2005年01月15日(土) 社会的動物


さいきんあまり本を読めていない。

というのも、仕事が忙しくて毎日終電という日が続いて、読書どころではないという日々が続いているから。休みの日はたっぷり寝たいし、会いたい人もたくさんいるし・・・というわけで、読書時間が激減してる。

それでも、電車の中や寝る前にちょこちょこと本を読んでいる。社会人になってから、読書の傾向というものがだんだん変わってきたように思う。学生時代は小説やエッセイばかり読んでいたけれど、さいきんはノンフィクションやら実用書やら、評論やら色々つまみ食いするようになった。

そして、やっぱり新しいことを知るのはとても楽しいなあと思う。馴染みの深い小説もいいけれど、堅めの評論は、小説では得られないものをいっぱい教えてくれる。ああ、そういう視点でものごとを見ることもできるのかと思う。

「わたしはじぶんの馴染みのものばかりでできたここちよい世界で生きていければそれでいいのだ」というのでは、あまりにもつまらない。やっぱり、ぜんぜん知らなかった世界を覗き見るのは勉強になる。
そう思うと、今まで「あ、これはわたしには合わない」と切り捨ててきたものが惜しく感じられる。

本だけではなく、ひとに関しても同じだ。「こういうひととは友達になれない」「付き合わない」と思っていた人が、思わぬ発見をもたらしてくれることもある。

じぶんを肯定ばかりしてくれる、じぶんの好きなものばかりの世界で暮らすよりも、敢えて「合わない」世界で格闘することも必要だ。
それが、社会の中で生きるということなのだと思う。


2005年01月07日(金) セックスについて


ああ、この人と寝てみたいなあと思うことがある。

でも、実際のセックスはそんなにいいものでもない。やっている最中にバカみたいだと我に返ることがよくある。服を脱いであれこれやるのも面倒くさいし、さっさと終わらせて眠りたいと思う。

この人とセックスしたいと思うのは、やっている最中の相手の反応が見たいからだ。私が寝てみたいと思うのは、あまり喜怒哀楽を表に出さない人ばかりで、そういう人がセックスの最中にどういう反応を示すかが非常に気になる。

だから、興味深いのは最初の2、3回だけで、あとは惰性でやっているだけ。セックスというのは、相手のことが知りたいと思うからやるものであって、長年付き合っててよーく知っている間柄の恋人なんかとやるもんじゃないと思う。

好奇心のないセックスなんてつまらないだけだ、と私は思う。


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