京のいけず日記

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2005年05月31日(火) エンピツとブログの違い

えんぴつ描き。毎度、お目汚しですみません。

ノートにエンピツで描いたらくがき

大学ノートの裏表紙にさなえちゃんを描いたの…♪
確か古井戸でしたね。この歌、知ってる人、もう少ないでしょうね。


Myさんから「ブログに移行したよ」というメールを頂きました。
同じ理由でエンピツから去った人、もう3人目ぐらいになるのかなぁ。
ちょっと淋しいなぁ…。

IEのお気に入り登録で日記は読めるからといえば…そうなんだけど…。

はぁ…。ブログかぁ。

そういや「ブログを作ろう」なんて、初心者向けのテキストが某職場にある。
ヘタをすると練習用に作れ、なんてオーナーに言われそうで。
「あぁ。なんだ。ブログですか」と知ったかぶりを決め込むことにする。

書き手が分かったら、ヘタに愚痴や、文句なんか、書けへんやんね。


はぁ…。ブログなぁ。

あんまり食指が動かない。たぶん性格かなぁ。

例えていうと

片付いていた机の上が、いつのまにか雑然として、それが結構居心地がいい。
向こうから情報が洪水のように押し寄せてくると、立ち往生してしまう。
多機能性より、結局は、一つの事が確かに出来る方がいい。

ん? …何を理屈をこねている? よーするに食わず嫌いね… ^_^;

ごった煮。偏屈。無分類。カテゴリもへったくれもありゃしない。
書いて読むだけの大学ノートに、仕事も、趣味も、家族の事も、ひそかな思いも、ただ思いのままに書き散らす。おまけにヘタなラクガキ付き(笑)


おしゃれな多機能性のシステム手帳を使いこなせない私。
結局、書くだけの手帳が、性に合ってんでしょうね。

気が向いたら、ブログも触ってみたいけれど。
たぶん、その頃には、ブログに替わる新しいツールが登場していることでしょう。

では。お気に入りのフォルダを整理するとしますか。


肝心の中身が何もないのに、いちびって、付けるだけ付けてみたBBS。
誰も来客がなかったのですが、昨日、はじめてのお客さまが。へぇ!
こんなムサイところへ…ようこそ。とっても嬉しかったです♪


2005年05月30日(月) そうして人は逝く…。

相撲。歳さんと勝ちゃん。先代の元大関、貴ノ花が亡くなった。
享年55歳 合掌

特別、熱心な相撲ファンではなかったが、姉が貴ノ花の大ファンで一緒によく相撲中継を見ていた。

大鵬、柏戸、佐田の山、豊山、清國、琴櫻、藤ノ川より少し後の時代。北の富士とか、そんな頃だったっけ…?

 相撲。歳さん×勝ちゃん。

中学の美術の時間に好きな文字をレタリングするという課題があり、
明朝体で、画数の多い「麒麟児」の四股名を描き、先生にほめられたっけ。
先生もお相撲さんファンだったのかな。

今は、暴れ朝青龍の一人舞台って感じでしょうか。
全体に、勝つか、負けるかだけの、大味になった気がして、つまんないですね。




母の一周忌、もうまもなくです。


昔、ランゴリアーズ(スティーヴン・キング原作)という映画をTVで見ました。
ずいぶん前で、もしかしたら、内容を覚え間違いをしているかもしれませんが。

過去という時間(魔物)が追いかけてきて、
人や、景色や、全てを飲み込み、消し去っていく…。
そんなストーリーでした。 …えっと、確か飛行場が出てきます。

過去はすでに存在しない。流砂のように消えていく時間。
パニック映画や、オカルト映画とは違う、怖さを感じました。

亡くなった人はどこへ行くんでしょうか。
会えるなら、会いたいものです。

おかあちゃん。


2005年05月28日(土) シルバーフィッシュ

…と聞いて「おっ」と思ったあなた。 かなりの本好きと見ました。

おっと。バナナフィッシュじゃありませんよ。

シルバーフィッシュ(銀色の魚)

和名はシミ。漢字では紙の魚、紙魚と書きます。


新種のシミの絵

新種 マコトシミ 生息地 いけず家の押入れ
(上質の紙を好み、好き嫌いが激しい)


よく押入れにしまってあった古い本の間などに生息する、白くてちいちゃな虫で、
人によっては、目にしたとたん、キャーと叫ぶアレですよ。アレ。

本の糊や紙を食べる害虫ですが、古本に付き物なんで、慣れっこに…。
紙魚まで可愛い。…え…いや、可愛くないんですけど、恐くない。
本を食べられるのは困りますが、おまえ、どこかで生きてろよ、って感じです。

何でこんなことを書き始めたかというと…。
そうそう、出久根達郎さんの御書物同心日記を読んだからかなぁ。
そこに馬鹿でかい紙魚の話が出てくるんですよ。

それと某Myエンピツさんのカブトエビの絵にも触発されたのかも…。
で。紙魚を描いてみようと試みたのですが、いざズームすると気持ち悪い。
ゆえに、こんなに可愛い…?紙魚になりました(石投げないで下さい)



※ Nさん。 いつもメールありがとうございます。
「優しさ」の反対語…。確かに「優しい」じたいに色々な意味がありますね。

最近、自分自身が、人の情に対して優しいのか、優しくないのか…。
さっぱり分からなくなってきました。

優しくありたいとは思うけれど、優しさって、いったいなんやねん。


2005年05月27日(金) 私は優しい人間か。

毎度おなじみ?お疲れ気味の歳三さん
とにかく仕事に…、いや、
人に振り回された一週間だった。

物理的なものならば、がんばれば、
それなりにも片付けていける。

だけど。
人の情ばかりは、そうもいかない。
人の数だけ思惑が絡む。

今更の話やないんやけどな。

…そう思うなら。
書きこぼすな、って。おまえ。

ひとり、そ知らぬ顔で、
ど真ん中に立っていろよ。

あー 疲れた… (い、意味がちゃいます…)


ってな。一週間でした。 …えっと「優しい」の反対語って、何でしたっけね? 


