夢三昧
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2005年08月14日(日) クレイジー・フォー・ユー

静岡市民文化会館 13:00開演 1階20列

※キャストは13日と同じです

なんとまあ、この日の感想を「まとめ」として書くなんて言ったっきり、一ヶ月以上放置してしまいました。
途中まで書いていたのですが、今となっては・・・・・ですね。
とりあえず、簡単にひとことでまとめてしまうことにします。

最後列でした。でも、前日に2回、前方で観ることができたので、後方席は願ったり叶ったり。
加藤さんを観るには絶景!最高の眺めでした☆

フォーリーズも、近いと正直「えっ???」というくらいメイクが怖い方もいらっしゃったのですが、遠いと全然気にならず(笑)
みんな素敵でした♪

大塚さん抜きで考えると、わたしがクレイジーで一番好きな場面は、ボビーがポリーと出逢った直後の酒場と、『Shall We Dance?』なのですが、この時の加藤さんボビーのポリーへのひと目惚れっぷりとお茶目な感じと押しの強さには、思わず観ているほうも、妬けちゃうけどあきらめるしかない…みたいな(笑)まあ、こちらも根負けするというか降参状態になってしまいます。
恋のスピードとテンポとリズム感の良さに圧倒されるのです。
けど、好きなのはそこだけじゃありません。
あの場面の加藤さんのすべてが好きです・・・・・。
姿、形が、、美しすぎるのです。
この、大好きな全体像が、前方席だと、よくわかりませんでした。
お顔はよく見える。汗も、よーーく見える。
けど、観たいのはそれだけじゃなかったので、後方はパラダイスでした(笑)
芸術作品的ボビー。
生まれながらのボビー。
いや、加藤さんはボビー以上のボビーだぁーーーーーっと、わけのわからないことを思うくらいの、感動を味わいました。

そんなわけで、クレイジーは観れば観るほどまた観たい。
静岡から帰りたくなくて帰りたくなくて、というか、現実逃避している部分もあったので、ちょっとだけ本気で行方をくらましてでも静岡に残ろう・・・・・?!と思ったりするほど、帰りたくない気持ちでいっぱいになってしまったあんぽんたんでした(苦笑)

文化会館近くの珈琲屋さんの珈琲、美味しかったです。

高嶋政伸さんの一番手のスタンディングと熱きラブコール?を目の当たりにして、負けた…と思いました☆


2005年08月13日(土) クレイジー・フォー・ユー

静岡市民文化会館 中ホール 13:00開演 1階5列 / 17:30開演 1階2列

【キャスト】
ボビー・チャイルド 加藤敬二
ポリー・ベーカー 樋口麻美
ランク・ホーキンス 牧野公昭
アイリーン・ロス 八重沢真美
ベラ・ザングラー 広瀬明雄
エベレット・ベーカー 松下武史
ボビーの母 斉藤昭子
テス 増本藍
ユージーン・フォーダー 武見龍麿
パトリシア・フォーダー 加藤聖恵

ムース 荒木勝
サム 西尾健治
ミンゴ 畠山典之

ビリー 石野喜一
パーキンス/カスタス 坂本剛
ジュニア 平田郁夫
ピート 中山大豪
ジミー 和泉沢旭
ワイアット 関与志雄
ハリー 村中弘和

パッツィー 石塚智子
シーラ 姚詠芝
ミッツィー 柴田桃子
スージー 岡本結花
ルイーズ 恒川愛
ベッツィー 池末絵己子
マギー 伊東恵
ベラ ソンインミ
エレイン 荒木美保

1週間前くらいからどうも夏バテぎみの体調不良。
おまけに前夜はこれでもかの雷雨でなかなか寝付けず。
豪雨は朝まで続き、家を一歩出た時点でびっしょり。
オーーマイガーーーッ!加藤さんボビーに逢うのって、一筋縄ではいかないのねーーー。
でも負けないわ。久々に逃げも隠れもしそうにない、絶対決まりの加藤さんボビーなのだから。
行かなくちゃ、這いずってでも、行かなくちゃーーーーーっ!

