京のいけず日記

もくじ前の日次の日


2004年08月30日(月) 打ち上げ 今ドキの若い子、そして新選組

受講生さんから頂いた花

最終日に受講生さんから頂いた花束♪
相変わらず適当な花瓶がなくて、牛乳パックにラッピングの紙を巻きました。


今日は講習の終了日。
修了式のあとは、台風にもめげずに、受講生さん達と打ち上げを決行!

前回と違って、今回はほんとに若い女の子が多くて。
実は話があうだろうか、とドキドキしていた。

ふたを開けてみれば、みんな可愛い。
一人、一人、それなりにまじめで、色々なことを自分なりに考え悩んでる。

年の割におっとりした子もいて、大丈夫かなぁと思ったり。
クールビューティと思っていた女の子が、意外と純で可愛かったり。
ホゲーとしていた女の子が、実はすごくしっかりしていたり。

(可愛いなぁ。がんばれよ)
なんて思ってる、自分が、何より意外だった。
うん。私。ちゃんとお母さんできそうだ。同性っていいな。

あと何年かしたら、お姉ちゃんも、まる子ちゃんも、あんなになるのかな?
そしたら私は、…結婚も出産も遅かったから、もうおばあちゃんだ。
相変わらず、歳三さん♪ なんてやってるかしら。…やってたい。


お酒もあんまり飲めないし、みんなで騒ぐのは苦手だけど、
無理しないで、このキャラでいいんだなと思うと楽しめた。

で。嬉しかったのは打ち上げの最中に、新選組 & 幕末
それも結構マニアックな人を発見!

その方は男性なんだけど、まぁ、話がはずむこと、はずむこと。
やっぱり好きな話題で話すのは楽しいな。
ほんま。もっと早く分かっていたら、
授業なんかそっちのけで話したのに…(コラコラ (^_^.))

栗塚旭の話題が出たので「リアルタイムですか?」と聞くと
違いますよ、という年代の方。30前後だろうか。
2ヶ月前にオツムつるつるりんの栗塚さんとお会いしたとか。羨ましい。

クラスの中では目立たない、おとなしい方だったけど
だんだん目が輝き、話に熱が帯びてくるのが分かる。
そりゃ好きな話題だもん。こうでなくちゃ。
もう少しで、別人28号!…というところで時間切れ。

新選組onlyとか、これしか認めないタイプじゃなくて、
高知(土佐)とか、山口(長州)とか西国にも行かれたとか。
あぁ、こんな人と飽きるまで話したかったな。

仕事柄、色々な方とも話すけれど、子どもの頃からすごく人見知りだった。
だから、こんな仕事をしてるじたい不思議でしょうがないんだけど。

ダンナと、歳三さん以外、男の人は苦手だし。
でも、好きなことなら、年も、性別も関係なくて、全然、平気だった。
そんな自分をあらためて発見。

漫画の好きな人。新選組の好きな人。仏像の好きな人。食べること…
こうして並べると、ほんまに幼稚やなぁ。
また、どこかで会えるかなぁ。

そうそう、もう一人、リアル栗塚時代の新選組が好きな男性がいた。
こちらはご年配の方で60代でしょうか。
打ち上げの幹事役を引き受けてくれた、おじさん、です。

最初の頃は冗談も言えないような感じだったのですが、
やはり三ヶ月、同じ釜の飯を食った仲になると、ほぐれて…。

授業で自分で考えてテーブルを作る時に、
なんと。新選組隊士の名をズラ〜と並べてくれた猛者(?)でした。
ほんま人は分からない。嬉しいぞ、おじさん。

「日曜日の新選組!見ましたか?」と聞かれたので
(34話。三谷さんらしいドタバタで、結構、ああいうノリ好き)
感想を言うのを濁していたら、案の定、「あれはないですよね」と。

うーん。何と返事していいのやら。困ったな。

大河なのに軽すぎる、と思ってる新選組ファンって、やっぱり多いのかな。
山南さんの切腹シーンには痛く感動されたそうですが、
ナンセンスなんて、とんでもないって感じなんでしょうか。

マニアック系の男性と顔を見合わせて、互いに暗黙の苦笑い?
新選組ファンにも色々な方がいらっしゃいます。

帰りは同じ方向の女の子とJRに乗って一緒に帰りました。
仕事も探さなあかんし、結婚相手も探さなきゃ…。
自分が何をしたいのかも分からへんねん。って。

模索中。がんばってね、というのは、他人事のようで簡単やけど…。
そやから何をどうがんばったらええか、それが分からへん、ちゅうねん。
ってとこやんなぁ…。
とにかく元気でいて下さい。なるようになる。

明日からは通常のコマ仕事に、ボラ活動…に戻ります。

家の中も片付けなきゃいけないし、勉強したいこともあるけれど
ダンナのいない昼下がり(笑)思いっきりラクガキできるもん。

といって、今日(火曜日)は思いっきり寝てた。
目指せ、毎日、更新。無理かなぁぁ。


2004年08月28日(土) 白蛇伝(新選組!33回目の妄感)


豊玉発句集にある

水の北山の南や春の月
という句。

何となく浮かんだので
何となく入れてみました。

もちろん
発句した時期が違うし
山南さんのことを
詠んだものではない。
(そういうお茶目な解釈を
したのもあったけ?)