2005年05月23日(月) これが噂の・・・

歳三さんと洗濯機洗濯機!

すみません。
何の変哲もないフツーの洗濯機です。

我が家に来たばかりなもんで。
嬉しがってツーショット。

歳三さん、落ちなや。
眼が回るぞ。

東●の家電は、ちゃんと点字表示がされているものが多いのかな?


あれは、なんの映画だったかなぁ…。

「黙って泣いていても誰もかまちゃくれないよ」 そんなセリフがあった。

泣いても、拗ねても、
子どもなら「どうしたの?」と、みんな振り向いてくれるかもしれない。

だけど。

独りよがりに、泣いたり、怒ったり、拗ねてみたり…。

もう、いいんですっ。 なんて、自ら捨て鉢に投げてしまう大人を、
優しくかまってあげられるほど、みんな、余裕がないんだよ。

ねぇ。 何がしたい? 何が不満? 何が不安? どうしてほしい?

ちゃんと表現しましょう。大人なら。例えカッコ悪くったって。さ。
60を過ぎると子どもにかえってしまうのかな。

弱ったなぁ。 ぐち。ぐち。ぐち。 ち。


2005年05月22日(日) 総司の写真はどうなったの?

沖田総司とも伝えられた一枚の写真総司続きということで…。右の写真は箱館戦争以後、土方歳三の遺品より出てきたとされる写真で、沖田総司のものではないかと、一時期、話題になりました。

あれからだいぶ経つのだけど、真偽のほどはどうなったのかしらん。疑問視のまま? …彼はいったい誰?

遺品じたいが怪しいかな。紋が分かればいいのにな。
よく見れば、島田順司にも似ているような気がします。

 写真のでどころ:押入れにあった「激録 新撰組」の表紙よりスキャン。
 (著者/原康史・上中下・東京スポーツ新聞社出版局・昭和52年5月10発行 840円)



日曜日。
地元のお祭りはあいにくの雨模様で、お稚児さんは中止になったものの、
子ども神輿や、神輿などは予定通り巡行した。

ダンナも役がらみで、一日中、子ども神輿のお守り。お疲れさま。
我が家の子ども達は、長女も、まる子ちゃんも、部活で忙しい。

…私? 私は一日家の中で充電。のんびりしまくりました。へへへぇ。


新しい洗濯機がやってきました。
ピッカピッカ。ステンレス層がまぶしく輝いております。
新しいって、やっぱり、嬉しい。
とうぶんの間はお洗濯が楽しい?…かもしれない。

風力乾燥なんで何とも頼りないが。とりあえずは、これで、
「お母さん、明日、これ要る!」なんて、
深夜に溜めていた洗濯物を急に出されても、何とか翌朝には乾くかな。

良かった。良かった。来月は早くも6月、梅雨…。

そして。ブライダルシーズン。あー。お金が飛んでゆくーー。


2005年05月21日(土) 通勤文庫 総司残英抄 ちょこっと修正

戸部新十郎著:総司残英妙総司残英妙
戸部新十郎著 中公文庫 @686+税


JR通勤再開して約一週間。
満員の車両の中で立ちぱなし。
両足を踏ん張り、コンパクトに脇を締め、
ようやく本を読む元気が出てきました。

最初に選んだ本は手持ちの本。
沖田総司が主人公の連作短編集。

「総司はひとり」(著者は同じく戸部新十郎)とともに
もう何度となく読んでいる、愛読本の一冊です。


冗談を言って笑わせたり、飄々とした青年の従来のイメージはあるものの、ここに登場する総司は、妙に優しくもないし、可愛さもない。剣に生き、死と隣り合わせの凄み・侘しさが感じられ魅力的です。

土方にしても各編ほんの数行程度の登場ですが、行間の端々に、著者の土方に対する好意的なものが感じられて嬉しい。

例えば「大望の身」は佐久間象山の息子、三浦啓之助の一件を扱っており、総司と土方が碁を打っているシーンが登場する。

くどくどと書かれていないから、却ってこちらは色々と想像する。
「おい。待て」とか。総司に遊ばれる土方の歳さん…いやん。

きっと、小説でも、ドラマでも、書き過ぎては面白味も半減するのでしょう。

赤松という隊士を逆恨みし、斬りつける象山の伜。

 このとき、土方は碁石を握ったまま、じっと眺めていた。
 総司は土方のそんなぬるい反応を見たことがない。

総司から見た普段の土方の姿が想像でき、
この時の顔を思い浮かべるだけでもファンには嬉しくなる。

「故愿」の冒頭に登場する土方や、総司を可愛がる井上源三郎など、好人物過ぎるぐらいに描かれており、総司の陰影が際立っている。

広瀬仁紀さんの小説とは、また違う優しさというのかな。
全体に男臭い、地味な優しさや、淋しさを感じます。

同じ著作の「総司はひとり」より、どちらかというと、少ない枚数で、巧みに構成されている連作短編集の方が好み。ちなみに司馬さんも「燃えよ剣」より「新選組血風録」の…土方の方が好きですね。あの餅を焼いてるシーンとか…。

「大望の身」に名前だけ登場している会津藩士、山本覚馬。
盲目の壮士。いつかこの男を主とした小説を読んでみたいなぁ。
実際、土方とも面識があったかもしれません。

戸部さんの時代小説、忍者ものも面白い。
新作がもう読めないのが残念です。


2005年05月20日(金) しぼれない洗濯機

念入り脱水をかけたはずなのに・・・年をとれば家電製品にもガタがくる。

結婚して2代目の洗濯機の調子が
最近おかしい。

← 念入り脱水しても、この状態。

はじめから手で絞った方がいいのでは
とさえ思う。

子ども二人分のジャージ。最低、2回は洗濯機を回し、それを深夜か、朝に干す。

天気が良くても、朝から仕事に出てしまうので、日中に何度も干せない。
雨続きで溜めてしまうと、気分まで湿ってくる。

これから梅雨…。蒸し暑い〜京都の夏。

毎日のクラブで、汗どろの子ども達は何度も着替える。
洗いたてのバスタオルや、タオルを、たんび惜しげなく使う。
ジャージの汗や、ダンナの靴下のむせた臭い。うへえぇぇぇ〜。。

