2003年08月22日(金) もうすぐ


新聞社の秋採用の試験が始まります。
私にとってここが正念場なので何とか乗り越えたいところ。

ダメだった時のことは、あまり考えたくないので考えません。
もっと勉強しておけばよかったと思うことも多いのですが、後悔はしません。

それよりも、少しでも合格できるように、今からでも頑張った方がいい。
私は、意外に楽観主義者なのだということが最近わかってきました。


2003年08月18日(月) 夏の匂い


私は夏が来るのを楽しみに生きている夏女です。
多分「全国夏好きな人コンテスト」とかあったら、1位を取る自信があります。クーラーなんてつけたことがありません。炎天下の中何時間でも歩ける自信があります。

どこの国の夏よりも、日本の夏が一番好き。
じめっとした暑さもその要素の一つなんですが、蝉が鳴いて、向日葵が咲いて、風鈴の音が聞こえて、おばあちゃんとお母さんと子供たちが道端でお話をしている、みたいな。
暑気対策として庭に水をまいた時の、水と土の混じったにおいとか、夏休みの宿題とか、浴衣とか。
毎年何かをしようとするのだけど、結局何もできずに過ぎていってしまい、夏の終わりにふっと寂しくなる瞬間とか。
そして何よりも、夏にまつわる沢山の思い出とか。

なのに、今年の夏ときたら何ですか。もー。怒っていますよ私は。
30度を超えない夏なんて夏じゃないだろ!どうしてこんなに物足りない気持ちにさせるんだ!

というわけで、欲求不満です。毎日。


2003年08月15日(金) 領土にまつわるエトセトラ


中国が発行しているという地図を見ました。

なんと、ベトナム辺りまで中国の領土ということになっていてびっくりしました。
昔の地図ではありませんよ。最新の、中国政府(かどうか知らんが公的機関)が発表している地図なんですよ。
いやーすごいぜ中国。東南アジアの国々なんて国じゃねえ!うちの領土なんだ!ということなんですね。

しかし、中国なんて10億もの人口を抱えて、あんなにだだっぴろい領土を持っていて、どうしてまだまだ領土が欲しいなんて思うんでしょうね。
大きくなりすぎた国には歪みが生じていずれは崩壊、なんてことは歴史が証明しているような気がするのですが(オスマントルコとかね)。

高校の時、世界史を勉強していてよく思ったのですが、なんであんなにもみんな領土が欲しい!と思うのか私はさっぱりわかりません。
戦争して、負けたら多額の賠償金や自国の領土を取られるリスクを冒してまで、領土が欲しいとは私は思わないのですが。
まあ、それだけじゃなくて色々複雑な事情があるのでしょうが。

ヒトラーも、ユダヤ人虐殺とか他国への侵略なんてしなければ、(失業率は大幅に減少させたし、アウトバーンとか作ったし、やっぱり当時の人に熱狂的に支持されただけのことはあると思うのです)後世にこんなに非難を浴びることもなかっただろうにとか考えてしまうのです。

あ、でも北方領土は返してほしいな。そうか、こういう気持ちが領土争いの元となるのだな。

そう考えていくと、地球以外の惑星にいつか住めるような時代が来たら、またその惑星内の領土がどーのこーので揉めたりするのでしょうか。大変だなあ。

難しいことを書くと頭の悪さがばれるのでやめます。


2003年08月13日(水) まあ、とりあえず


これでも見て和んで下さい(無断リンク)。
* windows media playerが必要なようです。

http://www.cc.alles.or.jp/~xnavi/otakara/rev-21.wmv


2003年08月11日(月) 戦場のピアニスト


用事を済ませた帰りに飯田橋ギンレイホールに寄って「戦場のピアニスト」を観てきました。

この映画、私は勝手に「戦場の前線でピアノを弾き続けるピアニスト」のお話だと思っていたんだけど(何でだろう・・・)、全然違いました。
主人公は第二次世界大戦中、ドイツ占領下のポーランドに住むユダヤ人ピアニスト。
お約束の(?)ナチスドイツのユダヤ人迫害から、とにかく逃げまくります。しかも別に自分から主体的に何かをするわけではなく、知人・友人の好意により助けられつつ逃げる!逃げる!逃げる!その逃げっぷりは見事ですが、映画的な盛り上がりは見られません。

そんな逃げまくりの場面が2時間くらい続き、ラスト近くになると・・・なかなかドラマチックなシーンがあるんですけどね。(そのシーンの重要な鍵を握るドイツ人将校の男前っぷりは素敵です)

なんだか拍子抜けしたのは、主人公が自分たちユダヤ人を迫害しまくったドイツ人たちに対して、憎しみとか反抗心とかそういうのを全く感じていないように見えること。主人公の周りの人間はドイツに対し反乱とか起こしてるんですけど、肝心の主人公はそれに関わらず、ただ見てる(というか、隠れてる)のみ。とにかくドイツ人に対して怯えまくっています。友人や家族が殺されても、無関心にすら見える盛り上がらなさっぷり。何だかなあ、と思ってしまうのです。

