Diary
沙希



 


笑ってるのが楽しくてしょうがなくて
たくさんの会話が楽しくてしょうがなくて
だから痛い痛い想いに知らないふりしちゃうんだ。

忘れたなんてあっさりと言える程
強くないけど。
もういいやなんていっちゃえる程
開き直れないけど。
それでもゆっくりといいものに
変わっていけばいいかななんて。
そんな望みを少しでも抱くからバカなのか。笑。

必死になることに疲れちゃったから
しばらくふらふらとしてたい。

いろいろやりたいことがいっぱいあって
頑張らなきゃいけないこともいっぱいあって
しっかりやろうなんて久々に思ってる。
時間は割と限られてるから上手にやんないとね。



2005年09月27日(火)



 『オンナ。』


可愛いお洋服着て、だからってなんだよって
あたしはあたしに対してツッコミをいれる。
バカらしい会話の後味が気持ち悪くて
今もガムを噛んでいる。

にたにたと笑っていたアイツの表情は
頭の中に焼き付いて離れない。
きっと今夜は夢見が悪いんだろう。

お化粧して、おしゃれして、武装して、
あぁ隙のない完璧な表情と会話と会話と。
選びに選んだ行動と。

「好き。」

だなんて言われても動くことのない心とか。
心の中で笑っている。バカみたいって。

どんなにアツく語られたとしても
心は1ミリだって動くことがない。
たとえ何されたとしても動くことはない。
それは怒りの方向にさえも傾くことはない。
だって無関心なんだもん。

「唇にはキスしないで。」
「手は握らないで。」

そんな言葉を無表情で吐けたりする
そんな自分が愛しすぎる。



2005年09月26日(月)



 夏休み終了。


今日から学校なんですよね。
ってか今まで夏休みだったのかよっていう
そういう愛のないつっこみは嫌い。笑。

昨日の夜は(というよりも昨日の夕方から今日の早朝にかけて??)
夏休み最後の日ということで
テンションあげまくって遊んでました。
めずらしく。
結構楽しかった☆めずらしく女の子の知り合いが増えたし♪
今年の夏休み最後のいい思い出ができたよ。

悩みは尽きないし、なんだかんだ言って
あたし一歩も前に進めてないし
それでも、ちょっとした決意みたいなのが生まれて
自分自身のスタンスみたいなのがちょこっとずつだけれども
確立されてきた、とても有意義な夏だったと思う。

人間としてみたいなことをよく考えるけれど
なんか最近オンナノコとして
みたいなこともよく考えちゃうんだ。
一人のオンナノコとして可愛く楽しくありたいし
一人のオンナノコとして幸せになりたいなぁなんて。
なにもかも君のおかげだと思うよ。
そう思うようになったこと。


2005年09月20日(火)



 ヨル。

夜の静けさに押されて
キミの存在を追い出した。
からっぽになった小さな箱の中見つめて
もう涙なんてこぼれたりしない。
呆気なく消え去る痛みみたいなもの。
その事実を突きつけられた時
またあたしは透明になる。

2005年09月12日(月)



 そうだ、ココロに栄養をあげなきゃ。


ゆっくりと始動モォド。
動き始める予感。

「なんもできないよぉ。」
って言ってるのにも飽きた。笑。
もともとそんな人間じゃない。

今日は一人でお出かけDAY!
ココロに栄養をあげなきゃ。

日本最古の禅寺に行ってきました。
よく通る道の途中にあって
前を通り過ぎることはよくあったけれど
初めて中に入った。
お庭とか天井の絵とか建物の柱とかを
ずっとぼーっと眺めていた。
なんだかすごく空気が静かで
とても驚いた。
一歩外に出れば結構町のど真ん中で
車がぶんぶんとうるさいのに
お寺の敷地の中はなんだか別世界のようだった。
ゆっくりと流れていく時間を肌で感じて
たまにはこういうのもいいよなぁって。
落ち着くということはとても大事なことだと思う。
お庭に面した廊下に座って
ココロをからっぽにした。
しばらく頭の中にたくさんのことが浮かんできたけど
ひたすら頭を空っぽにすることに集中してみた。
たぶん一時間ぐらいそこにいた。

人間の価値観ってものは
人によって大きく違うんだよなぁって
ふと思った。
そしてそのレベルの違いだって存在するんだろう。
誰かにとっての「すごく」が
ほかの人にとっての「すごく」であるということは
ありえない。

自分の価値観をもっと大事にしたいと思った。
そして、それに固執するのはやめようと思った。
自分の価値観を大事にして
それでいて柔軟な思考ができるようになってかないとね。
最近すごく、自分の頭の固さを実感する。
もっと人の言葉に注意深く耳を傾けることが必要。



2005年09月09日(金)



