Art-Hanaの日記

2006年04月27日(木) もう、鯉のぼり立て・・・

宵になると気温が落ちてまだ肌寒うなる。
今年は四月も末になるというのに気候が不安定で、その上黄砂とかいうのが降ってきている。お日さんが黄色に曇っていたはる時があるからビックリする。今ひっそり、しとしと雨が降ってきてる。なんかこの頃、夜更けのひっそり、しとしと雨というのは体質的に気分が落ち着くように思う。今日、わたしんとこの「鯉のぼり」ささやかやけど縁起もんやから立てた。(一年は早いなぁ〜思う)今年はモーツアルト生誕250周年でいろんなモーツアルトに関したもんが出てる。「聞いて痩せるモーツアルト」なんてのも出てるんで驚いた! 「モーツアルトと竹下夢二」というのも見つけた。モーツアルトの協奏曲第23番第1楽章は夢二の「雪の夜の伝説」雪がしんしんと降っている光景、単色の地味な世界、優しさと涙を秘めた歌、後ろ姿がけなげな女性、こんなイメージがなんとも日本的。 夢二の絵は、こんな、けなげで優しい、そしてもの哀しさを秘めた日本女性を、限りないロマンとデリカシーを込めて描いている。夢二の絵には匂うような詩情が溢れている。モーツアルトの音楽と夢二の絵とはどこか雰囲気が似ている。もしかしたら、モーツアルトも夢二も、女性以上に優しくデリケートな感性をもった芸術家だったのかも知れない。だから、二人の作品の世界に共通性があるのかも知れないこの協奏曲のイメージに合っている。モーツアルトの協奏曲第26番「戴冠式」は長調の弾きやすい曲に出来ているが、それが一層晩年のモーツアルトの雪景色を見ているような透明感を写し出している。夢二「北方の雪」は雪景色を背景に透明で優しい日本女性の姿が書かれている。奥ゆかしい美しさをもつ素晴らしい作品だと思う。晩年のモーツアルトに近い世界だと思う。本当に晩年のモーツアルトは日本的だと。「この感覚は言えてる、といおうか、うなずける。いまTVがら流れてるピアノ曲はベートーベンの月光ソナタ〜悲愴・・・や。春に入ってから、わたしの喘息予防のための、いろいろなグッツ?を買うてる。「電池波を食べるサボテン」この間は21畳でも利く空気清浄機「イオニックブリーズ」24時間付けっぱなしでも2円というもの、これは先日からずぅ〜とわたしの部屋でつけて効果を見てる・・・、気分的には点けておいた方が安心な感がある。咽喉の具合はちょっと好いようになりつつあるよう・・・、まだ試験中・・・、いまのところ、わたしの部屋はサボテン大小合わせ五個、空気清浄機「イオニックブリーズ」と凝りまくりというところ。そうそう半月ほど前から今度は右耳が水が入った時みたいに、何か「ホアァ〜」としてて、気にならへん時もあるんやが、何かおかしかったんで、今日、喘息のお医者さんに行った時に「耳鼻科に行ったほうがよろしいやろか?」て聞いてみたら「まだ続くようやったら行ってみなはれ」ということで、やれやれ、今度は耳鼻科かぁ〜、思うた・・・。今日の晩御飯はこの頃なんか体力が落ちてるみたいやし、鰻食べよう思うて一匹を「うな重」にして食べた。ほっこりしたんか、先ほど横になったらウトウト寝てしもてた・・・。ふっと先ほど起きて気がついたら今のところ、耳が治ってる・・・。なんやろ・・・。?



