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■ 世界は幻なんかじゃない。
真夜中。 ふと目が覚めて。
『あぁ、あたし生きてるんだな。』
そんな実感。 今、この耳に届かなくても あたしの心臓は鼓動を続ける。 今、なんの実感もなくても あたしの肺は酸素を欲しがり続ける。
生きてる自分を知る。 そして、いつか死んでしまう自分を知る。 すると、1分1秒さえ愛しい。
酔生夢死な人生ではなく 確かな実感を持ってあたしは生きている。 確かにあたしは生きている。
未来や過去に目を奪われ 今、自らが立っている場所を忘れそうになるけど それでもあたしは日常を歩んでいる。 確かな実感を持って。
世界は幻なんかじゃない。
あたしは幻なんかじゃない。
想いも、考えも、現実さえも 思い切り否定してしまえば 簡単に崩れ去るものだと思う。
だけどあえてそうではなく あたしはスベテを受け入れたい。 否定したい想いも考えも現実も真実も。 有りのままのスベテをあたしは受け入れたい。
あまりにも汚れきった自分。 それでもキレイでいたいと思う自分。 誰かを傷つけてしまう自分。 それでも人に優しくありたいと願っている自分。 何もかもをひっくるめて スベテを受けいれたいと思う。
2003年12月20日(土)
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