 『終わりだけのラブストーリー。』

想いの重さに耐えられずに
キミを想う時の喜びと痛みを天秤にかけている。

孤独な夜の空間の中で
視界に映る景色の色はひどく切ない。

++++++++++++++++++++++++++

にこにこと笑い続けた。
キミの背中が見えなくなるまで決して涙は流さない
という、堅い意思を持って。
あと10メートル離れたら
きっともうキミは戻ってくることはないから
そしたら思いっきり泣いてもいいよね??
うん、いいよ。
なんていう自問自答を頭の中で繰り返しながら。
完璧な笑顔のはずだった。
気づけば涙が唇まで流れ落ちていたけれど。
それでもきっと、キミはこの涙を見てはいないだろう。
この間まではキミの指と絡まりあっていた
指先は、何も掴むものがなくて
固く握り締めても、自らの手のひらにつめが食い込むだけ。
それでも痛くなんてない。ココロの痛みに比べれば。
少しも痛くなんてない。
痛くて痛くてたまんなくて、どうしようもなくて。
ねぇ、鎮痛剤とか飲んだら効いたりするのかな??
そんな訳ない。
ココロの痛みと身体機能とは一切関係ありませんから。
残念。
これからどれだけの夜を越えれば
この痛みは消えるんだろうって考えたら
絶望的な気分が押し寄せる。
キミと二人で聞いたラブソングを
きっとあたしこれからは一人で聞くんだ。
キミと二人で行った場所で
きっとキミと過ごした時間を思い出してしまうんだ。
キミと二人で見たテレビ番組を
きっとこれからはおうちで一人で見るんだ。
頭の中に浮かぶイタイイタイ空想を消し去る方法を
あたしは知らない。
痛みに身をゆだねてみるのもいいかも??
なんてふと考えちゃうから病的。
それでもいっかぁー。いや、よくない。

ね、楽しいことは山ほどあるんだ。
たとえキミがいなかったとしても。
ね、うれしいことは山ほどあるんだ。
たとえキミがいなかったとしても。
でももし、その楽しみや喜びを
キミと共有できるなら二倍。
これからはそれが半減するだけ。
そんな事実を認識するのが怖くて
見て見ぬフリをしたいんだ。




2005年09月08日(木)



 『ごめんね。』

「ばちっ!!」
って聞こえたかと思ったら頬が痛くて
頭の中真っ白になって。
その数秒後に、
「うわ〜、これって結構ありえないよね??」
なんてのんきなことを言っちゃったりする。

怒ってる人の顔を見ているとわくわくする。
次は何を言ってくれるんだろうとか思って。
黙りこくられるとうんざりする。
期待はずれ??とか思って。

その行動の意味を頭では理解できるけれど
ココロでは全く理解できず
手を上げるという行為の意味が理解できず
リアクションに困る。
ねぇ、あたしなんかしたっけ??

「信じられねぇ。」
って言われるとぞくぞくする。
それってかなり面白くない??
面白いんだけど。なかなか。

あたしはキミの所有物かよ。違うだろ。
あたしはキミのペットかよ。違うだろ。
あたしはキミの奴隷かよ。違うだろ。
あ・ほ・く・さ・い。

世界の軸がずれてく。
みんな訳わかんないこと言うから。
思ってもない台詞を、さも当然のように吐くから。
ココロと頭と口を動かす回路が狂ってんだよ。
いろんなとこで捩れて
うまくいかなくなってんだよ。
きっとそー。

あぁ、でもだから面白いんだなって
今勝手に納得しちゃったから
それについては問題視する必要はなし!
どんどん捩れていってくれよ。
そのほうが面白いからさー。

ごめん。キミのことほったらかしてた。
なんか言いたいことある??
って表情でやっとその目を見つめてみる。
こんなことするつもりなかったのに
みたいなそんな表情結構かわいいじゃん。
あたしは何も怒ってないし
別に気にしなくていいよー。
って表情を組み立てる。浮かべるんじゃなくて。
組み立てる。

「ごめんな。」

「ごめんね。」

+++++++++++++++++++++++++

頭の中に沸きあがってきた
意味不明なストーリー。
ストーリーなんて言えない。
意味不明な文章の羅列。

とりあえずこん中に捨てておこーっと。



2005年09月07日(水)



 本当に。

ニセモノの言葉で固められた幸せなんて
きっと幸せじゃなくて。
あたしが欲しいのは本当に本当のことで。
痛くても悲しくても嘘の言葉なんていらなくて。
あたしを傷つけないよぉにってきれいな言葉で飾らなくていいよ。
その嘘が、また、君を追いつめるんでしょ?
あたしが欲しいのは、本当に、本当の幸せで。
真剣なんて言葉を無駄に多用して、もっともらしく見せかけたものじゃなくて。
本当に、本当の、ココロからの言葉で伝えあえるもの。
その奇跡をまだ、信じてる。
うわべだけの薄っぺらな綺麗事じゃなくてね。


2005年09月06日(火)



 久々にちょっと楽しかったからよしとする??


どんだけアルコール飲んでもまわんなかった。
頭はずっと冷静なまんまで。
つまんない会話に笑顔を返すのに
だんだんと疲れ果てながらも
あぁ、あたしまだ笑えんじゃん??
とか思ったり。

つまんないまんまで終わりそうな夜に
いい空気を持った人と知り合った。
それだけがその夜の救い。

あたしの胸のもやもやを一掃してくれるような
そんな会話をたくさん交わした。
久々にちょっと楽しかった。
誰のどの言葉もずっとうまく受け取れなくて
何を言われたとしても斜めからしか見られなくて
ずっとそんなんだったからさー。

だから人間って面白いよなって
人とお話するの好き。
あたしの考えもよらないようなことを
考えてる人が世の中にはたくさん存在する。
だから、少しでも多くの人と出会って
少しでも多くの人と会話を交わして
そうやっていきたい。
自分自身得るものがきっとたくさんあるから。



2005年09月01日(木)
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