「たけしのこんなはずではなかった」を見た。昔の東映動画。白蛇伝。…猿飛佐助、西遊記、わんわん忠臣蔵…見たいなぁ。

日本アニメの原点は江戸時代の浮世絵だったとか。大胆な構図と線の世界。北斎漫画すごい!柔らかく生きた色気のある線。
そんな絵が描けるようになりたいなぁ。



------ ● 新選組!第33回目の妄想的感想 「友の死」● ------

演出:伊勢田雅也


なぁ。どうして、こうなるんかな。
うちには分からへん。
誰も山南さんが死ぬのを望んでいない。

そやのに。 何で死ぬんや。 何を守るんや。

泣くぐらいやったら、意地なんか通さんでええ。
叶うことのない約束をしてまで、かっこつけて死ぬことあらへん。

みんな自分はやるべき事をしたと、無理やり思おうとしてる。

残るものに情を残して、悔いを残して、
山南さんもあほや。近藤も、土方も、皆、あほや。


…失礼しました。妄想人のたわごとです。
泣くぞ、泣くぞ、と思っていると、案外、泣けないものですね。


明里が言う。
「ほんま、分けのわからん人やな」

山南さんは本当に逃げる気があったんでしょうか。
それも一人ではなく明里を連れて。身請けまでして。

追手の沖田を見て、運命を、覚悟を決めたのでしょうが。
山南さんの甘さが、中途半端な情けが、垣間見え、腹立たしい…。

そんな気持ちを、腹立たしさを、
総司は、子どもっぽいセリフで代弁してくれてますね。

「うちは、それほどあほやないもん」
あれでグッときました。みんな、明里ぐらいに強くなりいな。


土方の号泣シーンは、何だかドギマギしてしまいました。
見てはいけないものを見てしまったような…。

でも。二人そろって、あんなに手放しに泣いたらあかんて。
じゃないと、泣くのも泣けへんやんか。


それより切なかったのが、このシーン。
「悔やむ事はない。君は正しかった」

山南さんにそう言われた山本歳三さんの表情の演技。
へたにセリフがないだけに、すごく良かった。

何だか幼子を見てるようで、胸がしめつけられた。

自分が死においつめたと思っている人間から
そんな風に言われて、土方はどんな気がしただろう。

言葉とは裏腹に、山南は自分の正しさを言うがために意地を通した。

永倉や原田に、自分は降りるが、近藤を見守ってやってくれとか。
山崎や河合に新選組のことを伝えてほしい、とか。

近藤や、土方や、明里だけではない、
皆に重い土産だけを残して、自分は疲れた、と先に往ってしまった。

ただ疲れてしまった。
近藤や土方達と知り合った事、新選組に関わった事に悔いはなかった。

ほんとにそうだったのなら、静かに往けないものか。
何より、近藤や、明里や、大切な人のために
自分を捨て生きることはできなかったのか。
自らをあえて貶め、騙し、逃げる事は出来なかったのか。

親切者で、要領が悪くて、真正直で、みんなをかき乱してしまう。
そして、その事にさえ気がついていない…。

割り切って捨てることのできる土方よりも、
様々なことを引きずっている山南に、どちらかといえば似ている、私。
もちろん、あんな人格者ではないけれど。
だから、きっと、よけいに腹立たしくなるのかもしれないな…。

私が今まで持っていた山南敬助のイメージとは、少し違った山南さん。
脚本、役者の堺さん、共に、とっても存在感がありました。

あぁ、今度は平助ですか。
河合の切腹も切なくなりそうですね。

おひでちゃんみたいに
「私、土方さんを嫌いになりそう」って人が増えるかしら? (^_^.)

実際、どんな言いわけ、妄想をこじつけても、飾っても、
歳三さん、やってることはやってるもん。

土方が、ずっと組織の中枢、副長の座にあったことを思うと
歳三さんがそれを望んだかどうかは別にしても、
指揮者・実行犯であったのに間違いない。

でも。そやかて。好きなんやもん。
なんでかなぁ。なんでこんなに好きなんやろ。

おっと。また、ここに戻ってきたので、今日はこれまで。


…それにしても山南さんの死を悼んで、句を詠む、谷原伊東さん。
あそこで詠むかぁ。笑いそうになった。こんな人いるよね。

ほんとに困ったような、谷原さんの表情が good!


2004年08月26日(木) 通勤絵日記 消えゆく風景

踏み切りの写真デジカメで撮った、近くの踏み切り。

まだ先のことだけど
高架にする話が決まっている。
確かに。
踏み切りで待たされるとイライラする。
電車に乗り遅れた時などは呪いたくなる。


それでも。線路の写真

カン・カン・カン…と耳に響く音。
間近に近づいてくる
電車の風の音や振動。
ずっと遠くまで続いている、
線路の風景が好き。

できるなら、このままがいい。
不便は我慢する。

アリスの「遠くで汽笛を聞きながら」を思い出した。
いい歌やったな。今は、もう誰も♪…じゃなくて、みんな、おっさん、だー。


6月から始まった講習がまもなく終わります。

今日は受講生さんからの発案で打ち上げの話が出ました。

ああ。その前にひと仕事。
最終日、パワポの実習発表をするのだけど、うちらもするはめに。

今、落書きしたいのを抑えて、ちょこちょこ考えているのだけど…。
そもそもアピールするもんがない。

時間もない。んーんーんー…と作り始める。
これじゃ、プレゼンじゃなく、動く紙芝居だい。
水アメでも売ろうかしら…。

だいたい。晴れがましく喋るのは嫌いだ〜っ、と言ったら
「何いっとんの。インストでしょ」と、のんべのパートナーに言われた。
ごもっともで。

11月から予定の講習は別の会場になるらしい。
ようやく通い慣れてきた通勤路もまた変わりそう。
何となく淋しいな…。


ただいま通勤文庫は、
北原亜以子の「歳三からの伝言」(講談社文庫)を読んでます。
ページが減っていくのが惜しくて、読み惜しみしてるのだけど…。
明日には読み終わちゃうぞ。(>_<) オススメ ★★★


2004年08月24日(火) 泣き顔 と 落書き 考

泣き顔の歳三さん2写真の中のあの人は
どんな顔をして泣くんだろう?

前の日記の落書きが申し訳なくて
描き直してみました。

やっぱり上手く描けないのだけど。

笑うとどんな顔だろう。
怒るとどんな表情になるんだろう。

ただ、そんなことを知りたくて。
今夜も写真を見つめています。

なんとか言ってや。歳三さん。



いい年をして、落書きが好きだというと、ヒンシュクをかう。

だけど。アホな落書きが好きだ。

何年か前に買った本に「バラガキ」という小説がある。

よくも表紙になったなぁと思いつつ、その落書きに愛を感じている。

(…ちなみに写真ですが、このおめめパッチリ修正版より、無修正。おっさんに見える方が好きです。「バラガキ」文庫本が出てますね。結構、早かった。待ってれば良かったかな)

--------------------------------------------------------------
●らくがき 【落書(き)/楽書(き)】(名)スル

大辞林 第二版 (三省堂)
〔「らくしょ(落書)」から転じた語〕壁・塀など、
本来書くべきでない所にいたずら書きをすること。また、その字や絵。
--------------------------------------------------------------