脱水後、毎回、手で絞っていたのでは間に合わない。

で。年数も経っているので買い換えることにしたが。
ちょっと淋しい…。


昔、実家にあった洗濯機は、洗濯物を麺伸ばし機みたいなところへ入れて、
ハンドルを手で回して絞る、真っ白い洗濯機だった。
洗濯物が、まるで、のし板みたいになって出てくるヤツ。

それから約30年、新婚家庭にあった洗濯機は2層式だった。

それから約10年、引っ越し後に買い換えた洗濯機は1層式で、
何故かファジーと、そんな名前が付いていた。
(あいまい…洗濯?今から思うと、洗濯機にファジー…変なネーミングやね)

日曜日にやってくる三代目の洗濯機は、強力風力脱水ができるヤツ。
よーするにドライヤーで乾かしているようなもんかしら??
大丈夫か、そいつ。

ほんとはワンドラムの乾燥機付きが欲しかったんだけど…。
我が家の洗濯機の設置場所が狭くて置けません。


今から約10年後? 今度の洗濯機は…。
子ども達が独立して、この家を出るぐらいまで、がんばってくれるかな。
そしたら、その次の洗濯機は、うんんと小さなもので間に合うんだろうな。

…洗濯機5台+1台? の わが人生。 …感慨。


2005年05月19日(木) バガボンド 再開♪

吉川英治 宮本武蔵木曜ともなると、いささか、お疲れ気味。
土曜日がふさがっているのもユーウツの原因か。

で。夜の仕事を終え、クタクタで帰宅。
茶の間の座布団の上にダンナが買ってきた
「モーニング」を見つけ!

とたんに元気が出た。

おぉ。バガボンドが表紙だっ。
長かった…。

 ↑バガボンドの原作 吉川英治著 宮本武蔵


最初にバガボンドありき、で、それから吉川英治の宮本武蔵を読みました。
一年ぐらい前でしょうか。
ちなみに大河ドラマの方は全然見てません。

全8巻でしたか、本屋の棚にズラ〜と並んでいるのを見た時は、
買うか、買うまい、か、迷いましたが、いざ読み始めてみると理屈なしで面白い。

追いかけるように読んで、あっという間に全巻制覇しましたっけ。
成長していく武蔵を追いかけていくのは楽しい。

バガボンドの原作ですが、展開がかなり違います。
小次郎に至ってはまったくの別人物ですね。

実は、途中、途中では、バガボンドよりも夢中になって読みました。
で。原作から大きく飛び出したバガボンドがどう収拾していくんだろうと、
連載の再開を今か、今かと、待っていたんです。

あー。ほんまに長かった…。次の木曜日が待ち遠しいです。


人物に対する温度差って面白いですね。
司馬遼太郎さんの宮本武蔵(真説宮本武蔵)は、かなり冷えています。

何だっけ。
…宮本武蔵が既に亡くなっている人物で…人畜無害…??(うろ覚え)
の書き出しに、ほんとに司馬さんの小説かしらと思いましたもん。

時代背景を考察し、通説を排除し、武蔵の実像に迫っている短編ですが、
嘘であっても、私は吉川版の武蔵の方が好き。

同じように、創作であっても、司馬遼太郎さんの歳三が大好きです。
史実なんて、なんのその、文字通り、熱いですわー 「燃えよ剣」 (^_^.)

同人物を描いていても、違う作家さんでまったく違う印象があり、
読み比べてみるのも楽しいです。


2005年05月18日(水) どうしてこんなに弱いんだろう

あ。お酒の話です。
結婚記念日ということで、昨夜、仕事帰りにダンナと行ったんですが…。
飲んだのはビール、グラス一杯(ジョッキじゃないですよ)、食前酒ほんの少し。

で。酔っ払ったというか…カウンターで、危うく…×××…。
さっーと急降下、冷や汗は出るわ、目の前、霧は発生するわ、総毛立つわ。

何年間前、祇園祭の混雑する路上にて、意識不明でぶっ倒れたのを思い出しました。幸い、ほんの一瞬で気がつきましたが。あの時も、途中の居酒屋で、ビールを少し飲んだだけだったんですよ。

限度は、やっぱりグラス一杯のビール。
あーぁ。お酒の飲める人、強い人、好きな人って、うらやましいな。
一升瓶なんか抱えて、これがあるから人生だ、なんて、のたまってみたいぞ。


おしゃべりする靴


JR通勤が再開して約一週間。

だいたい乗車する時間、車両がいつも決まっている。

そーすると言葉は交わさないけれど、
顔なじみさんが増えるわけで。

顔が見えないと今日はどうしたのかな、
などと勝手に心配しています。

今日は久々に、この人達に出会いました。(2004年12月16日の日記に登場)



ずっと会わないので、気にはなっていたのですが。…なんだ。
私が(今はまだ気が張っているせいで…)一本早い電車に乗っていたわけね。

変わりない姿が何だか嬉しい。
それにしても、このおばちゃん達、毎日、朝から、よく喋る。喋る。喋る…。




立ち寄った本屋さんのコーナーに、中場利一の「バラガキ」が並んでいました。
例のラブリーな落書き顔に、思わず、買ってしまいそうになる私。
単行本と文庫…、道理で、押入れの本が増えていくばかりです。
通勤リズムにようやく体が慣れ始め、読書タイムも、まもなく再開です♪


