へる(ぷ)の日記
へる(ぷ)



 






僕の話に相づち打って耳を傾けて欲しいのです

「楽しいことは2人で2倍 辛いことは2人で半分」

そんな風に優しく触ってもらいたいのです

僕を見て欲しいのです

僕を聞いて欲しいのです

僕を感じて欲しいのです

僕を味わって欲しいのです






そして最後に僕を殺してください

僕の灰を崖から海に撒いてください

僕のい亡くなった日を記念日にしてください

花はいりません

供物もいりません

一縷の涙を流してもらえれば満足です

記念日には そっと 貴女だけ思い出してください

こんな我儘な男を愛したんだ と

僕のことを思い出して 

また次の年まで忘れてください






そんな女性を死ぬほど愛したい

我儘な僕なのです







2004年08月31日(火)



 





「愛しい」

感覚

胸は休まらない

私の心は我儘で。







2004年08月30日(月)



 





無言のさよなら あなたとお別れ

わたしはあなたとのことを閉じ込めたくて

目を焼き 耳を潰し 心を閉じる



抱きしめあって言葉を交わして

なんか今が幸せなんだろうなって思ってた

あなたはそんな私が心の底で煩わしくて

気がつけば無言で私のもとからいなくなる

わたしはあなたを忘れることができなくて

手首を切り 腕を切り 血を流す



2人で歩いた繁華街

2人で眺めた青い空

お気に入りのテレビ番組に

お気に入りの音楽

全てがあったら辛い思い出なのに

馬鹿なわたしは嫌いになることがきなくて

仕方が無いから

目を焼き 耳を潰し 腕を切り 手首を切り 血を流し

最後に心を閉じて人形になろうと思った



不完全なわたしが流す血の温かさだけが

逃れられない現実の温度を

絶えずわたしに教えてくれた






 

2004年08月29日(日)



 





愛しい気持ちは

一縷の涙となって胸の上を流れ

冷やりと熱をを冷ます

溢れてくる想いは

一光の星となって

思い出の夜空を彩る

落ちては消え消えては落ちる

悲嘆に暮れているだけと思っていても

正誤を問わず着実に一歩一歩を歩んでいる

どこか成長していても

気持ちはいつもあの日に縛られ置いてけぼり

こうしていつも僕から僕がずれてゆく










2004年08月28日(土)



 





素直さと純情さの恐怖

狂気

上手くこの感情を消化したい









2004年08月27日(金)



 





言葉じゃないよね

何も解ってくれないよね

自己弁護の雄弁さなんて

見てるだけで不快になる

喋るなよ もう喋るなよ

耳を塞いでも君の声が

僕の胸のうちを荒々しくノックするんだよ










2004年08月26日(木)



 





全部が嘘だと言えればいい

本当のことなど何もない

全部が嘘なの

そういいながら僕に抱きつく君のにおいは

とってもとっても いいにおいがした

リアルだった

嘘でもいいと思った

もう少し このままでいたかった










2004年08月25日(水)



 





忘れられない

僕が夢を語った時に見せた

君の半笑いが忘れられない








2004年08月24日(火)



 





抱きしめた時よりも

抱きしめられた時の感触の方が忘れられない

抱きしめられた首筋を触り 感触を思い出すと

今でも溢れてしまう 

悲しくて。








2004年08月23日(月)



 




全てが夢だったらよかったのにね

そう 全てが私の見ている夢なの

それで あと少しで私は夢から覚めて

いつもと何も変わらない私の部屋の中にいるの

アナタは私を知らなくて

私は夢で見たアナタを知っていて

夢と同じですぐに私たちは また恋に落ちるの

今度はもっと優しくなれる

もっとアナタを上手に愛せれる

そう思いながら私は二度目の幸せな気分に浸るの










ねぇ

今日でサヨナラだってわかってるけど

もうちょっとだけ私を見て私の話を聞いてよ

ねぇ お願い

もうちょっとだけ 幸せでいさせてよ














2004年08月22日(日)



 





「死にたい」

そう叫んで笑いながら発狂

「生きたい」

そう叫んで泣きながら発狂

僕はどこまでも不器用です








2004年08月21日(土)



 





愛し方が下手です

愛され方も下手です

思いやるのは苦手です

自分を思いやることすら間々ならないから

それでも私は人を愛することをやめません

自分の一生の中で

愛したことが無ったという後悔だけは

絶対したく無いからです

だから黙って愛されてください

下手なのは重々承知です

でも 私に愛したと実感が湧くぐらいは

愛されてください










2004年08月20日(金)



 