幼稚でアホな行為。分別のある大人がすることではない。
あ。若い人も…ね。

何百年と風雨に絶えてきた寺社の柱や木の肌。
塗りたての真新しい壁。公共トイレの個室。などなど。

面白半分に、バカップルの記念日に。
鬱憤うさばらしに書いた、目を覆いたくなる、ひどい落書き。

それらの行為と違うのかというと、違わない。
しょせんは落書き。いたずら書き。

悪意のあるなしに関係なく、
アダルトメールがファーストアドレスに
送りつけられてきたような、汚された気分になるかもしれない。
さぞや。落書きされた当人もいい気はしない。


…そやねんな。
だけど、困ったな。やめられへん。とまらへん。

いつからか。私の愛した教科書達は落書きだらけだった。
先生は怒ることをやめ、呆れ、ついには感心してしまったっけ。

「おい。○○。その熱意のほんの少しでも、勉強へまわす気はないか」

それがいつのまにか、こんな大人。
いつもニコニコ、もっともなことを言い、もっともなことをして、
自分の胸のうちで処理をする(…まるで山南さんみたいやな)

その反動か。三つ子の魂か。アホは死ぬまで直らないのか。

長女  買ってやったペンタブレット。
うーん。そもそも…あれが元凶か。


それた。


あ。落書きの言い訳やったっけ。
本気でいたずら書きするから堪忍してや、歳三さん。

言うた尻から。
スキャナで取り込んだ例の写真に、ヒゲ…など書いてみる私。くふっ。


2004年08月22日(日) 泣かれてしまうと泣けないのは何でだろう?

昨日と今日は地蔵盆でした。

小学生最後の夏。まる子ちゃんは、朝からテントの下に出ずっぱり。

地蔵盆が終わると、長かった夏休みも、もうすぐおしまい。
そして、これも恒例。こらっ。宿題やれ〜!手伝わんぞ。

泣きべそをかく写真の中の歳三さん

写真の中の土方歳三はどんな顔で泣いたんだろう?

シリアスになればなるほどフザケたくなるのは何でだろう?
痛ければ、痛いほど、笑いたくなるのは何でだろう?

泣かぬ役が泣きべそかいちゃったら、周りの人は困っただろうな。
近藤さんがいて良かったね。…あ。大河の話です。


明日は夜も仕事入ってるのに…。こんなことしてていいんだろうか。
オリンピックのマラソン見て、落書きして遊んでる。

だけど。今はそんな気分。さて。明日のために寝ますか。


2004年08月19日(木) 北風と曇天の太陽(新選組!32回目の妄感)

近藤さんに無視されて「ふて寝」中の歳三さん♪

どいつも、こいつも、勝手にしろ

------ ● 新選組!第32回目の妄想的感想 「山南脱走」● ------

演出:伊勢田雅也

幹部会議に伊東甲子太郎が加わって
「また俺の苦手な男が現れた」と隣の総司に耳打ち。
…ったく。あんたは子どもですか。

てなことは、ほっといて。

冒頭、近藤さんが土方をいきなり殴りつけるシーンで始まります。

原因は、近藤の留守中に、土方が隊士に対して下した処罰。
建白書がらみの一件で、
「俺に任せろ」と事態を収拾したつもりの近藤だけに怒り心頭。
他にも独断的な土方に対して日頃の不満があったのでしょうね。

「おまえは俺の留守中に…勝手なことばかりをする」
「あんたに心配かけたくないだけだ」
と、山本歳三さん言い返していましたが。
そう取れないのが、良くも、悪くも、大河の子どもっぽい土方さん、かな♪

ところで。

締め付けで隊士をまとめることができるのか、という近藤。
烏合の衆の結束を守るために、力、処罰による管理が必要と言う土方。

飴と鞭、古今東西からの問題だけど、どっちが正しいのかな。
土方が間違ってるというのは容易いけれど…。
たぶん、どっちが正しいというような問題ではないけれど…。

イソップ物語に「北風と太陽」という話がある。
北風は風を起こして旅人のマントを剥ぎ取ろうとし。
太陽は旅人をぽかぽかと暖め、マントを自ら脱がすように仕向ける。
結果はご存知、太陽の勝ち。

だけど、大河の太陽は雲が多く、太陽に徹しきれていない。
徹しきれてない分、北風のほうが強く、いっそ潔い。

北風に吹きさらされた者はマントを脱ぐどころか、
やがて凍えて死んでいくだろうか。

それでも。信じて吹き続ける北風は悲しい。
結果が分かっていても、北風は北風でしかありえない。
舞台を降りない限り。止むことはできても。



…俺がいなければ会社は潰れる、と自負して、働いて、
会社に潰された人がいる。

ある日、その人が居なくなった。会社は平常通り動いていた。
世の中は変わらない。空いた椅子には誰かが座る。

その人はたぶん分かっていた。
自分が居なくなっても何も変わらないことを。
ただ認めるのが怖かったのだ。

だから。しがみついた。必死に働いた。
家庭も自分も仕事への自負心の下に押さえつけた。

? …あれ。何を書いてんだろ。戻そう。


徹しきれていない、もう一人の男といえば、山南さん。

人望もあり、言ってる事ももっともで。だけど。
理想もあるのに、自分では動けない、人を動かせない人…。
その上、大河の山南さんは賢く計算ができる。

永倉と原田に打ち明けたり、土方の注意をひく旨、頼んだり…。
そのくせ、ほんとに逃げる気があったのかなぁという、明里との道行きで
山南さんの描き方に、少々、違和感も感じたが…。


実在の山南敬助がどんな人物だったのか、
近藤や土方ほどには伝わっていない。
一説に病気説がある。

それが本当ならば、自分が役に立たないと知っていたとしたら
このまま組にいること自体、苦痛であっただろう。

言われているように土方との確執もあったのかもしれない。
年齢も近く、故に年が離れていればごまかせることも相容れず
反目しあっていたかもしれない。

嫌いではないが、好きでもない。
大河での土方も、山南も、肌が合わないと感じつつも
互いのことは一目置いている、認めている、
そんな風に描かれていると思う。

だから自分がくさすにはいいが、他人から言われると腹が立つ。
谷原甲子太郎が山南を批判するシーン。
(谷原さん、一癖ありの伊東を好演ですね)

