤認逮捕でも許せないのに、ガセネタで戦争を
はじめておいて誰に尊敬されると思っているのだろう?

そのガセネタも信頼できると思っていた情報屋から得た
情報ならともかく、身内の、それも諜報機関(情報操作
によって、諜略や諜報、すなわちガセネタで敵を自分達
の思い通りに操ることを主な任務とした機関)の情報で
ある。言い換えれば、勝手な思い込みで戦争したと思わ
れても致し方あるまい。自作自演と言ってもいいかもし
れない。

今となっては大量破壊兵器がイラクに有ったと考える方が
不自然であるが、もちろん、イラクに大量破壊兵器がない
という証拠はまだない。なので、誤認逮捕、自作自演と
決め付けるわけにはいかない。

だがしかし、そもそも、アメリカに敵対している国や組織は、
なぜアメリカに対し敵意をあらわにしているのか?
そこのところをよく考えていただきたい。

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先日テレビでイラクで怪我をした海兵隊の兵士に対する
インタビューが放送されていた。
「我々海兵隊員は国のためにいつでも死ぬ覚悟が出来ている」
その昔、我が国でも「お国のため」と言って玉砕していった
兵士達がたくさんいたことをその兵士は知っているのだろうか?


2004年03月01日(月) Haerd Braeking

家路を急ぐ深夜の首都高
暖房が心地よく効いた室内
音楽が心地よい
右足を微妙に調整しながらもスムースに走る高速道路は気持ち良い

週末の首都高はトラックは少なく乗用車ばかりだ
アルファードの高い運転席から周囲のクルマを見下ろす

都心環状線と3号線の合流が近付く
右カーブに備えてアクセルパーシャルから全閉へ
右足はブレーキペダルに移すが、まだ踏んではいない

そのとき
数台前でブレーキングを終えてカーブに侵入しようとしていたクルマが
再度ブレーキを踏んでいるのが目に入る

無意識に右足を軽く踏み込みブレーキランプを点灯させる
シフトレバーに乗せた左手は
シフトポジションを一つさげたあとハンドルに移す
ハンドルを両手でしっかりと握る

数台前のクルマはタイヤスモークを上げはじめる
事故だろうか?

後方車両との車間距離を確認しながら思いっきりブレーキを踏み込む
後方はあまり車間がない
少しブレーキを緩める

ほぼ同時に直前のクルマがブレーキをかけはじめた
スピードはこちらの方が落ちているが、直前のクルマの方がスピードの落ち方が早い
このままでは追突するだろう

しかし、後方のクルマはまだ前方の異常に気付いていないのか減速する様子がない
後方が非常に気になりはじめる

まったく気付いていない?
脇見?

ブレーキをさらに緩めたいがこれ以上は無理だ
前方に追突してしまう

全身に力がはいる
そのときようやく後方車両が気付いたようだ
クラクションをならしながらも減速をはじめる

クラクションを鳴らされたことに異常に腹が立つ

数台前のクルマは強引な合流車両を無事に回避し加速を始めていた
私も直前のクルマにあわせて加速をはじめる

後方のクルマはいまだにクラクションをならしている
右車線に飛び出すと、そちらも左車線の余波を受けてペースが落ちている
むしろ左車線の方がペースが早い
あきらめて私のクルマの後ろに戻ったようだ
前をきちんと見ていれば右車線の方がペースが遅いことくらい分かりそうだが・・・

いい気味だ
こんどは後方のクルマが急に割り込まれた右車線のクルマからクラクションをならされている

気分を落ち着けて前方に注意を戻す
聞こえていなかった音楽がまた耳に戻ってきた


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