ともまるのCM日記
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いつ以来だろうか,かなり久しぶりに美術館に行く。金山の名古屋ボストン美術館。初めて行ったが,友だちに聞いていた通りに狭かった。そして,想像よりは混んでいた。
エジプト展,誘われなければ,そして招待券で無料でなければ自分からは行かなかっただろう。しかし思ったより楽しかった。もともとエジプトや古代文明,遺跡は好きなのだが,ここまで自分が楽しめるとは思っていなかった。展示物を観ていくと,まず素材が気になった。その素材はどのくらい手に入りやすいのか,加工はしやすいのか。あるいはそれが石だったら,その岩石はどのあたりが産地なのか,どういう成り立ち・性質の岩石か。そこまで考えると,今度は地形や陸塊の成り立ちも気になってきたり。一事が万事そんな感じ。つまり,最初は「もともとの興味」プラス「わずかな世界史の知識」で見ようとしていたのが,途中から地理や地学の知識も入ってきて,そうやって考えている中に,文明を作った人たちの生活が見えてくるような気がしてきたのだった(やや表現がオーバーだが)。しまいにゃあ,誘ってくれた人に向かって「総合学習ってこういうことなんだよ!!」などと一説ぶつ始末。でも,まあそういうことを感じたのは確かで,大きな収穫だった。…地理,地学,世界史。おもしろいんじゃん。やっぱりつながってるんだよ。どれもやる気なくて勉強しなかったけど。勉強し直そう。
帰りに金山駅の外で「ちびくろジャンボ」というバンドに出会う。寒空の中,何故かこたつ。そして,みかん。それだけで目を引き人が集まる。バンドなのだが,ストリートということでギター1本でボーカルの子が歌っていた。かなり心惹かれる。いつか聴きに行ってみたい。オフィシャル・サイトもあるらしい。
友だちと,各週土曜の夕方に我が家で”こたつ勉強会”をする,という予定を立てていて今日が第1回のはずだった。が,旅行の計画など話しているうちに,結局時間は過ぎて勉強らしい勉強はできなかった。でも,旅行の見通しは立ったのでよしとする。部屋もきちんとして机に向かおうという意欲が出るのは,一緒にやるからこそだな…などといっているのはいささか情けない気もするが,普通にしていたのでは自律するのが難しい私なのだから仕方がない。夕方からは予報通りに雨降り。日本海側では大雪になる可能性も,と言っているが,名古屋は雪になりそうにない。
松浦亜弥のシャンプーのCM。香りつきシャンプーで若い世代のウケは結構いいと推測される「TESSERA」の「胸キュンピーチ」が新発売。松浦がピンクの衣装でフリフリ(あるいはブリブリ)の振り付けで歌っているCM。前に友だちと「近頃には珍しいソロのアイドル」と話していたが,このCMを見るとあらためてものすごいアイドルぶりだな,と思う。それも,80年代のアイドル。振り付けやメロディーラインもしっかりその路線で,やり過ぎなんじゃないかとも思いながら,これはこれでウケるんだろうなーとも思う。「TESSERA」に話を戻すと,発売当初から考えると,香りのラインナップも変わったしその都度CMに起用されるタレントも違って,比較的新しい商品ではあるが歴史を感じる。DA PUMPも確かデビュー曲の時出てたなー。
| 2002年01月25日(金) |
集中チ療室新年会2002 |
集中チ療室のメンバーとファンとの新年会。金曜の夜,しかも飛騨だけに,誰か知り合いに会わないかとやや不安だったがセーフ。メンバーは,仕事を終えた後,また翌日も朝から練習というスケジュールの中来てくれた。感謝。「圧縮!春夏秋冬」ライブの「秋」以来だから,メンバーに会うのは約2ヶ月ぶり。久しぶりに会えて,楽しく飲みながら話せたりして,年甲斐もなくはしゃぎまくった。ファンも,さすがに集中チ療室のファンだけあって…かどうかはわからないが,面白い人がいっぱいですごい盛り上がりよう。友だちの弟と同じ劇団の同期という子も来ていた。クイズでは賞品としてNムラさんから「妙玄」と書かれた扇子をいただく。とにかく,久しぶりにみんなと会って,3月16日ダイアモンド・ホール「赤道直下↓」,ますます楽しみになってきた。打ち上げにも参加させてもらう約束をする。