2005年05月14日(土) 今日は何の日 …父の日じゃないんですが。

碁盤と歳三さん語呂合わせで
碁石の日 だそうです。

9路盤で一番弱いコンピュータを相手に、まだ勝ったことがない私。

このぶんだと、賭け碁が好きだった、父の相手などいつになることやら…。

← 五稜郭で買った歳三さんのフィギュア。アップで見ても、ちょっとオッサンぽくて、中々すてきでしょ♪



ダンナの会社へ行っていたWindows98が、お役目ご苦労で戻ってくるそうな。
囲碁のソフトを入れて、お父ちゃんに貸してあげようかなぁ。

昨年、母が亡くなってから、もうじき一周忌…。
月日の経つのは早いです。


若い頃から、勝手気ままで、遊び人だった父。
長男だったが、頑固一徹だった祖父と喧嘩し、家業を継がず飛び出した。
母とは駆け落ち同然だったらしい。

波乱万丈の日々。或る日、小学生の私が、煙草屋の店番をしていると、
どこかの恐いおじさんがやって来て、赤い紙をペタペタと張っていく。
こんなことが日常茶飯事だった。

家の中は火の車。なのに、その元凶である父といえば、
競馬や、競輪、賭け事で儲ければ、気前良くパーっとみんなにふるまい、
負けが込むと、家には一銭もいれず、給料全てを自分の小遣いに。
たまに給料袋を渡す時などは、大イバリだったのだ。

朝には景気付けに酒を含み、仕事は午前中でさっさと切り上げる。
午後からは、とっとと家に帰ってきて、一杯やって寝転んでいる。

思えば、こんな勝手な男を、会社は、よくぞ定年まで使ってくれたもんだ。
安い給料で、職人気質の父をいいように使っていたのかもしれないなぁ。


ほんまに、もう、ちっとも頼りにならない、お父ちゃん。
母が亡くなった時も、親戚一堂の中で、とっても小さくなっていた。

みんな父の極道や性格を知っているから…。
あんたは母に苦労をかけたなぁ、そう言われて、俯いている父が可哀想だった。

お父ちゃんは頼りなくて、気ままやけど、気持ちは優しい人。
喧嘩したあと、母はよくこう言ってた。
母には辛くあたったけれど、暴力を振るうようなことはなかったけ。

普段は無口なのに、花札や、麻雀、競馬、そんな話になると饒舌になり、
嬉しそうに酒を含む。そんな父が好きだった。


今はひとり。母も、子ども、そばにはいない。
仕事も数年前に辞め、年金暮らし。

朝起きれば、行きつけの店でモーニング。
昼は馴染みの店で定食か。

気が向けば、錦(京都の有名市場)まで行って、
一人では食べきれないほど高級食材を買ってくる。
かと思えばカップラーメンで夕飯を済ます。

競馬のある土日は朝のうちに場外へ出かけ。
昼から老人クラブへ碁を打ちに出かけ、5時には帰宅。

コップ冷酒一杯やりながら、早めの晩御飯。
おかずは阪神タイガース。野球中継が終わる頃にはもう寝ているかな…。

時間も自由な一人気ままな生活。気楽でいいと父は言うが、
…淋しいんやろ、お父ちゃん。うちが碁の相手ぐらいしたろか。


…いや。やっぱり囲碁ソフトを入れてパソコン持っていってあげよう。
父にマウス操作ができるか、それが問題やけど。


2005年05月13日(金) 海の魚はかはいそう

息切れ『明日、一日行ったら休みだー』と思って、
今日も一日頑張った。あと50日!

夕方、別の仕事先からメールが入った。
授業交代の依頼。

1コマ2時間の時給稼ぎのために、
往復2時間を費やし、花の土曜を潰すのか。

まいど、馬鹿馬鹿しいとは思いつつ、
断れない私は何なんだろう。


JRの電車の中で、ドア上の広告に、金子みすヾの詩を見つけた。
たいてい乗車位置は決まっているから、毎日、目にすることになる。


 お魚

 海の魚はかはいそう

 お米は人に作られる、
 牛は牧場で飼はれてる、
 鯉もお池で麩を貰ふ。

 けれども海のお魚は
 なんにも世話にならないし
 いたづら一つしないのに
 かうして私に食べられる。

 ほんとに魚はかはいさう。

 (作者:金子みすヾ) 


きっちり。何の広告だったかは忘れたけれど、この詩は覚えました。

小学生だった長女が、国語の教科書に載っていた「私と小鳥と鈴と」を、
好きな詩だと教えてくれたのを思い出しました。


電車の中で本を読んでいない時は、つり革広告や、注意書きやら、
なんのかんのと、活字をつい探してしまいます。


そうそう。トイレの中では、時々、
手持ちぶさげに、洗剤や、消臭剤の使用注意などを読んでいる…。

私だけでしょうか……。


2005年05月12日(木) 歳坊主 こんなソフトあったけ?

ない。ない。
正解はグループウェアソフトのひとつ、サイボウズ。

仕事の関係でちょっと調べていたんですが。
うちのPC は「歳」「坊主」と変換しました。あははっは。
トシぼうず、何か、可愛いなー。 あーあぁ…今日は疲れたびー。

歳三版サイボーグ009



昨日のトリビアで、
北斗の拳の原哲夫が描いた、石ノ森章太郎のサイボーグ009を見ました。
もろにケンシロウでした。

で。その後、アホがたらいで
歳三さんの009を描いてみました。

サイボーグ 575


え…? どのあたり? やですね。 目ですよ、目…。 あと白いマフラー。
なんか海のトリトンにも見える? …気のせいでしょう。 (^_^.)

石ノ森章太郎さん。
私の世代では「ノ」はなく、石森章太郎。ときわ荘のまんが青年。

幻魔大戦とか、ミュータントサブ とか、佐武と市捕物控とかね。市やん軽妙。
好きでした。さるとびエッチャンも、クリクリ目が可愛いなー。


 あーーーーーーーぁ。明日、仕事に行ったら休みだもん。がんばれッ。


2005年05月11日(水) 命日 妄想の世界へようこそ 

11歳の歳三今日は誰かさんの命日です。

いったい全体、この日記のどこが
テキストジャンルなんでしょう?