もし、逆だったとしても、きっと。
山南さんは土方のことを庇ったんじゃないかなぁ。

山南を評して、伊東曰く、
沈着を装って、案外、情に動かされる方ではないか。
これって、歳三さんに当てはまると思うわ、うふっ。


土方に相手にされないところへ持って、同じ理論派、物知りの伊東の加入。
光明を得ようと訪れた先の坂本竜馬も、
あほくさ。どうでもええ。と腐り気味のところで。
みんな疲れてる。

自分の進む道を見失った山南は途方に暮れ、土方に暇乞いをする。
むろん土方は承知しない。

「あんたの進む道は俺が知っている」
なんでやねん。やい、土方。何様や、ちゅうねん。

怒れ、山南!そこで穏便に、笑ってる場合とちゃうで。
強さで太刀打ちできないのなら、弱さをさらけだせ、山南さん。

怒りや、不満も、人に向けずに、自分の中に抱え込んで解決しようとする。
土方も、そんな山南だから、まさか、そこまで
追い詰められているとは思ってもいなかったのかもしれない。

「案外、山南さんを買ってるんだ」と、総司につっこまれて、
「悪いか」などとカッコつけてるし…。
脱走が分かって、将棋盤は蹴っ飛ばすし。

「己の信ずるところ、道は自分で決めろ」
と、山南さんは、自分に出来ないことを近藤さんに言っていた。

分かってはいても、人には言えても、
自分のことになると出来ない人がいる。
土方のせいじゃない。山南さん自身も分かっていたのでは。

行き詰って明里にあたる山南さん、そんでええねんて。
屯所でも、土方に対して、まわりに対して、
そんな風に喜怒哀楽を、自分を、見せていたら、
命を絶つなどと、淵まで追い込まれなくてもすんだかもしれない。
意外と気の弱い土方などオロオロしていたかもしれない。

わがまま放題、やり放題、駄々っ子で、土方を慌てさす、山南さん。
お人よしで、人に振り回されているばかりの、気弱で優しい歳三さん。
あんたが大将のえばりんぼうの近藤さん。
こんな新選組だったら、どうかしら?…と妄想の中でよく遊ぶ。

どんな人だったか。
自分のことですら、ウン十年、未だ掴めていないのに
他人のことなど…心の中など分からない。

だから、永遠に恋焦がれる。想像する。

「富士山さんが見たい」と明里が言う。
山南の心はもう踏みとどまれなくなったんだろうな。

次回、切腹シーン。涙。
フォローが入るかなぁ…。九尾の狐はなさそうだし…。

近藤と土方のアイコンタクトも色々な意に取れるけれど。
ここは素直に。

脱走は切腹だ。だが追手を仕向けても
「見つからなければ仕方がない」 総司、暗に逃がせ。
という意味に取っておきたいのだけど、違うのかな…?

「総司なら山南は斬れない。屯所で腹を切らせることが出来る」
だったりして。うーん。うーん。なくはない…ぞ…。どやねん。歳三さん。

だけど、近藤さんの方は、この期に及んで、
「連れ戻せ。会って話を聞こう」だったかもしれません。
ここでも近藤と土方、通じてるようで、微妙にズレが生じてるのかも…。


不器用な山南に「馬鹿やろう!」と、
将棋台をひっくり返して、怒った土方の姿が救いでした。

ところで、ひでさん。
おおっ。いつのまにか女の顔だ。びっくりした。


2004年08月16日(月) 京都名物これが大文字焼き


京銘菓?大文字焼き 8月16日だけ発売されま〜す。

京都名物の大文字焼き

(総)えー。大文字がツブあんで、左大文字はコシあん。船形は白あん。鳥居は栗あんで。
(山)コホン。妙法はチョコとカスタードクリームらしいですね。土方くん。

嘘。四天王寺名物五色どらやき○丸みたい…。
でも。どっかで売ってたりするかも。


いけずな京都人になるつもりはないけれど。
この時期、耳にすると、気になるのが「大文字焼き」という言葉。

「あのな。大文字焼きとちごて、五山の送り火!」
私がムキになると、仕事のパートナー大阪人は面白がって笑う。

「あんなのどこが面白いん?見てるだけやん。大文字焼き

そやから送り火やって言うてるやん。どら焼きみたいに言わんといて。
お盆に帰ってきはった、お精霊さん(おしょらいさん→先祖の霊)が
迷わんでちゃんと帰れるように、帰り道を照らしてあげるためのもんなん。
中には、あんたみたいな方向オンチの霊もいはるやろし。

興味のある方はどうぞ →京の玉手箱 京都祭・行事 五山の送り火

お墓が市内にあるというのに、
墓参りに行くのは、お彼岸や、盆、正月だけ。
たいして信心も、信仰も持たないけれど。

「大文字焼き♪」ましてや、ちっとも面白くない、と、面と言われると
化繊のセーターを着てるようで、襟首がチクチクする。
歳の…じゃなかった、年のせいか、それともいけずな土壌のせいか…?

お盆の間は殺生、虫も殺したらあかん、と大人達に言われて
大好きなセミ取りもガマン、蚊に刺されても叩いたらあかんのか、と
子どもの頃は思ってた。

家の中に入ってきた、うるさく、まとわり付く虫にも何か思惑があるようで
追い払えずにいたら、ダンナが新聞紙で叩こうとした。

魂や、命は、どこからきて、どこへ往くのか。
答えも知らず生きて死んでいくのか…な。


なんか、変なこと書き始めたのでやめます。
MY ポンコツPCもここが往生際かな。


2004年08月15日(日) 良妻健忘の日記

今日は涼しかったですね。昨夜の雷雨のせいでしょうか。

朝から、父や、姉家族と揃って、お墓参りに行ってきました。
実は偶然にも…というより、キューピットが、お寺のお上人さんなので。
ダンナんちも、うちのお墓も同じ敷地内にあります。
それも同じ筋。ほぼ向かい合ってます。…仏縁もあるのかな?

