Leaflets of the Rikyu Rat
DiaryINDEX|past|will
彼と一緒に居れば居るほど 経済力の差が身につまされる 自分のしたいことやりたいことを彼ができる 僕はできない 与えられることに慣れそうになってしまう それがどうしようもなく嫌だ 己の力で手中に収める それができないのが嫌だ やっとのことで手に入れたものを 彼がやすやすと手に入れているのが嫌だ
(これは経済的なものについての話である。)
勿論彼もそこに至るまでに いろいろなこと があったのだろう 努力もせず ただ無いものねだりをしても始まらない そんなことは分かっている けれど分か れ ない
労働したい 労働したい 今僕がしているのは労働のための勉強 比較的高水準な労働条件のための勉強だ 小さい頃から願ってきた労働に直結する勉強が 今初めて出来ているはずなのである それなのに 何故か 遥か遠くに感じられる それは何故か どうしてなのか
僕は好条件な労働のために大学へ行ったのかと聞かれたなら 好条件な労働のために大学へ行ったのだと答えよう いえす、僕は労働のために大学へ行ったのだ。
彼と逢ったことが僕に贅沢を教え 彼と付き合ったことが僕に焦りを教えた
労働したい 何のための労働かといえばそれは 贅沢と余裕と幸福のための労働なのだと思う 多分僕が一番欲しいのは幸福のための余裕だ
労働のための勉強 勉強のための集中力 集中力のための意志 それが今の僕には必要なのかと聞かれたのなら そう それが今の僕には必要なのだと答えよう いえす、僕にはそれらが必要なのだ
自意識のために 偏見のために (余裕とは相反しない)切迫感のために アイデンティティのために 矜持のために 幸福になるために
時差があった。サイパンより帰って来てからまず翌々日に、顔の皮膚が剥がれ始めた。 真っ赤になっていた鼻から始まり、眼の下、頬、口周り、そして額。 斑模様が蔓延る見るに耐えない容姿になったので、風呂に入って洗顔をするも、完全に綺麗にはならない。 二日ほど集中的にシャワーに入り、なんとかぱっと見では分からないくらいになった。 顔面がどうにかなったかと思った頃、背中の皮膚が剥け始めた。 それは肩に続き、上部から順に進行する。 顔との違いはその進行の速度と範囲の広さである。 鏡を見るとひらひらと皮膚がたなびいている。どう見ても美しくは無い。 手でぴりりと千切ってみる。出来るだけ長く長くと念じながら引っ張る。 まるで鰹節のようなそれが手のひらに収まり、これが己の皮膚なのかと思いながら見ると、不思議な気持ちになる。 今は上腕まで広がってきた。 どうせなら全身の皮が捲れてしまえばいいのに、と思う。 そうして今の自分よりもっと格好良い自分に変われればいいのに、と妄想する。 しかし、そんな風になることは勿論無い。 “以前の僕”に戻るために、皮膚は剥げ、再生するのだ。
十月に日焼けで皮膚が剥がれているひとはそういないだろう。 明日から北海道に旅行に行くのだと思うと、より不自然さが際立つだろうと愉しくなった。
2005年10月03日(月) |
大学後期開講 ラッキーバックナンバー |
自分「大学って明日からだっけ?」 友人「多分そうなんじゃない?」 自分「だよね。十月だもんね。」 友人「涼しくなってきたしね。」
学生は適当です。
そして起きたら午前九時半過ぎ(フォー!)。 一限目とっくに始まってる。(実は時間割も知らなかったけど。) もうこりゃ致し方無し!とゆっくりシャワーを浴びのろのろとチャリをこいで大学に着けば 何だかお腹が空いたなあ、けどもう二限も始まるよなあ、でも僕のお腹はもう限界、と結局食堂に向かう。 最初の授業は言うなれば壮絶な椅子取り合戦である。 早々に脱落した僕は、もうどうせ残りの椅子無いよねと確認もせずに食後、図書館へ向かった。 五階に文芸雑誌のバックナンバーが保管されていることを初めて知り、エレベーターに乗り込む。 綺麗に製本された二十五年分の現代詩手帖を最新の分から五冊 (一冊に三ヶ月分が入っていたため凡そ一年三ヶ月分)手にとり、読み耽った。 読んでいるうちに、伊藤比呂美が現代詩手帖賞の上がりであることを知り、 新人の頃の投稿を読みたくなり探したら、彼女は1978年の受賞者であることが判明した。 どうしてか1979年以前のバックナンバーが運び出されており、読むこと能わず。 少し残念ではあったが大学図書館にバックナンバーが保存されている事実を知り嬉しく思った。 集中して読んでいたのだろうか、気付いたらあっという間に四限が終わろうとしていた。 五限のゼミにだけ出席して、帰宅。
ちなみに僕は、詩は書かない。
2005年10月02日(日) |
特攻平和会館 ミーハー |
月末に行く予定である鹿児島について、職場の先生に情報を貰ったよ。 と言うからどんなどんなと聞いてみれば知覧の特攻平和会館に行きたいと言う熊。盛り下がる僕。 伊藤比呂美の「アウシュビッツ ミーハー」がフラッシュバック。 中学、高校と遠足やらなんやらで行った記憶がある。 えーもっと楽しいところに行こうよ。と言うも、 嫌だ、絶対にここに行きたいと彼。 確かに広島へ行ったら原爆記念館に行ってみたいとは思うが、 地元のひとは何度もそこに行きたいと思うのだろうか。良くわからない。
それでねえ、飲みに行くならここだって、とお店の名前を聞けば吃驚、ゲイバーの名を挙げる髭熊。 は?その職場の先生ってゲイなん?と聞けば「そうやで〜」と得意げな返事。 ていうか職場でバレてるのかよ。
お医者さんは本当にゲイが多い。バイトしていた頃にも両手で足りない程の医者と会ったし、 泌尿器科や肛門科のゲイの先生もいるので そういうのを考えるとなんだかすごく俗っぽくて嫌である。 勿論良いゲイの医師も多く、彼らには親近感が持てるのである。
連続更新:その1、その2
2005年10月01日(土) |
休暇 成人向けゲイゲームをサクッと八時間。 |
二日酔いの予定であったので、完全に一日をあけておいた。 熊も「お疲れ様。ゆっくりやすみやあ」と労ってくれた。 それほどひどくも無かったが、なんとなく頭が重かったので勉強しても捗らないだろう。 友達に借りたエロゲをひたすらしていた。成人向けのゲイゲームである。 この間借りて初めてエロゲというものに接したけれど、案外楽しい。 こいつだと狙いを付けてそれらしい選択肢を選べば面白いように好意を得られる。 そして脱ぐ。うはうはだ。二次元だけど。 ゲイゲームにグロが付き物でも気にしない。(グロの存在意義がなぞ なのだけど、これで興奮するひとも世の中にはいるのだろう。)
なかなか充実した休暇だったかなあ、と思う。
連続更新:こちら
|