ということで、夢路、久々の新幹線に乗って早くもルンルン気分に(笑)
やっと喜びがこみあげてきました。
やっと大好きなクレイジーモードのスイッチが入ったのです。
加藤さん、加藤さん、加藤さんです。
正直、他のキャストはがっかりも・・・ある。
けど、まあ、楽しみ!?でも・・・ある。
もしかしたら、すっごくいいかもしれないし。
ちょっとだけ、期待しちゃおう♪

静岡に着いたら、晴れていました。
暑い・・・・・。でも、夏だもの、暑いのは当たり前!(笑)

市民文化会館に着くやいなや、いろんな制服姿の学生さんの団体がどっさりでビックリ。
へ?貸切公演???と思ったけど、違いました。
大ホールで、吹奏楽の県大会だか発表会だかが行われていたようです。
みんな、いかにも、青春ですよねぇ・・・♪

さて中ホールです。
なぜか、もっと広くてガッラーーーンとしたところを想像していたのですが、意外とこじんまりしています。
しかし横に広いなぁ・・・・・。前方は段差もほとんどありません。
マチネのわたしの席は上手のサイドブロックかなり端。ちょっぴり不安に…(苦笑)
でも、いよいよです・・・・・!

はあぁ〜〜〜、前置き長かったですね(笑)

結論から言いますと、とっても楽しかったです。
観終わると、またすぐ観たい。
ナンバーによっては、何度でも繰り返し観たい。
それがわたしのクレイジーです。
今回も、1回目より2回目、2回目より3回目のほうが、もっともっと観たくなりました。
けど、古い話を何度も言うのは嫌なのですが、やっぱりその想いの強さ、激しさ、感動の大きさは、大好きだった福岡公演とは比べものにはなりませんでした。
あの公演でわたしが大塚さんと劇的な出逢いをしたように、静岡でももしかしたら・・・とは思っていなかったので(爆)それでいいのです。
福岡より凄かったらある意味ショックですし(苦笑)
これでいいのだ、こんな感じで十分なのだ、これでわたしは満足満足♪
今回ヴァージョンとして好きになれれば良いのです。
2年前だって、そうだったのだから・・・・・☆
更に、文句を言うのも楽しみのひとつ!?という気がしないでもないし、本当に本当に、やっぱり楽しかったのです〜〜〜。

とりあえずは、なんといっても加藤さんボビーとの念願の再会です。
オーヴァーチュアが終わって幕があがった時の客席からの拍手には少し戸惑いましたが、そこに現れたあの大好きなコート姿の加藤さんボビーは、金髪ではなかったけど、年月の経過をまったく感じさせない若々しく爽やかなあの日のままのボビーでした。
なんて笑顔が眩しいのでしょう。この笑顔も、久しぶり〜〜〜♪
このところ荒川さんボビーの歌や声、言い回しが染み付いていただけに、最初は「声、低っ、太っ!!!」と思いました(笑)
ダメですよね、忘れちゃぁ・・・・・こっちのファンなんだから(苦笑)
でも、すぐに、そうそうこの立ち方、この表情、このポーズ、この「間!」と、あらゆる場面が懐かしさでいっぱいに☆☆☆
胸もいっぱい、涙腺もゆるみ、じっわーーーーんと人知れず泣き笑い状態に陥ってしまいました。
幸せだなぁ。やっぱり加藤さんが舞台で踊ってくれるって、笑顔で嬉しそうに楽しそうにボビーそのもので踊ってくれるのって、こんなに幸せな気分にさせられるものなのですね。
『この日が来るのを信じていたよ!』と、どれだけのファンが想ったことでしょう。
加藤さんボビーには、今まさに「旬の輝き!」さえ感じました。
お化けです・・・・・☆

さて、ではそろそろ愛ゆえの文句やら何やらかにやらを♪

まずは、ポリーです。
樋口さんはさすが。完璧な演技力と、相変わらずの歌唱力でした。
凄いですね、声が七変化です。
ド低音から高音まで、見事な使い分けで、震えるほど怖かったり、似合わんぜ?と思うくらい甘かったりで、驚かされ続けました。
少し痩せたのでしょうか。衣装によっては、サイズが合っていない?と感じることもありました。
それにしても、強いです。それはもう、怖いです。
濱田さんでさえキツすぎると感じてしまうわたしですので、ポリーの役を理解出来ていないのかもしれませんが、個人的には、もうちょっと可愛い人が好みだなぁと、思ってしまうのでした。
パンフレットの木村さん、とっても良いです!
あの雰囲気でどんなふうに叩きのめしてくれるのか、興味津々です☆
でも、きっと加藤さんボビーはキッツイほうが好きに違いありません。
東部にはいないタイプの女性だからこそ、ひと目惚れするのですよね、きっと(笑)
そういった意味では樋口さんポリー、大いに結構!個性があってよろしいっ♪と、ザングラーさんもおっしゃっていることでしょう・・・。
しかし。どうでもいいことかもしれませんが、カーテンコールのポリーの勢いは、やりすぎではないのでしょうか。
ドレスがあんまりに可哀相・・・な気がするのは、わたしだけかなぁ。
いつか、破れなければいいけれど・・・・・・・・・。

