Diary
沙希



 原因はお前だろ。


スベテの根本にある原因はお前だろ。
俺は悪くない。もし良い悪いという区別をつけるならばな。
その笑顔は罪だ。罪以外のなにものでもない。
その目も、口も、髪も、薄くつけた香水さえも
お前のスベテが罪以外のなにものでもない。

もっと早く、その手を振り払えばよかった。
もっと早く、その口を塞いでやればよかった。
コレ以上お前が堕ちてく前に。
そこまでぶっ壊れちまう前に。

結局お前の目に映ってんのは俺じゃなかったんだろ。
知ってたんだ。ずっと知ってたんだ。
そう言ってたろ??ちゃんとそう言っただろ??

春は別れの季節なんだ。それ以外に有り得ないんだ。
華が咲いたらリセットされるんだ。世界はリセットされるんだ。
積み重ねは失われるんだ。間違いは正されるんだ。
スベテの歪みは矯正されるんだ。矯正されるんだ。

間違った環境の中で起こった間違った出会いは
間違いだらけの時間の中で、間違いながら消されていく。
それで終わり。全部終わり。
始まりがあれば終わりがある。
もうとり返しのつかないとこまできてしまったんだ。
だから終わるしかない。清算すればいい。清算。清算。

お前を抱いた記憶だけがある。
体温の記憶だけ残して葬りさろうと思う。
あまりにも情けない結末と、あまりにも情けない君の顔もスベテ
葬りさろうと思う。
それだけが正解だと思う。
スベテが間違いだったけれどそれだけが正解だと思う。



2003年03月31日(月)



 せっかくだからね。


春。あったかい。ぬくぬく。
桜の花咲く。きっと桜の花は桜色。
個人的に桜餅は好きじゃない。
なんとなく、葉っぱ…食べれないしね。
春は幸せのイメージ。
桜の木の下には死体が埋まってるらしいけれど
そんなこと今のあたしには99%以上関係無いしね。うん。
あったかい陽だまりに溶けて、心地よい眠り。
お昼寝ダイスキかもしれない。
つまり暇を持て余してるんだけどさ。

傷つけて傷つくならば、ねぇもう君なんて要らない。
君があたしの側にいるから無くしてく幸せを
あたしが君を解放してあげれば得られるかもしれないじゃん。
っていうのはタテマエで…
君にずたずたにされたプライドとかそういうものを
あたしがまだ引きずってるっていうのも理由の一つかもしれないんだけど。
警告をしたのはあたし。されたのは君。
警告を止めたのはあたし。結果として聞き入れなかったのは君。
求めるものと与えられるものが違ってきた今じゃ
まぁ一緒になんていられる訳もなかったんだよ。
残念ながらね。だからバイバイ。もうバイバイ。

あたしって魅力的な女じゃないでしょう??
だからキョロキョロ??そんな男いらない。
欲しいのは真っ直ぐな瞳で
それがただのガラス玉でもかまわない。真っ直ぐなら。
無駄なものまで愛して。病んでくココロまでも。
永久の愛誓って。ニセモノでもいい。
でも君なんて要らないから、誰か他の人お願い。

言葉も、ココロも、物も、愛も、恋も、
使い捨て。使っては捨てる。捨てては使う。また捨てる。捨てる。
要らなくなったら捨てる。また買って。捨てて。捨てて。捨てて。
だからゴミばっかなんだね、この部屋は。
ゴミ袋がもう足りない。明日はなんのゴミの日だっけ?
…まぁいっか。



2003年03月30日(日)



 弱さ。



完徹。徹夜。頭いてぇ。胃がいてぇ。


意味なく泣く。嗚咽は止まらない。

湧きあがってくるわけのわからない感情とか

痛みとか、悲しみとかそういうものから

目をそらす手段が思いつかない。


もう平気だって。なんとかなるんだって思ってたのに。


そんな簡単にはなんにも変わらなくて。

思い知らされるのは自分の無力さとか欠点とかばかりで。


溜め込んだものは結局最後には爆発するしかなかったんだ。

吐き出せない言葉は結局涙としてあふれ出た。


そうやってあたしはあたし自身に

自分の弱さを見せつけているんだろう。





2003年03月26日(水)



 呟き続けた言葉は。



今日1日、あたしが呟き続けた言葉は

○○○○。

音楽聴いてる時だって、

本読んでる時だって、

ビデオ見てる時だって、

外歩いてる時だって

あたしが呟き続けた言葉は

○○○○。



ひとりでに早くなっていく歩調と

無意識にしかめっつらになってく表情。

救われないなぁ。



ね、きっとありもしない幸せを求めるから

あたし道を見失ってく。

蜃気楼みたいな幸せっていうものを追いかけ過ぎて

今を見失ってく。

現実を見つめろ。目の前の景色を。目の前の人物を。




2003年03月24日(月)