2006年04月17日(月) 今年の夜桜・・・。

なぁんか一昨日ぐらいから花曇り〜雨へとお天気がつづいてて、花冷えかなぁ、四月としたら、気温が低く肌寒い。今年は13日(木曜日)の宵から鴨川の夜桜を誘うてもろたんで寄せてもろてきた。13日の折も天気予報で夜は気温が下がると聞いてたんで、ちょうどこの頃、二部着物に凝っている(?)んで二部着物の下に重ね着よろしく多めに着て出かけて行ったけど、やっぱり夜風は少し冷たいように思えたんで、焼酎のロックを呑みつつ(ビールではトイレに忙しいんで)の花見で、久しぶりの夜桜と自然の中でのバーベキュは気分もおおらかになって美味しいし、気の合う人ばっかりなんでヤイヤイ言いながら食べてると思いのほか食が進むし、お酒も進み、話しも進む(ほんま、たわいもない話しばっかりが、又好い)此処の場所を取るのに6時過ぎ頃からする予定にラウンジのマスターは3時から場所取りに行ったはったんやと聞いて感謝感謝!で、そう言うてるうちに東山の上の空が紫色をぼかしたような、きれいな色にそまり紺色の東山、ライトアップされて白色に浮き上がった夜桜、しばらくしたら東山の上の雲にかすれたような、おぼろ月が出て来て、好いロケーションになってた。「いあやぁ〜見とうみ、ええ景色やなぁ〜!」てみんなで言いながらバーベキュウをほうばってるんはなんか贅沢な感じがして・・・。あんまり沢山の人出でもなく、家族づれのチームとか、カップルはひっそり仲好しで寄り添うようにいてはったりて、思うに、品の良い花見客やったように思う。よくTVで花見の後の塵の始末の行儀のなさが、映るったりしてたが、帰りの塵始末や整頓はこのあたりの場所は完璧に近いと思うた、京都人の私らは小さい時から躾られているからかもわからんが、「散らかしたもんはちゃ〜んと片づけて元通りにきれいにしんと、運勢が落ちるえ」と教えられてるから、タバコの吸い殻一つ落ちてないように気をつけてるんで。ほかは知らんけど・・・。そやけど、この2,3日で桜も大分散ったことやろ。 あぁ〜、そうそう、そこ引き上げてから「ほな、店に帰ろか?」てマスターが言わはったからマスターの店に行ってからカラオケやらダンスやらもう盛り上がって、我が家に戻ってきたんは明け方やった!!まぁ、年にいっぺんぐらいええか!・・・。



2006年04月09日(日) 小春日和の「やすらい祭り」で、

毎年四月の第二日曜日はここら辺の京都の地域は「やすらい祭り」がある。
聞くところによれば、今宮神社では京の三奇祭(きさい)の一つに数えられてる。このお祭りは今宮神社の祭礼で、京の祭りの先がけとされて、この日が晴れると、あとの祭は晴れると言う言い伝えがあるらしい。今日は幸いに好い春日和で風も穏やかで、ほんまに良かった。お祭りの始まりは平安時代に桜の散りはじめる3月頃に疫病が流行したのきっかけで、人々が趣向を凝らして歌い踊り、無病息災を祈願したのが始まりと言われているらしい。この南東隣に玄武神社があって、この玄武神社は北位(玄武)の神でこの神社では「やすらい祭り」のことを「鎮火祭」と書きますが、いわば今宮神社と共同開催となるらしい。今宮神社が大国主命なら、こちら玄武神社は惟喬親王(これたか)となるとのこと。わたしのところの氏神さんは玄武神社になる。高さ2メートル、直径1.5メートル程の赤い日除け傘が同行しその中に入ると、1年間無病息災を得られると言われているんで何時も表を通らはる時に入れてもろてる。この傘けっこう重たいらしい。傘の中にも入れてもるたしと、今日は京都知事さんの選挙の日で投票に小学校まで行ってきた。校庭のしだれ桜がちょうど満開で、ほんま、春、はんなり〜の日やなぁ・・・と、思わず空を見上げたら青空に大きい刷毛ではいたような白い雲・・・、どこかの写真好きの方かプロかは知らんが、おっちゃんがシャッターを切ったはった。