次は、避けては通れないムース、サム、ミンゴです。
まず、爆笑はサムです。参りました〜〜〜。
それは、顔です、表情です。
道口さんで観慣れすぎていたサム。可愛かったサム。恥ずかしがりやさんだったサム。
穏やかだったサム。おっとりしていたサム。あれは一体、何だったの〜〜〜?!?!?(笑)
西尾さんのサムは、一言でたとえるなら、「リチー」以外の何者でもありませんでした(爆)
強面です(爆爆)
ずーーーっと睨んでるのですもの、人相悪すぎですってば☆
西尾さんは、サムとして、どうしたいの、どこへ行きたいの、どんな具合なのーーー?と、問いかけまくりたい気持ちで常にいっぱいでした(笑)
けど、ダンスは上手い!上手すぎる(爆)
身体は柔らかくて、どんな小さなポーズもしっかりキマッテるのですもの、ちょっとカッコイイ♪
けど、顔見たら、笑っちゃうの。どうしても、変なのですもの、帽子が、ちょっと、、ちっちゃいか?
いや、首が、太すぎるの?(汗)
けど、2幕ラストで帽子取ったらとっても爽やかに変身ですの(笑)
はあぁぁぁ、まさかサムでこんなにウケルとは。予想外の展開でした・・・☆

ムースは、かわいかったぁ・・・・・♪
なんだか、ふわふわだったりしょぼしょぼでしたが、実はすっごく頼りになりそうな気もする特大サイズでした(爆)

問題のミンゴ。
もう、本当に、畠山さんごめんなさい、、、ですよね。
別に、畠山さんのミンゴ、どっこも悪くなかったと思います。
けど、どうしても、ミンゴを目を皿のようにして観る自分がいました(苦爆)→無意識!
ホント、習慣って恐ろしいのですね。
きょうはボビーを観ようよ!!と、何度もう一人の自分が窘めたことでしょう。
けど、ミンゴがどうしてるか、気になって気になって・・・・・。
畠山さんは、ドイツ人の雰囲気そのままでしたが、ずいぶんスマートで、男前な感じのするミンゴでした。
ただ、あまりに普通で、特に個性もなく、目立たない・・・・・ような。
表情も豊かだし、元気もいいんだけど、どうも面白みがない・・・・・ような。
同じダンスは求めちゃいけないのは重々承知でしたが、そこらへんがちょっと、物足りないような、つまらないような、残念なような、そんな気持ちがどうしても・・・・・・・・・なのでした。
でも、忘れてはいけません。
わたしは、どちらかといえば畠山さんは好きな俳優さんなのです♪
もちろん、応援したい気持ち満々で出かけました。
今でも応援しています。
だからこそ、ちょっぴり正直な想いを書いてしまいました。
どこまでもわたしの勝手なつぶやき、大いなるひとりごとです。
畠山さんゴメンナサイ.....

ランクは川原さんのほうが好きだけど、牧野さんも、近くで観たらこの世のお顔とは思えないほど怖かったけど、なかなか良かったです。

フォーダー夫妻は文句無しでしたが、武見さんがあまりに男前で、いろんな他演目の役が出来そうで、浮かんでは消え、浮かんでは消えで忙しかったです(笑)

カスタスの坂本さんも、んまあぁ男前だし、若いです。
あんなにラクダステテコがオシャレに似合っては、ダメ(爆)
頭も薄くなけりゃ、お腹も出てない。
ラクダステテコ姿のスーパーモデルかと思いました♪

意外に好きだったのがピート。
コーラスラインのラリーくらいしか知らない中山さんなのですけれど、ピートだと全然濃さを感じませんでした。
さわやかです!

女性で一番好きだったのが、大穴?!(笑)パッツィーでした。
幕が開いてすぐの登場の瞬間は、あまりに今まで観てきたパッツィーと雰囲気が違ったものですから、一瞬言葉を失うほど驚いてしまいました。
でも、どうしてこの人がパッツィーに選ばれたのだろうと思うと、何かわけがあるに違いないと思い、知らず知らずのうちにやたらパッツィーに注目している自分がいました(笑)
で、よーーーく観てみたら、なんて味のあるお顔をされているのでしょう。
なんていうか、ぶっちゃけ、吉本の芸人さんみたいなお顔なのです♪
(あくまでも、わたしがそんな気がするだけです!)
いわゆる「笑い顔」。笑っていなくても笑っているようにみえるお顔のことです。
自分が、怒っていなくても怒ってみえる顔なもので、笑い顔の人が日ごろから羨ましいというのもあるのですが、石塚さんは、パッツィーの濃いメイクをしても全然キツクもならないし、とにかく笑顔。
いつでもクシャッ、フワッと優しい笑顔なのです!
最初は、フォーリーズ、今回は誰が好きかなぁ…岡本さんが美人で色っぽいなぁ…伊東さんも相変わらず優しそうだなぁ…などとふらふらしていたのですが、待てよ、パッツィー好きかも・・・・・!?と、自分の気持ちに気付いてからは、すっきりしたのなんのって(爆)
だって、パッツィー、背もスラッと高くてテスと同じくらいかテスより高いくらいあって、色がとーーーっても白くて、スマートなのにふんわりと女性らしくてスタイルもいいのです☆
これ、まさにわたしの好きなタイプの女性じゃないですか(笑)
どうしてマチネでこう思わなかったのか、悔しいくらいでした。