私の知ってる限りでは、
ダンナん墓にはお義父さんが、うちんちには祖母と母が眠っています。

お義父さんのお墓には、
先に来ていた、うちの呑み助の父が供えたのでしょうか。
ワンカップのお酒が口を開けて供えてありました。

で。うちのお墓にお供えをしようと思って
お供えはおろか、ローソクも、お線香も持ってこなかったことに赤面。

ここ十数年、盆や、お彼岸、三家族揃ってのお墓参りが常で、
お供えや、花や、ローソクなどは母任せだったことに気が付きました。
掃除のあとは、手を合わせるだけ…で甘えてきました。

母はもういません。残された父にそんな気がまわるわけでもなし、
これからはちゃんと用意してこなくちゃ。

「あんたは、ほんまにのん気やなぁ。しっかり、しぃや」
地下でおかあちゃんが笑ろたはるような気がします。




HDから無事データを取り出し、ただ今、復旧作業中のノート。

電源スイッチ部分が壊れています。HDを取り出した時のように、
表面のパネルを上手く外す事が出来ず、そのままの状態。
叩けば映るテレビのようでちょっとコツが要ります。

でも。。パーティションまではきれたのですが…。
OSのセッアップが…うーーん…なんでやねん…なんで…。
満身創痍。がんばれ。おい。こら。



明日から仕事…。休みたい…(涙) 「新選組!」の感想、やっと追いついたのですが…。
今日の放送…近藤さんに殴られて(確かに殴られるような事をしてるんですよ、歳三さん)
痛々しい…。土方も、山南も。伊東が悪役を引き受けてくれそうなので、それが救いです。
早く余韻に浸りたいのに、セットアップが…うーん…また止まった…なんでや〜。



2004年08月12日(木) 好きで死ぬんじゃない(新選組!31回目の妄感)

お気に入りの歳三さん。ちょっとツリ目「はっきり言うが
 俺は好きで死ぬんじゃない」

京都新聞(4月26日付)の記事

その言葉が衝撃的で、
ずっと頭のどこかに残っていた。

23歳。
ある特効隊員の日記の一部。
「名誉の死」を前にした本音。

そして残された者への気遣いへと
日記は続く。

たった23年間。
青年の生きた言葉に泣けた。


京都新聞のバックナンバーは こちら


------ ● 新選組!第31回目の妄想的感想 「江戸へ帰る」● ------

演出:伊勢田雅也

もうすぐ山南さんの名前も消えるんやなぁ…。

ホームドラマ色の強い、香取、近藤勇でさえ、
もう試衛館のあの無邪気な時代に戻れない…。
そんなところまで来てしまいました。

池田屋以来、違和感の抜けつつある江口竜馬のことや、
久々の上総介やら(いや〜。すごいキャラやんな。おっさん)
懐かしい試衛館の面々やら色々あるんやけど。

煮詰めれば、やっぱり、土方のこのセリフだ。

「奴を殺したのは、俺と、お前(山南)だ」

香取勇さんの江戸行きも、試衛館の面々もふっとんじゃいました。
ごめんなさい。

その山南さん曰く。
「(土方君には)近藤さんのためという思いがある。
 だから、どんなことでも出来てしまう」

信じる人のために飛べる崖が、
自分のためには恐くて飛べない…。

「お国のため」「父や母のため」を信じて、
多くの人が自分を鼓舞し、奮い立たせ、慰め、死んでいった。

人のためではなく、自分のために生きる。
易しいようで、難しいのかも。

新選組崩壊の後も土方の心中には、
冥土の近藤や仲間のためにという思いがあったのだろうか。

そう思わなきゃ、生きられなかったのか。
もし、彼が、自分自身のために生きようとしていたら、
もっと、もっと、賢く、そして臆病だったはずだ。
ズルイぞ、歳三さん。


謹慎中の隊士の名前を前に考え込む山本歳三さん。
苦渋の色。

源さんに「俺も甘いな…」なんて
何、カッコつけてんねん。
そんなん言うてるバヤイか。おたんこなす。

というより。そんなセリフは言わせてほしくなかったな。
「俺はこれから鬼になる」とか、あのセリフの類で。

「源さん…」
「心中お察ししますよ」

の短いやり取りでも、山本歳三さんのいい表情が活きていたと思う。

笑いはいいんやけど、
時々、セリフのしゃべり過ぎ、を感じてしまいます(ごめんなさい)


切腹前の武八郎を静かに見つめる目。
それまでの腹立たせげに見せた子どもっぽい表情とは違い、
山本歳三さんの表情、能面のようで怖いです。

切腹する人はもちろんですが、それを見届ける人、介錯をする人
どんな気持ちだったのでしょうか。

あ。小島剛夕の「首切り朝」(劇画)名作です。
出来るものなら剛夕さんの新作が読みたいよ〜。無理やー。

そーいや。
処刑場のこと(首を落とす穴の淵)を「土壇場」と言うそうです。ふと。


その土壇場(この場合はちゃいますが)におよんで、
建白書の代筆を頼んだ「山南さんを呼んでくれ」と、
武八郎が山南の名前を叫ぶたびに、土方さん、辛かったやろね。

「恨むなら山南を恨め」と言いつつも。
山南をののしる武八郎にも、武八郎を追い込んだ山南にも。
そういう場を回避できなかった自分にも腹が立っていたと思う。

そして冒頭、土方の
「奴を殺したのは俺と、お前(山南)だ」のセリフに続きます。

次は平助…。仲の良かった総司はどう描かれるんだろう…。


気になったのが、オダギリ斉藤さん。
早やスパイ的な役割を果たしている斉藤一さん。

実直そうな島田魁さんは諸士調役兼監察。
(伏見奉行所で間諜を絞め殺したのは創作だったけ…?)
嫌な役どころ、仕事の命令主は、やはり副長だったんでしょうね。

芹沢、山南、伊東、藤堂。法度によって処断された多くの隊士達。
しょせん血みどろの内部紛争。主導権争い。

土方を恨んだこともやっぱりあったんやろなぁ。

そやけど。斉藤と、島田の、この二人。
斉藤一は会津まで、島田魁は蝦夷地まで、
近藤亡き後も、土方と共に戦い、行動している。

新選組も、副長もへったくれもない、負け戦の状況で、
唯一、信頼関係がなければ、見限っていたのではないかと思う。

生き延びた島田魁は、終生、「歳進院殿誠山義豊大居士」という
土方の戒名を書いた布を、肌身離さず持っていたという…(涙)

