二十日ばかり遅れての5周年記念作UP☆ 本当に筆が遅くなって、困ったもんだ。どうにも、鈴置さんショック……だけじゃないけど、スランプから中々、抜け出せない。 てなわけで? の記念作は現在、最ハマリ中に走る。何だか、毎度の傾向で、すっかり万サイトと化している。まぁ、オフでの本にするのは大変だが、サイトなら、結構気軽に書けるというのもある。 尤も、気軽にやりすぎて、あんまり褒められたことではないが、完結していない連載ものもかなりあったりする……。やはり、一度、整理しないとマズいかな。
それはともかくの記念作で、最ハマリなのは『彩雲国物語』──あー、ビーンズ文庫刊行作品だったりして……結構、買うのに勇気がいるのは何故? コバルトなら、昔からあるせいか、大丈夫なんだけどなぁ。
舞台は中華風味世界ファンタジー──とのこと。でも、あんまり『中華風』に拘らずに味付けとしての『ファンタジー』として読むべし……ってのは作者様の弁。まぁ、輝も制度がどうのという細かい設定を追究するより、人間関係やら心理描写の方に重きを置く方だから。 詳しいことは『原作、読んで下さい』というしかないかー。うちを覗くような皆さんで、どれだけの方が既読なのか……。零と云う可能性もある^^;
とりあえず、輝の一押しさんはまだ、今回は名前のみの登場。『悪夢の国試組』なる図抜けた連中の一人。まぁ、揃って、お気に入りだが。すっかり、一癖二癖どころじゃないのが好みになっちまったなぁ。 続きはできるだけ早く──さすがに二ヶ月もお待たせはしないだろう;;;
思いの他、長くなってしまった沈黙期間。何といっても、不意打ちのようだった鈴置洋孝さん急死の報には参りました。 まだ学生時代、今よりも更に拙くも『書くこと』を始めた切っ掛けにはやはり、『ガンダム』とブライトの存在を外せません。 そのブライトの声を当てていたのが鈴置さんでしたが、当時はまだ『声優』なる存在には然程の興味を持ってはいませんでした。それを気付かせてくれたのが鈴置さんでした。 『ガンダム』の映画版放映頃、TV放送されていた『ゴッドマーズ』という作品にも鈴置さんはキャスティングされていました。そのクレジットを何気なく見ていて、何週目かに気付いたのが『鈴置洋孝』という、何となく見覚えのある名前でした。『鈴置』という幾らか変わった苗字であったのも気付いた理由でしょう。 よくよく聞けば、確かに同じ声。でも、キャラの性格も何もかも違うため、声は同じでも声音が全く違う。そんな風に使い分け、表現する『声優』さんに初めて、関心を覚えました。
そうして、アニメや映画やナレーションやCMや──出てくる作品を追ったり、偶然を楽しんだりしていて、一番好きな声優さんは? と問われれば、やはり『鈴置さん』と答えていたでしょう。 物書きだけでなく、『同人』を始める切っ掛けになった作品にも深く関っていました。(一押しキャラではなかったものの、オリ設定では絶対に外せないキャラだった……)
そういうわけで、九月の『お別れ会』にも参加してきたのに──未だ、実感が持てないのが現実でありながら、そのくせ、ショックを引きずった状態になっていたように思えます。 まさか、こんなことになるなどと想像できるはずもなく、長くファンをやってきた割には一度として、舞台を見に行ったこともなかった。いつかは……などと思っておきながら、それが悔やまれてなりません。
『お別れ会』で、鈴置さんのバンド活動の映像やラジオのゲスト・インタビューを聞きました。とにかく、舞台やバンド活動に力を入れていたことが良く伝わってきました。 何より、全力に取り組み──最後の舞台を体調を崩したために(それが実は病の発現だったわけですが)熟しきれなかったことを本当に最後の最後まで気にかけていたと……。 代役を立て、他の団員さんたちにも、その再演に専念してもらうために、病状も一切知らせなかったと──何かに力を注ぐということが、正に命懸けの取り組みであったと。 決して、仕事としてだけではなく、演劇を、音楽を、愛していたのだと思わされました。
貰ったものを直接、返すことはできないけれど、それでも、送ることができるよう、まだ続けていきたい……そんな風に思ったものです。
とか言いながら、二ヶ月も沈黙してしまったんですがね……何か、気付いてはいたものの、5周年記念に全く取りかかれなかったし、日誌も何も書いてなかったし、BBSもほったらかし;;; 余りの反応の悪さに心配をかけて、メールを下さった方もいましたが、PCの機嫌が悪くて、受信に失敗することの方が多い──Webメールでも取ろうかと思ってると、何かの弾みで、たまに受信できる時もあるもんで、それもお流れになったりして……。 BBSの方が確実かも、です。もしくは気長に返答を待って下さい。
そんなこんなで、やっと、3万HIT記念小説を完結させられました。っても、実は殆どが書き上がっていたのに、ラストに手間取ってしまった。土台、あの二人(ケスラー&オーベルシュタイン)で、きっちり話を纏めようというのが無謀だったのかもしれん★ 殆ど、書き逃げ突発本的様相のネタだった……。
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