すみません。毎度、あほな話と、
稚拙な絵でごめんなさい。

手許にあった『一億人の昭和史』という昔の雑誌を参考に描きました。

明治[上]幕末から文明開化へ/毎日新聞社/昭和52年発行/1000円

購入したのはおよそ二十歳の頃…。
服や化粧品に使うお金が、みんな本代に消えてましたっけ。

たぶん。花魁の姿や、庶民の暮らしぶりを知りたくて買ったんでしょうね。江戸城の昔の姿など写真がいっぱいで見ていて飽きません。

きかん気な丁稚奉公時代の歳三さん?? →
大きなサイズですみません。



えーっと。やっと思い出した。
確か、松坂屋のホームページの中にも、土方歳三の項がありましたよね。

◎HPはこちら → http://www.matsuzakaya.co.jp/corporate/trademark.shtml

 「ひと・こと・もの」語り →歴史の中の松坂屋 →江戸時代松坂屋ゆかりのひと 
 ※ 歳三の履歴書 も修正しました。



ついでに、昨年、何と薬剤師協会のページにも、歳三さんが登場しています。
さすがに専門。石田散薬についてのまじめな研究・検証がすごいです。

◎東京都薬剤師会北多摩支部のページ → http://www.tpa-kitatama.jp/



歳三さんの幼少年期。

バラガキというよりは、…ほんとうは先回りして人の表情を読んだり、
気持ちの優しい子だったんじゃないかな。

6人、いや、今は兄弟10人説ですね、いずれにしても末っ子だもんね。
茶目っ気があって、人懐っこい子どもだったんだろうね。

父は胎内にいる時に、母は6歳で亡くし、年の離れた次兄夫婦に育てられ、
二度の奉公に出ていた歳三。

もちろん。立派な奉公先、歳三のためを思ってのこと。
それでも歳三はどう思っただろう。

身の置き所のない実家より、嫁ぎ先の姉、義兄を慕った歳三。

ずっと居場所がなくて、淋しくて。
兄弟とも思う近藤と出会い、やっと自分の場所を見つけて、一生懸命真っ直ぐに。

燃え尽きるまで、突っ走るしか、仕方なかったのかな。
自分で固めてしまった偶像を、もはや壊すことは出来なかったのかな。

五稜郭に居場所はありましたか。
幸せでしたか、歳三さん。


2005年05月10日(火) JR通勤で思うこと・・・ 

JR西日本のJスルーカードさて。ひと月ぶりに JR 通勤が始まりました。

仕事によって、場所も、勤務時間も、人間関係も、その都度変わるのだけど、今回、8月までのこの仕事は、足掛け3年目。

朝の通勤タイムさえなければ気が楽だ。



実はこう見えて…。元来、遅刻の常習魔、10分前行動が出来ない私。
毎日、定時に行かないといけない、それだけでかなりのプレッシャーになる。

もちろん、仕事、報酬を得る以上、そんな真似は出来ない。
10分前どころか事前の準備も必要だもん。

面白いもので、ダンナと、高校生の長女は、私とは正反対の性格。
10分前どころか…。
ヘタをすると、約1時間近く前には着いて、余裕がないと不安なタイプ。
万事がすべり込みタイプ、追い込まれないと動かない、私とは違う。

その生活リズムの違う家族が、一つ屋根の下で一緒に暮らす。
時おりストレスになる。

でも、ダンナが違うタイプで良かったなぁ、と思う。
交合の妙。「私」の2乗だったら最悪だ。



JRの脱線事故から約半月。
今朝がた出勤する際、ふと思ったんだけど…。

取り返しのつかない大惨事を引き起こした JR の責任は重い。
だけど、…と、連日の報道に思う。

例えば、過密ダイヤや、背景の私鉄との利潤競争。

誰だって、少しでも運賃が安くて、少しでも早く着いて、運行が頻繁にあれば、
発着の場所にもよるけれど、安くて、早くて、便利な方を選ぶ。

資源を大切にリサイクルしましょう。
だけど、同じロール数のトイレットペーパーがあって、価格が安いとなれば、
リサイクル品じゃない方を選ぶ。

地球温暖化、排気ガス…。
分かっちゃいるけど、どこへ行くにも車は手放せない。

そういう土台に、人が、会社が、社会が乗かってる。
どこかでひずみが出て、悲鳴があがる。自分で自分の首を絞める。

社会も悪いが、根はひとりひとりの人。
会社も悪いが、会社を成り立たせているのは人だ。


心のうちで、立派なノーガキを垂れながら、ひたすら、
自分が不幸に見舞われませんようにと目を瞑り、忘れた振りして歩いてる。

安ければいい、早ければいい、儲かればいい、便利なほうがいい、楽がいい、
こんな生活捨てられますか。

難しいなぁ…。


即、自分にできること。 駆け込み乗車をしない。
各駅で駆け込み乗車が少しでも減れば、定時発車に協力できる。

うん。反省だ。
…しました。駆け込み乗車。すみません。


・・・・・・・・・・・・・
明日はカリキュラム変更で急に休みになりました。
予定していない休みって、なんか嬉しい。 らくがきしてあそぼっ♪


2005年05月09日(月) 毎年のことながら やばい

お弁当の仕度やら、明日からの仕事の準備をしていたら、ダンナがやって来て

「来週の水曜日はどうする?」と聞いた。

危うく。何かあったけ。と聞き返しそうになって、寸前で思い出した。

やば。結婚記念日なのだ、わ。 …みごとに忘れてた。…今年も。

「うん。仕事やけど。あ。夜はないし。どっかで待ち合わせよっか?」

動揺をひた隠し、さも、前から楽しみにしていたように振舞う。
嘘も方便。先に相手の気を察する。これ夫婦円満の秘訣ナリ。

ということで、来週は子どもをほったらかし、四条でデートとまいろうか。
ダンナは何だか胡散くさい顔をしていました。ごめんなさい。


百円玉を踏んづけた歳三さん



「お母さん、ここに置いてあった、ウチの100円知らん?」

「知らんで。よう、探してみいな」

…ということで、残念ながら
マクドに行きそびれた歳三さんでありました。

すみません。
→ 5月7日付けの日記 の続き、2コマ目です。
このフィギャ、握り心地も良いし。顔も渋いし、気に入ってます。榎本総督のも買ってきたら良かった。


2005年05月08日(日) 今日は母の日 あさっては仕事の日

嵐山の桜の新緑きれいでしょ?