なぁ、歳三さん。あんた、ほんまに、どないな人やったん?
怖い人? 優しい人? 強い人? 弱い人? ずるい人? …可愛い人。


2004年08月11日(水) 通勤絵日記 見てはいけないもの


●鼻をほじくった指の先の匂いを嗅いでる、おじさん。
●鼻毛処理をしてる、きれいなお姉さん。

朝から大口あけて爆睡してる人


朝の込み合う電車の中で、見ることなしに見てしまった。
若い女の子が、カパ〜っと大口開けて、無防備に爆睡してる。

よくある光景。確かに。

これが我が同類のくたびれたおじさまや、おばさまなら、
「疲れてはるんやね」と味噌汁のCM口調で苦笑いしてるのだろうけど。

彼女のような若い女の子場合、何だか見てしまって、
「ども。すいません」と、申し訳ないような、気恥ずかしい気分になる。

黒のスーツにパンプス、スレンダーな体、きちんと化粧をしたフェイス。
ガードを固め、毎日、精一杯、気を張ってるんだろうな。

戦士の休息…って、そんなCMがあったけ。

もう見いひんよ。ごめんな。
ドアの手すりにもたれて、バッグから取り出した文庫本に目を落とす。

ひとつの駅が通り過ぎて、またひとつ、またひとつ…。

活字から目線をあげると
その女の子はもう眠りから目覚めて、ツンとすましていた。

いってらっしゃい。きれいなお姉さん。



ところで。
首カックンならまだ可愛いのだけど…。
不覚にも、あいたお口から、ヨダレがジュル…なんてした日には。

ハッ…。

気が付いた時の恥ずかしさ。
慌ててまわりを見ると、みんなが見ないように努力してくれている。
それがまた恥ずかしい。

あ。自分です。


2004年08月10日(火) 誰のために (新選組!30回目の妄感)

再び、うらめし顔の歳三さん。すみません
● 新選組!第30回目の妄想的感想 「永倉新八、反乱」● ----------

演出:山本敏彦


待ちにまった
俳句のシーンではありますが。

何といってもコレですよ。この回は →
…違うって。ご、ごめんなさい。。

局長の増長を糾弾する建白書によって、
近藤が容保候に呼び出されたあと。

土蔵に入り、拷問道具を見つめる
山本歳三さんの表情。これに尽きます。

何の為に
これだけのことをしてきたのか。
もう引き戻れない。

自分への揺らぎと、
突き進む以外にないんだ、という意志。
そんな心中を思うと切なくて。

思わず。
「しっかりしろ。歳三さん」と言いたくなる。

鬼だろうが。 子どもだろうが。 あんたはそれでいいんだ。

なんてことは。
土方歳三という人生がもう終わっているから言えるのかもしれませんね。


その後、土方が土蔵の梯子を下りようとした所へ、山南さんが登場。
交わす表情。そして言葉もないまま、すれ違っていく二人。

山南の目の色には僅かながらも憎しみの色が見てとれる。
一方の土方には、憎悪の色というよりは、山南への戸惑いと、
非難の視線に動揺する弱さ(優しさ)を感じてしまった。
(なんて。ほとんど妄想です、はい)


建白書の進言。書を頼まれると、私が表に出てはまずい。
山南なりの近藤を思っての、新選組を思ってのことなんだろうけど…。

土方ならずとも、こういうやり方は好きになれない。
土方顔負けに策を弄する山南さん。
この山南さんは悲しいぐらいに賢すぎるんだろうな。


我々は同志であって近藤の家来ではない。
永倉の言いたいことは分かる。

天然理心流に弟子入りしていた井上や、土方や、
子飼いの内弟子であった総司とはそもそも違う。

だけど。結局は永倉にしても、山南にしても、
支えだけの存在に我慢できない、己がみんなと一緒に中心にいたい、
新選組の為と言いながら、要はそれも顕示欲ではないのか…。

それなら新選組を大きくするのが夢だ。
それが、すなわち近藤の為(その辺は悲しいが)だ、と。

ゆえに手段は選ばねえ、邪魔なものは排除していく。
言ってはばかりない土方の方が、いっそ気持ちがいい。

独断的な土方のやり方が正しいとは思わないけれど。

家来でなければ、肥大化する組織の中で、どうしていきたいのか。
どう維持していくのか。具体策がなければ、理想で、飯は喰えない。

「あんたらも小せぇ男だな。いつまでも仲間ごっこしてるんじゃねえ」
と憤懣を爆発させる、一生懸命な土方が切ない。ただそれだけ…。

そんな土方を見かねて、総司が、
「土方さんは欲得づくで動く人じゃない」と庇うけれども。

いや、いや。欲得づくで動く人だよ。歳三さんは。
誰でもそうじゃないのかな…? 何らかの欲で生きている。

ちなみ私は食欲で生きてます…。。

意地を張って、命を燃やして、自分も騙して…、馬鹿ばかしい。

「やめた。俺ァは降りるわ。おまえら勝手にしろよ」
なんて言えたら良かったね。歳三さん。


切なかったのは他にもある。近藤×土方の2ショットが2回。

「1年と半年…。上出来だよ。俺達、がんばったよな」
と、近藤さんと二人っきり。無邪気に喜びを見せる土方。
山本歳三さんの顔がいかにも嬉しそうな、やんちゃなトシで可愛い。

それに応えて、トシの為にも、大げさに喜んで見せる香取勇さん。
二人のズレが悲し過ぎる。

そのあと宴席に声をかけなかった山南さんが現れて…。
気まずい雰囲気に。ありますね。こういう時。

ところで、永倉反乱の一因にもなった報奨金の分け方ですが。
武功のあったものだけが貰える、そうすれば先を争って精を出す。
確かにその考え方は分かるけれど。

敵の襲来に備え、屯所を守るのも仕事じゃないのか。
だいたい山南さんに留守を守ってくれ、って言ったんは自分やん。
違ったっけ?歳三さん。

池田屋の報奨金…。新選組内部で取り決め配分したものだったけ…?
どうだったかな。ちょっと本を探してみよう。

もう一つ永倉を怒らせた原因、山南外しの組織表ですが。

それは邪魔な者を除け者にするとか、そんなんじゃなくて。
身内への甘え、言わなくったって、山南、
「あんたなら分かってくれるよな」的な
自分勝手な甘えが、土方の中にあったのではないかしら。