2次会はカラオケ。結局みんなも来てくれ,盛り上がった。17,8人いたのに曲を入れていたのは4,5人だったけど…まあみんなも楽しんでくれただろう。酔っていたこともあり,のどが嗄れるくらいにエキサイトして歌ってしまった。それにしても,かーなーりー見苦しい姿だったと反省…。カラオケだったから話したりなかったり話が途中になっちゃった人もいたし…。また3月に話しますっ!ということで。
世界初,宇宙で撮影されたポカリスエットのCM。やっと今日観た。静かなCMで,画面をずっと見ているのでなければ気づかないだろう,というくらい。音もそうだが,映像も宇宙からみた地球とスペースシャトル内の映像くらいで,商品を殊更に売り込むようなものはどこにもない。静かに訴えかけるCMとでもいおうか。そして,これはポカリスエットのCMでもあるが,この静かな宇宙からみる地球の映像は別のことも見せることになっているような気がする。
朝,本山に自転車を取りにいったのにカギがなくてすごすご歩いて大学まで戻る。途中でO先生に会い,話しながら学部まで向かった。「元気ですか?M先生も,最近元気ない様子で…と言ってましたよ」と心配していただき,ありがたかった。最近は「元気?」と聞かれると「元気じゃないよ」と開き直って答えることにしている,と私がいうと,元気になれそうなエピソードを聞かせて下さった。O先生,ありがとうございました。早起きは3文の得,とはよくいったもので,自転車についてはドジったが,朝のすがすがしい空気の中を歩いて気持ち良く,先生にいい話をしていただけて,朝からかなりお得だった。
ところで,「あんまり顔かたちで勝負していない方の人を足して2で割っても評価は同じなのでは?」という疑問について…確かにそうかもしれない。しかし,別に評価をしているのではなく,「似ている」ということをその2人で表現したかっただけなので。というくらいで勘弁して下さい。でも,本当にそんな感じで2人に似た人だったのだ〜。あ,でもどちらかというと品川寄りかなあ?…だったら足して2で割っちゃだめだよな…。(1月6日の日記参照)
| 2002年01月16日(水) |
卒論発表会&修論提出日 |
今日は学部4年生の卒論発表会。そして修論生の修論提出日。みなさんそれぞれ苦労もありながら,無事に発表・提出された模様。卒論生,修論生,本当にお疲れ様でした。どちらも自分の時のことが思い出され,あらためていろんな人にお世話になったなと思い,今思い返しても頭が下がりっぱなしである。その節はありがとうございました。
久しぶりに昨日・今日とまともな時間に大学にいて過ごしたせいか,特別何かをしたわけでもないがちょっとした充実感がある。ここからよい循環に移行したいところ。
さて,昨日UFJ銀行,UFJ信託銀行が誕生した。ミリオンカードもUFJカードに。これからに注目したい。で,UFJ銀行のCMは結構いい感じ。イメージとしては。具体的なことが伝わってこないのが難かもしれないが。女の子が,かけ替えのため釣り上げられていく看板を窓越しにみて,「U,F,O?」と言い間違えをするが,それはちょっとわざとらしすぎないか。どうせなら,UFOよりはUSJくらいにしちゃっても…ってそれはしないか。ただでさえ混同されやすいし宣伝になっちゃうから。
サッポロビールの発泡酒「北海道生搾り」のCMが新年から「友だちにすすめよう」CMに変わった。スガシカオからははなちゃんへ,小松政夫からは谷啓,谷啓からTIMへとすすめられている。みんな「ホンモノの友だち同士」なのだそうである。おそらくこの調子でオススメ連鎖が続いていくんでしょう。テレフォン・ショッキングみたいなもんですな。