みんな正しく楽に生きていたいだけ

わかっていても理屈を捏ねたくなるのは

やっぱり人としての性なんだろうな







2004年08月19日(木)



 




可愛らしければ

例え我儘だろうが 

ワンと鳴こうが

猫は誰かの腕で一生を安穏と過ごす

可愛くもなく薄汚れていれば

どんなに飼い主に従順で

美しい泣き声で鳴こうとも

猫は誰かの腕で縊り殺されてしまう

人の価値判断なんて

見た目の価値で決まってしまう

人間ってのはつくづく詰まらない生き物だ。








2004年08月18日(水)



 





常に異端

人と同じペースで歩けなければ

常に部外者

正しいペースの保持者が皆自分だと思っている

そう言い切れる根拠が

彼らの軽薄な脳みそに詰まっているかどうか

確かめる気にすらなれないのは苦痛のせい

だって この世は腐っているから

鼻と口を覆っていないと歩けないくらい

この世は腐っているから

別に誰が正しいとか何とか

そんなの知ったところで

所詮みんな腐っていく

所詮みんなゴミ溜めに帰っていく

詰まらないよね 人の世は









2004年08月17日(火)



 





惰性だけで生きるのはもう勘弁

貧者は立ち上がり

とりあえず腕を切って首を吊ってみた

「ほら 僕だってやればできる」

貧者の苦痛を

もう だれも受け止めようとはしない









2004年08月16日(月)



 





優しくされないと落ち着かない

僕の胸の内は非常に臆病で

僕の愛情は非常に我儘なのです






2004年08月15日(日)



 





少しだけ

貴女のことを思い出して

泣いても良いですか?

今夜はとても

そんな気持ちなのです







2004年08月14日(土)



 





誰の前でも恐れるな

強張って取り繕う必要なんてない

僕が僕らしくあればそれでいい

それで無くすものがあるなら

それは最初からなかったものだ








2004年08月13日(金)



 






別れ方も忘れ方も楽にこなせるようになってきた

そう それでいい きっと そんなものだ










2004年08月12日(木)



 





かごめかごめ

かごのなかのとりは

いついつでやる

よあけのばんに

つるとかめがすべった

うしろのしょうめんだぁれ?









籠め 籠め

籠の中の僕は

いついつ出られる

夜明けを待たずに

酒と自傷で躓いて

後で看取るの誰?










2004年08月11日(水)



 





携帯のEメール履歴を眺めて

キミと交わした

「どこどこで待ち合わせしようか」「うん。早く来てね」の

メールを見つけた瞬間

切なさが悲しみが抑えきれずに溢れ出した











もうキミとは待ち合わせする場所も時間も

どれだけさがしても見つからないんだよね…











2004年08月10日(火)



 





どこで君を待てばいい?

…無理だね

君はどこのもいない

どこまでいっても

君には会えない








2004年08月09日(月)



 





もうキミを縛れない

言葉でも存在でも

キミは空の高みを目指して飛ぶ鳥

僕は取り残された

戸の空いたままの籠








2004年08月08日(日)



 





全てが駄目だね

そうだね

僕が出来ることは

座り込んで否定して

まるで駄々を捏ねる赤子の真似事だけなんだね

そうだね そうだね

そうなんだよ

ああ

早くここから出て逝きたい。







2004年08月07日(土)



 





本当はね

優しく僕を抱きしめて欲しいんだよ

でもね

君の腕で死ぬ気はしないんだよ







2004年08月06日(金)



 





昼はすることができなくて膝を抱える

夜はすることがなくて膝を抱える

道の真ん中でいつだって僕は膝を抱えている








2004年08月05日(木)



 





後悔してる?後ろめたい?

僕を殺して楽になれば?

君は何がしたいの?

頼むから中途半端にいい人ぶるのはやめてくれ

それと君の言葉が信じられないし信じたくもない

どううすればいいだって?

だから言ってるだろ

僕を殺して楽になるか

その場で今すぐ自殺するか

罪悪感を抱えながら藁のように生きていくか

好きにすればいいだろ

お願いだから

これ以上僕に触るなよ










2004年08月04日(水)



 





僕を殺してくれと思えるような

そんな 美しい人と

現を抜かしたい







2004年08月03日(火)



 





触れない恋愛とか

触っちゃいけない恋愛とか

そんなの真っ平ごめんだ








2004年08月02日(月)



 





僕の目は前を向いていますか?

僕の目に光はありますか?

僕の目は

もう一度貴女を見れる綺麗さを持ち合わせていますか?









2004年08月01日(日)
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