 切断。


スベテの回路を切断して

今はもう少し隠れたままで。

言葉はどんどんと湧き出してくるけれども

それは君への返答ではなく。

ごめん、何も語れない。

もうちょっと待って。

++++++++++++++++++++++++++++++++

コレは別になんでもなくて

ただのゴミみたいな事実と感情のできそこない。

だからコレに意味なんてなくて。

だからコレに理由なんてなくて。

++++++++++++++++++++++++++++++++

あのさ、どれだけ努力しても

報われないことはやっぱりあって。

それって紛れもない事実であり現実で。


行き場のない気持ちだっていつかは消え去るんだって

それも知ってるけれども。

そんなこと思い知らされたけれども。


簡単に説明のつく思いならば

もうとっくにイラナイものとして処理してたはず。

手元に置いておきたいのはね

その中身ではなくて

どこをどう比べても似たり寄ったりの体温だけかもしれない。



2003年03月21日(金)



 意味不明??


ごつい指輪の重たさが心地よくて。

なんだかなぁ。

安物なんだけどね。めちゃくちゃ。


『幸せになりたい』

っていうのが口癖。しょっちゅう頭の中に浮かんでる。

そもそも幸せってなんなのさ。永遠のテーマ。


穏やかなのがいい。

心臓がチクチク痛む。

でもほんとに痛いのはきっとココロなんだけれども。


ツイテナイ。マジでツイテナイ。

うーん。一体なんだっていうんだ。


ぎゅーって抱きつくのが楽しい。

背後から抱きつくのが楽しい。

女の子限定。

おねぇさん達によしよしされるのが嬉しい。

これって癒しを求めてるんだろうか。

っつーか危ない傾向か??


明日晴れてるといいな。

もし、君があたしのこと想ってくれてるなら…

ねぇ、神様どうか明日は晴れにしてください。


って意味不明??



2003年03月14日(金)



 痛い。


痛い。

訳のわかんない涙。

解読できない感情。

痛い。



あたしはもう誰も傷つけたくなんてないのに

どっからどう見てもそれは口ばっかりで

余計に嫌な人間でしかない。



もう失くしちゃえばいいのか。

もう終わらせちゃえばいいのか。



ね、結果みんな傷つくだけなら

最初からはじめる必要なんてない。


+++++++++++++++++++++++++++++++++

ダイスキ。ダイスキ。ダイスキ。

伝わらない。

きっと伝わらない。伝わらない。



2003年03月11日(火)



 限界緊張状態。


他人の視線なんて気にしないぐらいに

図太くなれればいいんだけど。



久々に限界緊張状態だった。

緊張で手が震えるのなんて生まれて初めてで

ちょっと苦笑いしてしまった。


元気ないです。

自ら宣言できるほどに。元気ないです。



キレるっていう感覚が

はっきり言って今まで全然わかんなかったんだけれども

最近なんとなくわかるっていうか。

イケナイ兆候??ってか??

怒るなんてことがマジでほとんどなかったんだけれども

最近なんとなく我慢ならないというか。


もうなんかわかんないけれど

ただただひたすら優しくなりたいです。

ずっと微笑んでいられるぐらいに穏やかなココロを持ちたいです。


こんな自分じゃダメだなぁって。

毎日毎日考え続けるのにも疲れたんだけれども。



あーあーあー…。

はっきりいって限界状態だったりするし。

どっか飛んで行けるもんなら飛んで行きたいし。

足が地面に貼りついてる訳じゃない。

毎朝同じ道ばっかとおらなきゃイケナイなんて決まりはない。

どこへでも行けるんだってそんな保証を持ってれば

もちょっと痛いのも平気かな。



心配症過ぎるこのがっちがちの頭を

ちょっとだけ放り投げてしまいたい気分。

2003年03月07日(金)



 あっという間。


1週間はあっという間。

同じことの繰り返しみたいなそんな毎日。

微妙に落ちこみ気味な今日この頃。

あ。あ。あ。

それでも明日も頑張ろう。


只今テスト中です。

何気に絶不調なのだけれども。

昨日、卒業式だったみたい。

あたしも卒業したかったんだけれども。


って言ってもうちの学校の卒業式はまだみたい。

1週間ずらしたらしいので。

送辞読まなきゃです。

最悪。



2003年03月02日(日)
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