で,CMそのものもまあまあいいのだが,一番気になり気に入ったのは犬。生搾りの缶を手に持ち,大変愛嬌のある表情でオススメしている,あの犬の人形である。気になったので,例によりネットで検索。名前判明。「ドン・シボリオーネ」…う〜ん,まあまあ,だね。そういえば,ローソンも犬のぬいぐるみ使ってる。あれは青い犬で,一瞬「笑う犬」のパクりかと思ってしまった。…こうやって書いている間にいろいろ考えをめぐらせていると,あの犬の動きや表情が,昔やっていたドリフの西遊記の人形劇に似ている気がしてきた。
サッポロビールといえば,ヱビスも新年からCMリニューアル。いつから前田吟じゃなくなったんだったかな?よく覚えてないけど,吟ちゃんは好きだったな。新しいのは「YEBISU!」。寿司屋のカウンターを上から撮ったり,さりげないけど結構凝ってる,という感じ。ヱビス流の「贅沢さ」がよく出ているかな。女性のコートの色がスカイブルーなのがまたいい…スカイブルーは生搾りにも共通してる色のような気がするなあ,って書いているときりがないぞ。
| 2002年01月14日(月) |
JRAにも永瀬クン。 |
JRAの新しいCM。永瀬正敏&妻夫木聡&小林薫。う〜ん,なんて渋いキャスティング。こういうのめちゃ好き。それにしても,JRAは次々に違うテイストのCMを繰り出してくる。小田和正の歌とスローモーションの競馬の映像で魅せたかと思えば,ナイ・ナイの岡村がジョッキーになってたり。角度違いすぎない?というくらい。そういうのって,競馬のイメージを多様化するのにかなり貢献してるんでしょうね。
さて,昨日はただただ驚いていたが,文ちゃんの名前をYahoo!JAPANで検索してみたらいっぱい出てきた。”注目の若手”って感じで既にかなり活躍していることを知る。個人サイトで「好きな画家」や「好きな人」に挙げられてもいた。しかも佐藤雅彦などの著名な人々と並列。スゴイぞ,文ちゃん。こうなってくると,”幼なじみ”などと殊更に書いている自分が,「宝くじ高額当選した途端に増えた親戚・友達」と同じような存在に思えてきたぞ…。
午前中「広告批評」1月号を読み直していた。すると,幼なじみの名前が!イラストレーター・寄藤文平。キリンラガービール「カンパイ!!ラガー」キャンペーンでの,麒麟マークをイラスト調にしたあれ。あれは彼の作品なのだそうだ。もうびっくり。慌てて実家の親に電話。近況を知っているか聞くと,東京で独立したことまでは知っていたが詳しいことはわからず。しかし,幼なじみに間違いないと確信。その名前でその業界の人は1人しかいないでしょう。「で,何の雑誌に出ていたの?」と親に聞かれ「広告批評」の説明に一苦労…。
午後は,今季の社会人ラグビーの決勝戦をTV観戦。神戸製鋼vsサントリー。サントリーは永友が久しぶりに出ていて,「どっから出てくんねん」と思うような活躍でとてもうれしく,ひとりでキャーキャーいって観ていた。サントリーの後半の追い上げはものすごく,競りながらも最後は突き放すようにして勝った。永友のゴールキックが決まり,子どものように両手を上げて喜んでいる様子がなんともいえずよかった。インタビューがなかったのは残念。しかし永友も歳とったな(最近,そんなことばかり言っている)。
SUZUKIが「2つの山本寛斎でた!」とCMしている。2車種でKANSAIバージョンを発売するらしい。シートがデニムだったり,なかなかおもしろそうなデザイン。そのCMでは,寛斎の額に突然窓が開き,そこからミニ寛斎がぞろぞろ出てきてデザインを変える作業をしている。車はともかくとして,このCMのセンスは?鬼太郎じゃないんだから,と思ってしまった。
看護学校で授業。非常勤講師を始めてしばらく経つが,今のクラスは結構キツい。何について講義しても必ず反発するような学生が数人いるからである。それで9月からはしばしばへこんでいた。しかし今日初めて今のクラスで怖くなく授業ができたような気がする。これは学生の変化か,自分の変化か?