そして。2回目の近藤×土方のシーン。

「俺達、ちょっと急ぎ過ぎたんじゃないか、トシ」
「聞きたかねぇよ」
と拗ねる土方に、勝ちゃんの、久々の「俺に任せろ」セリフ。

そして、永倉達に向かって、近藤は土方を庇う。
「あいつの胸中は新選組のことしかないんだ。
これからも理不尽な事を言うだろうが、あいつの事を分かってやってくれ」

…そうなんやけどね。
誰のために理不尽な事を言うんだろう。
何のために新選組はあったんだろう。
新選組以外に生き方はなかったのか。
何のために死んでいかなきゃいけなかったのか。

このドラマでの近藤にとって新選組とは何だったのか。
歳三さんが、子どものようで、胸が痛い。



では!最後に明るい話。

待ってました。やっと出てきた俳句のシーン。
三味線と言えば…。お琴さんはどうしちゃったんだろう…。
あ、いえ。このまま出ないで…。

総司×土方のボケとツッコミの迷漫才コンビ。
藤原総司と山本歳三のこのコンビ。
何だか、ちょっと見るのがまだ照れくさい感じです。うふ。

 …ノリがぎこちない? いやー。すんまへんな。吉本新喜劇育ちの関西人やねん。


2004年08月09日(月) 今日もカミナリ(新選組!29回目の妄感)


雷さまの雷鳴は 天の怒号。 稲光は怒れる矢。

雷様のイメージ

だから怖い。子どものように、いつまでも怖い。
雷鳴を聞くと心臓は震え、稲光を見ると総毛立つ。ほんま。

タイトルを忘れてしまいましたが、海外の短編小説で
雷に追いかけられる男の恐怖を描いた作品がありました。
新選組の中にも一人ぐらい居なかったかなぁ…。雷に異常に弱い人。

 ------ ● 新選組!第29回目の妄想的感想 「長州を討て」● ------

演出:山本敏彦

何といっても、久坂玄瑞(池内博之)のカッコ良さが目だった回でした。

己を捨て、公に殉じた、彼らの熱く、ひたむきな生き方…。
個の時代で、干渉せず、相手を傷つけず、己を守ろうとする生き方…。

みんな精一杯。
それにしても25歳で自刃とは。…あまりにも若い。

世を嘆くなら、漬けもんみたいに、おっさん、おばちゃんになるまで
くたくたに生きてから言えッ。

なんて乱暴な事を思ってしまいます。…大きなお世話ね。

それにしても。
ダルマさんみたいな大きな目力ですね、池内さん。おっこちそう。


相変わらず、マイワールドな捨助さんと、桂小五郎さん。
架空の人物扱いされている捨助さんが、
その自由さで近藤達にどう絡んでいくか、展開が楽しみです。
松本捨吉さんのように長生きしてほしいなぁ。
悲しいのは嫌です。


藤原総司 × 医者孝庵の掛け合いも、また面白い。

孝庵に駄々っ子のようにグダグダ甘える総司ですが、
「こ…のッ、ヤブ医者」
やりきれない思いが凝縮された、このセリフにジンときてしまいました。

あともう少し、
剣士としての沖田総司の強さも感じられたらなぁと思います。


総司の変化を、さすがに敏感に嗅ぎ取っているのが、土方さん。

相変わらず(天王山に籠っていた長州勢が自刃してるのを見て)
「手間が省けた」とか…

もう。言わへんかったらいいのにぃ、と、思うことを、
ボソっと言ってしまう山本歳三さん。

こういう損な性格の人って時々いますよね。
自分の正直な気持ちが恥ずかしくて、反対の事を言ってしまう人。

あるいは。

みんな思っているのに言えないことを
ポロリと言って、一応は非難の目を浴びる人。

本物の歳三さんはどうだったかなぁ…。


2004年08月08日(日) 人の欲は底のないバケツのようで

ドンガバチョとはいーる松阪の土産に
「外付けハードディスクケース(USB)」を買ってきました。
なんでやねん。(上にいるのはドンガバチョ♪)

あ…。牛銀のすき焼き、美味しかったです。
ここの 100g=我が家の 500g というところでしょうか。

予約をして行ったので
相部屋ながらも十分余裕のあるお部屋でくつろげました。

たまのぜいたく。まぁ、いいや。



さて。Windows が立ち上がらなくなってしまったパソコンの話。3回目。

あーや、こーやしたあげく、カスタムセットアップをあきらめて
パーティションからきっていくことにしました。

でも、アドレスや、Favorites、それに、落書き…いえ、仕事用に
ここ数年、せっせとためてきた資料等のデータがあきらめきれず。

と言って、業者に出すようなシロモノでもなく、考えたあげく、
「外付けハードディスクケース(USB)」てなものを試すことにしました。

いろいろなメーカーのものがあったのですが、
決めたのは。 「HDD もっとはい〜るKIT」(ノバック製)

ほんまに大丈夫かいな?…というネーミングだったのですが。
えっと。いくらだったっけ…。一万弱かな。

作業開始。まずノートパソコンの底版を外し、HDを取り出す。
久々のねじ回し…。嫌いじゃないけど、機械とは決して相性が良くない私。

子どもの頃、家にあった兄のオープンリールのテープレコーダーを
解体してヒサンな目にあったのを思い出す。

隣では、相変わらずの視線で。
「やれるもんならやってみろ」とばかり、ダンナが冷ややかに見つめてる。


ふん。見ていなさい。これぐらい、やらいでか。

…?。あのぉ…。シングルモード、マスターモードって何ですか〜。早くも SOS の私でした。


取り出したHDを KITのほうにセットし、違うパソコンにUSB接続。
C、Dドライブともにリムーバブル認識。

データが見える。やった。救出成功!

