島根LIVE - 2006年11月20日(月) BBSでは大分盛り上がっているようだったから。 それが他者の評価だと解っていたのに、 必要以上に期待してしまったのかもしれない。 ライブの感想は、ひどく主観的で、曖昧なものだから、 賛否両論あって当然だと想うけど。 個人的な感想としては、 調子が良いのは書き込みをしている歌い手だけのような気がしてしまった。 あまり震えることのない心臓と、共鳴できない感情に切なさを覚え、 見下ろしていたステージから響く音に首を傾げる。 そんなゆるくぼやけた、生温い音を聴きに来たわけじゃないのだと、 少しだけ気持ちが落ちていた。 ただ、後半になって少しだけ調子が良くなってきた感じがして、 ミラーは前よりも好きな音になっていた。 深くリズムを刻む低音と、 デコレーションの要素を含むメロディ音。 まだ音の世界観を確立していない、 新曲特有のふわふわとした柔らかい雰囲気の中で、 自分の左耳に響く2つの音は、同じベクトルを向いている気がした。 そのベクトルの先が、もっと鋭くなってくれれば、 その一つ一つの音が、感情を打ち抜いてくれるのに ...
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