ドラマ「恋ノチカラ」(フジTV系)を観た。主演の深津絵里が好きなので,初回スペシャル75分を全部観てしまった。「金八先生」からのはしごで,ちょっとTVを見過ぎだ。主人公は大手広告会社に勤める30歳の女性という設定。しかも無類の酒好きで毎日酒を飲んで憂さを晴らしている。そんな彼女がひょんなことから会社を辞めることになり…。まあ,深津絵里をみたいのと広告業界の話ってことで,今クールはこれ観るかぁ。基本的にフジ系はあまり観ないんだけど。
しかし,深津絵里は実年齢は29だそうだが,それにしても三十路を演じるようになったとは,月日の経つのは早い。テレビ東京の学園ものドラマで高校生やってたころからみてるけど,30かー。そうだよな,「恋を何年…」の小泉今日子だって2児の母を演じてるんだもんね。そりゃ自分も歳をとるわけだ。
| 2002年01月09日(水) |
のど黒飴・ゴスペルバージョン |
「のど黒飴」のCMに新しいバージョンが。なぜかゴスペル調。ひょっとしてBlackと黒砂糖の黒をかけてたりして。そしてなぜかやっぱりシーサーも登場。なんでやねん。
朝,名古屋に戻る。特急しなのもまあまあ空いていて自由席に座れる。通路を挟んだ隣の人が,品川庄司の品川と千原兄弟の兄とを足して2で割ったような感じで,且つ,ブランドで全身かためている人で,ちょっと気になった。
昼から大学の同期の仲良しグループで恒例のお誕生日会。いつもと趣向が違い,幹事の家に集まって鍋。おいしかった。お店でないせいか,とてもまったり・のんびりした雰囲気。ファッション誌の今年の占いをみんなでみたのは盛り上がったけど。楽しかったけど,こうやって集れるのもあとどのくらいなんだろうか。
アメリカがビンラディン氏のスーツ姿のイメージ写真を作って,アルカイダの兵士に投降を呼び掛けているとのこと。ビンラディン氏がひげを剃ってスーツ姿に変装したという合成写真で、イスラムだけが世界じゃないというメッセージを意図しているのではないかという。ビラにして空中からまいているらしい。ニュースで見て驚く。そして「広告批評」の戦争の広告の特集を思い出した。第1次・第2次世界大戦を中心としたプロパガンダ広告などをその特集号で数多く見た。その中にも,アメリカが第2次大戦中に日本語で作った投降を呼び掛けるビラなどが載っていた。何ら変わっていない,と思い知らされたような気がして,一体なんなんだ。
ブリジストンタイヤのCMをみた。山崎まさよしの歌をバックにドライバー目線の映像が次々変わっていく。モナコやパリや様々な都市,また自然の中を駆け抜けていく。「はじめての道が,好きだ」というコピー。何の商品のCMか分かりにくい面はある。でも,山崎まさよしの歌のスローで落ち着いた感じと歌詞の世界,そして映像のスピード感,駆け抜ける爽快感。相反するようでいてマッチしている。
夜は久しぶりに高校の部活の同期と集まって新年会。正月の3日にやって6人集れたのだからかなりいい出席かも。もう4,5年会っていないメンバーが揃った。中には卒業以来の人も。集れないかと思ったけど声をかけてよかった。また集まりたい。今度はもう少しゆっくり話ができるともっといいのに。
朝から雪。「雪のお正月も珍しい」とはHさんのメール。確かにそうかもしれない。
我が家では毎年恒例となった,箱根駅伝を家族でTV観戦。エースの不調など波瀾ばかりの往路。実況アナも解説の横溝さんも,レース展開があまりに予想と懸け離れていたため,出てくる言葉が納得いってない感じ。途中から無理矢理に自分を納得させて実況・解説している感じだった。復路は果たしてどうなるのか。気になる。
箱根駅伝といえば,サッポロビールの提供である。去年はこの箱根駅伝往路を見ながら,黒ラベルの山崎努vs豊川悦司の「Love Beer?」雪合戦のCMを見て,すっかりやられてしまった。それが,今年この正月からシリーズがリニューアル。全くの一般人(いわゆるおじさん)がスターを救うヒーローになるというもの。とりあえず見たバージョンは,ヤクルトの古田敦也がヤンキーに襲われているのをおじさん(53歳)に助けられるというストーリー。でも,わかりにくい。説明がつかないと何がどうなってるのか理解しにくい感じがして,どうもなじめない。前の対決シリーズの方が断然好きなんだけど。
新年あけましておめでとうございます。 "21世紀の幕開け"などと声高に言っていたわりに,1年あっという間に過ぎて何もしなかった気がする。ただ新しいことも少しは始められたのはささやかな救いか。今年はもう少し充実した年にしたい。ぼちぼちと進もう。
「どこでもいっしょ」のキャラクター,トロがお気に入り。先月トロメールに登録し,トロから毎日メールが届く。トロは素朴なことを毎日つぶやいて送ってくる。一応,登録時に自分の年齢や好きなものなど教えてあげているため,自分に合った内容でもある。そんな中,いきなり元旦から「広告批評がひそかに大ブーム! らしいニャ〜」というメールが。…トロ,本当か!?ちなみに,大晦日のメールには,「好きな人にこくはくするときにはね 広告批評をいっしょにあげるとね〜 あいてはもうともにメロメロになっちゃうニャ」と。ホントかよっ!…まあホントでなくてよいが,大晦日と元旦に広告批評ネタのメールとは。おぬしも通よのぉ,と思ってしまった。まあ,登録項目の「好きな雑誌」に「広告批評」と書いたのをあてはめているだけなんだけど。けど,わかっていながらも嬉しいのであった。
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