嵐山の桜の木の葉っぱです。

ただの葉っぱですが、葉脈が光に透けて、柔らかく、目映いぐらいの緑です。
新緑の季節。もしかしたら、花の季節よりも、好きかもしれません。


今日は何の日。母の日。

長女は「母の日か…。宿題あげよか、お母さん」と手元のプリントを指し、
まる子は、まる子で、今日も学校のお友達と遊び放題。

おのれ。
カーネーションも、お手製のお手伝い券もなしか。

せっせと紙を切って、肩叩き券やら、お手伝い券やら渡してくれた、
あの健気な子ども達は、いったい、どこの世界へ行ってしまったんでしょう?

ま。いいか。

頼んだら、ご飯、ちゃんと炊いてくれたし。
久しぶりに美容院にも行ってこれたし。
母の日セールのコーナーを尻目に、自前で服も買ちゃったし。
晩ご飯は手抜きの鍋ときたもんだし。

考えてみれば、感謝されるほど母親してないや。
姉妹仲良く、元気に育ってくれれば、それが一番のありがとう。


葉っぱの写真は、嵐山近辺にてぶらぶら写したものです。
花見の季節ほどじゃなかったけれど、連休最後の日曜日で人も多かった。

家族連れ、団体、グループ…。カップルさんも多いなぁ。
鴨川ではないけれど、渡月橋の下、河原に向かって等間隔で座ってるもん。
あとね。人力車に乗ってる人もダントツにカップルが多い。

そうそう。昔、ダンナと遊びに来て、あのボートに乗ったんだっけ。
子どもが生まれてからは、体重のバランス取りながら、4人でボートに乗ったんだ。

あーあぁ。
そんな 時代も あぁったよねぇ♪ ですね。(←中島みゆき)
おーい。今日は母の日だぞー。



まもなくJR通勤による講習再開。
髪も切ったし。戦闘服(この歳でスーツ。見た目にもキツイわ)も買ったし。
ファイル類も整理したし。準備OKかな。
後は、しっかり身に付いてしまった、夜更かしの癖を直すだけです。


 えー。誰も待っておられないと思いますが、
 昨日の日記の、歳三さんと100円玉の行方はまた今度…。

 で。代わりにセッセと、こんなアホやっていました。
 なんかねぇ。…こういうの好き。すぐにやりたがる。…困ったもんです。

 誰かさんの履歴書を作ってみました。 ↓
 
 http://homepage2.nifty.com/ikezuya/rirekisyo.htm


2005年05月07日(土) 100円ババァの思い出

百円玉と歳三さんのフィギャ今、流れているマクドのコマーシャル。
足元の100円玉を見つめる大道芸人。
逃げていかないかと気が気じゃない様子。

そのCM で思い出した。

今から20年ばかし前。京都の目抜き通りを歩いていたときの事だ。

← さて。100円玉を見つけた歳三さんは、どうするでしょうか? …結果は次の日記で??



お婆さんというには若くて、オバサンというには老けている。
そんな女の人に声を掛けられた。

てっきり道でも聞かれるのかと思ったら、いきなり手を出してきて。

「100円ちょうだい」

「は?」

思わず聞き返したが、やはり、

「お嬢さん。100円ちょうだい」


何で、私が見も知らぬ貴女に、大事な100円を…。
100円といえども稼ぐのは大変なんだぞ。

結果。冷ややかな目で、無視を決め込んだ。
あるいは何か言ったかもしれない。

無性に腹が立った。100円玉一枚のことで。

もし、そのお婆さんが、いかにも憐れみを乞うような、
あるいは何やら切羽詰まった困った状況であれば良かったのか。

「あなたは私に100円を下さっても当然なのよ」
お婆さんのそんな厚かましい物の言い方に腹が立ったのか。

ならば涙して
「どうぞ。恵んでください」なら良かったのか。

若い頃は偽善という言葉に嫌悪を覚えた。
誠意よりも、人を見下す、優位に立とうとする、自分の心を映しているようで、
たまらなく嫌だった。

そんな自分への腹立ちを、されど100円…という怒りにすり替えてしまったんだ。

100円の価値はけして安くない(時給で100円違ったらすごいぞ)

だけど。さ。

財布に入れ忘れ、ポケットにつっ込んだままの100円玉。
家具の隙間に落ちていて、危うく掃除機で吸うところだった100円玉。

その100円を「必要だから私に下さい」という人に渡してあげることは、
そんなに腹が立つようなことだろうか。

あほか。と思われるかもしれないけれど、
「どうぞ」と笑って渡してあげるほど、自分に無欲になってみたい。

そのお婆さんが、人の良心に付け込む悪意の常習犯であったとしても。
お婆さんの100円も、私の100円も、同じ価値があったとしても。

今、目の前にあの100円婆ぁが現れたら、「おきばりやす」ぐらい言えるかな。
それとも気づかぬ振りをして通り過ぎるだろうか。


え、若い人…?
それはべっこッ。 あほ言うてんと、食い扶持ぐらい稼げ、です。


…職練の子達。無事に仕事を見つけたかなぁ。
派遣の仕事、時給1500円が安いとのたまっていた。
どれほどのスキルがあるわけでもなく、みんなこんな感じなのか??
仕事がない。それでも食べていける不思議な世の中…変だと思う。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここんとこ落書き遊びが出来ないので、お気に入りだけ少し集めてみました。
ヘタクソですが、良かったら下の「らくがきぎゃらりー」から見てやってください。

日記ではお馴染みの落書きです。サイズが大きいので余計にボロボロ…。。


2005年05月06日(金) まる子ちゃんの先生がやって来た

大掃除できれいになった SONY TV 前競技場より、
ルイス・エンリケ?チーム VS チームヒジカタの試合をお送り致します♪
今日の主審はトロくんです。

歳三さん達のフィギャ

…え。何やら埃のような白いものがあちこちに? …気のせいでしょう。



今日は土砂降りの雨の降る中、まる子ちゃん(中1)の家庭訪問日でした。

朝のお弁当作りに始まって、玄関、トイレ、掃除機に、拭き掃除…Etc。
おかげさまで家の中も、スッキリ、きれいになりました。

これを毎日やりゃいいんでしょうが…。やりゃあ、ね。
元のごった煮状態に戻るのは時間の問題かもしれません。

そーいえば、時々、こんなことを考えます。
(考える前に手を動かせと言われそうだ)