2006年04月08日(土) わたしも、はらはらと・・・歳を重ねて、

今年の誕生日(4月3日)もまぁ無事に過ごさしてもろて、気の付いた人達からは「お誕生日Happy birfhdayカード」頂いたり、いくつになっても自分の誕生日というものは、一年の内で一番目出度く思われる日なもんで・・・。小学校からのお友達のKちゃんは4月6日なんでいつも二人一緒にお祝いをしているんやが、今年は二人とも風邪ひいたり何やかんだで祝い日を送らすことにした。先だっての話ではまた嵯峨野の温泉、えらい近場やけど日帰り温泉や思うて半日行ってこか、ということになってる。今日はまた’お湯や’に行ってきた。大体は同じ顔ぶれになってるけど、時間によって少々変わる。今日はちょくちょく会う九十過ぎのあの’ばぁさま’に会うた。相変わらずお達者で「こんにちは、ちょっと春らしゅうなりましたなぁ」言うたら「ほんま、ちょっと過ごしやすうなりましたなぁ」言うたはった。耳もしっかり聞こえてはるし’バスグッツ’もなかなかオシャレなんを持ってきてしっかりシャンプーもしたはるし、ビックリするんは髪の毛が白髪がない!まだまだ現役で和裁をしてはるそうやから、この’ばぁさま’に会うと勇気づけられる。それから、もう一人ちょいちょい会う’熟年?ばぁさま’がいはる。この’熟年?ばぁさま’は七福人の恵比寿さまに似てはる、’女恵比寿さん’みたいやなぁ、といつも思う(おなかの出かたもやが)なんせ笑顔がこよなく好い、美人ではないが、こういう女性が出かけやら、帰って来た時なんか「おはようお帰り」「おかえりやす」言うてくれはったら、ほっ、とするやろなぁ、と思える’たおやかぁ〜’な笑顔・・・で、(そや!あの笑顔は何か亡うなった’おかぁちゃん’に似てはるようや・・・)この婦人と合うと何時も思う笑顔の好い人は得を積まはるなぁ〜、と、思い、心する「お湯や」での人、色々。



2006年04月01日(土) 桜はらはら・・・と、

先日やったか、咽喉の調子が悪く用心して早寝していたら久しぶりに知り合いのラウンジのマスターからTELが かかってきて、「お花見いかへんか?鴨川あたりの・・・」 わたしが「まだちょっと寒いんちゃうか・・・」言うたら「散りかけぐらいに、思うて・・・」と、「そやなぁ〜もうちょっと温いほうが好いわ・・・」言うたりしてた。二三日前に近所のばぁさまが「植物園に行ってきましたんや、まぁ〜梅と桜が一緒に咲いてて綺麗でっせ! お弁当持って行ってきたんどす」言うたはったが・・・。京都の植物園の桜は何と云うたか変わった種類らしく見事らしい。植物園は近くやのになかなかに、ゆっくりとは行ったことはない。一度ゆっくり行って見たいと思うけど。今年の桜の開花は早いと聞いていたけど、ここ京都はまだまだ一、二分咲きぐらいか、先日TVで祇園の丸山公園のしだれ桜の下でお花見してはる人が映ったはったが、一二分咲きぐらいかなぁ〜、ライトアップは綺麗で、映えていたが、花より団子で、えらい盛り上がったはった様子やったが、しかし日本人の心にぴったりとくる花はなんといっても桜の花のような気がする。日本人は桜の花によって癒され励まされ愛する心を養わされるような気がする。桜の花は咲き誇る頂点は一年に一日だけやそうで、それから花がはらはら舞い散るようになり、散った後は新緑の葉っぱ、になり、また来年の開花に向うて支度を始めはる・・・。(桜を見守って世話をしてはる桜守りさんも大変と思うが、)  毎年桜の季節になるとなんとなく、桜色にうらら〜な心持ちになる気がする・・・、「はらはらと 桜舞い散る午後のひととき・・・宵のひととき・・・ものおもう」


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