あとはデータを取り出したあと、HDを元のノートに戻すだけ。
せっかく買ったコレはHDを買い足して、外付けHDDで使えばいいし…。

HDもほんまにびっくりするぐらい安くなりましたね。
未だ鎮座するPC-9821なんて…増設しても…確か2GBもあったかなぁ…。

で。いざ、データを取ろうと思ったら。

ゲンキンなもので、あきらめていた時には、
せめて最小限のドキュメントだけでも…と思っていたのに。

大丈夫と知った瞬間、
あれも取っておこう、これもCD手元にないし(おいおい…)

アドレスや、メールBOX、Favorites だけですまない、愚かしさ。

あげく。 

いっそ、救出できなくて、それなら、あきらめられるのに。
それなら、着膨れせず、過去のデータを引きずることもないのに。

などと、ふと思ってしまう。欲のはての愚の骨頂。


執着心のない、潔い生き方。必要最小限の生活…。
いつになったら、こういう生き方が出来るかなぁ。餓鬼道まっしぐら。


今週の土方さん。ほんとにどーしょうもない、小さい男やなぁ。欲と執念の餓鬼道まっしぐら。
自分を守るべくすり替えと、敬愛する近藤を追い込んでいることも気づかない…。でも、そういうところが、見ていて、痛々しくて、悲しくて、なんちゅうか、ええねんなぁ。困ったもんだ…。
今週は火曜日までで盆休み。バンザイ!さぁ感想追いつかなきゃ…。


2004年08月05日(木) 奮闘中 2日目…。

手習い中のバラガキ歳三「馬鹿っじゃねえの。おまえ…。
 無駄なことはするなって」

などと
大好きな歳三さんに言われそうな、昨日からの続きです。



未だ My パソコンと格闘中。
こらっ 立ち上がれ! 
Windows98SE!

あかん。
セーフモードの途中で
あえなく撃沈。

スキャンディスクが
途中で止まる。

BIOSの確認。DOSから
デフラグまでかけた。

起動ディスクに
98のインストールCDを
どこからか…引っ張り出す。

Cドライブだけの
カスタムセットアップならバックアップを取ってるDは無事だ。

なのに。うーん。CDが正常に動作しない。ドライブが悪いのか??
いやいや。ええと何だったっけ。DIR だっけ? お。見えた。

おーい。そこで暇そうにしているダンナさまよ。スパイダソリティアなんかしてる暇あったら、
イタイケナ妻を救いたまえ。おたんちん。


ええい。setup.exe よ 動け。

うーーーーーーーーーーーーん。あかん。なんでやねん。

次なる手は、setupファイルをHDDに抽出…。CMOSの設定…?

疑わしいのはノートンあたりなんだけど…。
でもかなり前からガタがきてたし。どうなんやろなぁ。

どうにもあかんかったら、HDDを取り出して
リムーバブルケースちゅう手もあるもんね。便利なん出来たんやねえ。
ノートやから規格が合うかどうか…。

「おい」

え?何。なんて?ソリティアあがった?

「素人はどこまでが自分で出来るか、見極めて」

はい。

「出来ないところは専門家に任す」

ふんだ。言われなくても分かってるもん。 ←分かってない。
そやけど、…どうにかしたら、どうにかなるかもしれんやん…。

あーあぁ…。疲れた。


そんなこんなで…。
ブレイク中に、自分の前の日記読み返していたら。

なんか、めちゃくちゃ恥ずかしい。
今以上に下手な落書きもさることながら、書いてることが恥ずかしい。
でも何となく淋しいんで、好きだった落書き懲りずに載せときます。


母の初盆前というのに。土日、三重の松阪へ行ってきます。
たぶん、頭の中はパソコンのことばかりかも…。


2004年08月03日(火) ガーン・・・! 8時だ。行かなきゃ。

昔、野球少年てっちゃん(仮名)とカノジョ

ツーショット

先にアップローダしていたあほな落書き。てっちゃんのこと書くつもりだったんですが…。



わーん。悲しいー。
My PC が…。98が…立ち上がらなくなってしまいました。

立て。立つんだ!お願いっ。

電源スイッチは壊れかかっていたし、ずーっと調子が悪くて、
リカバリ、お引越ししようと思っていた矢先・・・。
ブルーバックに例外0E…。

ふ、ふん。またまた…。大丈夫…いつもの(!)…のこと…だ…わ。

え?…え…。

昨夜からほぼカンテツ。
…DOSから見よう見まねで動かして…色々やってみたがダメ。

(DOS時代の主人は冷ややかに…というか、
髪振り乱す私とお近づきになりたくないらしい…。

「ほら。見ろ。だから早くやっとけって」
ん、なこと言っても。…や、やるつもりだったんだから。今日…。


ええい!

それならCドライブだけフォーマットしてWindowsを入れなおそう・・・。

あほな落書き…いやいや、
仕事関係のファイルのバックアップがDにあるのだ。
あほ。なんでCDに焼いたとかへんねん。

押入れにしまい込んでいたPCの箱を出してきて…ええと…。

わーん。

セットアップが・・・途中で止まる。なんで。
うわぁ。やばい。こんな時間。遅刻だ。

仕事行きたくない〜。…だめだ。おい。こら。社会人20年生。
とりあえず行ってきます。98よ。目覚めて。…無理かなぁ。あぁぁぁ…。



乱れてます。すみません。(>_<) 悲しいーーーーー。



2004年08月02日(月) シャンプーとリンス

もしも歳三さんが洗顔フォームで歯を磨いたら
…を間違えた人がいる。


洗顔フォームと
歯磨き粉を 間違えた 人もいる。
(昔のチューブじゃなくて立ったやつですね)


一度、歯ブラシに洗顔フォームをつけて、
歯みがきしてみて下さい。



ものは試しにどうぞ。




起きぬけ、夢うつつ、目が悪いのと、
洗顔フォームと歯磨き粉が同じ所に立っていたのも悪かったらしい。
気がついた時には、口の中は何とも言えぬ違和感に…。

おまけに…人間のサガ?とでも言いましょうか…。
何故に。この上、わざわざ泡立てようとする愚かしさ。

もちろん。すぐに吐き出しました。
えぐいです。かなり。舌が痺れます。

もう二度と、こんな間違いはするもんか、と誰だって思います。

なのに。
やっちゃいました。今朝、三回目…。


歯磨きといえば、虫歯の治療が途中です。

6月。母の葬儀のあと何となく遠のいて…。
右上奥歯が治療中のままポッカリ穴が空いた状態。

虫歯は自然治癒することはないから、行かなくちゃいけないんですが。
歯医者さん…怖いです。足が向きません。嫌っ(子どもか…)


Sako