例えば、アルマイトのピカピカの新しいヤカンを買ったとする。
初日きれい。2日目きれい。3日目きれい。4日目まだきれい。5日目…。
気持ちがいいから、このままずっときれいに使ってやろう、と思う。

だけど、気が付くと表面は汚れ、中は煮出しした茶しぶが付いてくる。
ヤカンも、そうだけど、モノは、いつから汚れていくんだろう。
或る日突然、ピカピカが、カビカビになるわけじゃないよね。

だんだんと汚れに鈍感になっていくのかな。
ピカピカにずっと保っているのも疲れるね。
人はいつから汚れを許容するようになるんだろう。

あ。この家は、約10分後ですがね。



で。家庭訪問でした。

特に今は心配になったり、相談することもなく、短時間で終了しました。
長女の一年生の時と同じ担任の先生だったので、それもあるかな。

ただ、ヒジョーに残念だったのはっ。
あんなに頑張って、家の中をピカピカにしたのに、ズブ濡れだからと辞退して、
玄関先に腰掛けただけで帰ってしまわれたこと。

雨の中をチャリンコで回る先生。今日はこのあと何軒回られるのか…。
どうぞ風邪などひきませぬように。



今朝方、メールをチェックしたら、来週から始まる講習の確認メールが届いていました。4月は教室だけで、随分遊んだけれど、またまた忙しくなりそうです。


2005年05月05日(木) 5月5日といえば…

一説によると、5月5日は、誰かサン♪の誕生日です!

新暦、旧暦はこっちゃ置いておいて、端午の節句にお誕生なんて…。
なんちゅーか、いかにもらしいというか、ほんまかいな、歳三さん?

徳川時代には、既に男の子の前途を祝うことが一般的になっていたそうです。
農家の末の男の子、ちゃんと祝ってもらったかなぁ。

神輿の後姿


ゴールデンウィーク初のお出掛けは、恒例により、ダンナんちのお祭りへ行ってきました。


あぶり餅で有名な今宮さん(今宮神社)の神幸祭。鉾や、三基の神輿、元気いっぱいの子ども神輿もでます。


 ← 何せ、ちんまりとした狭い往来を巡行していくので、角を回る時や、電線が引っかかりそうで先払いをする人はなかなか大変です。


舌を出している牛…あ。それに 牛! 牛車が出ます。

真夏日のような暑さだったので、しんどそう。 

「宮司はオープンカーやのに、なんで俺が、
 こんな重いもん引いて歩かなあかんねん」
てなもんでしょう。


神輿、牛車の他にも、可愛い女の子(八乙女)や、男の子のお稚児さん。
縁起物の獅子舞も登場して、中々にぎやかです。

神輿を見て、お札をもらって、仕出屋さんの料理で遅い昼ごはん。
普段は、すごくつましい生活のお義母さんにとって、今日はハレの日。


祭りちゅうたって、神輿が家の前を通るだけやん。

子どもも大きくなって退屈してるし。

そんな子どもの分まで仕出屋さんに頼んで…、もったいないなぁ。

鯖寿司に、巻き焼き、ふきや、竹の子の炊いたん。

そんなにようけ食べられへんって。

義姉さんやら夫婦と、食べて、喋って、時間が過ぎるのを待っている。


ハレも、ケもなく、年がら年中、クモリ育ちの私。
実は、結婚してからずっと、やれ正月だ、祭りだと、毎年行くのが、気が重い。


でも、お義母さん。
帰り際には、いつも後悔する。

何で、もっと優しく、一緒の時間、ゆっくり喋ってあげへんねん。
今年で19年目の祭り。いつまでたってもアカンタレやな。



帰り道、御旅へ寄って、留守番役を申し出た長女にお土産を買った。

リンゴ飴ならぬ、イチゴ飴(生のリンゴや、イチゴを割り箸に差し、真っ赤の飴でコーティング。賢いお母さんなら食べさせないんでしょね ^_^;)

しっかし。高校生にもなって、まだ、こんなものが欲しいんかね。
カルメ焼きや、ベッコウ飴の方が、まだ美味しいと思うけれど…。

部活が何だ、勉強が何だ、無理やり引っ張って行くんだった。家族の行事に。


2005年05月04日(水) さよなら PC-9821

PC-9821のキーボード花のゴールデンウィーク。

我が家は出かける予定なし。

長女はバスケの試合と練習に明け暮れ、ずぼらな奥様は、珍しく家の掃除に余念がない。

何故なら、連休明け早々に、まる子ちゃんの家庭訪問があるからだ。
はい。そーいうことがないと腰を入れてしません。

あふれるゴミを目の前に
「だから日頃から掃除しろ」と、ウンザリしながらも手伝ってくれるダンナ様。

退屈そうな、まる子は、近所のちびっこギャング共を相手に遊んでる。
いったい、どこがゴールデンウィークなのでしょう… (^_^.)