でも、これが戦場での実際の感情なのかもしれませんね。周りが殺されようと、他人の情けにすがうと、とにかく生きたい!死にたくない!というのが普通なのかもしれません。そういう意味でリアリティーはすごくあります。まあ実話なんですからリアリティーがあって当然かもしれませんが。

くさーい「お涙頂戴もの」「感動もの」が嫌いな貴方にはオススメ。反対に「映画はやっぱりドラマチックじゃなきゃ!」という方には向きません。あと、残虐シーンが盛りだくさんなので、そういうの苦手な人も見ないほうがいいかもしれません(私はものすごい苦手なので辛かった・・・。)

とりあえず、見終わったあと「平和な時代の平和な国に生まれて良かった・・・」とつくづく思いました。帰り道の神楽坂の商店街の人ごみが妙に愛しく思えたりしてね。


なんだかんだ言って、やっぱり名作なのかも・・・。


2003年08月08日(金) 最後に笑う女


「沙粧妙子・最後の事件」が再び私の中で盛り上がっております。

知らない人のために簡単に説明しておくと
1995年にフジテレビで放映されたドラマです。
主人公は、元・犯罪心理捜査官で、現在キャリア刑事の沙粧妙子(浅野温子)。
彼女の犯罪心理捜査官時代に、優秀な同僚でもあり、恋人でもあった梶浦圭吾(升毅)は、犯罪者と面会し、プロファイリングしていくうちに「犯罪の魅力」に取り付かれ、犯罪者と同化していってしまいます。
ついに、妙子の親友かつ同僚を殺し、遺体の口に妙子の好きだった薔薇の花を詰める装飾を施します。
もちろん梶浦は逮捕されますが、逃亡。

それから3年の時が流れ、岩手から松岡刑事(柳葉敏郎)が、妙子の部下として配属されてきました。
警視庁の科捜研には、妙子の犯罪心理捜査官時代の同僚、池波(佐野史郎)がいます。
そんなある日、爪を剥がされた死体が発見されました。そして遺体の口には薔薇の花が・・・。

・・・・というお話です(よくわかりませんね)。
しかも、家の近くのレンタルビデオ屋さんには、「沙粧〜」のビデオがないので、非常に記憶が曖昧です。すみません。

しかし、息も吐かせぬ展開のストーリーと、不気味な梶浦の存在、そして普段はクールけれど、梶浦のことになると激しやすい沙粧さんのかっこ良さ。
そういうことはものすごく記憶に残っています。

そしてこのドラマは、一見そうは見えないけれど、実は切ないラブストーリーだったりして。そういうところも私の涙腺を刺激します。

人間の悪意とは何か、それはどういう時に目に見える形になるのか、そういう重くて暗いテーマを主題としていますが、私の中ではこれはあくまでも「愛」の物語なのです。

(このドラマは脇役陣も実に豪華で、ゲストの殺人犯役として、香取慎吾、国生さゆり、柏原崇が出演しています。そして、たった1シーンだけの出演の殺される役として、反町隆史が出ています。柏原崇に恋する少女の役は、ブレイク前の広末涼子です。よく見ていると、神田うのやセイン・カミュも出ています。よく見ないと気付かないような役なのに)


2003年08月04日(月) 浪漫飛行


サイトの引越しをしました。

tripodはとっても気に入ってたんですけど、どうやらどこかに買収されて
バナー広告がページの上下+ポップアップで出ることになるらしいと聞いてビビってしまったのです・・・。

リンクやブックマークをしていただいている方は、お手数をかけて申し訳ないんですが、変更をよろしくお願いいたします。

本当はこんなことをしてる場合じゃないんです。明日は某新聞社のエントリーシートの締め切りなんです。
でも、こういう時に限って関係ないことがやりたくなるのよね。
テスト前に猛烈に部屋の掃除をしたりとか
漫画を全巻読み直してみたりとか。

現実逃避。


2003年08月01日(金) パリは燃えているか


最近、毎日学校の図書館に通っています。
お勉強が目的なんだけど、集中力がない私は息抜きと称して、映像ライブラリーに行ってしまいます。

何を見ているのかと言えば「映像の20世紀」。
映像を通して20世紀の歴史を振り返るものなんですが
本気で感動です。やっぱりメディアって素晴らしい!と思ってしまいます。

私はどんなに素晴らしいドキュメンタリーを見ても、本を読んでも
そのドキュメンタリーや本の主人公に憧れるのではなく、そういうドキュメンタリーや本を作りたいと思ってしまう。
ここで記者になりたいという夢を諦めたら、一生テレビや新聞や本を見るたびに「やっぱり情報の送り手っていいな」と思ってしまう。
そう自分に言い聞かせて、もう就活やめたい遊びたい旅行行きたいという煩悩と戦っています。

しかし本当に「映像の20世紀」は良い出来ですよ。
お金のある方はどうぞ↓

音楽がまたいいのよね・・・。


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