Diary
沙希



 世界は幻なんかじゃない。


真夜中。
ふと目が覚めて。

『あぁ、あたし生きてるんだな。』

そんな実感。
今、この耳に届かなくても
あたしの心臓は鼓動を続ける。
今、なんの実感もなくても
あたしの肺は酸素を欲しがり続ける。

生きてる自分を知る。
そして、いつか死んでしまう自分を知る。
すると、1分1秒さえ愛しい。

酔生夢死な人生ではなく
確かな実感を持ってあたしは生きている。
確かにあたしは生きている。

未来や過去に目を奪われ
今、自らが立っている場所を忘れそうになるけど
それでもあたしは日常を歩んでいる。
確かな実感を持って。

世界は幻なんかじゃない。

あたしは幻なんかじゃない。

想いも、考えも、現実さえも
思い切り否定してしまえば
簡単に崩れ去るものだと思う。

だけどあえてそうではなく
あたしはスベテを受け入れたい。
否定したい想いも考えも現実も真実も。
有りのままのスベテをあたしは受け入れたい。

あまりにも汚れきった自分。
それでもキレイでいたいと思う自分。
誰かを傷つけてしまう自分。
それでも人に優しくありたいと願っている自分。
何もかもをひっくるめて
スベテを受けいれたいと思う。



2003年12月20日(土)



 事実は1ミリも変わらない。


タクサンの事象を消化できずにいる。

頭の中がグルグルグルグル。

『ヤバイ。』

そんな呟きはなんの意味ももたなくて。

『ヤバイ。』

何度口に出しても事実は1ミリも変わらない。



2003年12月18日(木)



 なんて。


その手。その口。その声が愛しい。

今すぐに抱しめてよ。

手を繋いでるだけなんてもどかしいよ。

『大好き』

このココロに詰まった言葉。全部。あげる。

あげる。

++++++++++++++++++++++++

雨にばかり振られている。

きっとキミにも振られるんだろう。笑。

なんて。なんて。なんて。

キミって誰さ。キミはキミ。あたしはあたしで。

頭がぐるぐるする。くらくら。ふわふわ。

久々にお腹いっぱいで苦し。

ドライブ行きたい。お買い物行きたい。

お金がない。ひたすらそれ。お金がない。

あーぁ。

++++++++++++++++++++++++

真っ逆さまに急降下する夢見て起きる。
あたしの血の色を確かめたい。
鮮血。鮮やかな赤。視界に映れば安心できる?
安心なんて今更。今更安心なんて。
そんな言葉を使うのか。
何を捨てたかったのかよくわからなくなってしまった。
だってあたしは大切だよ。あたしが。
今の日常スベテが。痛みも苦しみさえも愛すよ。
だから…。
恐ろしい変革など訪れませんように。
真っ逆さまに急降下する夢。



2003年12月17日(水)



 引きこもり週間。


「ちょっと太陽浴びた方がいいよ。」

と言われた。笑。

ほとんどお家から出ないから真っ白。

病的。ありゃりゃ。


誰にも会いたくないな。

そんなこと呟きながらもキミの顔が浮かぶ。

そっか。あたしはキミのことが好きなんだな。


こないだの週末は感傷に浸った。

新しく迫ってくる未来のためには

いくつかのお別れが必要だから。

でもだけど絶対ぷっつり切れたりなんかしない。

大切な人はずっと大切だから。


イロイロやらなきゃいけないことがある。

なにもできなくてうずくまる。

充電期間。お願いだからそっとしておいて。




2003年12月15日(月)



 占いなんて。


占いなんてほとんど信じないのに

気持ち悪いぐらいよく当たる占い発見。

うーん…マジで気持ち悪い。汗。

やだやだやーだ。


再び風邪引いてばたんきょーな今日この頃。


そぉそぉ。

大学無事合格致しました。

春からは女子大生ですよぉ〜☆笑。

京都で。

一人ぼっちで知らないトコ行くの

ちょっぴり不安ではありますが。




2003年12月07日(日)



 終了。


入試無事終了。

めちゃめちゃお疲れモォドで
いくらでも眠れる。

眠ってる時間って幸せだ。

未来に不安は尽きませんが
なんとかかんとかやってくんだろうな。

なるようになる。
てかなるようになれ。




2003年12月02日(火)
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