で。
とうとう机の前にデーンと鎮座していたPC-9821を手放すことにしました。


PC-9821 Can Be かわいい名前でしょ♪


データ入力の仕事をしていた時はPC-9801だったんですが、こちらは仕事先のシステムがWindowsに変わってから、早々にお役御免…。

それでもWindows98ぐらいまでかな、頑固に、その会社はMS-DOSでした。
私は単純な入力はできるけれど、まるでチンプンカン。
エラーが出るとよく見てもらって、ダンナ様は鼻高々の時代でしたっけ。


ところが、Can Be には、Windows95がのっかっていました。
ブルー(緑?)の画面にロゴが出た時、すごく嬉しかった。

パソコン通信からインターネットへ。もちろんダイアルアップ。
たまに出かけたお家で、未だモデムの音を聞くと、何だかすごく新鮮です。

キーボードにはもちろんWindowsキーなんてものはなく、NFERや、GRPHがあって…。左GRPH+SHIFTキーで変換だっけ??(もはや、うろ覚え)


そうそう。ボラ活動を始めた時は、まだ、このキーボードを使っている人が多くて、日本語変換機能が音声ガイドされなかったんだ。

それまで自分が使っているキーボードが唯一のものぐらいに思っていて、
「このキーボード、GRPHキーがないのに…、どうやって日本語入力モードにするんですか?」なんて、大マジメに聞いて呆れられたっけ。

ほんまに何も知らなかった。
ボラを通じて、いろんな事を教えてもらったんだ。

ハードの事や、カスタマイズや、システム…、
マニュアル主体のパソコン教室じゃ、けして教えてくれない勉強。

いつだっけ。
うちのPC-9821もとうとうモニタが悪くなったのか、起動させても画面が真っ暗…。
そんな時でもスクリーンリーダーを起動させ、難なく動かすことが出来たっけ。


在宅入力から、ボラ活動、そして今はインストの真似事…。
いっぱいお世話になりました。

でも。もう狭い家なんで、ごめんね。
とうぶん、ノート2台にキーボードつなげてやっていきます。
次世代OSが出たら考えよかな。
場所も取るけど、デスクトップはやっぱり使いやすいもんね。
Macも触ってみたいなぁ。


昔、IBMのデスクトップを、
「うちのシンゴちゃん」と呼んで可愛がっていた人がいました。
(確か、香取くんのCMだっけ)

シンゴちゃんはその後、98、98SE、とパワーアップしていったんだっけ。

シンゴちゃんも、そのご主人も…、元気にしてるかなぁ…。

うちのCan Be は、昨年、CDドライブがイカレてしまった、98SEノートに続いて、
我が家からまもなく姿を消しまーす… (>_<)


2005年05月02日(月) 桜前線、函館に上陸する

沖縄は梅雨入り。京都は新緑の季節。そして函館で、桜が開花したようです。
誕生日と、命日、五月は歳三さんゆかりの季節ですね。
旧暦だと六月になるのかなぁ。 五稜郭の桜も咲いているでしょうか…。


サヤとえんどう豆えんどう豆のサヤを剥いていたら、
子供たちがやってきて何だか懐かしいと言う。
失敬な。どうせ、いつも手抜きだわ。

懐かしいといえば、三度豆。
あの三度豆の筋はどこへ消えたんでしょう?

柔らかくて筋がない。筋ばかりで堅すぎる。
野菜も、人も、ほどほどがいいですね。



☆GWの暇つぶしに 「男脳女脳診断テスト」はいかが → コチラ


やってみました。案の定というか、以下のような結果が出ました。


あなたのポイントは 5ポイントです。(男脳度数:47.5%/女脳度数:52.5%)

あなたは、極端な考え方をせず中性的な考え方を持っており、融通が利くため、問題解決の時とても役に立ちます。冷静で論理的に物事を考える男性的な部分と、感情豊かにコミニュケーションをとれる女性的な部分を、両方持っており、また、考え方が理解できるため、異性、同姓を問わず、たくさんの友達ができます。ただし、恋愛に関してはポリシーをもって友達で終わらないように注意しましょう。



うーん。最後の「友達で終わらせないようにしましょう」かなり当たっています。
恋愛体質=0 たぶん、一生、恋愛とは縁がないかもしれません。

え。…ダンナ? …歳三さん?
なんちゅうかなぁ。男女の感情とは違うなぁ。

例えば、私が男であってもいいし、向こうが女であってもいい。
異性でもない、同性でもない。人が好き。

恋人ではなく、友として同じところに居たい。同じように感じたい。

…変かなぁ。


2005年05月01日(日) 萌えの世代

いい年なのにマンガや絵が好きで、同人系というのか??イラストを載せているサイトを時々見る。で。そこでよく出くわす「萌え」という言葉に面食らう。

今イチ、ビミョーなニュアンスが分からない。今度、長女にでも聞いてみよう。
何でも感覚的に「萌え〜」で片付きそうで、便利な言葉のようではある。

萌えよ剣えよ剣 …どんな時代劇やねん。


今朝の新聞に「萌え」という言葉に関するコラムが載っていた。
記事によると「萌え」とは「アニメ、コミックの美少女キャラクターに対する「かわいい」「好き」という愛情を含んだ趣味・嗜好をさす言葉」とある。


あ。なんだ。そーいう意味なのか。あっははは。
ワタシャ、てっきり、私の好きな JUNE 的言葉に属するものかと思ってました。

(一部合ってますよね?違うのかなぁ… ^_^;)



昔から語彙が貧弱で、論理的に展開中の会話を、抜き身の単語でぶち壊したり、
理詰めで話をしたり、考えたりするのが苦手だ。

子どもの頃、理性の勝る兄とよく喧嘩をした。
あれは何だったかなぁ…。何か嫌なことがあって、兄に理由を問われたんだ。

嫌なもんは嫌。いくつかの言葉が思い浮かんだが、どれもしっくりこない。
だから、嫌なもんは嫌。それ以上の理由などない。

兄は分けの分からないことを言う私に、ますます怒り、ついには手を挙げる。
理屈人間 VS 感覚人間…、そんなお決まりのパターンだったけれど。


嫌なもんは嫌。好きなものは好き。萌えは萌え…。
理由なんてありゃしない。

だけど、この頃思うんだ。
もっと素直に、もっと丁寧に、自分の感情を見つめて、表現して、
言葉や、会話にする事ができたらいいなぁ、と思う。



・・・GWというのにモグラ生活2日目・・・・

昨日と一変して、今日は朝から雨降り。少し肌ざむい。

昨夜までは、今日こそ茶の間の大掃除に掛かろうと思っていたのに…。
雨が降ってはヤル気が出ない。思い思いに時間を過ごす、モグラ家族でした。


Sako