そんなわけで、こんなに細かく書くつもりはまるっきり無かったんじゃが…ずいぶん長くなってしまいました。
疲れたのでこれくらいにしておきます(汗・ちょっと張り切り過ぎました)
まとめは、ササッと日曜日のレポとして書く予定。まあ、そのうちに、ゆっくりと・・・。


2005年08月06日(土) キャッツ

キャッツ・シアター 1階5列 13:00開演

グリザベラ 坂本泰子          
ジェリーロラム=グリドルボーン 秋夢子
ジェニエニドッツ 高島田薫
ランペルティーザ 王堃
ディミータ 団こと葉
ボンバルリーナ 池田さやか
シラバブ 荒井香織
タントミール 滝沢由佳
ジェミマ 飛田万里
ヴィクトリア 金井紗智子
カッサンドラ 井藤湊香
オールドデュトロノミー 石井健三
バストファージョーンズ/アスパラガス=グロールタイガー キムスンラ
マンカストラップ 趙宇
ラム・タム・タガー 福井晶一
ミストフェリーズ 松島勇気
マンゴジェリー 李涛
スキンブルシャンクス 百々義則
コリコパット 徐元博
ランパスキャット 幸田亮一
カーバケッティ 村瀬美音
ギルバート 千葉ヒカル
マキャビティ 赤瀬賢二
タンブルブルータス 岩崎晋也

キャスト発表では、グリザベラが金さんと坂本さんダブル。
マキャが赤瀬さんと高さんのダブル。
金さんと赤瀬さんならいいなと思いながら劇場へ。
結果は上記の通り。金さんでは無かったけど、赤瀬さんで良かったと心底思う。
なのに、いざ始まったら、やっぱりマキャをほとんど観なかった・・・・・。
ファンって何なのでしょう・・・(苦笑)

さやかさんお久しぶり。
ネーミング冒頭でいきなり何秒か(かなり長く感じました)しっかりと見つめていただいてしまいました。
息が止まりそうになりながらも負けずに見つめ返し、優しい声とキリリとした表情に吸い込まれそうになりました☆
それにしても、お顔の道具はすべてが小さくてこじんまりしていますが、素晴らしい猫メイク!
わたしは雰囲気のある上品で女性らしい女優さんが大好きなのです。
さやかさんは、まさに理想的。
ほどよいセクシーさとクールさのバランスも最高・・・です。
いつも、あまり他のボンバルさんたちにはふれないのですが、実は、比べることができないのです。
さやかさんが、わたしの好みにあまりにピッタリとおさまってしまっているので、他のボンバルさんはもはや別の猫!?!?!?!?な気がしています・・・。
そして、「それでいい」と思っています・・・・・。

ミストが、ずっと蔡さんで観ていたので、松島さんのありとあらゆる時の地声が大きくてビックリしました(笑)

どうでもいいけど、千葉さんは、絶対に、「千葉ヒカル」というお名前では無いよなぁ・・・と、いつも思うのです(爆)
「ギルバート」でも無いよなぁ・・・と思ったりして(汗殴)
断っておきますが、けなしているのではありません。
気になるからフレルのです☆
千葉さんのこと、もっと知りたいなぁ・・・・・♪

どうでもいいこと続きですが、福井さん、誰かに似ていると思ったら、塚本くんでした。
すっきりした!(逃)

ということで、なんのかんの言っても観たのはほとんどマンゴ(笑・そうなのだ)
ただ、絶対にわたしの勝手な思い過ごしだとは思うのですが、この日のマンゴ、ちょっぴり不調だった気がしてならず、心配で心配しかたがありませんでした。
カーテンコールは、立っているのさえ辛そうにみえてしまい、かなり混乱してしまいました。
でも、絶対に気のせいです。暑さと李さんマジックにでもやられたのだと思います。
ソワレも普通に出演されたようなので、本当に気のせいで良かった・・・☆

ネーミング:ボンバルリーナ
握手:デュトさま&タガー


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