2004年11月28日(日) こんな週末


土曜に、小学校の時に好きだった人と会う。

なにせ小学校卒業して以来の再会なので(10年かー、年とったのう)、久しぶりすぎて最初は話題に困りました。
でも、近況や思い出話をしているうちに、ああこんな人だったよなあ、変わってないなあと思ってちょっと泣きそうになる。
ちゃんと相手の話を聞いて、会話できるところとか、ちっとも見栄を張らないところとか、気の利いたことを言ってやろうという姿勢がぜんぜん見られないところとか。

私は昔、彼のそういうところがすごく好きで、でも思春期ゆえに意地を張ってわざと彼に嫌われるようなことばかりしていた。でも、今では「○○のそういうところはすごく好きだな」と言えるし、変な照れや意地もなく、ちゃんと互いに一人の大人として礼儀をもって付き合える。大人になるって素敵なことだなあと思った一日でした。


2004年11月09日(火) 終わりなき日常はしんどい(パクリ)


昔(大学生2年生の時とかの)の自分の日記を読んでいたら、あまりにも楽しそうでびっくりした。

バイトの店長や気に食わない友達の文句を垂れつつ、テストに苦しみつつ、遊びたいだけ遊んで、寝たいだけ寝て、旅行に行きまくって。友達少ないとか言いながら、えらい飲み会とか行ってるし。

ああ、楽しそうだなあ、いいなあと思いつつ、まあ大学生は好きなことだけしていて許される身分なので当然かと思う。今はお金をもらって働いているので、楽しくないこともいっぱいあるし、思い通りにいかないことばかりでもしょうがないのかもしれない。

でも、ほんとにそれでしょうがないの?と思う。働いてたら、楽しくなくて当然なのか。そんなんじゃ未来に何の希望も持てませんがな。定年までずーっと我慢して学生時代は良かったなんて愚痴を言うのはイヤです。

ここで仕事を辞めて旅に出るとか、実家に帰ってフリーターや派遣をしながらのんびりするとか、ワーキングホリデーでオーストラリアに行くとか、そういうのじゃなくて、今みたいに自分の食い扶持は自分で稼いで、東京で一人暮らしをしながら、でも楽しいって思えるようになるためにはどうしたらいいんだろう?

現実逃避ではなく、仕事自体を面白いと思えるようになるなんて不可能なのかしら。甘いのかしら。

就職してからというもの、ずーっと同じところをぐるぐる周っている気分。何かわくわくすることや現実逃避できることが起きても、それは一瞬だけ。仕事を面白くしようとする方法を考えるよりも、宮台真司が言ったように、こういう「終わりなき日常を生きる」スキルが必要なのかなあ。


ご意見・ご感想・ご批判・愚痴・文句・独り言などがありましたら、教えていただけると嬉しいです。 日記に関係の無いことでも大歓迎です。
お名前(任意)
メールアドレス(任意)


ログ
前の日次の日
home